「僕たちの出会いの7周年に乾杯。」「乾杯。」承太郎と花京院はワインを注いだグラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。
二人が最愛のパートナーとして結ばれてから早くも7年になる。この記念すべき日を今年は横浜で迎えようと、前から計画を立てていた。
迎えた土曜日でもある当日、放課後に学校を出た二人はまず関内に出て、カレーミュージアムでカレーを食べ歩いた後、元町の散策を楽しんだ。通りには洒落たブティックや雑貨屋やカフェ、横浜発祥のジュエリーショップなどが軒を連ね、小粋な雰囲気を醸し出していた。1月にしては日差しも穏やかな週末、買い物客や散歩する人でにぎわっていた。お店を1軒ずつ見て回り、歩き疲れたらカフェでお茶を飲んで一休みするだけでも楽しい。
夕方ごろ、予約したホテルにチェックインした二人は、部屋で一休みした後最上階のフレンチのディナーを楽しんだ。
「この日を迎えるのも7回目だな。早いものだな。」「7年って長いようであっという間だね。この1年もいろいろあったね。スキーにもいったね。」「また行きたいものだな。放課後寄り道したこともあったし、雨の中雨宿りしたこともあったな。」「学校の文化祭にも参加したね。」二人はガーネット色のワインを酌み交わし、スタッフの丁寧なサービスの藻と運ばれてくるフレンチを味わいながら1年の思い出を語り合った。美味しい料理とワインの心地よい酔い、窓からの夜景が二人の思い出を鮮明にし、会話を盛り上げる。
ディナーの後、満足した二人はランドマークタワーの展望台に繰り出した。エレベーターで展望台に出ると、宝石箱の中身をばら撒いたような夜景が広がっていた。空気が澄んでいるのでより鮮やかに見える。二人は手をつないで夜景を楽しんだ。ちょうど週末、周りにはデートを楽しむカップルでにぎわっていたが、二人はどのカップルよりも幸せそうに見えた。
「何度見ても素晴らしい夜景だ。」「承太郎のほうがずっと綺麗だよ。」夜景を目の前に二人はキスを交わした。
部屋に戻った二人は、お風呂に入った後、バスローブを羽織ったままベッドの上でサービスのミネラルウオーターを飲んだ。窓からはベイブリッジが宝石を繋いだネックレスのように見渡せる。花京院は承太郎を後ろから抱きしめる。
「毎年この日になると、典明と初めて結ばれた瞬間を思い出す。もう7年になるのに都市を王ごとに鮮明に思い出す。」「僕たちは男同士だけど、こんなに長く続けられるのは、初めて会ったときの気持ちを忘れてないからだよ。僕も毎年この日になると承太郎への愛しさがますます強くなるんだ。」「この気持ちをいつまでも忘れない限り、俺たちはずっと一緒にいられる。」ベッドの上、二人はキスを交わした。「…んっ、うぅ…」啄ばむようなキスと舌を絡ます濃厚なキスを繰り返すうち、ワインのように濃厚な官能が二人を包み込む。キスを繰り返しながらお互いのバスローブを脱がせあう。
「愛してる、承太郎…僕だけのものだ…」「俺は、典明なしでは生きられない…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、石榴色の乳首を口に含み吸った。「…ぁっ、ああぅ…やぁっ…ぁ…あ…」「感じ方も、7年前のままだ…」舌で転がし歯でつつく度、承太郎の口元から官能の吐息が漏れる。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと舌と指を這わせた。承太郎の体の隅々まで知り尽くした愛撫は、甘美で濃厚な官能を与え、上気した肌は薔薇色に染まる。愛撫一つ一つに身を捩じらせる承太郎がたまらなく愛しい。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、熟れて甘く蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「…承太郎の、美味しい…」「…ぁっ、やぁっ…はぁっ…はぁっ…のり、ぁき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたび承太郎の体は快感に蔓薔薇のようにしなる。
「…ぁ、のり、ぁき…もう、で、出そうだ…」承太郎は花京院の口腔に白ワインのように甘美な果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ、んぐっ…んぅ、典明の、甘い…」「承…たろぅ…すごく、ぃぃよ…」花京院はフェラチオの快感に身を任せながら承太郎の頭を愛情をこめて撫でた。
「…ぁ、じょう…たろう、僕も、で、出そう…」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。ベッド脇のルームランプが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たえさせると足を持ち上げた。シクラメン色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、相変わらず綺麗だよ…」花京院は白くすべすべしたお尻に頬ずりしたあと、割れ目を開き、蕾に口付け花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ…ぅ、うっ…ぁ…はぁ…はぁっ…のり、あき、もっと…奥に…」「じょう…たろぅ…すごく、ぃいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。快感が突き上げるたびに二人のこれまでの思い出が蘇る。日常の些細な出来事から、二人で趣向を凝らしてプレゼントを贈りあった誕生日、計画を立てあった旅行、それらの思い出は一つ一つ心に刻まれている。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。
「…ぁ、典…ぁき、もう、ぃ、イキそうだ…がまんできない、ぅ、ぉぉぉぉ…」「じょう…太郎、僕も、二人で、ィ、イこう…ぁ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕して頭を撫でていた。「来年の8周年も二人で迎えようね。」「来年も再来年も二人で過ごしていこう。明日からの8年目は、ゆっくり観光しよう。」「そうだね、明日お天気になるといいね。」二人は来年の今頃も一緒にすごすことを約束するキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
もう俺たちを分かれさせるものはいない。
冴え渡る満月も二人を見守っていた。
コメント:始めたばかりのころは1年も続けば持ったほうだと思ってたサイトも、気がつけば7周年を迎えました。ただ、これが最後の更新になります。理由はあとで公開します。
二人が最愛のパートナーとして結ばれてから早くも7年になる。この記念すべき日を今年は横浜で迎えようと、前から計画を立てていた。
迎えた土曜日でもある当日、放課後に学校を出た二人はまず関内に出て、カレーミュージアムでカレーを食べ歩いた後、元町の散策を楽しんだ。通りには洒落たブティックや雑貨屋やカフェ、横浜発祥のジュエリーショップなどが軒を連ね、小粋な雰囲気を醸し出していた。1月にしては日差しも穏やかな週末、買い物客や散歩する人でにぎわっていた。お店を1軒ずつ見て回り、歩き疲れたらカフェでお茶を飲んで一休みするだけでも楽しい。
夕方ごろ、予約したホテルにチェックインした二人は、部屋で一休みした後最上階のフレンチのディナーを楽しんだ。
「この日を迎えるのも7回目だな。早いものだな。」「7年って長いようであっという間だね。この1年もいろいろあったね。スキーにもいったね。」「また行きたいものだな。放課後寄り道したこともあったし、雨の中雨宿りしたこともあったな。」「学校の文化祭にも参加したね。」二人はガーネット色のワインを酌み交わし、スタッフの丁寧なサービスの藻と運ばれてくるフレンチを味わいながら1年の思い出を語り合った。美味しい料理とワインの心地よい酔い、窓からの夜景が二人の思い出を鮮明にし、会話を盛り上げる。
ディナーの後、満足した二人はランドマークタワーの展望台に繰り出した。エレベーターで展望台に出ると、宝石箱の中身をばら撒いたような夜景が広がっていた。空気が澄んでいるのでより鮮やかに見える。二人は手をつないで夜景を楽しんだ。ちょうど週末、周りにはデートを楽しむカップルでにぎわっていたが、二人はどのカップルよりも幸せそうに見えた。
「何度見ても素晴らしい夜景だ。」「承太郎のほうがずっと綺麗だよ。」夜景を目の前に二人はキスを交わした。
部屋に戻った二人は、お風呂に入った後、バスローブを羽織ったままベッドの上でサービスのミネラルウオーターを飲んだ。窓からはベイブリッジが宝石を繋いだネックレスのように見渡せる。花京院は承太郎を後ろから抱きしめる。
「毎年この日になると、典明と初めて結ばれた瞬間を思い出す。もう7年になるのに都市を王ごとに鮮明に思い出す。」「僕たちは男同士だけど、こんなに長く続けられるのは、初めて会ったときの気持ちを忘れてないからだよ。僕も毎年この日になると承太郎への愛しさがますます強くなるんだ。」「この気持ちをいつまでも忘れない限り、俺たちはずっと一緒にいられる。」ベッドの上、二人はキスを交わした。「…んっ、うぅ…」啄ばむようなキスと舌を絡ます濃厚なキスを繰り返すうち、ワインのように濃厚な官能が二人を包み込む。キスを繰り返しながらお互いのバスローブを脱がせあう。
「愛してる、承太郎…僕だけのものだ…」「俺は、典明なしでは生きられない…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、石榴色の乳首を口に含み吸った。「…ぁっ、ああぅ…やぁっ…ぁ…あ…」「感じ方も、7年前のままだ…」舌で転がし歯でつつく度、承太郎の口元から官能の吐息が漏れる。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと舌と指を這わせた。承太郎の体の隅々まで知り尽くした愛撫は、甘美で濃厚な官能を与え、上気した肌は薔薇色に染まる。愛撫一つ一つに身を捩じらせる承太郎がたまらなく愛しい。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、熟れて甘く蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「…承太郎の、美味しい…」「…ぁっ、やぁっ…はぁっ…はぁっ…のり、ぁき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたび承太郎の体は快感に蔓薔薇のようにしなる。
「…ぁ、のり、ぁき…もう、で、出そうだ…」承太郎は花京院の口腔に白ワインのように甘美な果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ、んぐっ…んぅ、典明の、甘い…」「承…たろぅ…すごく、ぃぃよ…」花京院はフェラチオの快感に身を任せながら承太郎の頭を愛情をこめて撫でた。
「…ぁ、じょう…たろう、僕も、で、出そう…」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。ベッド脇のルームランプが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たえさせると足を持ち上げた。シクラメン色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、相変わらず綺麗だよ…」花京院は白くすべすべしたお尻に頬ずりしたあと、割れ目を開き、蕾に口付け花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ…ぅ、うっ…ぁ…はぁ…はぁっ…のり、あき、もっと…奥に…」「じょう…たろぅ…すごく、ぃいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。快感が突き上げるたびに二人のこれまでの思い出が蘇る。日常の些細な出来事から、二人で趣向を凝らしてプレゼントを贈りあった誕生日、計画を立てあった旅行、それらの思い出は一つ一つ心に刻まれている。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。
「…ぁ、典…ぁき、もう、ぃ、イキそうだ…がまんできない、ぅ、ぉぉぉぉ…」「じょう…太郎、僕も、二人で、ィ、イこう…ぁ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕して頭を撫でていた。「来年の8周年も二人で迎えようね。」「来年も再来年も二人で過ごしていこう。明日からの8年目は、ゆっくり観光しよう。」「そうだね、明日お天気になるといいね。」二人は来年の今頃も一緒にすごすことを約束するキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
もう俺たちを分かれさせるものはいない。
冴え渡る満月も二人を見守っていた。
コメント:始めたばかりのころは1年も続けば持ったほうだと思ってたサイトも、気がつけば7周年を迎えました。ただ、これが最後の更新になります。理由はあとで公開します。