MOON STONE

ジョジョ花x承 男塾桃x獅子 赤x桃 伊達x獅子小説専門サイトです。

元日

2007-01-04 09:33:18 | 男塾伊達x獅子
「改めて、明けましておめでとう。承太郎。」「改めて、明けましておめでとう。典明。」まだ暗いうちに目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。
二人は眠気覚ましに露天風呂に浸かった。空はまだ暗く、西の空には明けの明星が輝いていた。お湯に浸かるうちに自然と目が覚めてくる。
「今年も温泉で幕を明ける年になったな。」「そうだね、温泉で始まるとその年は必ずいい年になるんだよ。」「今年も幸せな年にしていこう。」二人は身を寄せ合いお湯に浸かった。
やがて東の空が白み始めたとき
「そうだ、承太郎、せっかくだから…」花京院は承太郎の頬を手に取り、唇を重ねた。「んっ…ぅう…」舌が口腔内に進入し、葉の裏まで舐め取る。唇を重ねると蜜の糸が銀色に輝いた。
「典明、こんなところじゃ…」「大丈夫だよ。夕べは殆どの泊り客は宴会していて、この時間はまだ起きてこないし、ゆっくり楽しめるよ。」露天風呂での愛の行為は初めてではない。むしろ何度も経験はあるが、見られるかもしれないという危険を伴う。もし見られたら、それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に、官能を与えた。
花京院は承太郎を膝に乗せるように後ろから抱き上げると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、万年青の実を思わせる乳首をつまんで転がした。
「…うぅ…んっ…ああぅ…はぁ…ぁぁう、のり…あき…」「もう硬くなってるよ、新年から感じやすいね…」指先がときに軽くつねり、軽く爪を立てるたび、承太郎の体はびくんとはねる。
花京院は片手で承太郎の乳首を片方ずつ愛撫しながら、もう片手を脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと這わせ、熟れ始めた果実を握ってしごき始めた。水引のように繊細な舌と指が、承太郎の肌を淫らに踊るたび、承太郎はお湯を波打たせて快感をあらわす。愛撫の快感と温泉の熱で承太郎の肌は紅梅色に色づく。
「のり…あき、もう、出そうだ…」承太郎は花京院の手の中で達しそうになったが、花京院は直前で愛撫の手を止めてしまう。
「だめだよ、自分だけ気持ちよくなったら…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ…んぐっ、典明の、甘い…」「承…たろぅ…ぅ、うますぎる…」花京院は舌を動かす承太郎の頭を撫でながら、快感にうっとりと身を任せた。
「…あ、じょう…太郎、僕も、で、出そう…ぁ…」花京院は承太郎の口腔にお屠蘇のように甘い果汁を流し込んだ。
「典明の、甘い…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。空が次第に明るくなる。
花京院は承太郎を再び後ろから膝に乗せるように抱きかかえてお湯に浸かると、お尻の割れ目を開き、息づく蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたび溢れ出る蜜がお湯に溶け出す。
「お願いだ、典明のが欲しい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。同時に地平線から、2007年最初の太陽が頭を出した。空が明るい金色に彩られる。
「クウっ…ぅ、ぅう、あ、ああぅ…はぁ…のり、ぁき…」「じょう…たろぅ…そんなに、強く締めたら、ちぎれ、そう…」二人はお湯を波打たせながら腰を動かし快感を求め合った。腰の動きに合わせるように太陽が昇り、新年の日差しで周りを彩る。花京院は承太郎を貫きながら耳朶に軽く歯を立て、更なる快感を与える。
「のり、明…もう、ぃ、イキそうだ…」「承、太郎…まだ、イったら、だめだよ…僕が、先に…ァ…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を迸らせた。同時に太陽が完全にその姿を現した。
承太郎は懸命にイキそうなのを堪えていた。「まだイってないね…」「まだ何とか持ってる、でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。柔らかく温かな口腔の快感に耐え切れず、承太郎は大量の果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「おかげでお湯を汚さずに済んだぜ。」「汚したらバチがあたるよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎の頬に口付けた。
オルガズムのあと、二人はお湯に浸かったまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照りの残る肌にお湯が心地よい。「おかげで今年もいい一年になりそうだ。」「今年もお互い、幸せな年にしようね。」昇ったばかりの太陽に見守られ、二人は今年もお互い幸せな年になることを祈るキスを交わした。

身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、バスに乗り、出雲大社に初詣に向かった。
出雲大社についた二人は壮大な社に作法道理に手を合わせ、縁結びの神である大国主命に二人が縁あって出会ったことに感謝し、いつまでも一緒にいられることを祈った。お天気もよく、境内には晴れ着姿の初詣客や観光客で賑わっていた。絵馬を奉納し、宝物殿を見学し、神楽を楽しんだ後、出雲大社を後にした。
総合案内所でレンタサイクルを借りると島根ワイナリーに行った。小春日和の穏やかな日差しの下、風を感じながら走るのは楽しい。ついたのは丁度お昼ごろ、ワイナリー内にあるバーベキューレストランで島根牛のバーベキューを食べ、ワインつくりの過程を見学したあと、物販コーナーで島根ワインをお土産に買った。
再び自転車に乗ると、日本の渚100選に選ばれた伊佐の浜を散策した。浜辺からは日本海が見渡せる。白い砂浜を歩くと、海からの風が心地よい。観光客や地元の人が同じように散策を楽しんでいた。「美しい海だな。心まで穏やかになる。」「承太郎のほうが綺麗だよ。」波も穏やかな日本海とウミネコに見守られ、二人はキスを交わした。
3時ごろ、案内所に自転車を返して、一畑電鉄で出雲市駅に向かった。車窓からはのどかな田園風景が広がる。「今回の出雲旅行も楽しいものになったな。」「温泉にも入れたし、出雲大社に初詣もできたね。今年もまた1年いい年になりそうだね。でももうすぐこの神代の国ともお別れだと思うと寂しいね。」「またいけばいい。次にここにくるときは、今回行かなかったところに行ってみてもいいだろう。」「そうだね。また一緒にいこうね。」二人は次に来ることを約束するように手を握り合った。
出雲市駅から在来線に乗り岡山まで出た二人は、岡山から帰りの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさを感じる。
「今回の旅行も楽しかったぜ、また二人で旅行しよう。」「国内、海外問わず旅行して思い出をまた作っていこうね」
車内で今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:去年の暮れに書いたレポートの続きです。出雲は何度行ってももすばらしいところです。



クリスマス・イン・伊勢

2006-12-06 17:46:28 | 男塾伊達x獅子
クリスマス、男塾も冬休みに入ったころ、伊達は獅子丸を連れて鳥羽と伊勢に旅行に言った。二人で過ごすクリスマス旅行を前から楽しみにしていた。
午前中にと場に着いた二人は、鳥羽水族館に行った。様々な海に住む魚やジュゴン、アシカ、ラッコ、カワウソなど海の生き物の鑑賞を楽しみ、ペリカンの餌付けの実演を見学した。海の生き物を目の前にした獅子丸は水族館は久しぶりと子供のようにはしゃいだ。その姿は年相応の少年の笑顔だった。その笑顔が伊達にはたまらなく愛しい。
イタリアンレストランで海鮮パスタの昼食を食べた後、ミキモト真珠島に行き、真珠ができるまでの過程や珍しいアンティークジュエリーの鑑賞を楽しみ、特別展示のシードパールジュエリーの繊細さに目を見張った。
そのあと島にある店舗で買い物を楽しんだ。伊達は真珠のネクタイピンを、獅子丸は真珠の携帯ストラップを買った。クリスマスということもあり、店内はクリスマスプレゼントを選ぶカップルで賑わっていた。その中、二人はどのカップルよりも幸せそうに見えた。
予約した温泉旅館に着いたのは3時過ぎごろ。部屋で荷物を置き、一休みした後早速露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が日ごろの修行の疲れを癒してくれる。
「どうだ、いい温泉だろう。組の若いやつに教えてもらった。」「眺めもいいし気に入ったよ。クリスマスに温泉って伊達さんらしいよ。」「せっかく二人で過ごすイブだ。ありきたりにしたくなかった。100組のカップルがいれば100通りのクリスマスの過ごし方がある、それが俺の持論だ。」「自分の考えを通すのも伊達さんのいいところだよ。」二人は身を寄せ合ってお湯に浸かった。小春日和の穏やかな日差しの中浸かる温泉は最高だった。紅葉も過ぎ、冬枯れした木々も風情を出していた。
洗い場で体を洗い、ジャグジーで体をほぐした後、大浴場を後にした。
部屋に戻り、暫く寛いでいると仲居が夕食を持ってきてくれた。二人は鮑や牡蠣、伊勢海老など伊勢湾で取れた新鮮な海鮮を使った豪華な料理を楽しんだ。
食事の後、二人はロビーで眺めを楽しみながら寛いでいた。窓からは伊勢湾が見渡せる。「そうだ、獅子丸、メリークリスマス。」伊達は綺麗にラッピングされた箱を手渡した。箱からは鷲をモチーフにしたネイティブインディアンのネックレスが出てきた。彩るターコイズが空を飛ぶ鷲を思わせる。
「お前に似合いそうなデザインを選んだ。気に入ってくれたか?」「気に入ったよ、前からほしかったんだ。俺も伊達さんにメリークリスマス。」獅子丸は綺麗にラッピングされた箱を手渡した。箱からは手紙の封を閉じるのに使うシーリングワックスと封印が出てきた。封印には伊達のイニシャルが彫ってある。
「伊達さん、メールよりも手紙を使うことが多いから使えそうなのを選んだんだ。気に入ってくれたかな?」「気に入ったぜ、早速使わせてもらう。」伊達は仕事でもプライベートでもメールより手紙を使うことが多い。そのため、シーリングワックスは使うことが多いが、決して安いものではない。おそらく俺の身になって選んだのだろう。伊達は獅子丸の心遣いがたまらなく愛しかった。
部屋に戻ると布団が敷いてあった。明かりを消し、枕元の行灯を灯すと、布団に横たわりキスを交わした。舌を絡ませ吸い合い情感を高めあう。キスを繰り返しながらお互いの浴衣の帯を解く。
「これからもうひとつのプレゼントをいただくぜ。」「クリスマスケーキの代わりに俺を食べて…」伊達は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ピンクのコンクパールを思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああン…やァ…ん…はァ…」「感じるのか…」「感じる、蕩けそうだ…」舌でつつき、歯でくすぐるたびに獅子丸の体がしなる。
伊達は獅子丸の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。珊瑚のように節くれだった指先と厚い舌が織り成す愛撫はシードパールジュエリーのように繊細で、獅子丸の体と心に甘く熱い快感を与える。
「ここも、もうこんなだぞ…」伊達は獅子丸の足の間に顔を埋めると、甘く熟れ蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「…ァ、やァ…ん、はァ…だて、さん…ァァ…」「ここはもう一人前だな…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび獅子丸は快感に身をよじる。その姿は雪を抱いたクリスマスツリーの枝を思わせた。
「…伊達さん、俺も…」獅子丸は伊達にフェラチオしてもらいながら足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立った果実を口に含み吸った。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実を貪りあった。「…ゥ、伊達、さん…もう、で、出そう…」「しし…丸、俺もだ…ゥ、うっ…」二人はお互いの口腔に蜂蜜のように甘い果汁を流し込んだ。「伊達さんの、美味しい…」「獅子丸、お前のもな…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。行灯の明かりが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
伊達は獅子丸を仰向けに横たえると、足を持ち上げた。ピンクの真珠を思わせる蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず綺麗だ…」伊達は獅子丸のお尻に頬ずりし、スベスベした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、伊達さんのが欲しい…」「そろそろ入るぞ…」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ…ゥ、ううっ…ァ、ああゥ…はァ…はアッ…だて、さんのが、奥に…」「しし、まる…ゥ、締め付けてるぞ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。二人のあえぎ声がベルの音のように響く。伊達は腰を動かしながら獅子丸の顔中にキスの雨を降らせ、更なる快感を与える。
「…ァ、伊達…さん、もう、い、イキそうだ…ゥ、ァァァァ…」「しし、丸、俺もだ…二人で、イクか…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムの後、二人は布団の中で抱き合い、余韻を味わっていた。お互いの肌の温もりが心地よい。「俺からのもうひとつのプレゼント、気に入ったかな?」「気に入ったぜ、貰ったら汗をかいたな。もう一度風呂に入りにいくか。」「露天風呂は一晩中やってるよ。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
満月に照らされた夜の露天風呂は昼とはまた違う顔を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。
「明日は伊勢と松坂を観光しよう。」「そうだね、明日お天気になるといいね。」真珠のような満月に見守られ、二人は明日の観光をお互い楽しむことを約束するキスを交わした。

「おはよう、獅子丸。」「おはよう、伊達さん。」翌朝、窓から差し込む朝日で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。
二人は眠気覚ましに朝風呂に浸かった。お湯に浸かるうちに眠気も覚めてくる。
朝食、チェックアウトを済ませた後、物販コーナーで土地の地酒、牡蠣の佃煮、アオサ、イカの干物などをお土産に買った。
伊勢に着いた二人は早速伊勢神宮の外宮と内宮を参拝した。クリスマスだが参拝客やツアー客で思ったよりも賑わっていた。二人は古代の天照大神に思いを馳せながら五十鈴川の流れを鑑賞し、後正宮に手を合わせ二人がいつまでも一緒にいられることを祈った。
そのあと二人は松坂に出て、有名な松坂牛のお店で昼食をとった後、松坂路を散策し、松坂城内にある本居宣長記念館を見学した。偉大な国文学者直筆の原稿やリフレッシュに使っていた鈴など貴重な資料は二人の目を楽しませ、鈴屋と呼ばれるかつて住んでいた家を見学しながら当時の生活に思いを馳せた。
長谷川邸を見学し、松坂木綿手織りセンターでペットボトル入れやランチョンマットを買った後、松治朗の舗で名物の蜂蜜も中のアイスをおやつに食べて一休みした。
一通りの観光を済ませた後、駅に向かった。商人の町らしく由緒ありそうなお店が並んでいた。「どうだ、伊勢と鳥羽と松坂は気に入ったか?」「気に入ったぜ、特に伊勢神宮に日本人の魂を感じたよ。でももうすぐこの町ともお別れだと思うと寂しいね。」「またいけばいい、今度行くときは志摩まで脚を伸ばしてもいいだろう。」「そうだね、また一緒に行こうね。」二人はまた行くことを約束しあうように手を握り合った。
松坂から近鉄で名古屋に出た二人は、名古屋から東京行きの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさを感じた。
「また二人で旅行しようね。」「お前がいい子にしてたらまた旅行に連れて行ってやる。国内海外問わず旅行して思い出を作っていこう。」
車内で二人は今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:10月の連休に行ってきた伊勢と鳥羽と松坂旅行のレポートです。何度行ってもすばらしいところなので行ってみることをお勧めします。

夜の海

2006-08-05 08:40:44 | 男塾伊達x獅子
伊達は湘南に別荘を持っている。といっても中心地から離れているため、ほとんどの海水浴客はその存在を知らない。そのため、中心地の喧騒とは無縁に休日を楽しめる。
男塾も夏休みに入ったころ、伊達は獅子丸を連れて別荘での夏休みを楽しんだ。ほかに組員を同行させない、二人だけの休日を前から楽しみにしていた。
夕方ごろ、別荘に着いた二人は、一度荷物を置き、一休みした後、近くにある隠れ家的レストランでディナーを楽しんだ。その後、一度別荘に戻り、もって来た浴衣に着替えると、夜のビーチで花火を楽しんだ。赤や緑、金色の火花が爆ぜ、二人の顔を照らす。獅子丸は火のついた花火を片手に子供のようにはしゃぎ、ネズミ花火に追いかけられ、筒状のロケット花火に火をつけてぎりぎりまでそばにより粘る、その獅子丸の動作一つ一つが愛しい。
「よっぽど花火が楽しいと見えるな。」「花火なんて子供のころ以来だ。子供のころはよく親父と花火を楽しんだんだ。親父は政治家としての活動が忙しいのに、必ず俺と過ごす時間を作ってくれたんだ。」「獅子丸、今は親父のことを言うのは控えろ、今は俺だけを見ていてくれ。」「わかったよ伊達さん。あ、もしかしたら妬いていたりしてな。」「そんなことはないぞ、お前の親父とは盟友だ。」「だって顔に書いてあるぞ。妬いているって。」「生意気言うな。」獅子丸は、伊達と恋人同士になってから少し生意気なことを言うようになったが、生意気な行動さえも愛しく感じた。海からの夜風が優しく吹く。
花火を一通りやりつくし、後片付けを済ますと、夜の誰もいないビーチを散策した。このあたりはほとんどほかの海水浴客に知られていないため、ゆっくり散策を楽しめた。
「そうだ、獅子丸、誰もいないなら…」伊達は獅子丸のほほを手に取り唇を重ねた。「ん…うぅ…」舌が口腔内に進入し、歯の裏まで舐め取る。唇を離すと蜜の糸が月の光を受けて銀色に輝く。「伊達さん、こんなところじゃ…」せめて別荘に帰ってから、といいそうになった獅子丸の唇は、伊達のキスで再び塞がれた。
「安心しろ、ここはほかの海水浴客はいない、ゆっくり楽しめる。」確かにこのあたりには旅館や海の家ひとつない。しかし、地元の人に見られるかのせいはある。もし見られたら…それでも繰り返される伊達のキスは、獅子丸の口腔に残るわずかな空気を吸い取ると同時に官能を与えた。
「お前が俺の心に火をつけた…」「花火の跡は、俺に火をつけてくれ…」伊達は獅子丸を砂の上に横たわらせると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、浴衣の襟を開け、スイカ色の乳首を口に含み吸った。「…ァ…ああん、やァん…はァ…はァ…」「もう硬くなってるぞ、いつからこんなにやらしくなった…」舌で突付き、軽く歯を立てるたびに獅子丸の体は朝顔の蔓のようにしなる。
伊達は獅子丸の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太腿へと這わせ、浴衣の裾をめくり上げ、熟れ始めた乳首を揉み解した。珊瑚のように節くれだった手と柔らかな舌が、肌の上を淫らに踊るたび、獅子丸の体と心は快感に花火のように熱く弾ける。見られるかもしれないというスリルと、夜の海の開放感が二人を大胆にさせた。
「…ァ、ああぅ、だて…さん、もう、で、出そうだ…」獅子丸は伊達の手の中で達しそうになったが、伊達は直前で愛撫の手を止めてしまう。「まずは俺を満足させてからだ。」「伊達さん、俺も…」獅子丸は伊達の浴衣の裾を捲り揚げると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ、んぅ…伊達さんの、大きい…」「しし…丸、ずいぶんうまくなったな…」伊達はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、獅子丸の頭を撫でた。「う…ぅ、俺も、で、出そうだ…」伊達は獅子丸の口腔に、練乳のように濃厚な果汁を流し込んだ。「伊達さんの、美味しい…」「獅子丸、いいこだ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。真珠のような月の光が、上気した二人の肌を美しくも艶やかに彩る。
伊達は獅子丸を砂の上に横たわらせると、足を持ち上げた。咲きかけの朝顔を思わせる蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「綺麗だぞ、獅子丸のここ…」伊達は獅子丸のお尻に頬ずりし、滑々した感触を楽しんだ後、割れ目を開き、蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびに溢れ出る蜜がお尻をつたい、砂にしみこむ。「お願いだ、伊達さんのが欲しい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。同時に波が押し寄せた。「クウっ…ぅ、ああ…はァ…伊達…さん…あぅぅ…奥に、当たる…」「しし…まる、よくしまるぞ…ちぎれそうだ…」二人は波にあわせるように腰を動かし、快感を求め合った。動かすたびに肌をこする砂の感触も快感に拍車をかける。二人のあえぎ声と波の音が混ざり合い、美しくも淫らなハーモニーを奏でる。
「…ァ、ああ、だて…さん、もう、い、イキそうだ…」「しし…丸、まだ、イクな…俺が、先に…ぅ…」伊達は獅子丸の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。同時に波が打ち寄せる。獅子丸は懸命にイクのを堪えていた。「ちゃんと我慢できたな。」「まだもってる、それでも限界が近い…」「我慢できて、いい子だ…」伊達は獅子丸の今にも爆発寸前の果実を口に含んだ。柔らかく暖かな口腔の快感に耐え切れず、獅子丸は大量の果汁を流し込んだ。「お前の、濃いぜ…」「おかげでビーチを汚さずにすんだよ。」「ビーチを汚さないのがマナーだ。これはご褒美だ。」伊達は獅子丸の頬に軽く口付けた。
オルガズムのあと、二人は砂の上に横たわり、余韻を味わっていた。火照った肌に海からの夜風が心地よい。「花火が美しいのは一瞬だけ、あとは燃えカスが残るだけだ…」「だからこそ、どんな花火も美しくて価値があるんだね。でも伊達さんとの絆は一瞬で燃え尽きることなくいつまでも咲かせていたいんだ。」「いつまでも俺のそばで咲いていてくれ。」「だって俺は伊達さんの前でだけ咲くんだ。」夜の海に見守られ、二人はもう一度、余韻を味わうようにキスを交わした。
月は何事もなかったように静かに輝いていた。

コメント:この時期には海を舞台にした話を書きたくなります。今回は夜のビーチで花火を楽しませて見ました。前半のせりふはほとんどアドリブです。

写真

2006-06-07 18:24:56 | 男塾伊達x獅子
最近伊達は写真を撮ることに凝っている。といっても最新のデジカメではなく、クラシックなカメラを使い目に付いたものを撮り、使われていない押入れを暗室として改造して現像するなどかなり本格的である。
「これが伊達さんが使っているカメラなんだね。こんなに大きいんだ。」
ある日、遊びに来た獅子丸は伊達のカメラを見せてもらっていた。最新のコンパクトなデジカメしか見た事が無い現代っ子の獅子丸には、クラシックなカメラはかえって新鮮に見えた。
「でも、伊達さん、デジカメを使ったほうがもっときれいに写るんじゃないかな?」[確かに古い方だし、画質もデジカメに劣るが、デジカメには無い味があるものだ。獅子丸、お前はまだ若いから古いものの魅力がわからないかもしれないな。」
クラシックなカメラはかえって好奇心旺盛な獅子丸の興味をそそった。
「そうだ、まず言葉で語るよりも実際に撮ったほうがいいだろう。獅子丸、撮ってやるぞ。」「俺、伊達さんのモデルになるのか」獅子丸は早速立ち上がるとポーズを撮ろうとした。
「待て、そうあせるな。ただ撮るだけじゃ物足りない。お前の裸の写真だ。綺麗にとってやるぜ。」ヌード写真を撮るのか。伊達の前で何度も裸を晒しているが、写真撮ると言う事は後々まで残る事だ、俺の裸がいつまでも残るのか。そう思うと獅子丸の身体は早くも熱くなり始めた。
「撮影に入るぞ、まずは上着を脱げ。そう、いいぞ、そうやって一枚一枚脱いでいくんだ。」獅子丸は言われるまま上着、ズボン、褌と脱いでいった。俺は大好きな伊達さんの前でストリップしている・・・。一枚脱ぐたびにシャッター音が響き、その音が獅子丸の興奮をそそる。
「全部脱いだな。そうだな、まずは尻を向けてごらん。そう、そうやって可愛い尻を突き出すんだ。かぶりつきたくなるぜ・・・」獅子丸は言われるまま桃饅頭を思わせるお尻を突き出した。俺の恥ずかしいところを伊達さんに見られている。撮られる快感に獅子丸のお尻は薄紅色に染まり始める。
「それじゃそろそろポーズを変えてみよう。前を向いて、足を開いてみろ。」獅子丸は言われるまま足を開いた。まだ何もしていないのに果実はすでに熟れ、蜜を滴らせていた。「なんだ、もうそんなになっているのか。その大きくなったのを自分でしごいてごらん。」俺に伊達さんの目の前でオナニーするのか。獅子丸は最初はためらったが、観念して果実を握りしごき始めた。
「…ぁ、ああゥ、伊達、さん…」「いいぞ、その表情、もっと足を開いてもっと手を激しく動かしてごらん、その表情、最高にそそるぜ…」獅子丸の荒い息遣いと伊達のポーズを支持する声、向き質なシャッター音が部屋に響く。最愛の伊達さんにオナニーと言う恥ずかしい行為を見られて写真にまで撮られている・・・。恥ずかしいのに恥じらいに反比例するように獅子丸の身体はますます興奮のあまり暑くなり手を動かす速さがますます早くなる。
「ぁ・・・伊達さん、もう、出でそう…ァ・・・」獅子丸はカメラの前で大量の果汁を噴出させた。カメラはその瞬間を克明に捕らえた。
獅子丸は畳に横たわったまままだ荒く息を使っていた。腹、胸の上には噴出したばかりの白い果汁で彩られていた。シャッター音はまだ響いている。
「最高の撮影だったぜ。これは最高のモデルになってくれた御礼だ。」伊達は獅子丸の頬を手に取り唇を重ねた。「ん…ゥう・・・」舌が絡まるたびにキスの味が再び獅子丸を蕩けさせる。
「なんだ、オナニーだけでずいぶん出したな。俺が綺麗にしてやろう。」伊達は獅子丸の肌についた白い果汁を熱い舌で舐めとり、その間に咲きかけの紫陽花を思わせる乳首を口に含みすった。「ァ・・・ああゥ、はァ・・やァ…ん・・・」「また感じ始めてきたのか、どこまで感じやすいんだ・・・」舌で転がし歯でつつくたび獅子丸の身体は柳のようにしなる。伊達は乳首から口を離すと脇の下、脇腹へと指を這わせ、臍の周りにまだ残る果汁を舐めとった。松の枝のように節くれだった指先と厚い下による愛撫に、一度静まっていた獅子丸の身体は再び熱くほてり始める。
「ここだってさっき出したばかりなのに、もうこんなだぞ・・・」伊達は獅子丸の足を開かせると再び熟れ始めた果実を口に含みフェラチオした。
「・・・あァっ・・・はァゥ、うっ・・・だて・・・さん・・・」「さては、撮られている間中俺に口でされたいと思っていたな…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに、獅子丸の身体は鯉のように跳ね上がる。
「…あァっう…はァ・・・だて、さん…もう、出そうだ・・・」獅子丸は伊達の口腔に達しそうになった。しかし、伊達は直前で口を離してしまう。
「だめだぞ、自分ばかり気持ちよくなってたら・・・お前を撮っている間、俺もこうだ。」伊達は着物を捲りあげた。獅子丸の目の前で伊達の果実は猛々しくそそり立っていた。「伊達さんの、凄い・・・」獅子丸は伊達の足の間に顔を埋めると、そそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ・・・伊達さんの、大きい・・・」「しし・・・丸、う、うまくなったな・・・」伊達はフェラチオする獅子丸の頭を愛情を込めてなでた。「ァ…獅子、まる・・・もう、出そうだ・・・ゥっ・・・」伊達は獅子丸の口腔に大量の果汁をほとばしらせた。「伊達さんの、おいしい・・・」「獅子丸、いい子だ・・・」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。梅雨の晴れ間の日差しが上気した二人の肌を妖しく彩る。
「やっぱりこのポーズが一番そそるな・・・」伊達は獅子丸に獣のポーズを撮らせた。再び色づき始めたお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい・・・」「撮影の間、お前の尻が食べたくて仕方が無かった・・・」伊達は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、割きかけのミニバラを思わせる蕾に口付け、花弁の1枚1枚に下を這わせた。あふれ出る蜜を舐めとる。
「お願いだ、伊達さんのが欲しい・・・」「そろそろ、本格的なお礼するぜ・・・」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、ああ・・・はァ・・・やァんっ、だて・・・さん・・・もっと、奥まで・・・」「獅子・・・まる、良く締まって、すごく、いいぜ・・・」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。つい先ほど裸の写真を撮られたと言う意識が貫かれる快感にさらに拍車をかける。伊達は獅子丸を貫きながら耳たぶに軽く歯を立てる。
「・・・ァ、あん・・・だて、さん・・・もう、だ、だめだ・・・イキそうだ・・・ゥ、ァァァァ・・・」「獅子、まる・・・俺もだ、二人でイクか・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人は畳の上に横たわり余韻を味わっていた。伊達は獅子丸に腕枕をして頭をなでていた。「どうだ、古いカメラのよさが良く判ったか。」「ハイテクのデジカメもいいけど、古いカメラにもそれなりの味があるんだね、写真が出来たら見せてくれよ。」「これから現像するぜ。」昨晩までの雨にぬれた鮮やかな庭の緑に見守られ、二人はもう一度キスを交わした。

数日後、写真が出来たと聞いたので見せてもらった。写真にはストリップする姿、お尻を突き出す姿、オナニーする姿、自分の恥ずかしい姿を見ているうちに獅子丸は身体が熱くなるのを感じた。
「伊達さん、俺・・・」「わかっている・・・また撮影するか・・・」

コメント:撮影と言う鬼畜ネタを久しぶりに書いて見ました。伊達さんには最新のデジカメよりクラシックなカメラのほうが似合いそうなので使ってみました。

ランカウエイ島3

2006-03-08 18:32:33 | 男塾伊達x獅子
4日目、午前中から観光に繰り出した。二人は首相記念館で各国の首相から贈られた珍しい品々の鑑賞を楽しんだ。そのあとマハスリ皇女の墓を見学し、不貞の疑いで殺された悲劇の皇女の伝説に思いをはせ、マレー風高床式の家屋から周辺の景色を楽しんだ。放し飼いされた牛が草を食むのんびりした光景が日々の喧騒を忘れさせてくれる。
そのあと島の中心部であるクアタウンに行き、島のシンボルである鷲の像を見学した。町にはタイ料理屋や中国料理屋、土産物屋が軒を連ね、車も多く行き来しているが、どこか穏やかな雰囲気を感じた。
観光を終え、ホテルのレストランで夕食を食べた後、夜のビーチを散策した。すでに満潮で波が深くまで押し寄せている。夜空には星がきらめいている。
しばらくビーチを歩いた後、2人はデッキチェアに横たわった。
「今回は観光よりもリゾートが中心の旅行になりそうだね。」「あちこち名所を巡るのもいいが、日常から離れてゆっくり過ごすのも旅行の醍醐味のひとつだ。」「ホテルで過ごす最後の夜を楽しもう。」
伊達は獅子丸の唇に口付けた。ねっとりと舌を絡ませ情感を高めあう。唇を離すと蜜の糸が星明かりを受けて銀色に輝く。
伊達は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、シャツを口でめくり上げ、ハイビスカス色の乳首を口に含み吸った。「…ァん、はァん、やァん…んゥ、」「もう硬くなってるぞ、感じやすい子だ…」舌で転がし歯でつつく度、獅子丸の体はビクンと波打つ。
伊達は獅子丸の乳首を吸った後、脇の下、わき腹、へその回り、背筋、太股へとしたと指を這わせた。無骨な指が織り成す愛撫はココナツミルクのように甘く、時にスパイスのように刺激的に獅子丸の体と心に快感を与える。この時間はすでに夜の帳が下りている上、満潮なのでほかの泊り客もいない。それでも星を見に来る客もいるだろう。見られるかもしれないというスリルが2人を大胆にさせた。
「ここも、もうこんなだ…」伊達は獅子丸のズボンを下ろし、下着の中から果実を取り出しフェラチオした。「大きくして、しゃぶり甲斐があるぜ…」「…あァん、はァん…伊達…さん…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに、獅子丸の体はマングローブの枝のようにしなる。
「…ァ、ああゥ、もう、だめだ、で、出るっ…」獅子丸は伊達の口腔に練乳のように甘い果汁を流し込んだ。「獅子丸の、濃いぜ…」「伊達さん、俺も…」獅子丸は伊達の足の間に顔を埋めると、下着の中から果実を取り出しフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ、伊達さんの、大きい…」「しし…丸、う、うまいぞ…」伊達はうっとりとフェラチオの快感に身をゆだね柄、獅子丸の頭を愛情を込めてなでた。
「…ゥ、獅子、まる…俺も、出そうだ…」伊達は獅子丸の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「伊達さんの、美味しい…」「獅子丸、愛しているぜ…」2人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。星明りが上気した2人の肌を妖しく照らす。
伊達は獅子丸をデッキチェアに座らせると、ズボンと下着を足首まで下ろして足を持ち上げた。ブーゲンビリアを思わせる蕾が夜空に晒される。
「恥ずかしい、星が見てる…」「綺麗だ、獅子丸のここ…」伊達は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけの蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。あふれ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、伊達さんのがほしい…」「そろそろ入るぞ…」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。「ヒイっ、ィっ、いい、ァ、はァ…伊達・・さん…」「しし・・丸、すごく、いいぞ…」2人はデッキチェアをきしませながら腰を動かし、快感を求め合った。二人のあえぎ声と波の音、無視の鳴き声が混ざり合い、みだらなハーモニーを奏でる。伊達は獅子丸を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。「伊達さん、もう、い、イキそうだ…」「獅子、丸、俺も、2人で…イクか…」2人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。梟の鳴き声が響く。

オルガズムのあと、2人は椅子にもたれたまま抱き合い余韻を味わっていた。ほてった肌に南国の夜風が心地よい。「明日の今頃はもう帰りの飛行機だね。」「まだ湿っぽくなるのは早い。明日はエステの予約がしてある。」「そうだね、残り少ないけど思う存分に楽しもうね。」夜の帳の中、2人はキスを交わした。
5日目の日中、ホテルのスパでマッサージを受けた。温めた石を体のツボにのせ、温めたマッサージオイルで全身をマッサージし、クレイパックを施しスチームサウナで閉める。熟練したエステシャンの丁寧なマッサージと温めたオイルと石の感触、スチームサウナの熱が夢見心地にいざない、帰国の寂しさを忘れさせてくれる。
エステの後、迎えの車が来るまでビーチを散策した。穏やかに波が打ち寄せる。海からの風が心地よい。「どうだ、ランウエイが気に入ったか。」「気に入ったよ。自然もたくさんあって、楽園と呼ぶにふさわしいね。でももうすぐこの楽園とお別れだと思うと寂しいね。」「またいけばいい。今度はカヤックでクルージングも楽しそうだ。」「スキューバーダイビングやつりも楽しそうだね。またいこうね。」海と太陽に見守られ、二人はもう一度行くことを約束するキスを交わした。

夕方ごろ、ランカウエイを出た二人はクアラルンプールから東京行きの飛行機に乗った。飛行機が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが頭をよぎる。「また一緒に旅行しようね。」「国内、海外問わず旅行して2人で思い出を作っていこう。」薄暗い機内で毛布の下で手をつないで眠った。
2人を乗せた飛行機は東京へと向かっていった。

コメント:年末年始に行ってきたランカウエイ旅行のレポートです。ランカウエイは自然に恵まれたすばらしいところです。機会があったらいってみてください。

ランカウエイ島2

2006-03-08 18:31:49 | 男塾伊達x獅子
2日目、午前中はホテルのビーチで寛いで過ごした。ホテルのスタッフが運転するバギーで緑のジャングルを抜けると、白砂のビーチが広がっていた。獅子丸は海と戯れ泳ぎ、伊達はデッキチェアでカクテルを飲みながら泳ぐ姿を見つめていた。男として日々成長しているが、時折少年のような無邪気さを除かせる。そんなところがたまらなくいとしい。海水はペナン島と比べると透明度は高い。午前中ということもあるのかビーチは人影もまばら、外国人の泊り客がぽつぽつとデッキチェアで寛いでいた。
「あれ、伊達さんは…」泳ぎに夢中になっていたがふと気がつくと伊達の姿が見えない。「わっ…」その瞬間、獅子丸は伊達に後ろから抱きかかえられ、木に囲まれた波打ち際に運ばれた。
「人が泳いでるのになにするんだよ。」「お前が溺れているのかと思ってな。」伊達は獅子丸を波打ち際に横たえるとキスを交わした。「…ん、うゥ…」舌を絡ませるたびにキスの味と海水の塩辛い味が混ざり合い、官能に導く。
「伊達さん、こんなところじゃ…」「大丈夫だ、あまり人もいないし、見られることもないだろう。」確かに二人の周りは木に覆われている。見つかることはないだろう。しかし、ここはイスラム教国、ビーチで全裸になるのは禁じられている。もし見られたら、それでも繰り返される伊達のキスは獅子丸から理性を奪い、官能を与える。
伊達は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ピンクのコンクパールを思わせる乳首を指先でつまんで転がした。「…ァ、ああん、やァん…」「口ではそんなことを言っているがもうこんなに感じているじゃないか…」指先でつつき、転がすたび、獅子丸は快感に身を捩じらせる。
伊達は片手で獅子丸の乳首を愛撫しながら、もう片手を脇の下、わき腹、へその回り、背筋、太股へと這わせ、水着の上から熟れ始めた果実を揉み解した。節くれだった指先が肌をすべるたび、獅子丸の口元から快感の吐息が漏れる。見られるかもしれないというスリルと南国の海と太陽が2人を大胆にさせた。
「…だて、さん…もう、でそうだ…」獅子丸は快感に達しそうになったが、伊達は直前で手を止めてしまう。「まだだ、まずは俺を満足させてからだ。」「伊達さん、俺も…」獅子丸は伊達の水着からそそり立つ果実を取り出すと口に含みフェラチオした。「むぐっ、んぐっ…んう、伊達さんの、大きい…」「しし、丸・・・うまくなったな…」伊達はフェラチオする獅子丸の頭を愛情を込めてなでながら、快感に身をゆだねた。「う…ゥ、獅子…まる、もう、で、出そうだ…」伊達は獅子丸の口腔に塩辛い果汁を流し込んだ。「伊達さんの、濃くて美味しい…」「獅子丸、いい子だ…」2人は果汁と蜜と海水に濡れた唇を重ねあった。太陽が上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
伊達は獅子丸を波打ち際に仰向けに横たえると、足を持ち上げた。珊瑚色の蕾が太陽の下に晒される。「アン、恥ずかしい…太陽が見てる…」「綺麗だぞ、獅子丸のここ…」伊達は獅子丸の蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜が海と混ざり合う。
「お願いだ、伊達さんのがほしい…」「そろそろ入るぞ…」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。「きっ、ィ、ィい、あ、はァ…だて…さんのが、動いているよ…」「しし…丸、よくしまるぞ…」二人は波の動きにあわせるように腰を動かし、快感を求め合った。貫かれ熱くなった体を波が冷やし、再び貫かれ熱くなる、この繰り返しが狂おしいほどの快感を呼び込む。伊達は獅子丸を貫きながら顔中にキスのスコールを降らせる。
「伊達さん、もう、だめだ…イキそうだ…」「獅子丸、まだ、イクな…俺が、先に…」伊達は獅子丸の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。ひときわ大きな波が2人を包み込む。
獅子丸は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだもっているな。」「まだもってる。でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたな、いい子だ…」伊達は獅子丸の今にも爆発寸前の果実を口に含んだ。口腔のぬくもりに耐え切れず、獅子丸は大量の果汁を流し込んだ。
「お前の、濃いぜ・・・」「おかげで海を汚さずにすんだぜ。」「海を汚したら悪いからな、これはご褒美だ。」伊達は獅子丸の頬に口付けた。
オルガズムのあと、2人は波打ち際に抱き合い横たわり、余韻を味わっていた。火照った肌に波の冷たさが心地よい。
「ここに着たら海で愛し合おうと決めていた。」「俺、伊達さんとならどこでも愛し合える。」南国の海に見守られ、二人はキスを交わした。

プールサイドのレストランで昼食をとり、ヴィラで昼寝した後、夕方からの観光に繰り出した。二人は船着場に着くとマングローブの森のクルージングに乗り出した。岸辺に生い茂るマングローブのジャングルから時折野生のサルが顔をのぞかせ、色鮮やかな鳥が飛び、川面をオオトカゲが泳ぎ、魚が跳ねる。途中でスコールが来たが太古の自然がそのまま残る自然の中をクルージングするのは楽しい。途中で船を降り蝙蝠がすむ洞窟を見学し、生簀に飼われてているバラクーダやテッポウウオ、エイやカブトガニなど珍しい生き物の鑑賞を楽しんだ。
やがて船は最も景色が美しいといわれるところに止まった。断崖絶壁とジャングルが織り成す景色の壮大さに感動した。
「なんてすばらしい景色なんだろう。」「獅子丸のほうがずっと美しい。」マングローブに見守られ、二人はキスを交わした。
暗くなり始めるころ船を下りた2人は、ジャングルの中に立てられたレストランでマレー風タイ料理の夕食を楽しんだ。

3日目、この日は特に観光の予定はなく午前中はプールサイドでゆっくり寛いで過ごした。午後からヴィレッジセンターに買い物を楽しんだ。獅子丸は海鼠の油でできた石鹸とクリームと白胡椒を、伊達は山羊の乳でできた石鹸と籐の小物入れとピューターのジョッキをお土産に買った。
夕方ごろホテルに戻り、海とジャングルを見渡せるレストランで、タイ料理のディナーを楽しんだ。
その晩はセックスはせずに抱き合って眠っただけだが、それでも満足だった

ランカウエイ島

2006-03-08 18:30:59 | 男塾伊達x獅子
伊達と獅子丸は春休みを利用してランカウエイ島に行った。二人で行く久しぶりの海外旅行を楽しみにしていた。
クアラルンプールで乗り継ぎ、ランカウエイ島のホテルに着いたのは夜9時ごろ。ルームサービスの夕食を食べた後、お風呂に入った。二人が泊まったヴィラは全体が広く、バスルームだけでも広く作られていた。二人はお湯と泡を満たしたバスタブに抱き合って浸かり、キスを交わした。「…ん、うゥ…」舌を絡ませるたびにキスの味とさっき飲んだワインの味が混ざり合い、2人を甘美な官能の世界にいざなう。バスタブ自体は広いが2人ではいるのには狭い。しかし狭いゆえに肌の密着度が増し、官能を書き立てる。
「獅子丸、洗ってやるぞ。」伊達は獅子丸の頭を洗ったあと、体を愛撫するように洗い、白泡の花弁にまみれた乳首を指先でつまんで転がした。「…ァ、あ…伊達さん…蕩けそう…」「なんだ、もう感じているのか…」指で転がし、時に軽くつねるたび、獅子丸の体はマンゴーのように甘い快感に包まれる。
伊達は片手で獅子丸の乳首を愛撫し、もう片手を脇の下、わき腹、へその回り、背筋、太股へと這わせ、熟れ始めた果実を握ってしごいた。無骨な指が織り成す愛撫は意外と繊細で、獅子丸の体に確実に快感を与え、ロングフライトで硬くなった体をほぐす。ヴィラという日常から離れた雰囲気とワインの酔いが媚薬の役割をもたらす。「ここは清潔にしておくものだ。」伊達は獅子丸を立たせると、熟れた果実を口に含みフェラチオした。「ここはもう一人前だな…」「…あァん、やァん…はァ…う・・」舌が先の割れ目からくびれ、縫い目と這い回るたび、獅子丸の体と心は快感に蘭の花のように咲き乱れる。「伊達…さん、もう、で、出そうだ…」獅子丸は伊達の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「お前の、濃いぜ…」「伊達さん、俺も…」獅子丸は伊達の足の間に顔を埋めると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ、んぐっ…んう、伊達さんの…大きい…」「獅子丸、うまく、なったな…」伊達は獅子丸の頭を愛情を込めてなでながらフェラチオの快感に身を任せた。「う…しし、まる…で、出そうだ…」伊達は獅子丸の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「伊達さんの、美味しい…」「獅子丸、いい子だ…」2人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。間接照明が上気した二人の肌を妖しく彩る。
伊達は獅子丸を膝に乗せるように抱き上げると、お尻に割れ目を開き、蕾の中に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜がお湯に溶ける。
「お願いだ、伊達さんのがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「きっ…ィっ、あァう、はァ…伊達さんのが、届く…」「しし…まる、いいぞ…」2人はお湯を波打たせながら腰を動かし会館を求めた。泡が潤滑油の役割をもたらし、二人の動きを引き立てる。伊達は獅子丸を貫きながら、耳たぶに軽く歯を立て、更なる快感を与える。
「…ゥ、もう、だめだ…イキそうだ…ァ、あ…」「俺もだ…2人で、イクか…」2人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はお湯に使ったまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照った肌にややぬるめのお湯が心地よい。
「明日は午後から観光だね。」「午前中はゆっくり過ごそう。」「明日が楽しみだね。」お湯に使ったまま、二人はもう一度キスを交わした。
南国の夜が更けてゆく。

ヴォジョレ・ヌーヴォー

2005-10-15 21:59:25 | 男塾伊達x獅子
最近伊達はワインに凝っている。今は使っていない部屋をワイン倉庫として改造し、ワインセラーを置き、年代もののワインを並べている。
もちろん毎年ヴォジョレ・ヌーヴォーを予約で買っている。
ヴォジョレ・ヌーヴォーの解禁日、予約で買ったヴォジョレ・ヌーヴォーをちょうど遊びにきていた獅子丸と味わうことにした。
「それじゃ、今年のヴォジョレ・ヌーヴォーに乾杯。」「乾杯。」二人はワインを注いだグラスを軽くあわせた。チリンと澄んだ音が響く。
「今年のヴォジョレ・ヌーヴォーは例年以上に出来がよい。」「でも伊達さん、なぜヴォジョレ・ヌーヴォーは解禁日にこだわるんだ?」「いいな獅子丸、なんにでも旬というものがある。ヴォジョレ・ヌーヴォーの旬は解禁されてから11月中だ。11月いっぱいに味わってもいいのだが、解禁日に飲むのが粋というものだ。」「初鰹はいくらお金を払っても食べる、とよく言うけど、同じようなものなのかな。」「わかりやすく言えばそうなるだろう。」二人はチーズをつまみながら解禁されたばかりのヴォジョレ・ヌーヴォーを味わった。芳醇な香りとガーネットを溶かしたような色のワインの心地よい酔いが2人の会話を盛り上げる。
「・・・ァ、俺、酔ったみたいだ・・・」元々獅子丸は酒には強い。塾生同士の酒盛りでもいくら飲んでも平気な顔をしている。しかし、飲み慣れない高い酒を飲んだのか酔いの回りがいつも以上に速い。
「よったのか。俺が介抱してやる・・・」伊達は獅子丸を抱えあげると、奥の襖を開けた。部屋には布団が敷いてあった。枕元に灯された和蝋燭が隠微な雰囲気をかもし出している。伊達は獅子丸を布団に横たわらせると、コスモスの花弁のように可憐な唇に、自分のそれを重ねた。「・・・ン、ゥゥ・・・」舌を絡ませるたびにキスの味とワインの味が混ざり合い、ワインのように芳醇な官能の世界にいざなう。
「ワインの後は獅子丸を味わいたい・・・」「おつまみの代わりに俺を食べて・・・」キスをかわしながらお互いの着衣を脱がせる。
伊達は獅子丸の耳朶、首筋に舌と指を這わせると、紅葉色の乳首を口に含み吸った。「・・・ァ、ああン、やァ・・・ん・・・」「もう硬くなっているぞ・・・感じやすい身体だ・・・」舌で転がし歯でくすぐるたび、獅子丸の身体はビクンと波打つ。
伊達は獅子丸の乳首を暫く吸ったあと、脇の下、わき腹、臍の周り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。節くれだった指先と熱い下が肌の上を淫らに踊り、性感帯を刺激するたびに、獅子丸の身体は快感によじれ、肌はワイン色に染まる。先ほどのワインの酔いが2人をより大胆にさせる。
「ここも、もうこんなだぞ・・・」伊達は獅子丸の足を開かせると、葡萄のように甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「ここはもう、一人前だな・・・」「・・・ン、うう、ァ、やァ・・・ん、伊達・・・さん・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回るたびに獅子丸の身体と心は快感に溺れる。
「伊達さん・・・俺も・・・」獅子丸はフェラチオしてもらいながら伊達の足の間に顔を埋めると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。二人は口の周りを蜜で汚しながら、お互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「・・・ゥ、だて・・・さん、もう、出そうだ・・・」「獅子丸・・・俺もだ・・・ゥ・・・」2人はほぼ同時にお互いの口腔に白ワインのように甘い果汁を流し込んだ。
「伊達さんの、美味しい・・・」「獅子丸、お前のもな・・・」2人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねた。蝋燭の明かりが快感に上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
伊達は獅子丸を仰向けに横たわらせると、足を持ち上げた。咲きかけの菊の花を思わせる蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい・・・」「綺麗だ、獅子丸のここ・・・」伊達は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、蕾の中に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜がお尻を伝い、シーツに染み込む。「お願いだ、伊達さんのが欲しい・・・指だけじゃ我慢できない・・・」「そろそろ入るぞ・・・」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「クウッ・・・ゥ、ああゥ・・・はァウ、伊達・・・さんのが、奥・・・まで・・・」「獅子・・・まる、よく、し、締まるぞ・・・」2人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。ワインの酔いが腰の動きをさらに激しくする。伊達は獅子丸を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。「・・・伊達、さん、もう、イ、イキそうだ・・・ゥ、ォォォ・・・」「獅子・・・まる・・・俺もだ、2人で、イクか・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、2人は布団の中で抱き合い余韻を味わっていた。伊達は獅子丸に腕枕をして頭をなでていた。「俺、今日はピッチが早すぎた・・・」「いいか、獅子丸、安い酒を飲むのもいいが、高い酒を味わって飲むのが男のたしなみというものだ。」「俺、伊達さんのような立派な男になるよ。」「今夜はもう遅い、泊まっていくといい。」「また朝帰りか、明日なんて言われるだろう、まあ、いっか。」
二人はもう一度キスを交わすと抱き合って眠りについた。
二人の間にワインのように幸せな時間が流れた。

コメント:ヴォジョレ・ヌーヴォー解禁のニュースを聞いてこの話を思いつきました。伊達さんは日本酒のほうが好きそうですが、ワインも似合いそうです。当初は下の口でワインを飲ませるのも考えましたが、危険な上、もったいないのでやめました。

ハロウイン

2005-10-01 09:18:34 | 男塾伊達x獅子
ハロウインの夜、承太郎は花京院の家に泊まりに来た。かぼちゃを中心にした夕食を食べ、お風呂に入った後、ベッドの上でデザートのパンプキンパイを食べた。
「そういえば、今夜はハロウインだな。お袋も子供の頃はおばあちゃん手作りの魔女の衣装を着て、近所をパレードしたといっていたな。」「近年、日本でも定着してきたね。そうだ、今年も二人だけのハロウインパーティを開こう。もう衣装も用意したよ。」「毎年典明が作るが楽しみだ。」花京院はクローゼットを開けると衣装を取り出した。「典明、これ…」承太郎に渡された衣装は白いケープカラーの付いた黒いベルベットのワンピースにおそろいのベール、クロスのペンダントというシスターの衣装だった。「承太郎に似合いそうな衣装を色々考えて作ったんだよ。僕のは神父をイメージして作ったんだ。二人だけのハロウインパーティを始めよう。」二人は早速衣装に着替えた。シスターの衣装が承太郎を静謐、かつ背徳的に彩る。また、黒いローブにクロスのペンダントという神父の衣装は、花京院が持つストイックな魅力をより引き立てる。
「承太郎、何て清楚で美しいシスターなんだ。美しいからこそ快楽に落としたくなる…」「典明…聖職者である事を忘れるほど熱い快感が欲しい…」ベッドの上、二人はキスを交わした。舌を絡ませるたびにキスの味と先ほど食べたパンプキンパイの甘さが混ざり合い、二人をケーキのように甘い快感の世界に導く。
「今夜は聖職者という仮面を捨てて楽しもう…」「俺に快感を教えてくれ…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋にしたと指を這わせると、ワンピースの中に手を入れ、硬くなった乳首を指先で摘んで転がした。
「…ぁ、ああゥ、んゥ…はァッ…」「もう硬くなっているよ…快感に乱れる承太郎、何て美しいんだ…」指が乳首の上を淫らに踊るたび、承太郎の身体はビクンと波打つ。
花京院は片手で承太郎の乳首を愛撫しながら、もう片手で脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。フィンガービスケットのように繊細な指先が肌の上を這い回るたびに、承太郎の体と心はチョコのように甘く熱く蕩け、肌はコスモス色に染まる。黒いベルベットのワンピースが快感に身悶える承太郎をより美しくも魅惑的に彩る。
「ここだって、もうこんなだよ…」花京院は承太郎のワンピースを捲り上げると、熟れて密に潤う果実を口に含みフェラチオした。
「承太郎の、大きい…」「…・ァ、んゥ、はァう…典…あき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、承太郎の体が快感にしなる。「…・ァ、のり…明、もう、だ…ダメだ、で、出るっ…」承太郎は花京院の口腔にミルクのように甘い果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の脚の間に顔を埋め、ローブの裾を捲り上げると、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…・んぐっ、んゥ…典明の、甘い…」「じょう…太郎、何て、ゥ、上手いんだ…」花京院は承太郎の頭を撫でながら、うっとりとフェラチオの快感に身を任せてた。「…・ァ、承…たろう、僕も…・・で、出そう…」花京院は承太郎の口腔に熱い果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛しているよ…」二人は加重と蜜に濡れた唇を重ねあった。窓から差し込むパンプキンオレンジの月の光が、上気した二人の肌を美しくも怪しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たわらせると、足を持ち上げた。ピンクのキャンデイを思わせるお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「綺麗だよ、承太郎のここ…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、スベスベした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、蕾に指を入れ蜜壷をかき回した。指が仲でうごめくたびあふれ出る蜜がお尻を伝い、シーツに染み込む。「お願いだ、典明のが欲しい…・指だけじゃ我慢できない……」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ……ゥ、んァ…はァ、はァっ…典…あき、もっと、奥まで…」「…承、たろう・・・・・・よく、締まってすごく、いいよ・・・」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。着乱れた衣装が二人を寄り扇情的に彩る。何度もセックスしているが、衣装を着たままの愛の行為が二人をより熱く、大胆にさせる。「・・・ゥ、んゥ、典明・・・もう、イ、イキそうだ・・・ゥ、ォォォォ・・・」「承・・・太郎、僕も、二人で、イこう・・・ァ・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
承太郎は快感のあまり失神していた。意識が戻ると衣装を脱がされ、全裸のまま横たわっていた。花京院も裸のままベッドに横たわり、承太郎に腕枕をしていた。
「聖職者だって一人の人間、時にはセックスの喜びに身を任せてもいいだろう。」「一年に一度なら神様も許してくれるよ。来年のハロウインも二人でパーティをやろうね。」「典明が作る衣装が楽しみだ。」「来年の衣装も考えないとね。」二人は来年のハロウインも一緒にすごす事を約束するキスを交わすと、抱き合って眠りに着いた。
二人の間に甘く幸せな時間が流れた。

コメント:毎年恒例になったハロウインネタです。コスプレものは書いてて楽しいです。ハロウインの衣装も何でもありになってきた感があります。