MOON STONE

ジョジョ花x承 男塾桃x獅子 赤x桃 伊達x獅子小説専門サイトです。

年末年始

2007-01-04 09:34:02 | 男塾赤x桃
桃と赤石は今年の年末年始を宮崎で過ごすことにした。二人で過ごす温泉旅行と年末年始を前から楽しみにしていた。
午前中に宮崎シーガイアにあるシェラトンについた二人は、ホテルの敷地内を散策した。小春日和の穏やかな日差しの下、広い庭の散策もリフレッシュになった。近くにある猫雑貨専門店で赤石はキーホルダーを、桃はコインケースをそれぞれ買った。
近くにある隠れ家的な洋食屋で昼食を取ったあと、ホテルに戻った二人は露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が一年の疲れを癒してくれる。
「どうだ、いい温泉だろう。」「今回は先輩が予約してくれたんですよね。すごくいいホテルを押さえましたね。ここってすごく競争率高いんじゃ…」「まあ、取れればラッキーと思ってたからな。旅行の間中観光の予定を入れるのもいいが、1日はこうしてのんびり過ごすのもいいだろう。」「昼からの温泉は、一年のいい締めくくりになりますね。」お湯の中、二人は身を寄せ合った。南国の冬の太陽が穏やかに降り注ぐ。
サウナで汗を流し、洗い場で体を洗い、大浴場に浸かった後、満足した二人は大浴場を後にした。郷土料理のレストランで地鶏の焼き物やカツオのお作り、クラゲの酢の物など、郷土料理の夕食を食べた後、部屋に戻った二人は途中で買ってきた焼酎を酌み交わしながら夜景を楽しんだ。窓からは夜の日向灘が見渡せる。
「先輩、今年も1年お疲れ様です。」「おう、お互いお疲れ様だ。」「綺麗な夜景ですね。」「桃、お前のほうが綺麗だ…」赤石は焼酎を一口口に含むと、桃の口腔に口移しで流し込んだ。「んっ…うぅ…」舌を絡ませるたびにキスの甘みと焼酎の酔いが混ざり合い、官能の世界に引き込む。
赤石は桃をベッドに抱え込むと、再びキスを繰り返しながら桃の浴衣の帯を解いた。「焼酎のあとはお前を味わいたい…」「つまみの変わりに俺を味わって…」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、万年青の実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ぁあっ…やぁっ…はぁっ…せん、ぱい…」「桃、相変わらず感じやすい体だ…その声をもっと聞かせてくれ…」舌で転がし歯でつつくたび桃の体はびくんと波打つ。
赤石は桃の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。松の枝のように無骨な指と厚い舌が織り成す愛撫は水引のように繊細で桃の体と心を甘く熱く蕩けさせる。浴衣をはだけさせ快楽に身を捩じらせる桃の姿は風に舞う天女を思わせた。
「ここだってもうこんなだぞ…」赤石は桃の足を開かせると熟れて蜜に濡れ、てらてらと輝く果実を口に含みフェラチオした。
「桃の、口の中でヒクヒクしてるぜ…」「…ぁ、ああっ…先…ぱぃ…はぁっ…やぁっ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに桃の口元から快楽の吐息が漏れる。
「せん…輩、俺も…」桃はフェラチオしてもらいながら赤石の足の間に顔を埋めると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実を貪りあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「せん…ぱい、で、出そうっす…ぅ…」「も…も、俺も、で、出そうだ…」二人はお互いの口腔に焼酎のように甘美な果汁を流し込んだ。
「先輩の、美味しいっす…」「桃、お前のもな…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。ベッド脇のランプが上気し、紅梅色に染まった肌を美しくも妖しく彩る。
赤石は桃に獣のポーズを取らせると浴衣の裾を捲りあげた。鏡餅を思わせる白いお尻があらわになる。「先輩、恥ずかしいっす…」「相変わらず可愛い尻をしてる…」赤石は桃のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、南天の実を思わせる蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたび溢れ出る蜜が太ももを伝いシーツにしみこむ。
「お願いっす、先輩のが欲しい…」「ちょうどいい時間だ、そろそろ入るぞ…」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。同時に除夜の鐘の最初の一鐘が鳴り響いた。「あけましておめでとう、桃。お前の中で新年を迎えたかった…」「あけましておめでとうございます、先輩、ああ…先輩が俺の中で…」「桃、動かすぞ…」二人は除夜の鐘に合わせるように腰を動かし快感を求め合った。「…ぁあ…せ、せんぱい…すごく、いいっす…はぁっ…ぁっ…いいっ…」「も…も、お前の、なか、よく、しまるぜ…」二人の喘ぎ声と除夜の鐘の音が混ざり合い、美しいハーモニーを奏でる。赤石は桃を貫きながら耳たぶに歯を立て更なる快感を与える。
「ぅ…せん、ぱい…俺、もう…イキそうっす…我慢できない…っ、ぉぉぉぉ…」「桃…俺もだ、二人で、イク…か…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。同時に2007年最初のキスを交わした。除夜の鐘が鳴り響く。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。赤石は桃に腕枕して頭を撫でていた。「新年はお前の中で迎えたかった。」「俺も、先輩を入れたまま新年を迎えられて幸せっす。」二人はもう一度キスを交わした。
「少し汗をかいたな。もう一度風呂に入りにいくか。」「露天風呂、一晩中やってるっすね。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
月の舌の露天風呂は太陽の下とはまた違う趣を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。「明日は観光をかねて初詣だな。」「明日が楽しみっす。」二人は2007年の月に見守られてキスを交わした。

「改めてあけましておめでとう。桃。」「改めて、あけましておめでとうございます。先輩。」翌朝、昇ったばかりの朝日で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。二人は眠気覚ましに麻風呂に浸かった。お湯に浸かるうちに自然と眠気が覚めてくる。
身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、売店で赤石は焼酎とカツオの佃煮、桃は鶏蕎麦と日向夏のゼリーをお土産に買った。
一度宮崎空港に行き、レンタカーを借りると、ドライブを兼ねた観光に繰り出した。お昼ごろ、青島についた二人は青島神社を参拝した。二人は本殿に手を合わせ、いつまでも一緒にいられることを祈り、周りの波が作り出した壮大な風景を楽しんだ。ちょうど元日、周りには晴れ着姿の初詣客や観光客で賑わっていた。
そのあと二人はサンメッセ日南に行き、海の守り神として聳え立つモアイ像の写真を取り、丘からの眺めを楽しんだ。丘からは日向灘が一望できる。
「素晴らしい景色っすね。」「桃、お前の方が美しい。」日向灘に見守られ、二人はキスを交わした。
そのあと鵜戸神社を参拝した。階段の上り下りを繰り返し、やっとの思いで本殿に出た。二人は洞窟の中の本殿に手を合わせ、いつまでも一緒にいられることを祈りながら運玉を投げた。
一通りの観光を終えた二人は、宮崎空港に車を走らせた。周りにはまだ葉をつけていないが杉林が古代の神の国らしい雰囲気を醸し出している。「どうだ、初めての宮崎旅行は、楽しかったか?」「最高に楽しかったっす。食べ物は美味しいし、温泉にも浸かれたし。古代の神々と触れ合えたし。おかげで今年もいい一年になりそうだ。でももうすぐこの南国ともお別れだと思うと寂しいっす。」「また行けばいい。また行くとしたら同じホテルに泊ってもいいし、もっと南に足を伸ばしてもいいだろう。」「高千穂も素晴らしいそうだ。また行きたいっす。」二人はまた行く事を約束するように手を握り合った。
空港についたのは夕方ごろ。搭乗手続きを終え、帰りの飛行機に乗った。飛行機が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさがよぎる。
「また二人で旅行に行きたいっす。」「国内、海外問わず旅行して、二人で思い出を作っていこう。修行の合間のご褒美だ。」
薄暗い機内で、二人は今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた飛行機は、東京へと向かって行った。

コメント:去年行ってきた宮崎旅行を思い出しながら書きました。だいぶたってもいい思い出です。




ハロウイン

2006-10-10 09:38:53 | 男塾赤x桃
「先輩、恥ずかしいっす…」「中々似合ってるぞ。」桃は黒のエナメルのレオタードに網タイツ、足元はハイヒール、頭にはウサギの耳、首には白いカラー、手首にはお揃いのカフスと、バニーガールの衣装を、赤石は頭には犬耳、フェイクファーのベストとズボンという狼男の衣装を着ていた。

今夜はハロウイン、元々西洋の行事を受け入れない男塾だが、Jが留学してからは西洋の行事も受け入れるようになった。最も、男塾においてのハロウインは、塾生が思い思いの仮装をして酒盛りをする日と、本来の意味とは違うが、塾生としては酒盛りを楽しむいい口実になった。
桃は赤石の部屋で、飛燕に作ってもらった衣装を着て準備をしていた。サイズぴったりのバニーの衣装は、黒エナメルの艶と網タイツが桃を扇情的に彩り、ウサギの耳が可憐さを添えていた。また、毛足の長いチョコレートブラウンのフェイクファーのベストとズボンは、赤石が持つ野性的な魅力をよりいっそう引き立てていた。
「先輩、俺似合ってますか?」「思ったよりも似合ってるぞ。このまま食べたいほどだ。」赤石は桃の頬を手に取ると、唇を重ねた。
「んっ…うゥ…」舌が口腔内で絡まり、歯の裏まで舐めとる。唇を離すと蜜の糸が月の光を受けてねっとりと輝いた。
「先輩、まだ…」酒盛りが終わったら、と言いそうになった桃の唇は赤石のそれで再び塞がれた。「こんなに可愛いウサギだ。他の奴の目に入ったら食べられれしまう。食べられる前に俺が食べる。」繰り返されるキスが、パンプキンプティングのように甘い官能を与える。今夜はちょうど満月。月の光が二人を甘く狂わせる。
「桃、俺に食べられるためにある可愛いウサギ…」「先輩になら食べられたい…」赤石は桃を布団の上に横たわらせると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、レオタードのファスナーを下ろし、ピンクのキャンデイを思わせる乳首を口に含み吸った。
「…ァ、はァ…やァ…せん、ぱい…」「もう硬くなってるぞ…可愛くていやらしいウサギだ…」「先輩が、俺をそんなふうにしたんすよ…」舌で転がし歯でつつくたび、桃の体はびくんと波打つ。
赤石は桃の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手をレオタードの中に入れ、脇の下、脇腹、臍の周り、背筋と愛撫し、網タイツ越しに太股を撫でる。無骨な指と厚い下が織り成す愛撫は、飴細工のように繊細で、桃の体をキャラメルのように甘く熱く蕩けさせる。愛撫のたびに桃の肌はうっすらと紅色に染まり、レオタードの艶とともにより扇情的に彩る。
「ここも窮屈そうだな、そろそろ出してやる…」赤石はレオタードの脇から桃の甘く熟れた果実を取り出すと、口に含みフェラチオした。
「…ァ、ああゥ…はァ…やァっ…せん、ぱい…全部は、脱がせないっすか…」「お前は俺のウサギだ、脱がしたら意味がない…」舌が先の割れ目、括れ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに桃は快楽の甘い海に溺れる。
「…ァ、先…ぱい、もう、だ、だめっす…で、出そう…」桃は赤石の口腔にミルクのように甘い果汁を流し込んだ。
「桃の、濃いぜ…」「先輩、俺も…」桃は赤石のズボンのファスナーを口でおろすと、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ…んう…先輩の、大きい…」「桃…う、うますぎるぞ…いつからこれだけうまくなった…」赤石はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら桃の頭を愛情をこめて撫でた。
「…ァ、桃…俺も、で、出そうだ…ォォォォ…」赤石は桃の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「先輩の、美味しいっす…」「桃、愛してるぜ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。妖しく輝く月の光が上気した二人の肌を艶やかに彩る。
赤石は桃に獣のポーズを取らせた。レオタードに包まれたお尻が露になる。
「ああ…恥ずかしいっす…」「相変わらず可愛い尻をしてる…」赤石は網タイツ越しに太股に頬ずりしたあと、レオタードの隙間から蕾に指を入れ、蜜壷を掻き回した。指が中で蠢くたびに溢れ出る蜜がレオタードを濡らす。
「お願いっす、先輩のが欲しいっす…」「そろそろ入るぞ…」赤石は桃の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「…ァ、ああゥ…せん…ぱい…はァ…やァ…奥に、当たってるっす…」「桃、なんて可愛い声で鳴くんだ…その可愛い声をもっと聞かせてくれ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。腰を動かすたびにパンプキンパイのように甘く蕩けるような快感が桃の体を奥まで貫く。赤石は桃を貫きながら耳朶に口づけ、更なる快感を与える。「…ゥ、せん、ぱい…もう、イ、イキそうっす…ゥ、ゥう…」「桃、俺もだ…二人で、イクか…ゥ、ォォォォ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。同時にキスを交わした。
オルガズムのあと、二人は布団の中で抱き合って横たわり余韻を味わっていた。赤石は桃に腕枕して頭を撫でていた。「桃、お前を食べていいのは俺だけだ。他の奴が食べたら、俺がその奴をたたっ斬る。」「俺も先輩に食べられて幸せっす。」二人はもう一度、余韻を味わうようにキスを交わした。蜂蜜のように甘い空気が流れる。
「そろそろ酒盛りが始まるころだな。」「そうですね。行かないと全部飲まれてしまう。」二人は衣装を着なおすと部屋を出た。
月は何事もなかったかのように静かに、妖しく輝いていた。

コメント:10月恒例になったハロウインネタです。赤x桃で本格的なハロウインをやったのは初めてかもしれません。

花火

2006-07-05 16:37:50 | 男塾赤x桃
男塾がある街で、毎年夏を告げる恒例の花火大会が行われた。会場であるかわらにはすでに浴衣姿の見物客でひしめいていた。
やがて夜の帳が下りたころ、花火大会が始まった。菊、大菊、柳、椰子、スターマインなど、さまざまな花火が夜空を光と音で彩るたびに見物客の嬌声が響き渡る。

会場から少し離れた小高い丘に、赤石と桃は花火を見ていた。元々赤石は人混みを嫌うので、桃は前から穴場といわれるところを探していた。誰にも知られていないのか周りにはほかの見物客は居ない。
「桃、お前のおかげでゆっくり花火見物が出来るぜ。」「空いていて尚且つ花火がきれいに見えるところを探したんですよ。」「俺のために手間を掛けてくれてうれしく思っているぜ。」「俺だって、誰にも邪魔されずにゆっくり花火を見たかったんですよ。」二人は色とりどりの花火を眺めながら肩を寄せ合った。花火がはじけるたびに音が聞こえ、虫の声と混ざり合う。
やがて花火大会もクライマックスに差し掛かったころ、「桃、俺のために手間を掛けてくれたんだ。お礼させてもらうぜ。」赤石は桃のほほを手に取り唇を重ねた。「んっ…うゥ…」舌が口腔内に絡まるたびに甘く暑い官能が桃を包み込む。唇を離すと蜜の糸が花火の光を受けて輝く。
「先輩、こんなところじゃ…」あとで寮に帰ってから、と言いそうになった桃の唇は、赤石のそれで再び塞がれた。「安心しろ、見たやつは俺がたたっ斬る。」確かに周りには誰も居ないし、それに屋外で愛を交わすのは初めてではない。しかし、イツほかの花火見物客が来るとも限らない、もし見られたら、それでも繰り返される赤石のキスは、桃から理性を吸い取ると同時に更なる官能を与える。
赤石は桃を草の褥に横たえると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、浴衣の前を開き、ローズヒップのみを思わせる乳首を口に含みすった。「…ア…ああん…はァあ…あ、先輩…」「桃だってもうこんなに、硬くなっているぞ…」舌で転がし歯で突付くたびに、桃の体は若竹のようにしなる。
赤石は桃の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太ももへと這わせ、浴衣の裾に入れ、熟れ始めて果実を揉み解した。無骨な指と厚い舌が織り成す愛撫は花火がはじけるように熱く、かつ繊細で、桃の体にやさしくも激しく快感を与える。見られるかもしれないと言うスリルと屋外の開放感が二人を大胆にさせた。はだけた浴衣が天女の羽衣のように肌に絡みつき、桃をより扇情的に彩る。
「ここだってもうこんなだぞ…」赤石は桃の足を開かせると、熟れて蜜に濡れてらてらと輝く果実を口に含みフェラチオした。「…ァ、はァ…んァ…せん…ぱい…はァ、ああゥ…」「口の中でヒクヒクいっているぞ…」厚い舌が果実の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに桃の体はびくんと波打つ。フェラチオに加え、夏草が肌を刺すチクチクした感触が快感にさらに拍車を掛ける。
「…ァ、先…ぱい、もう、で、でそうっす…」桃は赤石の口腔に焼酎のように甘美な果汁を流し込んだ。「桃の、濃いぜ…」「先輩、俺も…」桃は赤石の脚の間に顔を埋め、浴衣の裾をめくりあげると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ、んゥ…先輩の、大きいっす…」「も…も、口でするのが、うまくなったぜ…」赤石はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら下を動かす桃の頭を愛情を込めて撫でた。
「ゥ…桃、俺も…で、出そうだ…う、ゥ…」赤石は桃の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「先輩の、おいしいっす…」「桃、愛しているぜ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。夜空を彩る花火の光が、上気した二人の肌を美しくも妖しく照らす。
赤石は桃を後ろから膝に載せるように抱き上げると、お尻の割れ目を開き、息づく蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびに溢れ出る蜜が夏草にしみこむ。「お願いっす、先輩のがほしい…もう、指だけじゃ…我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」赤石は桃の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。同時に大きな尺玉が打ち上げられた。「くうっ…ゥ、ああ、はァ…はァっ…やァっ…せん、輩…奥に、当たってる…」「も…も、お前の中、よく締まるぜ…ちぎれそうだ…」二人は打ち上げられる花火に合わせるように腰を動かし、快感を求め合った。二人のあえぎ声、花火の音、虫の声が淫ら、かつ美しいハーモニーを奏でる。赤石は桃を貫きながら片手で乳首を転がし、もう片手で果実を握ってしごき更なる快感を与える。
「ああ…先…ぱい、もう、イ、イキそうっす…」「桃…俺もだ…二人で、イクか…」赤石は桃の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。同時に桃は赤石の手の中に果汁を迸らせた。瞬間、夜空を大量の花火が打ち上げられ、空をより華麗に彩る。観客が一気にどよめく。
オルガズムのあと、二人は草の褥に身を横たえ余韻を味わっていた。火照った肌に夏の夜風が心地よい。「花火はぱっと咲いてぱっと散る、だからこそ美しい。」「花火は先輩に似ているっす。咲くときは豪快で、散るときは潔くて。でも先輩は俺の前から散らないでほしい…」「俺はいつでも桃のそばに居るぜ、こんな手のかかる後輩置いていけるか。」「来年もここで花火が見たいっす。」「それまでにこの場所が知られていなければいいがな。」二人は次の夏もここで花火を見ることを約束するようにキスを交わした。
花火大会のフィナーレを飾るナイアガラが川を横切った。

コメント:地元で行われる花火大会を思い出しながら書きました。家からでもこの花火大会はわずかに見られるんです。

出雲

2006-05-06 10:00:48 | 男塾赤x桃
風薫る5月、桃と赤石はゴールデンウイークを利用して松江と出雲に旅行に出かけた。二人で行く久しぶりの旅行を前から楽しみにしていた。
岡山から乗り継ぎ、松枝についたのはお昼ごろ。出雲そばの昼食を食べた後、八重垣神社を参拝した。受付で紙をもらい、境内にある池に浮かべ、お賽銭を乗せる。紙が沈んだ瞬間手を合わせ、二人がいつまでも一緒にいらることを祈った。
3時ごろに玉造温泉に着いた二人は、予約を入れた旅館にチェックインを済ませ、部屋でお茶を飲んで一休みした後、早速露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が日ごろの修行の疲れを癒してくれる。
「いい温泉だな、気に入ったぜ。明るいうちから温泉とは最高の贅沢だ。」「気に入ってもらってうれしいっす。競争率の激しい中予約した甲斐がありました。二人で旅行に行くときは、いつも先輩が予約してくれるから、そのお礼っす。」「その気遣いが嬉しいぜ。」二人は身を寄せ合ってお湯に浸かった。二人でいるときは1号生筆頭の責任から開放され年相応の顔になる、そんな桃がたまらなくいとしい。5月の日差しが二人を包む。
洗い場で体を洗い、ジャグジーで体をほぐした後、満足した二人はお風呂の後、浴衣姿で新緑に彩られた温泉街の散策を楽しんだ。周辺には同じような旅館が立ち並び、温泉街らしい風情をかもし出していた。真ん中を流れる川のせせらぎの音に癒される。可愛らしいつくりのカフェでお茶を飲んで一休みし、瑪瑙の専門店でおそろいの携帯ストラップを買い、川で足湯して夕方ごろに旅館に戻った。
部屋に戻ると仲居が夕食の用意をしてくれた。丁度お腹のすいた二人は海の幸、湖の幸、山の幸を贅沢に使った料理を楽しんだ。夕食の後、腹ごなしに物販コーナーで土地の地酒や出雲蕎麦、シジミの佃煮、あごの焼きなどをお土産に買った。
部屋に戻るとすでに布団が敷いてあった。二人は買ってきた地酒を酌み交わしながらながら夜の温泉街の眺めを楽しんだ。やがて程よく酔いが回ってきたころ、
「桃、修行の傍ら予約してくれて感謝している、お礼をさせてくれ…」赤石は桃の頬を手に取ると唇を重ねた。「んっ…うゥ…」舌が絡みつくたびにキスの味と地酒の味が混ざり合い、甘美な官能の世界にいざなう。赤石は桃を布団に運ぶと、ついばむようなキスと絡みつくようなキスを繰り返しながら浴衣の帯を解いた。
「つまみの代わりにお前を頂くぜ…」「地酒の跡は俺を味わってほしい…」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、蓮華の花を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ぁ、あん…やァん…せん、ぱい…全部は、脱がせないん…すか…」「もう感じてるのか、硬くなってるぞ…浴衣をはだけたお前、最高にそそるぜ…全部脱がせたらもったいない…」舌で転がし歯でくすぐるたびに桃の体は藤の房のようにしなる。
赤石は桃の乳首を暫くすった後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。松の枝のように節くれだった指先と厚い舌が織り成す愛撫は意外なほど丁寧で繊細で、桃の体に確実に優しくも淫らな官能を与える。温泉という日常から離れた雰囲気が二人の官能を書き立てる。
「ここだって、もうこんなだ…」赤石は桃の足を開かせると、熟れて天を突く果実を口に含みフェラチオした。「…ゥ、んゥっ…ァ、ああゥ、せん…ぱい…やァ…ァ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がたび、浴衣をはだけて快感に身を捩じらせる桃の姿は、舞う古代の女神を思わせた。
「せんぱい…俺も…」桃はフェラチオしてもらいながら赤石の足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「せん、ぱい…お、おれ、で、出そうっす…」「桃、俺もだ…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に大山の牛乳のように濃い果汁を流し込んだ。
「先輩の、おいしいっす…」「桃、お前のもな…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。枕元の行灯が上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
赤石は桃を仰向けに横たわらせると足を持ち上げた。赤瑪瑙色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしいっす…」「恥らう表情、最高に可愛いぜ…」赤石は桃のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、蕾の中に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜がお尻を伝いシーツにしみこむ。「お願いっす、先輩のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、あァう、せん…ぱいの…熱い、もっと、奥まで…」「も…も、お前の中、よく締まるぜ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。赤石は桃を貫きながら顔中にキスの雨を降らせる。わずかに残った酔いが二人の腰の動きをさらに激しくさせる。
「…ァ、せん…ぱい、もう、だ、だめだ…イ、イクっす…ゥ、ォォォォォ…」「桃、俺もだ…二人で、イクか…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人は布団の中で横たわり余韻を味わっていた。赤石は桃に腕枕をして頭をなでていた。「桃、少し汗をかいたな、もう一度風呂に入るか。」「そうですね、大浴場はまだあいていますね。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
露天風呂には月の明かりが差し込んでいた。二人は抱き合ってお湯に浸かった。やや熱めのお湯が火照った肌に心地よい。「明日は出雲を観光するか。」「明日、晴れるといいっすね。」夜の帳に包まれた露天風呂で、二人は明日の観光が楽しいものになると約束するキスを交わした。
部屋に戻ると、ひとつの布団に抱き合って眠った。

「おはよう、桃。」「おはようございます、先輩。」翌朝、差し込む朝日で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。二人は眠気覚ましに露天風呂に浸かった。お湯に浸かるうちに自然の目が覚めてくる。
身支度、朝食、チェックアウトを済ませた後、出雲大社行きのバスに乗った。
出雲大社についた二人は壮大な社に作法道理に手を合わせ、縁結びの神である大国主命に二人が縁あって出会ったことに感謝し、いつまでも一緒にいられることを祈った。お天気もよいため境内は観光客で賑わっていた。絵馬を奉納し、宝物殿を見学し、神楽を楽しんだ後、出雲大社を後にした。
総合案内所でレンタサイクルを借りると島根ワイナリーに行った。新緑に彩られた道を風を感じながら走るのは楽しい。ついたのは丁度お昼ごろ、ワイナリー内にあるバーベキューレストランで島根牛のバーベキューを食べ、ワインつくりの過程を見学したあと、物販コーナーで島根ワインをお土産に買った。
再び自転車に乗ると、日本の渚100選に選ばれた伊佐の浜を散策した。浜辺からは日本海が見渡せる。白い砂浜を歩くと、海からの風が心地よい。観光客や地元の人が同じように散策を楽しんでいた。「綺麗な海ですね。」「桃、お前のほうが綺麗だ。」波も穏やかな日本海とウミネコに見守られ、二人はキスを交わした。
3時ごろ、案内所に自転車を返して、一畑電鉄で出雲市駅に向かった。車窓からはのどかな田園風景が広がる。「先輩、松枝と出雲気に入ったっすか?」「気に入ったぜ、温泉にも入れたし、前から行きたかった出雲大社にも行けた。実りの多い旅行だったぜ。これも桃のおかげだ。」「でももうすぐこの神代の国ともお別れだと思うと寂しいっす。」「またいけばいい。次にここにくるときは、俺が手配しておくぜ。」「期待していますよ。」二人は次に来ることを約束するように手を握り合った。
出雲市駅から在来線に乗り岡山まで出た二人は、岡山から帰りの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさを感じる。
「今回の旅行も楽しかったぜ、また二人で旅行しよう。」「国内、海外問わず旅行して思い出をまた作っていきたいっす。」
車内で今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:今年のGWに行ってきた松江と出雲旅行レポート小説です。松江と出雲は2回目ですが何度行ってもすばらしいところです。

ヴァレンタインデイ

2006-01-18 18:20:52 | 男塾赤x桃
「先輩、来てください。」
珍しく東京で大雪が降ったある日、赤石が寮に戻ると、庭の真ん中で桃が手を振っていた。隣には大きなかまくらが作られていた。
「このかまくら、お前が作ったのか?」「そうです、中に入ってください。先輩へのプレゼントがあるっす。」今日の桃はいつになくはしゃいでいる。赤石が言われるまま中に入ると、雪で程よく冷やされたシャンパンがおいてあった。
「桃、これは…」「今日はヴァレンタインデイですから。先輩へのプレゼントです。」そうだ、今日はヴァレンタインデイだな、前回はシャンパンをプレゼントしてくれたな。
「先輩は甘いものが苦手だから今回もシャンパンをプレゼントしたけど、前とまったく同じにしたくなかったから、雪で演出してみました。」俺のためにここまで手間をかけてくれた、赤石は桃のささやかな真心がこの上なくうれしく思えた。
「それなら早速、シャンパンをいただくとするか。」「グラスも雪で冷やしてあります。」桃はシャンパンを開けると、二つのグラスに注いだ。泡がグラスの中でダイヤモンドのように煌く。
「二人で迎えるヴァレンタインデイに乾杯。」「乾杯。」二人はグラスを軽く合わせると、それぞれの口に運んだ。フルーティで甘美な味が口いっぱいに広がる。
「いいシャンパンだ、気に入ったぜ。」「この日のためにちょっと奮発しました。」「シャンパンでの雪見酒も乙なものだ。」二人は琥珀色のシャンパンを味わいながら寮の雪景色を楽しんだ。ほどよい酔いが寒さを忘れさせてくれる。雪に覆われた庭は、別の世界を思わせた。
ボトル半分もあけたころ、「ホワイトデイには早いが、これはお返しだ。受け取ってくれ。」赤石はシャンパンを一口口に含むと、桃の口腔に口移しで流し込んだ。「…んっ、ゥう…」舌が口腔内で絡まるたびに、キスの甘味とシャンパンの味が混ざり合い、二人をチョコが蕩けるような官能の世界にいざなう。
「シャンパンの後は、お前を味わいたい・・・」「チョコの代わりに、俺を食べてほしい…」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、制服のボタンをはずし、苺を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ぁ、ああん…はぁ…やァ…」「もう硬くなってるぞ…もっとよがり声を出してみろ…」舌で転がし、歯でつつくたび、桃の体がビクン波打つ。
赤石は桃の乳首をしばらく吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。無骨な指と厚い舌が織り成す愛撫は雪の結晶のように繊細で、桃の体と心をシャンパンのようにはじけさせる。先ほど飲んだシャンパンの酔いが媚薬の役割をもたらし、更なる官能を与える。かまくらという閉ざされた空間が持つ安心感が二人を大胆にさせる。
「ここも、窮屈そうだな…出してやろう…」赤石は桃のズボン、下着を足首まで下ろすと、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。
「…ァ、んんゥ…はァっ、先…ぱい…」「口の中でヒクヒクしているぜ…そんなに俺にしゃぶってほしかったのか…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたびに桃の体は雪柳のようにしなる。
「…ん…ァ、先輩…もう、だめだ、で、でるっ…」桃は赤石の口腔に溶かしたホワイトチョコのように甘い果汁を流し込んだ。
「桃の、濃いぜ…」「先輩、俺も…」桃は赤石のズボンのジッパーを口で下ろすと、下着の中から雄雄しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ、んゥ…先輩の、大きい…」「も…も、う、うますぎるぞ…いつからそんなに、う、うまくなったのか…」赤石はフェラチオの快感に身を任せながら、桃の頭を愛情を込めて撫でた。「桃…もう、で、出そうだ…ゥ…っ」赤石は桃の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「先輩の、おいしいっす…」「桃、愛しているぜ…」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。雪は二人を包み込むようにやさしく降り続いている。
赤石は桃を膝に載せるように抱きかかえると、お知りの割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜が雪に滴り落ちる。「お願いっす、先輩のが欲しい…指だけじゃ我慢できない・・・」「そろそろ入るぞ…」赤石は桃の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「くゥっ…ゥ、あ…はァゥ…ァあ…せん…輩、熱い…もっと、奥まで…」「桃…お前の中…深いぜ、締め付けられそうだ…」二人は雪をも溶かすほど腰を動かし、快感を求め合った。貫かれる熱さと雪の冷たさが混ざり合い、狂おしいほどの官能を与える。赤石は桃を貫きながら片手で乳首を転がし、もう片手で果実を握ってしごきたてる。
「…ァ、あ…先…ぱい、もう、だ、だめっす、ィ、イキそうっす…ァ…ん…」
「桃…俺もだ、二人で…イクか…ゥ、ォォォォ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。雪がひときわ強く舞う。
オルガズムのあと、二人は雪の壁にもたれたまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照った体に雪の冷たさが心地よい。
「ヴァレンタインデイなんて、所詮贈る側の自己満足としか思っていなかった。でも、桃の心遣いを嬉しく思っている。」「先輩に喜んでもらいたくてプレゼントや演出をいろいろ考えたんです。」「ヴァレンタインデイもお前といい酒を酌み交わす日と思うのも悪くないだろう。」二人はもう一度口付けた。
体の火照りが引くにつれて忘れていた寒さが戻ってきた。
「そろそろ部屋に戻って、残ったシャンパンを飲むか。」「その後、もう一度俺を味わいませんか?」「お前ならいくらでも食べられる。」二人は制服を着なおすと、部屋に戻った。
雪は二人を祝福するように降り続いていた。
2006・2

コメント:久しぶりに書いた赤桃です。前回も同じシャンパンでしたが、今年は演出に雪を使ってみました。

カンボジア(3)

2005-09-14 19:42:09 | 男塾赤x桃
3日目、暗いうちに起きた二人は朝日を見にアンコールワットに行った。二人がついた頃には朝日を見に早くも観光客が来ていた。二人は朝日が美しく見えるところに陣取り、日の出の瞬間を待った。やがて朝日が雲の切れ目から顔を出し、遺跡を金色の光で照らす。朝日に照らされた遺跡は神代の時代を思わせる神々しさをたたえていた。
ホテルに戻り朝食を食べたあと、バンテアイ・スレイ遺跡を観光した。繊細な彫刻が施された紅色の砂岩で築かれた遺跡は、格調高く素晴らしい。東洋のモナリザ、と呼ばれるアンコール遺跡群で最も美しいとされるデバダーは、遺跡保護のため遠くからしか見られなかったが、それでも美しさ、妖艶さは変わらなかった。
中華料理の昼食をとり、ホテルで休憩をとった後、再び観光に繰り出した。ブリヤ・カーン遺跡、ニャっク・ポアン遺跡を見学したあと、シュリムアップ市内に出て、オールドマーケットを見学した。大して広くない敷地内に食材屋、雑貨屋、土産物屋、銀製品屋、生地屋が所狭しと並び、買い物客や観光客で賑わっていた。値引き交渉しながらの買い物は楽しい。銀製品屋で二人はおそろいのシルバーブレスレットを、桃はブラックペッパーとカンボジアシルクのクッションカバーを、赤石はコーヒーと壁掛け型の小物入れをそれぞれお土産に買った。
そのあと二人はサロンでタイ式マッサージを受けた。熟練したセラピストによるマッサージは足から始まり続いて腕、肩と続き、ヨガのような姿勢をとらされ、最後は頭皮で締めくくり、観光で疲れた体を癒してくれる。終わった後、体が軽くなるのを感じた。
ホテルで夕食をとった後、二人は誰もいないプールで泳いだ。王族の沐浴所を思わせるつくりのプールにはこの時間は誰もおらず、邪魔されることなくゆっくり泳げた。ひとしきり泳いだあと、二人はプールに半身を沈めながらキスを交わした。
舌を絡ませ情感を高めあう。唇を離すと蜜の糸がライトの光を受け、銀色に輝いた。「桃、俺だけのアプサラ、捕まえていないと天に戻ってしまう・・・」[先輩、俺を捕まえていて・・・」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ルビーを思わせる乳首を口に含み吸った。「・・・ァ、ああンゥ、やァ・・・ァ・・・」「もう固くなっているぞ・・・そんなに感じるのか・・・」「感じる、とろけそう・・・・」舌が乳首の上を淫らに踊るたび、桃の体はビクンと波打つ。
赤石は桃の乳首を吸いながら、空いた手をわきの下、わき腹、へその周り、背筋へと這わせ、熟れた果実を握ってしごいた。赤石の愛撫は時に甘く、時にブラックペッパーのように刺激的な快感を与える。快感に身を捩じらせる桃の姿は、舞うアプサラを思わせた。プールは客室から離れているので、宿泊客に見られる事はない。それでも見られるかもしれないというスリルと屋外の開放感が二人を大胆にさせた。
「・・・せん、輩、もう、出そうっす・・・」桃は赤石の手の中で達しそうになったが、赤石は直前で愛撫の手を止めてしまう。「ダメだぞ、自分ばかり気持ちよくなったら・・・」「先輩、おれも・・・」桃は赤石の脚の間に顔を埋め、雄雄しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「・・・ムグっ・・・ング、ンゥ・・・先輩の、大きいっす・・・」「も・・・も、ゥ、うますぎるぞ・・・」赤石は桃の頭を愛情を込めて撫でながら、うっとりとフェラチオの快感に身を任せていた。「・・・ゥ、う、桃・・・もう、で、出そうだ・・・・」赤石は桃の口腔に大量の果汁をほとばしらせた。
[先輩の、美味しいっす・・・]「桃、愛しているぜ・・・」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。プールサイドのライトが二人の肌についた水滴をダイヤのように輝かせる。
赤石は半身を水につかったまま桃をひざにのせるように抱くと、お尻の割れ目に指を入れ、蜜壷をかき回した。指先が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が水に溶ける。[お願いっす、先輩のが欲しい・・・指だけじゃ我慢できない・・・」[そろそろ入るぞ・・・」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「ヒイっ、イ、うう・・・ァ、先輩・・・」[ァ・・・あ、桃・・・すごく、いいぞ・・・」二人は水を波打たせながら腰を動かし、快感を求め合った。貫かれ熱くなった体を水が冷やし、再び貫かれ熱くなる、この繰り返しが狂おしいほどの快感を呼び起こす。突き上げるたびに明日帰国する寂しさを忘れさせてくれる。
[・・・ァ、先輩、もう、イ、イキそうっす・・・」[桃、まだイクな、俺が、先に・・・ァ・・・」赤石は桃の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。同時にキスを交わした。
桃は懸命にイキそうになるのをこらえていた。「まだもっているな。」「まだもっている・・・でも、限界が近い・・・」「ちゃんと我慢できたな、いい子だ・・・」赤石は桃の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。温かな口腔の快感に耐え切れず、桃は大量の果汁を流し込んだ。[桃の、濃いぜ・・・」[おかげで水を汚さずにすんだぜ・・・」[公共の場を汚さないのがマナーだ。コレはご褒美だ。]赤石は桃の頬に軽く口付けた。
オルガズムのあと、二人は水の中で抱き合い余韻を味わっていた。ほてった肌に冷たい水の感触が心地よい。[明日は最後の観光っすね。」「まだ湿っぽくなるのは早いぞ。それにエステの予定もある。」「そうですね。明日も楽しみましょう。」南国のつきに見守られ、二人はキスを交わした。

4日目の午前中、ホテルを出た二人は最後の観光に繰り出した。まずタ・プローム遺跡を観光した。遺跡に樹木の根が蛸の足のように絡みつく姿に大自然の脅威、壮大な生命力を感じた。
再びアンコールワットを見学し、クメール料理の昼食の後、ホテルに戻った二人はスパでマッサージを受けた。熟練したエステシャンの丁寧なマッサージとスクラブの感触が観光の疲れを癒し、アロマの芳香が夢見心地にいざない、帰国の寂しさを忘れさせてくれる。
マッサージのあと、二人はホテルの庭を散策した。庭に椰子の木が聳え立つ。
「気に入ったか、カンボジアは。」「気に入ったっす、待望の遺跡も見られたし、食べ物も美味しかったし、でももうすぐこの古都ともお別れだと思うと寂しいですね。」「また行けばいい、今回はいかれなかったがトレンサップ湖も素晴らしいところだと聞いている。」「まだ見ていない遺跡もありますね。また行きたいです。」椰子の木に見守られ、二人はまた行くことを約束するキスを交わした。
夕方、チェックアウトを済ませ、近くのレストランで夕食を食べたあと、シュリムアップ空港からホーチミンに出て、ホーチミンから日本行きの飛行機に乗った。飛行機が動き出すと、楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが頭をよぎる。[また二人で旅行に行きましょう。」「国内海外問わず、二人で思い出を作っていこう。」薄暗い機内で、二人は毛布の下で手を握って眠った。
二人を乗せた飛行機は東京へと向かっていった。

コメント:夏休みに言ってきたカンボジア旅行レポート男塾編です。ジャングルの中で遺跡を見ながらHさせるのも考えましたが、バチあたりなので結局ホテルでHさせました。カンボジアは素晴らしいところなので一度行ってみることをお勧めします。

カンボジア(2)

2005-09-14 18:46:37 | 男塾赤x桃
二日目、ホテルを出た二人は遺跡めぐりに繰り出した。
まずアンコールトムに行き、南大門、バイヨン寺院、ライ王のテラス、象のテラスなどの遺跡を鑑賞した。当時の建築技術を駆使して作られた寺院や壁1面に彫られた戦闘や当時の人々の生活を書いたリレーフを鑑賞しながら、はるか紀元前に思いをはせた。中でもクメールの微笑といわれる観世音増は見るものの心に安らぎを与えた。
カンボジア風ココナツカレーの昼食をとり、休憩のためホテルに戻った二人はシャワーを浴びた後、バスローブを羽織、サービスの果物を食べた。
[桃、果物を食べたあとは、お前を食べたい・・・」[先輩、昼間から・・・」赤石はマンゴスチンを一粒口に含むと、桃の航空に口移しで差し入れた。「ン・・・ウウ・・・」下を絡ませるたびにキスの甘さとマンゴスチンの甘酸っぱさが混ざり合い、二人を甘い官能の世界にいざなう。キスを交わしながらお互いのバスローブを脱がせあう。「果物も美味しかったが、お前も美味しそうだ・・」[果物のあとは、俺を食べて・・・」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ロータス色の乳首を口に含み吸った。[・・・・・ぁ、ああゥ、はァ・・・」「猛固くなっているぞ・・・感じやすい体だ・・・・」舌で転がし歯でくすぐるたび、桃の体は椰子の葉のようにしなる。
赤石は桃の乳首をしばらく吸ったあと、わきの下、わき腹、へその周り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。無骨な指と厚い舌が肌の上を淫らに踊るたび、桃の体と心は快感にかぼちゃプリンのように甘くとろける。暑い中の遺跡めぐりで疲れているが、二人はただ昼寝するよりも気持ちよくなる行為を選んだ。
「ここだって、もうこんなだぞ・・・」赤石は桃の足を開かせると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。[桃の、中でヒクヒクいっているぞ・・・」「・・・ァ、んゥ、はァ…せ、先輩…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたび、桃の体がビクンと波打つ。
[・・・ァ、あ、先輩・・・俺も・・・」桃はフェラチオしてもらいながら赤石の足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「桃・・・もう、出そうだ・・・う、ォォォォ・・・」[先輩、俺も・・・で、出そうっす・・・ァ・・・」二人はほぼ同時にお互いの口腔にココナツミルクのように甘い果汁を流し込んだ。[先輩の、美味しいっす・・・」[桃、お前のもな・・・」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。窓から差し込む南国の日差しが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
赤石は桃に獣のポーズを取らせた。ランブータンの剥き身のように瑞々しいお尻があらわになる。[アン、恥ずかしいっす・・・」「相変わらず可愛い尻をしている・・・」赤石は桃のお尻に頬刷りし、スベスベした感触を楽しんだあと、割れ目を開き、咲きかけのつぼみに口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。あふれ出る蜜をなめ盗る。[お願いっす、先輩のが欲しいっす・・・」「そろそろ入るぞ・・・」赤石は桃のつぼみに果実をあてがい一気に貫いた。「クっ・・・うう、んァ・・・・はァ・・・せん・・・輩の・・・奥まで・・・届く・・・」「も・・・も、よく締まってすごく、いいぞ・・・」二人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。あえぎ声が部屋に響く。赤石は桃を貫きながら、耳たぶに軽く歯を立て更なる快感を与える。
[・・・ゥ、う、先、ぱい・・・もう、い、イキそうっす・・・ァ・・・」「桃・・・俺も、二人で、イクか・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。赤石は桃に腕枕をして頭を撫でていた。「午後からまた観光だな。」[そうですね。また、楽しみっす・・・」二人はもう一度、余韻を味わうようにキスを交わした。

夕方、再びホテルを出た二人はアンコールワットを観光した。子供の頃、本で読んだ遺跡が目の前にある、それだけでも十分観光した。二人は壁1面に彫られた神々と悪魔の戦いを描いたリレーフや妖艶なデバダー、当時の建築技術を駆使して作られた寺院の鑑賞を楽しんだ。
江戸時代に書かれた日本人の侍が残した落書きを見つけ、急な階段を上り第3回廊からの眺めを楽しみ、アンコールワットをあとにした二人は最も美しい夕日が見れることで知られるプノン・バケン遺跡に行った。直行ルートの急な坂道を登り、遺跡の階段を上ると、遺跡周辺のジャングルからシュリムアップ市内まで見渡せるパノラマが広がっていた。沈みかけの茜色の夕日が遺跡群を照らす姿は神々しさを覚えた。「美しい夕日ですね。」[桃、お前のほうが美しい・・・」夕日に見守られ、二人はキスを交わした。
丘を降りた二人は、レストランでアプサラダンスのショーを鑑賞しながらクメール料理のバイキングの夕食を食べた。煌びやかな衣装に身を包んだ、妖艶、かつ繊細なダンスは本物のアプサラを思わせた。
その夜二人はセックスはせず、抱き合って眠っただけだったが、それでも満足だった。

カンボジア(1)

2005-09-12 22:47:18 | 男塾赤x桃
桃と赤石は遅い夏休みを利用してカンボジアに旅行に行った。二人で行く久しぶりの旅行を、前から楽しみにしていた。
ホーチミンを経由してシュリムアップ市内のホテルについたのは夕方頃。チェックインを済ませ、レストランで夕食を取ったあと、桃は先にお風呂に入った。
やや熱めのお湯に浸かるうちに自然とフライトの疲れが取れる。
「桃、そっちに行ってもいいか。」桃がお湯に使ったままうとうとしていると、赤石の声で目を覚ました。「・・・あ、先輩・・・」バスルームの窓が開き、赤石が身を乗り出していた。「今からそっちに行くぞ。」赤石はバスルームに入ると裸になり桃を後ろから抱きかかえるようにお湯に使った。広いバスタブだが男2人ではいるには狭い。しかし、肌の密着感が2人の官能を掻き立てる。
「桃、愛しているぜ・・・」「先輩、俺も・・・」お湯に浸かったまま二人はキスを交わした。舌を絡ませ、吸いあい情感を高めあう。
「桃、洗ってやるぞ・・・」赤石は桃の身体を愛撫するように丁寧に洗った。洗いながら白泡の花弁にまみれた乳首をつまんで転がす。
「・・・ァ、んうッ・・・はァ・・・あう・・・」「もう硬くなっているぞ・・・」指先でつまみ、軽くつねるたび桃の体がビクンとしなる。
赤石は片手で桃の乳首を転がしながらもう片方の手を脇の下、わき腹、臍の周り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。無骨な指が織り成す愛撫は意外とカンボジアシルクのように繊細で、長時間にわたるフライトで硬くなった桃の身体をやさしくほぐす。温かなお湯と柔らかな泡、愛撫の感触が更なる快感を呼び起こす。
「ここも口で綺麗にしてやるぞ・・・」赤石は桃を立たせると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「もうこんなだぞ・・・」「・・・はァ、ァ・・うう、先輩・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這いまわり、指先が種子を転がすたびに桃の身体は清流に泳ぐ魚のように波打つ。「・・・んゥ、はァ・・・先輩、もう、で、出そうっす・・・」桃は赤石の口腔にココナツミルクのように甘い果汁を流し込んだ。「桃の、濃いぜ・・・」「今度は俺が先輩を洗うぜ・・・」桃は赤石に後ろから抱きつくと、愛撫するように身体を洗った。柔らかな指の感触に赤石はうっとりと身を任せる。
「ここも、口で綺麗にするっす・・・」桃は赤石を立たせると、雄雄しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「先輩の、大きいっす・・・」「う・・・ゥ、も、桃・・・うますぎるぞ・・・ァ・・・」赤石はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、桃の頭を愛情を込めてなでた。「・・・ゥ、ああゥ・・・もう、で、出そうだ・・・」赤石は桃の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「先輩の、美味しいっす・・・」「桃、愛してるぜ・・・」2人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。バスルームのライトが快感とお湯のぬくもりで上気した2人の肌を淫らに彩る。
赤石はお湯に浸かったまま桃を膝に乗せるように抱くと、お知りの割れ目を開き、蕾の中に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜がお湯に溶ける。「お願いだ、先輩のが欲しいっす・・・指だけじゃ我慢できない・・・」「そろそろ入るぞ・・・」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「・・・クウゥ、ゥ・・・ァあゥ・・・はァ、せん・・・輩ッ・・・熱い・・・・」「桃・・・よくしまって、すごく・・・いいぞ・・・」2人はお湯を波打たせながら腰を動かし快感を求め合った。喘ぎ声がバスルームに木霊する。赤石は桃を貫きながら耳朶に軽く葉を立て更なる会館を与える。「先輩・・・もう、イ、イキそうっす・・・ゥ、ァァァァ・・・」
「桃・・・俺もだ、二人で、イクか・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はお湯に使ったまま抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。「明日は一日遺跡めぐりだな。」「明日が楽しみっす。」2人はもう一度、余韻を味わうようにキスを交わした。