MOON STONE

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年末年始

2007-01-04 09:34:02 | 男塾赤x桃
桃と赤石は今年の年末年始を宮崎で過ごすことにした。二人で過ごす温泉旅行と年末年始を前から楽しみにしていた。
午前中に宮崎シーガイアにあるシェラトンについた二人は、ホテルの敷地内を散策した。小春日和の穏やかな日差しの下、広い庭の散策もリフレッシュになった。近くにある猫雑貨専門店で赤石はキーホルダーを、桃はコインケースをそれぞれ買った。
近くにある隠れ家的な洋食屋で昼食を取ったあと、ホテルに戻った二人は露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が一年の疲れを癒してくれる。
「どうだ、いい温泉だろう。」「今回は先輩が予約してくれたんですよね。すごくいいホテルを押さえましたね。ここってすごく競争率高いんじゃ…」「まあ、取れればラッキーと思ってたからな。旅行の間中観光の予定を入れるのもいいが、1日はこうしてのんびり過ごすのもいいだろう。」「昼からの温泉は、一年のいい締めくくりになりますね。」お湯の中、二人は身を寄せ合った。南国の冬の太陽が穏やかに降り注ぐ。
サウナで汗を流し、洗い場で体を洗い、大浴場に浸かった後、満足した二人は大浴場を後にした。郷土料理のレストランで地鶏の焼き物やカツオのお作り、クラゲの酢の物など、郷土料理の夕食を食べた後、部屋に戻った二人は途中で買ってきた焼酎を酌み交わしながら夜景を楽しんだ。窓からは夜の日向灘が見渡せる。
「先輩、今年も1年お疲れ様です。」「おう、お互いお疲れ様だ。」「綺麗な夜景ですね。」「桃、お前のほうが綺麗だ…」赤石は焼酎を一口口に含むと、桃の口腔に口移しで流し込んだ。「んっ…うぅ…」舌を絡ませるたびにキスの甘みと焼酎の酔いが混ざり合い、官能の世界に引き込む。
赤石は桃をベッドに抱え込むと、再びキスを繰り返しながら桃の浴衣の帯を解いた。「焼酎のあとはお前を味わいたい…」「つまみの変わりに俺を味わって…」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、万年青の実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ぁあっ…やぁっ…はぁっ…せん、ぱい…」「桃、相変わらず感じやすい体だ…その声をもっと聞かせてくれ…」舌で転がし歯でつつくたび桃の体はびくんと波打つ。
赤石は桃の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。松の枝のように無骨な指と厚い舌が織り成す愛撫は水引のように繊細で桃の体と心を甘く熱く蕩けさせる。浴衣をはだけさせ快楽に身を捩じらせる桃の姿は風に舞う天女を思わせた。
「ここだってもうこんなだぞ…」赤石は桃の足を開かせると熟れて蜜に濡れ、てらてらと輝く果実を口に含みフェラチオした。
「桃の、口の中でヒクヒクしてるぜ…」「…ぁ、ああっ…先…ぱぃ…はぁっ…やぁっ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに桃の口元から快楽の吐息が漏れる。
「せん…輩、俺も…」桃はフェラチオしてもらいながら赤石の足の間に顔を埋めると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実を貪りあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「せん…ぱい、で、出そうっす…ぅ…」「も…も、俺も、で、出そうだ…」二人はお互いの口腔に焼酎のように甘美な果汁を流し込んだ。
「先輩の、美味しいっす…」「桃、お前のもな…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。ベッド脇のランプが上気し、紅梅色に染まった肌を美しくも妖しく彩る。
赤石は桃に獣のポーズを取らせると浴衣の裾を捲りあげた。鏡餅を思わせる白いお尻があらわになる。「先輩、恥ずかしいっす…」「相変わらず可愛い尻をしてる…」赤石は桃のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、南天の実を思わせる蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたび溢れ出る蜜が太ももを伝いシーツにしみこむ。
「お願いっす、先輩のが欲しい…」「ちょうどいい時間だ、そろそろ入るぞ…」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。同時に除夜の鐘の最初の一鐘が鳴り響いた。「あけましておめでとう、桃。お前の中で新年を迎えたかった…」「あけましておめでとうございます、先輩、ああ…先輩が俺の中で…」「桃、動かすぞ…」二人は除夜の鐘に合わせるように腰を動かし快感を求め合った。「…ぁあ…せ、せんぱい…すごく、いいっす…はぁっ…ぁっ…いいっ…」「も…も、お前の、なか、よく、しまるぜ…」二人の喘ぎ声と除夜の鐘の音が混ざり合い、美しいハーモニーを奏でる。赤石は桃を貫きながら耳たぶに歯を立て更なる快感を与える。
「ぅ…せん、ぱい…俺、もう…イキそうっす…我慢できない…っ、ぉぉぉぉ…」「桃…俺もだ、二人で、イク…か…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。同時に2007年最初のキスを交わした。除夜の鐘が鳴り響く。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。赤石は桃に腕枕して頭を撫でていた。「新年はお前の中で迎えたかった。」「俺も、先輩を入れたまま新年を迎えられて幸せっす。」二人はもう一度キスを交わした。
「少し汗をかいたな。もう一度風呂に入りにいくか。」「露天風呂、一晩中やってるっすね。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
月の舌の露天風呂は太陽の下とはまた違う趣を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。「明日は観光をかねて初詣だな。」「明日が楽しみっす。」二人は2007年の月に見守られてキスを交わした。

「改めてあけましておめでとう。桃。」「改めて、あけましておめでとうございます。先輩。」翌朝、昇ったばかりの朝日で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。二人は眠気覚ましに麻風呂に浸かった。お湯に浸かるうちに自然と眠気が覚めてくる。
身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、売店で赤石は焼酎とカツオの佃煮、桃は鶏蕎麦と日向夏のゼリーをお土産に買った。
一度宮崎空港に行き、レンタカーを借りると、ドライブを兼ねた観光に繰り出した。お昼ごろ、青島についた二人は青島神社を参拝した。二人は本殿に手を合わせ、いつまでも一緒にいられることを祈り、周りの波が作り出した壮大な風景を楽しんだ。ちょうど元日、周りには晴れ着姿の初詣客や観光客で賑わっていた。
そのあと二人はサンメッセ日南に行き、海の守り神として聳え立つモアイ像の写真を取り、丘からの眺めを楽しんだ。丘からは日向灘が一望できる。
「素晴らしい景色っすね。」「桃、お前の方が美しい。」日向灘に見守られ、二人はキスを交わした。
そのあと鵜戸神社を参拝した。階段の上り下りを繰り返し、やっとの思いで本殿に出た。二人は洞窟の中の本殿に手を合わせ、いつまでも一緒にいられることを祈りながら運玉を投げた。
一通りの観光を終えた二人は、宮崎空港に車を走らせた。周りにはまだ葉をつけていないが杉林が古代の神の国らしい雰囲気を醸し出している。「どうだ、初めての宮崎旅行は、楽しかったか?」「最高に楽しかったっす。食べ物は美味しいし、温泉にも浸かれたし。古代の神々と触れ合えたし。おかげで今年もいい一年になりそうだ。でももうすぐこの南国ともお別れだと思うと寂しいっす。」「また行けばいい。また行くとしたら同じホテルに泊ってもいいし、もっと南に足を伸ばしてもいいだろう。」「高千穂も素晴らしいそうだ。また行きたいっす。」二人はまた行く事を約束するように手を握り合った。
空港についたのは夕方ごろ。搭乗手続きを終え、帰りの飛行機に乗った。飛行機が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさがよぎる。
「また二人で旅行に行きたいっす。」「国内、海外問わず旅行して、二人で思い出を作っていこう。修行の合間のご褒美だ。」
薄暗い機内で、二人は今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた飛行機は、東京へと向かって行った。

コメント:去年行ってきた宮崎旅行を思い出しながら書きました。だいぶたってもいい思い出です。




2 コメント

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Unknown (いるる)
2007-01-06 00:06:18
遅ればせながら、新年おめでとうございます。
いつものように翡翠さんは、よい休日の過ごし方をされてますねぇ。私はいつものように寝正月でしたが…。
赤石先輩の買ったカツオの佃煮が、すごく似合いすぎてるようなvv やはり焼酎の肴になるのでしょうかね?手酌とは言わず、ここは是非とも桃に酌をして頂きたい!
それでは今年もよろしくお願いいたします。
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明けましておめでとうございます (翡翠)
2007-01-06 21:33:47
今年もよろしくお願いします。
以前行ってきた宮崎旅行を思い出しながら書きました。宮崎は海産物が豊富で、もちろんおつまみにぴったりな佃煮も豊富でした。赤石先輩も旅行後には、カツオの佃煮を肴に飲んでいそうです。桃にお酌させて、「桃、お前も飲め。」「いいんですか、先輩。」といってそうです。桃のお酌にカツオの佃煮、赤石先輩最高の晩酌でした。
この年末年始に私はバリ島に行ってきました。観光したり、スパのエステで癒されたりと楽しい旅でした。ただ、帰りにこれまで最大のトラブルに見舞われて、精神的にショックが大きいので、落ち着いたらレポートを書く予定です。
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