MOON STONE

ジョジョ花x承 男塾桃x獅子 赤x桃 伊達x獅子小説専門サイトです。

7周年

2007-01-04 09:36:43 | ジョジョの奇妙な冒険
「僕たちの出会いの7周年に乾杯。」「乾杯。」承太郎と花京院はワインを注いだグラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。

二人が最愛のパートナーとして結ばれてから早くも7年になる。この記念すべき日を今年は横浜で迎えようと、前から計画を立てていた。
迎えた土曜日でもある当日、放課後に学校を出た二人はまず関内に出て、カレーミュージアムでカレーを食べ歩いた後、元町の散策を楽しんだ。通りには洒落たブティックや雑貨屋やカフェ、横浜発祥のジュエリーショップなどが軒を連ね、小粋な雰囲気を醸し出していた。1月にしては日差しも穏やかな週末、買い物客や散歩する人でにぎわっていた。お店を1軒ずつ見て回り、歩き疲れたらカフェでお茶を飲んで一休みするだけでも楽しい。
夕方ごろ、予約したホテルにチェックインした二人は、部屋で一休みした後最上階のフレンチのディナーを楽しんだ。
「この日を迎えるのも7回目だな。早いものだな。」「7年って長いようであっという間だね。この1年もいろいろあったね。スキーにもいったね。」「また行きたいものだな。放課後寄り道したこともあったし、雨の中雨宿りしたこともあったな。」「学校の文化祭にも参加したね。」二人はガーネット色のワインを酌み交わし、スタッフの丁寧なサービスの藻と運ばれてくるフレンチを味わいながら1年の思い出を語り合った。美味しい料理とワインの心地よい酔い、窓からの夜景が二人の思い出を鮮明にし、会話を盛り上げる。
ディナーの後、満足した二人はランドマークタワーの展望台に繰り出した。エレベーターで展望台に出ると、宝石箱の中身をばら撒いたような夜景が広がっていた。空気が澄んでいるのでより鮮やかに見える。二人は手をつないで夜景を楽しんだ。ちょうど週末、周りにはデートを楽しむカップルでにぎわっていたが、二人はどのカップルよりも幸せそうに見えた。
「何度見ても素晴らしい夜景だ。」「承太郎のほうがずっと綺麗だよ。」夜景を目の前に二人はキスを交わした。
部屋に戻った二人は、お風呂に入った後、バスローブを羽織ったままベッドの上でサービスのミネラルウオーターを飲んだ。窓からはベイブリッジが宝石を繋いだネックレスのように見渡せる。花京院は承太郎を後ろから抱きしめる。
「毎年この日になると、典明と初めて結ばれた瞬間を思い出す。もう7年になるのに都市を王ごとに鮮明に思い出す。」「僕たちは男同士だけど、こんなに長く続けられるのは、初めて会ったときの気持ちを忘れてないからだよ。僕も毎年この日になると承太郎への愛しさがますます強くなるんだ。」「この気持ちをいつまでも忘れない限り、俺たちはずっと一緒にいられる。」ベッドの上、二人はキスを交わした。「…んっ、うぅ…」啄ばむようなキスと舌を絡ます濃厚なキスを繰り返すうち、ワインのように濃厚な官能が二人を包み込む。キスを繰り返しながらお互いのバスローブを脱がせあう。
「愛してる、承太郎…僕だけのものだ…」「俺は、典明なしでは生きられない…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、石榴色の乳首を口に含み吸った。「…ぁっ、ああぅ…やぁっ…ぁ…あ…」「感じ方も、7年前のままだ…」舌で転がし歯でつつく度、承太郎の口元から官能の吐息が漏れる。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと舌と指を這わせた。承太郎の体の隅々まで知り尽くした愛撫は、甘美で濃厚な官能を与え、上気した肌は薔薇色に染まる。愛撫一つ一つに身を捩じらせる承太郎がたまらなく愛しい。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、熟れて甘く蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「…承太郎の、美味しい…」「…ぁっ、やぁっ…はぁっ…はぁっ…のり、ぁき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたび承太郎の体は快感に蔓薔薇のようにしなる。
「…ぁ、のり、ぁき…もう、で、出そうだ…」承太郎は花京院の口腔に白ワインのように甘美な果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ、んぐっ…んぅ、典明の、甘い…」「承…たろぅ…すごく、ぃぃよ…」花京院はフェラチオの快感に身を任せながら承太郎の頭を愛情をこめて撫でた。
「…ぁ、じょう…たろう、僕も、で、出そう…」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。ベッド脇のルームランプが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たえさせると足を持ち上げた。シクラメン色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、相変わらず綺麗だよ…」花京院は白くすべすべしたお尻に頬ずりしたあと、割れ目を開き、蕾に口付け花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ…ぅ、うっ…ぁ…はぁ…はぁっ…のり、あき、もっと…奥に…」「じょう…たろぅ…すごく、ぃいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。快感が突き上げるたびに二人のこれまでの思い出が蘇る。日常の些細な出来事から、二人で趣向を凝らしてプレゼントを贈りあった誕生日、計画を立てあった旅行、それらの思い出は一つ一つ心に刻まれている。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。
「…ぁ、典…ぁき、もう、ぃ、イキそうだ…がまんできない、ぅ、ぉぉぉぉ…」「じょう…太郎、僕も、二人で、ィ、イこう…ぁ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕して頭を撫でていた。「来年の8周年も二人で迎えようね。」「来年も再来年も二人で過ごしていこう。明日からの8年目は、ゆっくり観光しよう。」「そうだね、明日お天気になるといいね。」二人は来年の今頃も一緒にすごすことを約束するキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
もう俺たちを分かれさせるものはいない。
冴え渡る満月も二人を見守っていた。

コメント:始めたばかりのころは1年も続けば持ったほうだと思ってたサイトも、気がつけば7周年を迎えました。ただ、これが最後の更新になります。理由はあとで公開します。

年末年始

2006-12-28 19:43:29 | ジョジョの奇妙な冒険
承太郎と花京院は今年の年末年始を出雲で過ごすことにした。1年を締めくくる温泉旅行を二人は前から楽しみにしていた。
岡山から在来線に乗り、松江に出た二人は出雲蕎麦で少しはやめの年越し蕎麦を食べた後、バスに乗り八重垣神社を参拝した。受付で紙をもらい、境内にある池に浮かべ、お賽銭を乗せる。紙が沈んだ瞬間手を合わせ、二人がいつまでも一緒にいらることを祈った。
3時ごろに玉造温泉に着いた二人は、予約を入れた旅館にチェックインを済ませ、部屋でお茶を飲んで一休みした後、早速露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が一年の疲れを癒してくれる。
「今年も温泉で始まり温泉で終わる年になったな。」「おかげで今年も無事に終わりそうだね。玉造温泉は僕たちにとって一番最初の、本格的な温泉旅行だったね。」「ここは旅の原点みたいなものだな。」「ここにくるとき、前来たときはなかったお店も1.2件立ってたね。」「まあ、有名な温泉地だ。新しいお店ぐらいは立つだろう。それでも古代の神のお膝元という地元の意識は変わってないだろう。」「いいところはいつまでも残しておきたいね。」二人は身を寄せ合いお湯に浸かった。周りの冬枯れの木々が、冬の風情を出していた。
洗い場で体を洗い、ジャグジーで体をほぐした後、満足した二人はお風呂の後、浴衣姿で冬の温泉街の散策を楽しんだ。周辺には同じような旅館が立ち並び、温泉街らしい風情をかもし出していた。真ん中を流れる川のせせらぎの音に癒される。可愛らしいつくりのカフェでお茶を飲んで一休みし、瑪瑙の専門店でおそろいの携帯ストラップを買い、川で足湯して夕方ごろに旅館に戻った。
部屋に戻ると仲居が夕食の用意をしてくれた。丁度お腹のすいた二人は海の幸、湖の幸、山の幸を贅沢に使った料理を楽しんだ。夕食の後、腹ごなしに物販コーナーで土地の地酒や出雲蕎麦、シジミの佃煮、あごの焼きなどをお土産に買った。
部屋に戻るとすでに布団が敷いてあった。明かりを消し、枕もとの行灯をともすと、布団の上で二人はキスを交わした。舌を絡ませ、吸いあい情感を高める。キスを交わしながらお互いの浴衣の帯を解く。
「今年も承太郎が傍にいたおかげで、楽しい1年になったよ。」「俺も典明が一緒に過ごせた子の1年、楽しかったぜ…」「来年も楽しい1年にしようね。」花京院は承太郎の耳朶、首筋に舌と指を這わせると、南天の実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ぁ…ぁぅう…はぁ…典…ぁき…」「もう硬くなってるよ…感じやすさも相変わらずだね…」舌で転がし歯でつつくたび、承太郎の体はびくんと波打つ。花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと舌と指を這わせた。浴衣をはだけさせ、絹のように柔らかな舌と指が織り成す愛撫の快感に身を捩じらせる承太郎の姿は、風に舞う天女を思わせた。温泉旅館という日常からかけ離れた雰囲気と、体に残る温泉の熱が二人をより官能にいざなう。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせ浴衣の裾を捲り上げると、甘く熟れ、密に潤う果実を口に含みフェラチオした。
「承太郎の、大きい…」「ァ…ぁう、ん、んゥ…のり、明…やぁっ…」舌が先の割れ目からくびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、承太郎は快感に身を躍らせる。「典明、俺も…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、熟れた果実を口に含んだ。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実を口に含んだ。しゃぶる音が部屋に響く。
「のり、ぁき…もう、で、出そうだ…ぅ…」「じょう…太郎、僕も、で、でそう…ぁ…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に地酒のように甘い果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「典明のも、美味しい…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。行灯の明かりが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たえると、足を持ち上げた。寒椿色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、いつも綺麗だよ…」花京院は鏡餅を思わせる承太郎のお尻に頬ずりし、スベスベした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜を舐めとる。
「お願いだ、典明のが欲しい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウぅ…ぅ、んぅっ…あ、ああぅ…はぁ…のり、ぁきの、おくまで…」「承…たろぅ…よくしまって、すごく、ぃぃよ…」二人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。腰を動かすたびに時間も新年へと近づく。花京院は承太郎を貫きながら、顔中にキスの雨を降らせた。
「のり、あき…もう、だ、だめだ…ィ、イキそうだ…ぅ、ぉぉぉぉ…」「承…太郎、僕も、二人で、ぃこう…ぁ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムのあと、二人は布団の中で抱き合い、余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕して、頭を撫でていた。「おかげで最高の2006年の締めくくりになったな。」「あと少しでくる来年も、こんな風に幸せに過ごそうね。」「少し汗をかいたな。新年の前にもう一度露天風呂に入りに行くか。」「そうだね、この露天風呂は一晩中やってるよ。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
満月の下の露天風呂は昼間とはまた違う趣を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。同時に遠くから聞こえる除夜の鐘が2007年の幕を明けた。
「明けましておめでとう、承太郎。」「明けましておめでとう。典明。」お湯の中で二人は2007年最初のキスを交わした。
部屋に戻ると、二人は抱き合って布団に横たわった。
「明日は朝風呂に入って、旅館を出たら出雲大社に初詣だね。」「明日が楽しみだ。」二人は明日の観光も楽しいものにすることを約束するキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
除夜の鐘は静かに、力強く鳴り響き、2007年を告げた。
コメント:今年のGWに行ってきた玉造温泉のレポートです。5月に赤x桃で書いたものを大晦日向けにアレンジしました。


クリスマス・イン・伊勢

2006-12-06 17:45:43 | ジョジョの奇妙な冒険
クリスマス、学校も冬休みに入った。
承太郎と花京院は今年のクリスマスを鳥羽と伊勢で過ごすことにした。二人で過ごすクリスマス旅行を前から楽しみにしていた。
午前中に鳥羽に着いた二人は、鳥羽水族館に行った。様々な海に住む魚やジュゴン、アシカ、ラッコ、カワウソなど海の生き物の鑑賞を楽しみ、ペリカンの餌付けの実演を見学した。海の生き物を目の前に二人は子供のようにはしゃいだ。
イタリアンレストランで海鮮パスタの昼食を食べた後、ミキモト真珠島に行き、真珠ができるまでの過程や珍しいアンティークジュエリーの鑑賞を楽しみ、特別展示のシードパールジュエリーの繊細さに目を見張った。
そのあと島にある店舗で買い物を楽しんだ。二人はおそろいの携帯ストラップを、承太郎はホリイにブローチを、花京院は母親にネックレスを買った。クリスマスということもあり、店内はクリスマスプレゼントを選ぶカップルで賑わっていた。その中、二人はどのカップルよりも幸せそうに見えた。
予約した温泉旅館に着いたのは3時過ぎごろ。部屋で荷物を置き、一休みした後早速露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が日ごろの修行の疲れを癒してくれる。
「どうだ、いい温泉だろう。お袋に薦められた。」「浸かってるだけで俗世を忘れられるね。クリスマスの昼間から温泉って贅沢だね。」「一年に何度かは贅沢するのもいいだろう。」「クリスマスというと、多くのカップルはシティホテルのディナーで贅沢を楽しんでるね。」「贅沢の楽しみ方は人それぞれだ。俺たちのやり方で贅沢を楽しもう。」「そうだね、クリスマスの過ごしたかに決まりごとなんてないし。」二人は身を寄せ合い温泉に浸かった。周りを囲む冬枯れした木々が、冷たくも暖かい雰囲気を醸し出してる。
洗い場で体を洗い、ジャグジーで体をほぐした後、満足した二人は大浴場をあとにし、夕食まで部屋で寛いでいた。
夕食の時間になり、仲居が夕食を運んで着てくれた。二人はあわびや牡蠣、伊勢海老など伊勢湾で取れた新鮮な海の幸をふんだんに使った海鮮料理を楽しんだ。
食事の後、満足した二人はロビーで寛いでいた。窓からは夜の伊勢湾が見渡せる。
「承太郎、メリークリスマス。」花京院は承太郎にきれいにラッピングされた箱を手渡した。箱からはベルベットラウンジのオニキスとゴールドを使ったクロスモチーフのネックレスが出てきた。「承太郎に似合いそうなのを選んだんだ。気に入ってもらえたかな?」「気に入ったぜ、前から欲しかった物だ。典明にもメリークリスマス。」承太郎は綺麗にラッピングされた箱を手渡した。箱からは同じブランドで同じクロスモチーフだが、オニキスとシルバーを使ったネックレスが出てきた。
「典明に似合いそうなのを選んだが、またおそろいになったな。」「僕もこのデザインは前から欲しかったんだ。それだけ心が通じ合った証拠だよ。」夜の伊勢湾を目の前に、二人はキスを交わした。
部屋に戻るとすでに布団が敷いてあった。明かりを消し、枕もとの行灯を灯すと布団の上で二人はキスを交わした。啄ばむようなキスと舌を絡ませるキスを繰り返すたびにクリスマスケーキのように甘い官能の世界にいざなう。
「クリスマスプレゼントはもうひとつあるよ…」「クリスマスケーキの代わりに俺を食べてくれ…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ピンクのコンクパールを思わせる乳首を口に含み吸った。
「…ァ、ああゥ…はァ…ああっ…」「もう硬くなってるよ…可愛い…」舌で転がし歯でつつくたび、承太郎の体は珊瑚の枝のようにしなる。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと愛撫を進めた。海草のように柔らかな舌と指が肌の上を淫らに踊るたび、承太郎は快感に身を捩じらせ、肌はポインセチアのように染まる。はだけて肌に絡みつく浴衣が承太郎をさらに官能的に彩る。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開き、浴衣の裾を空けると、甘く熟れ蜜に潤う果実を口に含みフェラチオした。
「承太郎の、大きい…」「あ…んゥっ…はァ…はァっ…のり、あき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、承太郎の口元から快感の吐息が漏れる。「典…あき、おれも…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、甘く熟れた果実を口に含み吸った。二人は口の周りを蜜で汚しながら、お互いの果実を貪りあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「ゥ…うう、のり、あき…で、でるっ…」「承…たろう、ぼくも、で、出そう…」二人はほぼ同時にお互いの口腔にシャンパンのように果汁を迸らせた。
「承太郎の、美味しい…」「典明のも、美味しい…」二人は果汁と蜜で濡れた唇を重ねあった。行灯の明かりが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たえると、足を持ち上げた。クリスマスローズを思わせる蕾が露わになる。「アン、恥ずかしい…」「綺麗だよ、承太郎のここ…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけの蕾に口付け、花弁を1枚1枚舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、典明のが欲しい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、うう…ァ、ああっ…はァ…のり、あき…あつい…」「じょう…たろう、よくしまって、すごく、い、いいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。喘ぎ声が部屋にベルの音のように響く。花京院は承太郎の頬にキスの吹雪を降らせた。
「ああ…のり…明、もう、だ、だめだ…い、イクっ…ゥ、ォォォ…」「承…たろう、僕も、二人で、イこう…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。同時にキスを交わした。
オルガズムの後、二人は布団の中で抱き合い横たわった。花京院は承太郎に腕枕して、頭を撫でていた。「僕からのもうひとつのプレゼント、気に入ったかな?」
「気に入ったぜ、もらったら少し汗をかいたな。もう一度露天風呂に入りにいくか。」「ここの露天風呂は一晩中やってるよ。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
満月の下の露天風呂は、日中とはまた違う趣を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。
「明日は伊勢神宮を参拝して、その後松坂だな。」「そうだね、明日がお天気になるといいね。」イブの満月に見守られ、二人は明日の観光が楽しくなることを約束するキスを交わした。

「おはよう、承太郎。」「おはよう、典明」翌朝、差し込む火の光で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。
二人は眠気覚ましに朝風呂に浸かった。浸かるうちに自然と目が覚めてくる。
朝食、身支度、チェックアウトを済ませると、物販コーナーで、牡蠣の佃煮、アオサ、イカの干物、土地の地酒などをお土産に買った。
伊勢に着いた二人は早速伊勢神宮の外宮と内宮を参拝した。クリスマスだが参拝客やツアー客で思ったよりも賑わっていた。二人は古代の天照大神に思いを馳せながら五十鈴川の流れを鑑賞し、後正宮に手を合わせ二人がいつまでも一緒にいられることを祈った。
そのあと二人は松坂に出て、有名な松坂牛のお店で昼食をとった後、松坂路を散策し、松坂城内にある本居宣長記念館を見学した。偉大な国文学者直筆の原稿やリフレッシュに使っていた鈴など貴重な資料は二人の目を楽しませ、鈴屋と呼ばれるかつて住んでいた家を見学しながら当時の生活に思いを馳せた。
長谷川邸を見学し、松坂木綿手織りセンターでペットボトル入れやランチョンマットを買った後、松治朗の舗で名物の蜂蜜も中のアイスをおやつに食べて一休みした。
一通りの観光を済ませた後、駅に向かった。商人の町らしく由緒ありそうなお店が並んでいた。「どうだ、伊勢と鳥羽と松坂は気に入ったか?」「気に入ったよ。何度行っても素晴らしい所だね。でももうすぐこの町ともお別れだと思うと寂しいね。」「またいけばいい、今度行くときはまた志摩まで脚を伸ばしてもいいだろう。」「そうだね、また一緒に行こうね。」二人はまた行くことを約束しあうように手を握り合った。
松坂から近鉄で名古屋に出た二人は、名古屋から東京行きの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさを感じた。
「また二人で旅行しようね。」「国内海外問わず旅行して思い出を作っていこう。」
車内で二人は今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:10月の連休に行ってきた伊勢と鳥羽と松坂旅行のレポートです。ベルベットラウンジのネックレスは高島屋新宿店で見たときに気に入ったので、ここで浸かってみました。

渓流釣り

2006-11-15 17:54:05 | ジョジョの奇妙な冒険
深まる秋。
承太郎と花京院は学園祭の翌日の代休を利用して、奥多摩で渓流釣りを楽しんだ。といっても渓流の一部に放流された養殖のマスを釣るという、釣竿を握ったことのない人でも手ごろにできるものだった。二人は釣りなどしたことがなかったがそれでも2.3匹のマスを釣り上げた。ウイークデイということもあり割と空いていたのでゆっくりと釣りを楽しめた。まわりには中高年のグループが同じように釣りを楽しんでいた。
二人は釣ったばかりのマスを塩焼きにして食べた。ちょうど奥多摩は紅葉の盛り、モミジや楓、クヌギにブナ、ナナカマドなどが唐紅や山吹色、朽葉色に柿色と色鮮やかに染まり、山を綾錦のように彩っていた。
「こうして綺麗な空気を吸いながら紅葉を見ていると、同じ東京であることを忘れるな。」「都会の釣堀とはまた違う感じがするね。」「釣堀よりも本格的で、それでも手軽に釣りが楽しめるのが気に入ったぜ。」二人は紅葉を楽しみながら滋味溢れるマスを味わった。紅葉を眺めながら味わうマスは格別だった。
昼食の後、二人は川岸を歩きながら上流へと向かった。聞こえるのは川のせせらぎと野鳥の鳴き声だけ。澄んだ秋晴れの空と紅葉が都会の喧騒を忘れさせてくれる。
暫く歩いた後「そうだ承太郎、少し一休みしていこう。」花京院は承太郎の頬を手に取り唇を重ねた。「んっ…うぅ…」舌が口腔内に進入し、歯の裏までなめとる。
「典明、こんなところじゃ…」「大丈夫だよ、今日は山もそれほど込んでないし、ゆっくり楽しめるよ。」確かに今日は世間ではウイークデイなのでハイカーもそれほど多くない。しかし、時間のある中高年のハイカーも少なくない。現にさっきもすれ違った。もし見られたら、それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に僅かに残る空気と理性を吸い取り、官能を与える。
花京院は承太郎をそばにある大きな岩にもたれさせるように立たせると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、シャツを口で捲り上げ、ナナカマドの実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああゥ…はァ…はァっ…のり、あき…」「承太郎だってもう固くしてるよ…感じるんだね…」舌で転がし歯が軽くくすぐるたびに、承太郎の体がびくんと薄の穂のようにしなる。
花京院は承太郎の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋と這わせ、ズボンと下着の中に入れ、熟れ始めた果実を揉み解した。羽毛のように柔らかく繊細な舌と指が肌の上を淫らに踊るたび、承太郎の肌は快感に紅葉のように艶やかに染まる。見られるかもしれないというスリルと屋外の開放感が二人を大胆にさせた。
「のり、明…もう、出そうだ…」承太郎は花京院の手の中で達しそうになったが、花京院は直前で愛撫の手を止めてしまう。「だめだよ、自分ばかり気持ちよくなってたら…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足元に跪き、ズボンのジッパーを口で下ろすと、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ…んゥ…典明の、甘い…」「承…たろう、すごく、う、うまいよ…」花京院は承太郎の頭を撫でながら、うっとりとフェラチオの快感に酔いしれた。「…ァ、承…たろう、僕も、で、でそう…ァ…」花京院は承太郎の口腔に熱く甘い果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。秋の日差しが上気し、紅葉のように染まった肌を美しくも艶やかに彩る。
花京院は承太郎に再び岩にもたれさせるように立たせると、ズボンと下着を足首まで下ろした。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、もう欲しがってるよ…」花京院は承太郎の蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびに溢れ出る蜜が太股を伝い、川岸にしみ込む。「お願いだ、典明のが欲しい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「クウっ…ゥっ…うぅ…あ…はァ…ああっ…のり、あき…」「じょう…太郎、よく、しまって、すごく…いいよ…」二人は岩を揺らすほど腰を動かし、快感を求め合った。貫かれ熱くなった体に岩のひやりとした感触が混ざり合い、更なる快感を生み出す。二人のあえぎ声と川のせせらぎ、野鳥の鳴き声が混ざり合い、官能的なハーモニーを奏でる。「…ァ、のり、あき…もう、イ、イキそうだ…」「承…太郎、まだ、イッたらだめだよ…僕が、先に…ァ…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。秋風がモミジの枝を揺らす。
承太郎は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだイってないね?」「まだなんとかもってる、でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発寸前の果実を口に含んだ。柔らかく暖かな口腔の快感に承太郎は大量の果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「おかげで岩を汚さずにすんだぜ…」「自然を汚さないのがハイカーのマナーだよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎の頬に軽く口付けた。
オルガズムのあと、二人は岩にもたれたまま抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に秋の空気が心地よい。「毎年のことだけど紅葉を見ていると、今年もあと1ヶ月と少ししかないって思うね。」「つい最近、花見したばかりだと思ったんだが。だが、月日が過ぎるのが短く感じるのはそれだけ充実した日々を送ってる証拠だ。」「僕も、承太郎と恋人同士になってから1年が過ぎるのが早く感じられるけど、1日1日を大切にしてるから短く感じられるんだね。来年も二人で紅葉を見に行こうね。」「奥多摩でも都内の公園でもな。」紅葉と渓流に見守られ、二人は来年の今頃も一緒にすごすことを約束するキスを交わした。
百舌が二人の頭上を横切った。

コメント:恒例になった紅葉ネタです。子供のころ、奥多摩にマス釣りに行ったのを思い出して書きました。

学園祭

2006-11-01 14:02:03 | ジョジョの奇妙な冒険
「承太郎、お疲れ様。」「典明、お疲れ様。」承太郎と花京院は白いシャツに蝶ネクタイ、ズボンの上にカフェエプロンというウエイターの制服を着ていた。

今日は学園祭。校内ではさまざまなイベントが行われ、部活動や有志、生徒会主催の出店が軒を連ねていた。承太郎と花京院はクラスメイトに頼まれ、有志が主催するオープンカフェを手伝っていた。内心、二人は乗り気ではなかったがクラスメイトに頭を下げられやむを得ず引き受けた。
教室を使ったオープンカフェは、学園祭の出店としては内装に趣向を凝らしたのと、コーヒーやケーキのほかにパスタやサラダ、サンドイッチなど軽食も出すので思いのほか客の入りもよく、特に昼食時は戦場のような忙しさだった。
昼食時を過ぎてから一時閉店し、その間に二人は休憩室で休憩を取ることにした。休憩室には参加者の私物や、客に出すコーヒーやケーキ、パスタやサンドイッチなどに使う野菜、パンなど食材が置かれていた。
「やれやれ、俺が接客してる姿なんてお袋には見せられないぜ。ちょうどお袋に用事があってよかったぜ。この姿を見せてみろ、あとで色々言われるのは確実だ。」「でも承太郎のウエイター姿、似合ってるよ。そういえば結構女性客も入ったね。それよりそろそろ僕たちも昼食にしよう。」二人は賄いで作ったサンドイッチを食べ、コーヒーを飲んだ。やっと落ち着いてくる。
「新たに開くまで皆は何してるんだ?」「休憩を取ったり、他の部の手伝いに行ってるよ。暫く帰ってこないし…」花京院は承太郎の頬を手に取り唇を重ねた。
「…んっ…うゥ…」舌を絡ませるたびにキスの甘みと先ほど飲んだコーヒーの苦味が混ざり合い、官能の渦を起こす。「典明、こんなところじゃ…」もし誰か着たら、といいそうになった承太郎の唇は、花京院のキスで再び塞がれた。
「大丈夫だよ、ここは一般客立ち入り禁止だし、ゆっくり楽しめるよ。」確かに一般客は入ってこないだろう。しかし、いつ休憩に出た参加者が戻ってくるともわからない、もし見られたら、それでも繰り返されるキスは承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に、薫り高い官能を与えた。
「コーヒーを飲んだら承太郎を食べたい…」「コーヒーのあとは俺を味わってくれ…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、蝶ネクタイを緩め、シャツのボタンをはずすと、石榴色の乳首を口に含み吸った。
「…ァ、ああゥ、んゥ…」「もう硬くなってるよ、さっきから硬くしてたんだね…」舌で転がし歯でつつくたび、承太郎の唇から官能の吐息が漏れる。
花京院は承太郎の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋へと這わせ、ズボン、下着の中に入れ、熟れ始めた果実を揉み解した。ランドルシャのように繊細な舌と指が肌の上を踊り、性感帯を探るたびに、承太郎の体は快感に波打ち、肌は紅葉のように染まる。いつもは授業をしている場所で淫らな行為をしているという背徳感と、見られるかもしれないというスリルが二人を大胆にさせた。
「のり、あき…もう、で、でそうだ…」承太郎は花京院の手の中で達しそうになったが、花京院は直前で愛撫の手を止めてしまう。「だめだよ、自分だけ気持ちよくなったら…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、ズボンのジッパーを口で下ろすと、下着の中から取り出した果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ…うゥ…典明の、甘い…」「じょう…太郎、なんて、う、うまいんだ…」花京院は承太郎の頭を撫でながら、フェラチオの快感に身を任せていた。
「じょう、太郎、僕も、で、でそう…」花京院は承太郎の口腔に、コーヒー用のクリームのように濃い果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。窓から差し込む金色の秋の日差しが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎に机を抱かせる姿勢をとらせると、ズボンと下着を足首まで下ろした。マシュマロを思わせるお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のお尻も美味しそう…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけのコスモスを思わせる蕾に指を入れ、蜜壷を掻き回した。指が中で蠢く度に溢れ出る蜜が太股を伝い、床に染み込む。
「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。「クウッ…ゥ、んゥ…あ、ああゥ…はァ…のり、あき…」「承…たろう、よく、しまって…すごく、いいよ…」二人は机をきしませながら腰を動かし快感を求め合った。二人のあえぎ声に近くの教室でやってるカラオケ店から聞こえる音が混ざり合い、扇情的な調べを響かせる。花京院は承太郎を貫きながら、耳たぶに軽く歯を立て更なる快感を与える。
「…ゥ、うう、典…あき、もう、い、イキそうだ…」「まだイったらだめだよ、僕が、先に…ァ…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。近くの教室から拍手が沸き起こる。
承太郎は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだもってるよね…」「まだもってる、でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発寸前の果実を口に含んだ。暖かく柔らかな口腔の快感に耐え切れず、承太郎は大量の果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「お陰で教室を汚さずにすんだぜ。」「食材もあるし、公共の場を汚さないのがマナーだよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎の頬に口付けた。
オルガズムの後、二人は机の上で抱き合い、余韻を味わっていた。火照った肌に秋の空気が心地よい。「承太郎のウエイター姿、似合ってたけど、あまり他の人には見られたくないんだ。」「学校の行事に参加するのはなるべくこれで最後にしよう。そうすれば典明も安心するだろう。」「準備で僕たちの時間を使いたくないしね。明日の代休にはどこかにデートにいこうね。」二人はもう一度、余韻を味わうようにキスを交わした。
そろそろお店が再開する時間が近づいてきた。二人は急いで制服を着なおすと、お店に向かっていった。

コメント:久しぶりの学園祭ネタです。コスプレ喫茶も考えましたが、コスプレは前回もやってるので普通のウエイターの制服を着せました。

ハロウイン

2006-10-18 19:37:06 | ジョジョの奇妙な冒険
ある夜、承太郎は花京院の家に泊まりにいった。
かぼちゃ中心の夕食を食べ、お風呂に入ったあと、デザートのパンプキンプティングを食べた。「今夜はハロウインだな。10月に入ってから町でもかぼちゃのモチーフやお菓子を見かけるようになった。」「今年も二人だけのハロウインパーティをやろうと衣装を用意したよ。」「毎年、典明が作る衣装が楽しみだ。」花京院はクローゼットから衣装を取り出した。
「これが今年の衣装か…」承太郎に渡された衣装は、今にも壊れそうなほど繊細な黒いレース地で作られたチャイナドレスだった。「承太郎に似合いそうなのをイメージして作ったんだ。僕のは同じチャイナドレスだけど、白にしたんだよ。そのドレスは下着を着ずに直接きるんだよ。早速着替えよう。二人だけのハロウインパーティの始まりだよ。」
二人は早速衣装に着替えた。普通のチャイナドレスよりもスリットが深く、実際に着て見ると腰骨まで達した。チャイナドレス特有のタイトなシルエットと黒いレースの高級感、腰骨までの深いスリットが承太郎を優美、かつ扇情的に彩る。その姿は黒い蘭を思わせた。また、同じデザインの白いレースのチャイナドレスに身を包んだ花京院は、繊細な白いレースが清楚、かつ官能的な魅力を引き出し、白い百合を思わせた。
「思ったよりも良く似合ってるよ。黒いレースで僕を誘惑するんだね…」「典明、典明の蜜に溺れたい…」衣装に身を包んだ二人は、ベッドの上でキスを交わした。啄ばむようなキスと深いキスを繰り返すうち、キスの甘味と先ほど食べたパンプキンプティングの甘味が混ざり合い、二人をキャラメルのように甘い官能の世界にいざなう。
「ハロウインのお菓子の変わりに承太郎を食べたい…お菓子よりも美味しそうだ…」「俺も、典明に食べられたい…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、レース越しにピンクの金平糖を思わせる乳首を口に含み吸った。
「…ァ、ああっ…やァ…はァ…はァ…のり、あき…」「レースを持ち上げるほど硬くなってるよ…感じてるんだね…」舌と歯と、レースが敏感な乳首をこすり、承太郎を甘い快感に溺れさせる。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、スリットから手を入れ、脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太股へと舌と指を這わせた。ランドルシャのように繊細な舌と指が肌の上を淫らに踊るたび、承太郎の体は快感にチョコレートのように甘く蕩ける。まだ口腔に残るパンプキンプティングの甘味が媚薬の役割をもたらし、二人の官能を書き立てる。ハロウインの夜が二人を大胆にさせる。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎のドレスの裾を捲りあげると、甘く熟れて蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「承太郎の、大きい…」「あ…ァ、あゥ…はァ…ああゥ…はァっ…のり、あき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに、承太郎の体は快感にびくんと波打つ。
「典明、俺も…」承太郎はフェラチオされながら花京院の足の間に顔を埋め、ドレスを捲り上げ、熟れた果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ…んう…典明の、甘い…」「承…たろう、う、うますぎる…」二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「典明、もう、だめだ…で、でそうだ…」「じょう…太郎、僕も…で、でそう…ァ…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に、ミルクのように甘い果汁を流し込んだ。
「典明の、美味しい…」「承太郎のも、濃くて美味しい…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。妖しげな月の光が、上気した二人の肌を美しくも艶やかに彩る。
花京院は承太郎に獣のポーズを取らせると、ドレスの裾を捲りあげた。マシュマロのように白いお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のお尻、美味しそう…食べちゃいたい…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、コスモス色の蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、んう…ァ、ああゥ…はァ…はァっ…典明のが、奥に…」「承…たろう、よくしまってすごく、いいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。二人の喘ぎ声と庭から聞こえる無視の声が混ざり合い、官能的なハーモニーを奏でる。花京院は承太郎を貫きながら耳たぶに軽く歯を立て、更なる快感を与える。
「のり、あき…ゥ、もう、い、イキそうだ…我慢できない…い、イクっ…ゥゥゥゥ…」「承…たろう、僕も、イキそう…二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
承太郎は快感のあまり失神していた。意識が戻ると、ドレスを脱がされ全裸のままベッドに横たわっていた。花京院も裸のまま横たわり、腕枕して頭を撫でていた。
「毎年そうだけど、ハロウインが終わると今年も後2ヶ月だねって思うね。」「年間いろんな行事をしてきたが、典明のおかげでどんな行事も、日常も楽しく過ごせるぜ。来年も二人きりでハロウインパーティを楽しもう。」「また衣装を考えておくよ。」二人は来年もハロウインパーティを楽しむことを約束するキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
オレンジ色がかった満月が、二人を見守っていた。

コメント:毎年恒例ハロウインネタです。今回はチャイナドレスを着せてみました。衣装もほとんどなんでもありになっています。

ジョギング

2006-10-04 17:37:40 | ジョジョの奇妙な冒険
スポーツの秋到来。
承太郎と花京院は涼しくなってからジョギングを始めた。学校が休みの日に地殻にある大きな公園のジョギングコースを走るだけだが、軽い会話ができるぐらいのペースなのでそれほど苦にはならない。むしろ、秋の爽やかな空気、都会の自然の息吹を感じながらのジョギングは爽快なものである。
「休みの日はつい朝遅くまで寝そうなものだが、早くに起きて体を動かすのもリフレッシュするものだな。」「学校の体育の授業はいつもサボってるのに、学校を離れると自分から体を動かしたくなるね。」「授業では、やらされてる感があるからだろう。」二人は軽い会話を交わしながら足を進めた。紅葉する少し前の木々が見守ってる。
暫く走った二人は、公園の隅に出た。このあたりは人通りもあまりない。承太郎の3歩前を進む花京院は、コースを外れて藪の中に入り始めた。
「典明、コースを外れてるぞ。」承太郎も後を追うように藪に入った。
「そうだ、承太郎、ここで一休みしていこう。」花京院は承太郎の頬を手に取り唇を重ねた。「ん…うゥ…」舌が口腔内で絡まり、歯の裏までなめる。
「典明、こんなところじゃ…」せめて家に戻ってから、といいそうになった承太郎の唇は、花京院のキスで再び塞がれた。
「大丈夫だよ、ここはあまり人が通らないしゆっくり楽しめるよ。」確かに周りには誰もいない。しかし、今日は日曜日の上天気もいいので、同じように序銀する人も多い。現にここまでつくにも何人かとすれ違ってきた。もし見られたら、それでも繰り返されるキスは、承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に、官能の火を灯した。
花京院は承太郎をそばにある欅の木にもたれさせる様に立たせると、耳たぶ、首筋に舌と指を這わせ、シャツを捲り上げ、ナナカマドの実を思わせる乳首を口に含み吸った。「あ…ああゥ…はァ…はァっ…」「承太郎だってもう固くなってるよ。屋外でもこんなに感じるなんて、いつからこんなにいやらしくなったんだ…」舌で転がし歯でつつくたび、承太郎の体はびくんと跳ねる。
花京院は承太郎の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太股へと這わせ、パンツの中にいれ、熟れ始めた果実を下着越しに揉み解した。コスモスの枝のようにしなやかな指が肌の上を淫らに踊るたび、承太郎の口腔から官能の吐息が漏れ、肌はうっすら茜色に染まる。公園での愛の行為は何度か経験あるがそれでも見られるかもしれないというスリルが伴う。そのスリルさえ、二人には媚薬になった。
「のり…あき、もう、で、出そうだ…」承太郎は花京院の手の中で達しそうになったが、花京院は直前で愛撫の手を止めてしまう。
「だめだよ、自分だけ満足したら…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足元に跪くと、パンツ、下着を下ろし、熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ…んうっ…典明の、甘い…」「承…たろう、なんて、う、うまいんだ…」花京院はうっとりと快感に身を任せながら承太郎の頭を愛情を込めて撫でた。「うっ…承…たろう、ぼくも、で、出そう…」花京院は承太郎の口腔に甘露のように甘い果汁を迸らせた。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。秋の木漏れ日が上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎に欅の木を抱かせるような姿勢をとらせると、パンツ、下着を足首まで下ろした。梨の剥き身を思わせる白いお尻があらわになる。
「アン、恥ずかしい…」「承太郎のお尻、最高に可愛いよ…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけのコスモスを思わせる蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢く度に溢れ出る蜜が太股を伝い地面にしみこむ。
「お願いだ、典明のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、んゥ…ァ、ああゥ…のり…あき…」「じょう…太郎、よくしまってすごくいいよ…」二人は欅の木も揺れるほど腰を動かし快感を求め合った。二人のあえぎ声、藪の木がざわめく音が混ざり合う。花京院は承太郎を貫きながら耳たぶに軽く歯を立て、更なる快感を与える。
「う…典明…もう、イキそうだ…」「じょう…太郎、まだ、イったらだめだよ…僕が先に…ァ…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。欅の枝が揺れる。
承太郎は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだイってないね?」「まだもってる、でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いいこだ…」花京院は承太郎の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。柔らかく暖かな口腔内の快感に、承太郎は甘美な果汁を流し込んだ。
「典明の、美味しい…」「おかげで木を汚さずにすんだぜ…」「木を汚さないのがマナーだよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎の頬に口付けた。
オルガズムのあと、二人は木にもたれたまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照った肌に秋の爽やかな空気が心地よい。「どう?一休みになったかな?」「おかげで疲れもとれたぜ。あともう一走りしたら俺の家で朝食を食べていかないか?そのまま俺の家で一日過ごしてもいいぜ。」「それなら遠慮なく承太郎の家にいくよ。朝食の後は、一日ゆっくり過ごしたいね。」秋の朝の日差しに見守られ、二人はもう一度余韻を味わうようにキスを交わした。
二人の頭上を蜻蛉が横切った。

コメント:今年はスポーツの秋をテーマにしました。皇居のお堀の周りをジョギングしてる人を見かけたときに思いついた作品です。

体育館

2006-09-14 16:21:20 | ジョジョの奇妙な冒険
ある日の放課後、承太郎と花京院は体育館の掃除をしていた。本来、今日は二人は当番ではなかったが、緊急のバイトを入れられたクラスメイトに頭を下げられて引き受けた。掃除といってもモップで床をからぶきするだけだが、体育館は広く、二人で掃除するには手間がかかる。
「やれやれ、ずいぶん手間がかかる。引き受けなければよかった。」「仕方ないよ。さっさと済ませて帰ろう。」「それもそうだな。」面倒な掃除当番は早めに済ませてしまおう。
床全体にモップをかけ終え、後は隅に出しっぱなしになっているマットを片付けるだけ。「典明、そのマットの端を持ってくれ。」「いいよ。」二人はマットを片付けようとした。
「そうだ、承太郎。当番をもっと楽しいものにしよう。」花京院はマットの端を持った承太郎を後ろから抱くと、色づく唇に自分のそれを重ね合わせた。
「んっ…うゥ…」舌が口腔内で絡みつき、歯の裏までなめ取る。
「典明、こんなところじゃ…」唇が離れたとき、承太郎はそれだけ言うのが精一杯だった。「大丈夫だよ。今日は誰も体育館を使わないからゆっくり楽しめるよ。」
確かに今日は体育館を使う部活動は休みのため、部員が来ることはないだろう。しかし、部員以外の物が来るかもしれない。もし見られたら、それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に官能を与えた。
花京院は承太郎をマットの上に横たえると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、シャツを口でめくり上げ、百日紅の花を思わせる乳首を口に含み吸った。
「…あ、ああゥ…やァ…」「承太郎だってもう固くしてるよ…感じてるんだね…」舌でつつき、軽く歯を立てるたび承太郎の体はびくんと波打つ。
花京院は承太郎の乳首をしばらく吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと舌と指を這わせた。しなやかな舌と指が肌の上を淫らに踊るたび、承太郎の体は萩の枝のようにしなる。見られるかもしれないというスリルと、学校というセックスとはもっとも縁遠い場所で愛を交わしているという背徳的な思いが、二人を大胆にさせる。
「ここだってもうこんなだよ…」花京院は承太郎のズボンと下着の中から甘く熟れた果実を取り出すと、口に含みフェラチオした。「承太郎の、大きい…」「あ…あン…ゥう…典…あき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、承太郎は身を捩じらせて快感をあらわす。その姿は初秋の風にそよぐ撫子を思わせた。
「…ァ、のり…あき…もう、で、でそうだ…」承太郎は花京院の口腔に甘く厚い果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足元に跪くと、ズボンのジッパーを口で下ろし、下着の中から取り出した果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ、んうゥ…典明の、甘い…」「じょう…太郎、なんて、う、うまいんだ…」花京院はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、承太郎の頭を愛情を込めて撫でた。
「…ァ、承…たろう、僕も…で、でそう…ァ…」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「典明の、甘い…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。窓から降り注ぐ初秋の日差しが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎をマットの上に仰向けに横たえると、足を持ち上げた。石榴色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「綺麗だよ、承太郎のここ…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ…ゥ、んゥ…あ…ああゥ…はァ…ァ…のり、あき…もっと、おくまで…」「承…たろう、よくしまって…すごく、いいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。体育館に二人のあえぎ声が木霊する。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの時雨を降らせた。
「…ァ、典明…もう、だ、だめだ…イ、イクっ…ゥ…」「じょう…太郎、僕も、イキそう…二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムの後、二人はマットの上で抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に初秋の空気が心地よい。「当番は面倒だけど、せめて楽しく済ませたいと思ってここで承太郎を抱いたんだ。」「俺は典明とならどこででも愛し合える。典明の配慮がうれしいぜ。」「このマットを片付けたら帰って、僕の家でゆっくり過ごそう…」「ここでの続きになりそうだな。」二人はもう一度、余韻を味わうようにキスを交わした。
変わり行く季節を告げる秋蝉の声が聞こえた。

コメント:久しぶりに学校ネタを書いてみました。9月は中途半端な季節なのでネタが一番少ないけど、このような季節にはどの時期にも対応できる作品を書いています。


ダーツゲーム

2006-09-06 17:30:38 | ジョジョの奇妙な冒険
花京院邸には本格的なダーツセットがある。そのため、花京院は子供のころからダーツに親しみ、今はプロ並みの腕を持っている。
やっと日差しが穏やかになってきたある9月の日曜日、承太郎と花京院はダーツゲーム対決をした。ただ対決するだけじゃ面白くないと勝者は敗者を好きなようにできるというルールを設けた。集中力を必要とするダーツゲームは承太郎の得意分野だが、一瞬の気のゆるみが災いし、花京院に勝利を許してしまった。
「俺の負けだ、好きにしてくれ。」「なら、脱いでもらうよ。」おそらく典明のことだ、屋敷の中で一日裸で過ごすぐらいのことはさせるだろう、承太郎は意を決して上着に手をかけた。
「脱ぐのは下だけだよ。」花京院に突然そのように言われ一瞬、面食らったが、承太郎は言われるままズボンと下着を下ろした。
「下だけ脱がせて何をする気だ。」「いいから、お尻を出してごらん。」承太郎は言われるままお尻を突き出した。花京院は承太郎の蕾にローションを塗ると、ポケットから取り出したものを入れた。「典明、何を入れたんだ、ぅ…」蕾の中で先ほど花京院が入れたものが激しく振動した。
「承太郎の中に入れたのはピンクローターだよ。この前通販で買ったんだ。その上から下着とズボンをはいて散歩するんだよ。もちろん僕もついていくよ。歩きやすいように一番小さいのを買ったんだ。」このままで外を歩けというのか、しかし承太郎の体は早くも熱く火照りだした。
二人は屋敷を出ると近くの公園に向かった。その間もローターは蠢いている。
途中、二人はコーヒーを飲みに洒落たカフェに入った。
「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりでしょうか?」「カフェラテを2つお願いします。」「かしこまりました。少々お待ちくださいませ。」
まもなくウエイトレスがカフェラテを運んできた。二人は丁寧に入れられたカフェラてを飲みながら語り合った。しかしその間も承太郎の蕾の中では、一番弱くしてあるとはいえローターが蠢いている。俺は公衆の目の前で恥ずかしいことをしている、顔は平静を装いながら、その意識と快感を堪えていた。花京院は手の中でリモコンを操作しながらいたずらっぽそうに微笑んでいる。
カフェラテを飲み、暫く語り合った後、カフェを出て公園に向かった。
市内にある一番大きな公園で、都会にしては静かで緑も多く、放課後はよくここでデートしている。日曜日の昼下がりということもあり同じように散歩を楽しむ人でにぎわっている。二人は何気ない会話を交わしながら歩いていたが、その間にもローターの振動は強弱を繰り返している。歩きながら承太郎は快感を堪えていた。もしすれ違う人が気づいたら、そのような意識も快感に拍車をかけた。
やがて二人は公園の奥に出た。このあたりはあまり人も通らない。
「承太郎、まだ落としてないよね。」花京院は承太郎をそばにある木に手をつかせるようにたたせると、ズボン、下着を下ろした。ローターはまだ動いている。
「まだ落としてないね。これからご褒美をあげるよ。」花京院は承太郎を振り向かせると、艶めいた唇に自分のそれを重ねた。
「…ん、ぅう…」舌が口腔内に進入し、歯の裏までなめとる。唇を離すと蜜の糸が日差しを受けて金色に輝く。「典明、こんなところじゃ…」「大丈夫だよ、このあたりはあまり人が来ないしゆっくり楽しめるよ。」確かにこのあたりはほとんど人通りがない、しかし、今日は日曜日、いつもより人の出入りもあるだろう。もし見られたら、それでも繰り返されるキスに承太郎の理性は吸い取られる。
花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると昼顔色の乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああぅ…はァ…」「ローターを入れられたときからこうだったんだね…」舌で転がし歯でくすぐられる感触と、ローターが蠢く快感に承太郎の体はびくんと波打つ。
花京院は承太郎の乳首を吸いながら空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太股へと這わせ、その間にもローターの震度を強弱つけていた。肌の上を淫らに踊る白魚のような指と舌、蕾の中で蠢くローター、二つの快感が承太郎の体と心を甘く熱く痺れさせる。見られるかもしれないというスリルと公園の開放感、ローターの振動が二人を大胆にさせる。
「のり…あき、もう、だ、だめだ…出そうだ…」しかし、花京院は愛撫の手を止めてしまう。まだローターのスイッチは切っていない。「まずは僕を満足させてからだよ。」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足元に跪くと、ズボンのジッパーを口で下ろし、下着の中から取り出した果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ、んぐっ…典明の、甘い…」「承…たろう、なんて、う、うまいんだ…」花京院はローターの快感に耐えながら舌を動かす承太郎の頭を愛情を込めてなでた。「…ぅ、じょう…太郎、僕も、で、出そう…」花京院は承太郎の口腔に豆乳のように甘い果汁を流し込んだ。
「典明の、美味しい…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。初秋の午後の日差しが二人を美しくも艶やかに彩る。
花京院は承太郎に木に手をつかせる姿勢をとらせると、ローターの震度を一番強くした。「…ぅ、う…ああぅ…」「ローターだけじゃ物足りなさそうだね、何がほしいのかな…言わないとあげないよ…」「お願いだ、典明のがほしい…」「ちゃんといえたね、そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾からローターを抜くと、息づく蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ぅ、んぅ…ァ、はァ…のり、あき…」「承…たろう、ローターと僕のではどっちがいい…」「典明ののほうが、いい…」二人は木を揺らすほど腰を動かし、快感を求め合った。ローター以上の快感が承太郎の体を突き抜ける。花京院は承太郎を貫きながら耳朶に軽く歯を立て、更なる快感を与える。
「…ァ、あ…典明…もう、だめだ、イキそうだ…」「まだイったら、だめだよ…僕が、先に…ァ…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。
承太郎は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだイってないね…」「まだなんとかもってる、でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発寸前の果実を口に含んだ。柔らかく暖かな快感に、承太郎は大量の果汁を迸らせた。「承太郎の、美味しい…」「おかげで木を汚さずにすんだぜ。」「公共の場を汚さないのがマナーだよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎のほほに口付けた。まだ暑さを含んだ風が木々を揺らす。
オルガズムの後、二人は木にもたれかかったまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照った肌に初秋の空気が心地よい。「ここでしたのは、承太郎が家までもちそうになかったからなんだ…僕も少し調子に乗っちゃったかな?」承太郎は花京院の頬に口付けた。「俺は典明にならなにをされてもいい。その代わり、次の対決では負けないぜ。」「どんな対決でも返り討ちにしてあげるよ。罰ゲームを用意してね。」初秋の日差しと公園の緑に見守られ、二人は余韻を味わうようにキスを交わした。
過ぎ行く夏を惜しむように生き残った蝉が鳴いていた。

コメント:久しぶりに書く対決ネタです。ここ暫くほのぼの系が多かったけど、久しぶりに鬼畜ネタを書いて見ました。

スリランカ

2006-08-08 10:53:55 | ジョジョの奇妙な冒険
夏休み、承太郎と花京院はスリランカに旅行に行った。久しぶりの海外旅行を前から楽しみにしていた。
ニゴンボのホテルにチェックインしたのは夜8時ごろ、お風呂を済ませた二人はベッドの上で、サービスのミネラルウオーターを飲んだ。窓からは夜のインド洋が見渡せる。
「今回は一番長い旅行になるけど、楽しいものになりそうだね。」「俺も、前から楽しみにしていた。」花京院はミネラルウオーターを一口口に含むと、承太郎の口腔に流し込んだ。水の冷たさと唇のぬくもりが混ざり合い、二人を官能に導く。キスを交わしながらお互いのパジャマを脱がせる。
「承太郎、愛してる。もう離さない…」「俺も、典明なしでは生きられない…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋にしたと指を這わせると蓮の花色の乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああウ…やァ…」「もう硬くなってるよ…こんなに感じるなんて…」舌で乳首をつつき、歯でくすぐるたびに承太郎の体はびくんと波打つ。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへとしたと指を這わせた。シルクのように柔らかな下と指が肌の上を淫らに踊るたび、承太郎の体はマンゴーのように甘い快感に包まれ、長時間にわたるフライトの疲れを忘れさせてくれる。
「ここだって、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、蜜で潤う果実を区に含みフェラチオした。「承太郎の、大きい…」「ァ…はァう…んゥ…のり…あき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、承太郎の体は楡の花の房のようにしなる。
「…ァ、はァ…典明、俺も…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、甘く売れた果実を口に含んだ。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「…のり、あき…もう、で、出そうだ…」「承…たろう、僕も…で、でそう…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に大量の果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「典明のも美味しい…」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。ベッド脇のランプが、上気した二人の肌を怪しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たわらせると足を持ち上げた。マンゴスチン色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、綺麗だよ…」花京院は承太郎の蕾に指を入れ、蜜壷を掻き回した。指が中で蠢く度に溢れる蜜がシーツを濡らす。「お願いだ、典明のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウ…ゥ、んゥ…あ…ああゥ…典明、もっと…」「承…太郎、よくしまってすごく…いいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスのスコールを降らせる。
「…ゥ、う…のり…あき、もう、だ、だめだ…イ、イクっ…ォォォォ…」「承…たろう、僕も…二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムの後、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭をなでていた。「明日はアヌラーダブラに移動だね。」「移動距離は長いがすばらしい世界遺産があるらしい。明日が楽しみだ。」二人は今回の旅行が楽しいものになることを約束するキスを交わした。
スリランカの夜は更けていく。