MOON STONE

ジョジョ花x承 男塾桃x獅子 赤x桃 伊達x獅子小説専門サイトです。

ヴァレンタインデイ

2006-01-18 18:20:52 | 男塾赤x桃
「先輩、来てください。」
珍しく東京で大雪が降ったある日、赤石が寮に戻ると、庭の真ん中で桃が手を振っていた。隣には大きなかまくらが作られていた。
「このかまくら、お前が作ったのか?」「そうです、中に入ってください。先輩へのプレゼントがあるっす。」今日の桃はいつになくはしゃいでいる。赤石が言われるまま中に入ると、雪で程よく冷やされたシャンパンがおいてあった。
「桃、これは…」「今日はヴァレンタインデイですから。先輩へのプレゼントです。」そうだ、今日はヴァレンタインデイだな、前回はシャンパンをプレゼントしてくれたな。
「先輩は甘いものが苦手だから今回もシャンパンをプレゼントしたけど、前とまったく同じにしたくなかったから、雪で演出してみました。」俺のためにここまで手間をかけてくれた、赤石は桃のささやかな真心がこの上なくうれしく思えた。
「それなら早速、シャンパンをいただくとするか。」「グラスも雪で冷やしてあります。」桃はシャンパンを開けると、二つのグラスに注いだ。泡がグラスの中でダイヤモンドのように煌く。
「二人で迎えるヴァレンタインデイに乾杯。」「乾杯。」二人はグラスを軽く合わせると、それぞれの口に運んだ。フルーティで甘美な味が口いっぱいに広がる。
「いいシャンパンだ、気に入ったぜ。」「この日のためにちょっと奮発しました。」「シャンパンでの雪見酒も乙なものだ。」二人は琥珀色のシャンパンを味わいながら寮の雪景色を楽しんだ。ほどよい酔いが寒さを忘れさせてくれる。雪に覆われた庭は、別の世界を思わせた。
ボトル半分もあけたころ、「ホワイトデイには早いが、これはお返しだ。受け取ってくれ。」赤石はシャンパンを一口口に含むと、桃の口腔に口移しで流し込んだ。「…んっ、ゥう…」舌が口腔内で絡まるたびに、キスの甘味とシャンパンの味が混ざり合い、二人をチョコが蕩けるような官能の世界にいざなう。
「シャンパンの後は、お前を味わいたい・・・」「チョコの代わりに、俺を食べてほしい…」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、制服のボタンをはずし、苺を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ぁ、ああん…はぁ…やァ…」「もう硬くなってるぞ…もっとよがり声を出してみろ…」舌で転がし、歯でつつくたび、桃の体がビクン波打つ。
赤石は桃の乳首をしばらく吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。無骨な指と厚い舌が織り成す愛撫は雪の結晶のように繊細で、桃の体と心をシャンパンのようにはじけさせる。先ほど飲んだシャンパンの酔いが媚薬の役割をもたらし、更なる官能を与える。かまくらという閉ざされた空間が持つ安心感が二人を大胆にさせる。
「ここも、窮屈そうだな…出してやろう…」赤石は桃のズボン、下着を足首まで下ろすと、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。
「…ァ、んんゥ…はァっ、先…ぱい…」「口の中でヒクヒクしているぜ…そんなに俺にしゃぶってほしかったのか…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたびに桃の体は雪柳のようにしなる。
「…ん…ァ、先輩…もう、だめだ、で、でるっ…」桃は赤石の口腔に溶かしたホワイトチョコのように甘い果汁を流し込んだ。
「桃の、濃いぜ…」「先輩、俺も…」桃は赤石のズボンのジッパーを口で下ろすと、下着の中から雄雄しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ、んゥ…先輩の、大きい…」「も…も、う、うますぎるぞ…いつからそんなに、う、うまくなったのか…」赤石はフェラチオの快感に身を任せながら、桃の頭を愛情を込めて撫でた。「桃…もう、で、出そうだ…ゥ…っ」赤石は桃の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「先輩の、おいしいっす…」「桃、愛しているぜ…」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。雪は二人を包み込むようにやさしく降り続いている。
赤石は桃を膝に載せるように抱きかかえると、お知りの割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜が雪に滴り落ちる。「お願いっす、先輩のが欲しい…指だけじゃ我慢できない・・・」「そろそろ入るぞ…」赤石は桃の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「くゥっ…ゥ、あ…はァゥ…ァあ…せん…輩、熱い…もっと、奥まで…」「桃…お前の中…深いぜ、締め付けられそうだ…」二人は雪をも溶かすほど腰を動かし、快感を求め合った。貫かれる熱さと雪の冷たさが混ざり合い、狂おしいほどの官能を与える。赤石は桃を貫きながら片手で乳首を転がし、もう片手で果実を握ってしごきたてる。
「…ァ、あ…先…ぱい、もう、だ、だめっす、ィ、イキそうっす…ァ…ん…」
「桃…俺もだ、二人で…イクか…ゥ、ォォォォ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。雪がひときわ強く舞う。
オルガズムのあと、二人は雪の壁にもたれたまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照った体に雪の冷たさが心地よい。
「ヴァレンタインデイなんて、所詮贈る側の自己満足としか思っていなかった。でも、桃の心遣いを嬉しく思っている。」「先輩に喜んでもらいたくてプレゼントや演出をいろいろ考えたんです。」「ヴァレンタインデイもお前といい酒を酌み交わす日と思うのも悪くないだろう。」二人はもう一度口付けた。
体の火照りが引くにつれて忘れていた寒さが戻ってきた。
「そろそろ部屋に戻って、残ったシャンパンを飲むか。」「その後、もう一度俺を味わいませんか?」「お前ならいくらでも食べられる。」二人は制服を着なおすと、部屋に戻った。
雪は二人を祝福するように降り続いていた。
2006・2

コメント:久しぶりに書いた赤桃です。前回も同じシャンパンでしたが、今年は演出に雪を使ってみました。

6周年

2006-01-12 17:50:21 | ジョジョの奇妙な冒険
「それじゃ、僕たちの6周年に乾杯。」「乾杯。」承太郎と花京院は、檸檬酒を注いだグラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。

二人が最愛のパートナーとして契りを交わしてから早くも6周年になる。最も重要な記念日を今年はお台場で過ごそうと、前から計画を立てていた。
迎えた土曜日でもある当日の放課後、学校を出た二人はゆりかもめでお台場に出ると、ヴィーナスフォートにあるイタリアンレストランで昼食をとり、散策を楽しんだ。中世イタリアの町並みを再現した店内には、しゃれたブティック、ジュエリーショップ、ワインショップ、雑貨や、カフェ、レストランが軒を連ね、買い物客や観光客で賑わっていた。お店を一つ一つ見て回るだけでも楽しい。
一通り散策した後、大観覧車に乗った。お天気もよくゴンドラからはお台場全体から東京湾、はるかかなたの都心まで見渡せた。「何度見てもすばらしい景色だ。」「承太郎のほうがきれいだよ。」ゴンドラが頂上についた瞬間、見事なパノラマを目の前に、二人はキスを交わした。
予約したホテルにチェックインを済ませたのは夕方ごろ。部屋に荷物を置き一休みした後、ホテルの飲茶料理のレストランでディナーを取った。出会いの記念日や結婚記念日など、特別な日のディナーは大体ここで取っている。
「俺たちも出会って6周年か。早いものだな。」「この1年もいろいろあったね。二人で科学室の掃除もしたね。」「典明の白衣姿、よく似合っていたぞ。愛知博にも行ったな。」「混んでたけど楽しかったね。ポルナレフにも久しぶりにあったね。」「そういえば、結婚したと写真が届いていたな。」二人は檸檬酒を酌み交わし、スタッフの丁寧なサービスのもと運ばれてくる飲茶料理を味わいながら、ここ1年の思い出を語り合った。おいしい料理と琥珀色の甘美な酒の心地よい酔いが、二人の会話を盛り上げる。
ディナーの後、満足した二人は部屋に戻った。お風呂に入った後、バスローブを羽織、サービスのミネラルウオーターを飲みながらお台場の夜景を楽しんだ。窓からはフジTV社屋と宝石をつなげたネックレスを思わせるレインボーブリッジが見渡せる。花京院は承太郎を後ろから抱きしめる。
「僕たち、結ばれて6年になるけど、初めて結ばれた日のことを昨日のことのように覚えているよ。あの日の承太郎は僕の腕の中でかすかに震えて可愛かった。」「カイロの空に散ったはずの典明が目の前に現れたとき、驚きよりも喜びのほうが大きかった。神からの賜りものかと思った。もし典明がいなかったら今頃俺は、お前への追想だけにすがって生きていただろう。」「僕が戻ってきたのは、承太郎を愛するためだよ。」「俺たちはこれからもずっと一緒だ。」ベッドの上、二人はキスを交わした。舌を絡ませ吸いあい情感を高める。唇を離すと甘く蜜の糸を引いた。キスを繰り返しながらお互いのバスローブを脱がせる。
「承太郎、愛している…僕だけのものだ…」「俺も、典明のいない生活なんてありえない…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋にしたと指を這わせると、ガーネットを思わせる乳首を口に含み吸った。「ァ、ああゥ…はァっ…んゥ、」「もう硬くして、感じやすさも変わらないね…」舌で転がし歯でくすぐるたびに承太郎の体がビクンとしなる。花京院は承太郎の乳首をしばらく吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと舌と指を這わせた。感じる部分のすべてを知り尽くした優しくも激しく、淫らな快感に、承太郎の体と心は寒椿のように花開く。全身で快感を表す承太郎がたまらなく愛しい。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、甘く熟れた果実を含みフェラチオした。「承太郎の…大きい…」「ああゥ、はァ…やァ…っつ、の、典明…」舌が先の割れ目からくびれ、縫い目と這い回るたびに、承太郎の口元から官能の吐息が漏れる。「…うう、ん…ァあ、もう、で、出るっ…」承太郎は花京院の口腔に檸檬酒のように甘美な果汁を放った。
「承太郎の、おいしい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ、んゥっ…典明の、甘い…」「じょう…太郎、なんて、う、うまいんだ…」花京院は承太郎の頭を愛情をこめて撫でながらうっとりとフェラチオの快感に酔いしれていた。「…ァ、承…たろう、僕も…で、出そう…」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛しているよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。ベッド脇のルームランプが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けの横たわらせると足を開かせた。シクラメン色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、あの日のようにきれいなままだ…」花京院は承太郎の太腿に頬ずりしたあと、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に下を這わせた。あふれ出る蜜をなめ取る。「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「きっ…ィ、イ、うう、んァ…ああゥ、はァ…のり…明、もっと、奥に、きて…くれ…」「じょう…太郎、なんで、深いんだ…ああ、そんなに、締め付けたら…」二人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。突き上げるたびに初めて結ばれた瞬間から一緒に過ごした放課後、休日のデート、計画を立てあった旅行の思い出が鮮やかによみがえる。日常のほんの些細な出来事から旅行の思い出まで二人で築き上げてきた日々は何にも変えがたい宝物である。花京院は承太郎を貫きながら、顔中にキスの雨を降らせた。
「…ゥ、う、典明…もう、だめだ、イ、イキそうだ…ゥ、ォォォォ…」「承…太郎、僕も…二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭を撫でていた。「俺たちはこれからもずっと一緒だ。」「来年の7周年も二人で迎えようね。」「約束だ。」二人は来年の今頃も二人でいることを約束するようにキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
お台場の夜景も二人を見守っていた。

コメント:旧サイトを入れると、ついに6周年を迎えました。これからもこんな調子で書いていくのでよろしくお願いします。

年末年始

2006-01-04 08:54:57 | 男塾桃x獅子
桃と獅子丸は、今年の年末年始を琵琶湖で過ごすことにした。親子水入らずで過ごす久しぶりの年末年始を前から楽しみにしていた。
京都を経由して、午前中に大津に着いた親子は名物の力餅屋で力餅を食べてお茶を飲み一休みした後、三井寺を参拝した。景色を楽しみながら階段を上ると、本道の観音像が出迎えてくれた。親子は観音像に手を合わせ、親子と日本の幸せを祈った。
琵琶湖ホテルでバイキングの昼食を食べた後、湖を見渡せる大浴場に浸かった。やや熱めのお湯が1年の疲れを癒してくれる。湖を望みながら浸かるお風呂は格別だった。
満足した親子は大津を出て、在来線で長沼に出た。夕方ごろ長沼に着いた親子は湖畔のホテルにチェックインし、一休みした後、黒壁街道の散策を楽しんだ。明治時代の建物がそのまま残る街並みには食事処、甘味屋、和雑貨屋、陶器屋、ガラス細工屋が軒を連ね、買い物客や観光客でにぎわっていた。レトロでハイカラな町並みを散策するだけでも楽しい。パワーストーン専門店で桃は水晶、獅子丸はアクアマリンのブレスレットをお土産に買った。
散策の後、ホテルに戻った親子は露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が旅の疲れを癒してくれる。「どうだ、いい温泉だろう。頼光に紹介してもらった。」「温泉三昧の旅行なんて贅沢だね。」「お前も過酷な修行に励んできた。1年に1度ならこれだけの贅沢もご褒美として許されるだろう。」ご褒美が必要なのは親父の方だ。獅子丸は、首相という仕事がいかに過酷かを知っている。日本を取り仕切っている男が、獅子丸と二人きりでいるときは首相という重圧から解放され、一人の父親の顔に戻る。そんな父親がたまらなく愛しい。「どうした、獅子丸。俺の顔をじっと見て。何かついているか。」「なんでもないよ。」親子は身を寄せ合ってお湯に浸かった。湖には早くも夜の帳が下りていた。
洗い場で身体を荒い、ジャグジーで身体をほぐした後、満足した親子は大浴場を後にした。レストランで新鮮な湖の幸を贅沢に使った夕食を楽しみ、物販コーナーで地酒を買った親子は、部屋で景色を眺めながら杯を酌み交わした。窓からは夜の湖が見渡せる。桃は獅子丸を後ろから抱きしめる。
「俺が首相をやってこれたのは、お前がいるからだ。」「俺も修行に励めるのは、親父がいるから。親父のような立派な男になって、いずれは親父を追い抜きたいんだ。」「俺達はいつまでも親子だ。お前が俺を追い抜いても。」桃は地酒を一口口に含むと、獅子丸の口腔に口移しで流し込んだ。「んっ、うウ…」舌が口腔内で絡まるたびにキスの味と地酒の味が混ざり合い、親子をお屠蘇のように甘美な官能の世界に引き込む。キスを交わしながら親子はお互いの浴衣の帯を解きあう。
「獅子丸、愛してる…俺だけの息子…」「俺はもう、親父だけのものだ…」桃は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、万年青の実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああう、はァっ…はァう、お、親父…」「もう固くなっているぞ…こんなに感じやすかったのか…」舌で転がし歯で転がすたび、獅子丸の身体は若竹のようにしなる。桃は獅子丸の乳首をしばらく吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと這わせた。松の枝のように節くれだった指先と、厚い舌が獅子丸の身体と心に栗きんとんのように甘い快感を与え、肌は紅梅色に染まる。先ほど飲んだ地酒の味が快感をさらに増幅させる。浴衣をはだけて快感に身を捩じらせる獅子丸の姿は清流に泳ぐ白魚を思わせる。
「ここも、もうこんなだぞ…」桃は獅子丸の足を開かせると、熟れて蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「ここはもう、一人前だな…」「やァっ、ァ…んゥ、はァう…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに、獅子丸の身体がビクンとしなる。「…ァ、うう、俺…も…」獅子丸はフェラチオしてもらいながら桃の足の間に顔を埋めると、猛々しくそそり立つ果実を口に含んだ。親子は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。「ゥ…ああ、おや…じ、俺、で、でそうだ…」「しし…丸、俺も・・・ゥ、」親子はほぼ同時にお互いの口腔に、地酒のように甘い果汁を流し込んだ。「親父の、おいしい…」「獅子丸、お前のもな…」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。枕もとの行灯が、上気した親子の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸に獣のポーズをとらせると、浴衣の裾を捲り挙げた。鏡餅のように白くスベスベしたお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず可愛い尻をしている…」桃は獅子丸のお尻にほほずりし、スベスベした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけの梅の花を思わせるつぼみに指を入れ、蜜つぼをかき回した。指が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が、太ももを伝い、シーツにしみこむ。「お願いだ、親父のが欲しい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「くうっ、ゥ…ああゥ、はァ…親父の…が、奥に、届く…」「しし…丸、お前の…なか、深い…ぜ…」親子は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。貫くたびに新年が近づく。桃は獅子丸を貫きながら耳たぶに軽く歯を立て、更なる快感を与える。「…お、親父、もう、イ、イキそうだ…ゥ、ォォォォ…」「獅子…まる、俺もだ、二人で、イクか…」親子はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。同時に除夜の鐘の最初の1鐘が鳴り響いた。
オルガズムのあと、親子は抱き合って横たわり余韻を味わっていた。桃は獅子丸に腕枕をして頭を撫でていた。「あけましておめでとう。獅子丸。」「あけましておめでとう。親父。」親子は2006年最初のキスを交わした。
「少し汗をかいたな。もう一度浸かりにいくか。」「今夜は一晩中やっているって。」親子は浴衣を着なおすと部屋を出た。
星明りの露天風呂は神秘的な趣を感じる。親子は抱き合ってお湯に使った。お湯が火照った肌に心地よい。「明日は初詣をかねて竹生島にクルージングだな。」「その後は彦根の観光だね。明日晴れるといいぜ。」夜の琵琶湖に見守られ、親子はキスを交わした。部屋に戻ると、抱き合って眠りについた。除夜の鐘の最後の108鐘が鳴り響いた。

「おはよう、親父。」「おはよう。獅子丸。」2006年最初の朝日で目を覚ました親子は目覚めのキスを交わした。親子は眠気覚ましに露天風呂に浸かった。浸かるうちに次第に目が覚めてくる。昇ったばかりの朝日と湖を見ながら浸かる露天風呂は格別だった。
身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、物販コーナーで土地の地酒、鮎の佃煮、鮒鮨など、琵琶湖の名産品をお土産に買った。
ホテルを出ると、竹生島行きの遊覧船に乗り、クルージングを楽しんだ。お天気も良く、穏やかな日差しと湖面を渡る風の元でのクルージングは格別だった。
竹生島についた親子は宝厳寺と都久夫須麻神社を参拝した。生い茂る木々に囲まれた本殿はどこか俗世から離れた趣を感じさせた。西国三十三所札所の一つということもあり、晴れ着姿の初詣客のほかに白装束の巡礼者の姿も見られた。
長浜に戻った親子は在来線で彦根に出た。お昼ごろ、彦根に着いた親子は彦根城を観光した。宝物館で、能面や能装束、雅楽器、鎧や刀剣の展示を見学した後、天守閣に上った。急な階段を上り、ようやくの思いで天守閣に上った。眼下から彦根市内全体から琵琶湖までが見渡せた。「実に素晴らしい眺めだぜ。」「獅子丸、お前の方がずっと綺麗だ。」見事なパノラマを目の前に、親子はキスを交わした。
そのあと親子は夢京橋キャッスルロードに行き、近江牛の名店ですき焼きの昼食を食べた後、江戸情緒あふれる町の散策を楽しんだ。江戸時代の街並みを再現したとおりには食事処、甘味屋、地酒屋、和雑貨屋、陶器屋、土産物屋などが軒を連ね、買い物客や観光客がそぞろ歩き、江戸時代にタイムスリップした錯覚を覚える。蝋燭屋でアロマキャンドルを、招き猫専門店で招き猫をお土産に買った。
一通り観光を終えた親子は、在来線に乗り京都に向かった。窓からは田園風景が見渡せる。「どうだ、楽しめたか、今回の琵琶湖旅行は?」「楽しかったぜ、琵琶湖しかないと思っていたけど、城下町はあるし、温泉にも浸かれたし、素晴らしい旅行だった。でも、もうすぐお別れだと思うと寂しいぜ。」「また行けばいい、近江八幡も素晴らしいと聞いた。」「信楽も素晴らしいというよ。また親子で行こうぜ。」「次は赤石や伊達も連れて行くか。」「大勢で行けばもっと楽しそうだ。」親子はまた行くことを約束しあうように手を握り合った。
夕方ごろ、京都駅に着いた親子は東京行きの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが頭をよぎる。「今年も親子で旅行に行こう。」「いい子にしていたらまた連れて行ってやるぞ。」「俺、親父のような立派な男になるよ。」車内で親子は今回の小旅行の思い出を語り合った。
親子を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:去年の秋に行ってきた琵琶湖を舞台にして、久しぶりに親子で新年を迎えさせました。こんな調子で今年もよろしくお願いします。

元日

2006-01-04 08:52:41 | ジョジョの奇妙な冒険
「おはよう。承太郎。」「おはよう。典明。」翌日、まだ暗いうちに起きた二人は目覚めのキスを交わした。
二人は目を覚まさせるため、露天風呂に浸かった。この時間はまだ暗く、空気も冷たいが、やや熱めのお湯に浸かるうち自然と目が覚めてくる。
「去年も温泉で始まり温泉で終わった年になったね。」「年はじめに温泉に浸かると、無病息災に過ごせるようだ。」「きっと今年もいい年になるね。」二人はk他を寄せ合いお湯に浸かった。
やがて東の空が白み始めたとき、「そうだ承太郎、せっかく誰もいないから…」花京院は承太郎の頬を手に取り、唇を重ねた。「んっ、ゥう…」舌が口腔内に絡み、歯の裏までなめ取る。「典明、こんなところじゃ…」「大丈夫だよ、誰もいないしゆっくり楽しめるよ…」確かにほとんどの宿泊客は夕べは新年を祝うため夜遅くまで起きていたため、この時間はまだ寝ているだろう。しかし、朝早くに目を覚ました泊り客が朝湯に浸かりに来るかもしれない。もし見られたら、それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に、官能を与えた。
花京院は半身お湯に使ったまま承太郎をひざに載せるように抱くと、耳たぶ、首筋に舌と指を這わせ、万年青のみを思わせる乳首を指先でつまんで転がした。
「…ァ、ァうん、やァん…」「もう硬くなっているよ、感じやすい子だね…」指先でこすり合わせ、時に軽く弾くたびに承太郎の体は若竹のようにしなる。
花京院は片手で承太郎の乳首を愛撫しながらもう片手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太腿へと這わせ、果実を握ってしごいた。松の葉のように繊細な指が性感帯を刺激するたび、承太郎の体と心はお屠蘇のように甘い快感に包まれ、肌は紅梅色に染まる。見られるかもしれないというスリルと露天風呂の開放感が二人を大胆にさせた。
「…ァ、はァ…典明、もう、出そうだ…」承太郎は花京院の手の中で達しそうになったが直前で、花京院は愛撫の手を止めてしまう。「だめだよ、自分ばかり気持ちよくなったら…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋めると、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ、んぐっ…んゥ、典明の、甘い…」「承…太郎、なんて、う、うまいんだ…うますぎる…」花京院はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、承太郎の頭を愛情をこめて撫でた。
「あ、承…たろう、もう、で、出そうだ…」花京院は承太郎の口腔に地酒のように甘い果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛しているよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。空が次第に明るくなる。
花京院は半身をお湯に浸かったまま承太郎を膝に乗せるように抱きかかえると、お尻の割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜がお湯に溶ける。「お願いだ、典明のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。同時に2006年最初の太陽が、はるかかなたの水平線から頭を出した。「くうっ、ゥ、んゥ…ァ、ああゥ…典…あき、熱い…」「…ァ、はゥ、承…たろう、すごく、いいよ…」二人はお湯を波打たせながら腰を動かし、快感を求め合った。腰の動きに合わせるように太陽が昇り、空と海を黄金色に染める、花京院は承太郎を貫きながら耳たぶに軽く歯を立て、さらに快感を与える。
「…んゥ、ァあゥ、もう、だめだ…イ、イキそうだ…」「まだイッたらだめだよ、僕が、先に…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。同時に太陽が完全にその姿を現した。
承太郎は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだイっていないね。」「まだなんとかもっている。でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発寸前の果実を口に含んだ。やわらかく温かな口腔の快感に耐え切れず、承太郎は大量の果汁を迸らせた。
「承太郎の、美味しい…」「おかげでお湯を汚さずにすんだぜ…」「公共の場を汚さないのが最低限のマナーだよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎の頬に口付けた。
オルガズムのあと、二人はお湯に浸かったまま抱き合い、余韻を味わっていた。ほてった肌にお湯が心地よい。「改めてあけましておめでとう、今年もいい年になりそうだよ。」「あけましておめでとう、お互いいい年にしよう。」昇ったばかりの太陽に見守られ、二人は新年を祝うキスを交わした。

身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、物販コーナーで承太郎は鳥蕎麦と日向夏のゼリー、花京院は鰹の佃煮と地酒をお土産に買った。
ホテルを出ると観光バスに乗り、観光に繰り出した。お昼ごろ、青島神社に着いた二人は海に囲まれた本殿に手を合わせ、今年も二人で幸せに暮らせるように祈り、周りの波が作り出す壮大な景観を楽しんだ。
そのあと二人はサンメッセ日南に行き、海の守り神として聳え立つモアイ像の写真鳥、丘からの景観を楽しんだ。丘からは日向灘が一望できる。
「素晴らしい眺めだ、東京から着てよかった。」「承太郎のほうが綺麗だよ。」見事な警官とモアイ像に見守られ、二人はキスを交わした。
そのあと二人は鵜戸神社を参拝した。階段の上り下りを繰り返し、途中日向夏のアイスを食べて一休みし、やっと洞窟の中にある本殿にたどり着いた。二人は本殿に手を合わせ、いつまでも一緒にいられることを祈りながら運玉を投げた。
そのあと、おび城に行き、城下町が醸し出す重厚な赴きある町の散策を楽しんだ。
一通りの観光を楽しんだ後、再びバスに乗り宮崎空港に向かった。周りの杉林には杉が立ち並んでいる。「どうだ、神代の国で迎えた新年は?」「楽しかったよ。温泉にも浸かれたし、食べ物も美味しかったし、おかげでいい1年になりそうだよ。でも、もうすぐこの神代の国ともお別れだと思うとさびしいね。」「またいけばいい。またいくとしたら高千穂に行ってもいいだろう。」「もっと南に脚を伸ばしてもいいね。また行こうね。」二人はまた行くことを約束するように手を握り合った。
夕方ごろ、宮崎空港に着いた二人は、搭乗手続きを済ませると、帰りの飛行機に乗った。飛行機が動き出すと楽しかった思い出と、一抹の寂しさが頭をよぎる。「今年も二人で旅行しようね。」「国内、海外問わず旅行して、二人の思い出を作っていこう。」機内で二人は今回の旅行を野思い出を語り合った。
二人を乗せた飛行機は東京へと向かっていった。

コメント:GWに行ってきた宮崎旅行のレポートをかねています。今年もこの二人をよろしくお願いします。