今日は桃の誕生日。例年ならホテルの宴会場を借り切って盛大なパーティが開かれるが、今年は桃の意志により行われなかった。以前から桃は、自分の誕生日パーティのあり方に疑問を抱いていた。毎年多くの客が訪れるが、心から自分の誕生日を祝う客はほとんどいない。口では誕生日おめでとうと言っているが、ある者はおべっかを使い、ある者はゴマをすり、ある者は媚び諂い権力のお零れを狙うものがほとんどである。立食形式のパーティなのでテーブルには多くのご馳走が並ぶが、半分も手をつけられていない。政治家の誕生日パーティなんて所詮、虚構の宴でしかない。こんなことに国の予算を使う必要はない。政治家ゆえにパーティに出席することは多いが、誕生日ぐらい形式だけのパーティよりも、愛するものに心から祝ってもらいたい。
当日、桃は仕事を終えると私邸に向かった。
「親父、待っていたぜ。」「獅子丸、待たせたな。」リビングには獅子丸が待っていた。事前に獅子丸から誕生日をお祝いするので私邸に来てほしい、とメールが届いていた。しかしテーブルにはご馳走やケーキなどパーティの準備がされている様子はない。せいぜいシャンパンとグラスが置いてあるだけだった。
「獅子丸、どのように俺の誕生日を祝ってくれるんだ。お約束のケーキにキャンドルではないだろうな。」「そんなベタなもんじゃないよ。誕生日プレゼントは俺だ。今夜は俺を好きにしてくれ。」桃は獅子丸にいくらかの小遣いを与えていた。しかしたいした額ではない。おそらく獅子丸なりに考えたのだろう。桃は獅子丸のささやかな真心がたまらなくいとしく思えた。
「好きにしていいんだな。それならこれを着てくれるか。」桃はクローゼットを開けると獅子丸に衣装を手渡した。獅子丸に手渡された衣装は黒いレースのチャイナドレスだった。スリットが普通のチャイナドレスより深く入っている。
「これ、俺が着るのか・・」「お前のために特注で作らせたものだ。男に二言はない。その衣装は下着も脱いで、直接着るものだ。」「わかったよ、親父…」
獅子丸は制服を脱ぐと、チャイナドレスに着替えた。腰骨まで届くスリット、壊れそうなほど繊細な黒いレースが獅子丸が持つ小悪魔的な魅力を引き立てる。
「似合うか…」「よく似合っているぞ。」桃は上機嫌でシャンパンをグラスに注ぐと、獅子丸にグラスを手渡した。例年の誕生日パーティでは見せたこともない笑顔だった。「親子で迎える誕生日に乾杯。」「乾杯。」親子はシャンパングラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。
シャンパンの酔いが心地よい官能を招く。「親父、俺酔ったみたいだ…」「なら、ベッドまで運ぼう…」桃は獅子丸を抱きかかえると、ベッドまで運び、シャンパンを一口口に含むと、獅子丸の口腔に口移しで流し込んだ。
「…ん、ウう・・・」舌を絡ませるたびにキスの味とシャンパンのフルーティな味わいが混ざり合い、親子を甘美な官能の世界にいざなう。
「バースデイケーキの代わりにお前を食べたい・・・」「シャンパンのあとは、俺を味わってくれ・・・」桃は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、硬くなった乳首をレース越しに口に含み吸った。「…ア、ァうん…やァ…はう…」「もう硬くなっているぞ…生地を押し上げているではないか…」舌で吸われる快感とレースのくすぐるような感触に、獅子丸の体がビクンとしなる。
桃は獅子丸の乳首を吸いながら、空いた手をスリットの中に入れ、わきの下、わき腹、へその周り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。節くれだった指先が織り成すレースのように繊細な愛撫の快感と、レースの感触に獅子丸の体と心はチョコのように甘く熱く蕩ける。薄紅に色づいた肌を黒いレースがより扇情的に彩る。
「ここも、もうこんなだぞ…」桃はスリットを捲りあげると、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「…ァ、ああウ、はァ・・・・はァっ・・・お、親父・・・」「ここはもう一人前だな・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、獅子丸の体はコスモスの枝のようにしなる。
「・・・ァあ、親父、俺も・・・」獅子丸はフェラチオされながら桃の足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立つ果実を口に含み吸った。親子は口の周りを蜜で汚しながら、お互いに果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「・・・ウ、親父、もう、出・・・でそうだ・・・・」「獅子・・・まる、俺もだ・・・」親子はほぼ同時にお互いの口腔にシャンパンのように甘美な果汁を流し込んだ。「親父の、おいしい・・・」「獅子丸、愛しているぜ・・・」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。パンプキンオレンジの月の光が、上気した親子の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸を仰向けに横たえると、脚を持ち上げた。マシュマロを思わせるお尻とピンクの砂糖菓子を思わせる蕾がさらされる。「アン、恥ずかしい・・・」「相変わらず綺麗な色をしている・・・」桃は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。あふれ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ・・・親父のがほしい・・・」「そろそろ入るぞ・・・」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。「きっ・・・・イ、イィ、ァ、あゥ・・・はァ・・・おや・・・じ、もっと、奥まで・・・」「しし・・・丸、なんて、よく、締まるんだ・・・んゥ、ァ・・・」親子は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。あえぎ声が部屋に響く。桃は獅子丸を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。「・・・ァ、あう、はァ・・・親父、もう、イキそうだ・・・我慢、できない・・・ゥ、ァァァ・・・」「獅子丸・・・俺も、二人で・・・イクか・・・」親子は同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
獅子丸は快感のあまり失神していた。意識が戻ると衣装を脱がされ、全裸のままベッドに横たわっていた。桃も裸のままベッドに横たわり、獅子丸に腕枕をしていた。「俺からの誕生日プレゼント、気に入ってくれたか?」「気に入ったぜ、最高の誕生日になった。豪華なパーティよりも心から愛するものからのお祝いのほうがはるかに価値のあるものだ。今夜はもう遅い。泊まっていくといい。」「また朝帰りか。明日何といわれるだろう。まあ、いっか。」親子はもう一度キスを交わすと、抱き合って眠りについた。
親子の間にパンプキンプティングのように甘い時間が流れた。
コメント:久しぶりに書いた桃の誕生日ネタです。10月なのでハロウイン要素を取り入れてみました。
当日、桃は仕事を終えると私邸に向かった。
「親父、待っていたぜ。」「獅子丸、待たせたな。」リビングには獅子丸が待っていた。事前に獅子丸から誕生日をお祝いするので私邸に来てほしい、とメールが届いていた。しかしテーブルにはご馳走やケーキなどパーティの準備がされている様子はない。せいぜいシャンパンとグラスが置いてあるだけだった。
「獅子丸、どのように俺の誕生日を祝ってくれるんだ。お約束のケーキにキャンドルではないだろうな。」「そんなベタなもんじゃないよ。誕生日プレゼントは俺だ。今夜は俺を好きにしてくれ。」桃は獅子丸にいくらかの小遣いを与えていた。しかしたいした額ではない。おそらく獅子丸なりに考えたのだろう。桃は獅子丸のささやかな真心がたまらなくいとしく思えた。
「好きにしていいんだな。それならこれを着てくれるか。」桃はクローゼットを開けると獅子丸に衣装を手渡した。獅子丸に手渡された衣装は黒いレースのチャイナドレスだった。スリットが普通のチャイナドレスより深く入っている。
「これ、俺が着るのか・・」「お前のために特注で作らせたものだ。男に二言はない。その衣装は下着も脱いで、直接着るものだ。」「わかったよ、親父…」
獅子丸は制服を脱ぐと、チャイナドレスに着替えた。腰骨まで届くスリット、壊れそうなほど繊細な黒いレースが獅子丸が持つ小悪魔的な魅力を引き立てる。
「似合うか…」「よく似合っているぞ。」桃は上機嫌でシャンパンをグラスに注ぐと、獅子丸にグラスを手渡した。例年の誕生日パーティでは見せたこともない笑顔だった。「親子で迎える誕生日に乾杯。」「乾杯。」親子はシャンパングラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。
シャンパンの酔いが心地よい官能を招く。「親父、俺酔ったみたいだ…」「なら、ベッドまで運ぼう…」桃は獅子丸を抱きかかえると、ベッドまで運び、シャンパンを一口口に含むと、獅子丸の口腔に口移しで流し込んだ。
「…ん、ウう・・・」舌を絡ませるたびにキスの味とシャンパンのフルーティな味わいが混ざり合い、親子を甘美な官能の世界にいざなう。
「バースデイケーキの代わりにお前を食べたい・・・」「シャンパンのあとは、俺を味わってくれ・・・」桃は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、硬くなった乳首をレース越しに口に含み吸った。「…ア、ァうん…やァ…はう…」「もう硬くなっているぞ…生地を押し上げているではないか…」舌で吸われる快感とレースのくすぐるような感触に、獅子丸の体がビクンとしなる。
桃は獅子丸の乳首を吸いながら、空いた手をスリットの中に入れ、わきの下、わき腹、へその周り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。節くれだった指先が織り成すレースのように繊細な愛撫の快感と、レースの感触に獅子丸の体と心はチョコのように甘く熱く蕩ける。薄紅に色づいた肌を黒いレースがより扇情的に彩る。
「ここも、もうこんなだぞ…」桃はスリットを捲りあげると、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「…ァ、ああウ、はァ・・・・はァっ・・・お、親父・・・」「ここはもう一人前だな・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、獅子丸の体はコスモスの枝のようにしなる。
「・・・ァあ、親父、俺も・・・」獅子丸はフェラチオされながら桃の足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立つ果実を口に含み吸った。親子は口の周りを蜜で汚しながら、お互いに果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「・・・ウ、親父、もう、出・・・でそうだ・・・・」「獅子・・・まる、俺もだ・・・」親子はほぼ同時にお互いの口腔にシャンパンのように甘美な果汁を流し込んだ。「親父の、おいしい・・・」「獅子丸、愛しているぜ・・・」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。パンプキンオレンジの月の光が、上気した親子の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸を仰向けに横たえると、脚を持ち上げた。マシュマロを思わせるお尻とピンクの砂糖菓子を思わせる蕾がさらされる。「アン、恥ずかしい・・・」「相変わらず綺麗な色をしている・・・」桃は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。あふれ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ・・・親父のがほしい・・・」「そろそろ入るぞ・・・」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。「きっ・・・・イ、イィ、ァ、あゥ・・・はァ・・・おや・・・じ、もっと、奥まで・・・」「しし・・・丸、なんて、よく、締まるんだ・・・んゥ、ァ・・・」親子は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。あえぎ声が部屋に響く。桃は獅子丸を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。「・・・ァ、あう、はァ・・・親父、もう、イキそうだ・・・我慢、できない・・・ゥ、ァァァ・・・」「獅子丸・・・俺も、二人で・・・イクか・・・」親子は同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
獅子丸は快感のあまり失神していた。意識が戻ると衣装を脱がされ、全裸のままベッドに横たわっていた。桃も裸のままベッドに横たわり、獅子丸に腕枕をしていた。「俺からの誕生日プレゼント、気に入ってくれたか?」「気に入ったぜ、最高の誕生日になった。豪華なパーティよりも心から愛するものからのお祝いのほうがはるかに価値のあるものだ。今夜はもう遅い。泊まっていくといい。」「また朝帰りか。明日何といわれるだろう。まあ、いっか。」親子はもう一度キスを交わすと、抱き合って眠りについた。
親子の間にパンプキンプティングのように甘い時間が流れた。
コメント:久しぶりに書いた桃の誕生日ネタです。10月なのでハロウイン要素を取り入れてみました。