MOON STONE

ジョジョ花x承 男塾桃x獅子 赤x桃 伊達x獅子小説専門サイトです。

桃の誕生日

2005-09-24 09:52:07 | 男塾桃x獅子
今日は桃の誕生日。例年ならホテルの宴会場を借り切って盛大なパーティが開かれるが、今年は桃の意志により行われなかった。以前から桃は、自分の誕生日パーティのあり方に疑問を抱いていた。毎年多くの客が訪れるが、心から自分の誕生日を祝う客はほとんどいない。口では誕生日おめでとうと言っているが、ある者はおべっかを使い、ある者はゴマをすり、ある者は媚び諂い権力のお零れを狙うものがほとんどである。立食形式のパーティなのでテーブルには多くのご馳走が並ぶが、半分も手をつけられていない。政治家の誕生日パーティなんて所詮、虚構の宴でしかない。こんなことに国の予算を使う必要はない。政治家ゆえにパーティに出席することは多いが、誕生日ぐらい形式だけのパーティよりも、愛するものに心から祝ってもらいたい。
当日、桃は仕事を終えると私邸に向かった。
「親父、待っていたぜ。」「獅子丸、待たせたな。」リビングには獅子丸が待っていた。事前に獅子丸から誕生日をお祝いするので私邸に来てほしい、とメールが届いていた。しかしテーブルにはご馳走やケーキなどパーティの準備がされている様子はない。せいぜいシャンパンとグラスが置いてあるだけだった。
「獅子丸、どのように俺の誕生日を祝ってくれるんだ。お約束のケーキにキャンドルではないだろうな。」「そんなベタなもんじゃないよ。誕生日プレゼントは俺だ。今夜は俺を好きにしてくれ。」桃は獅子丸にいくらかの小遣いを与えていた。しかしたいした額ではない。おそらく獅子丸なりに考えたのだろう。桃は獅子丸のささやかな真心がたまらなくいとしく思えた。
「好きにしていいんだな。それならこれを着てくれるか。」桃はクローゼットを開けると獅子丸に衣装を手渡した。獅子丸に手渡された衣装は黒いレースのチャイナドレスだった。スリットが普通のチャイナドレスより深く入っている。
「これ、俺が着るのか・・」「お前のために特注で作らせたものだ。男に二言はない。その衣装は下着も脱いで、直接着るものだ。」「わかったよ、親父…」
獅子丸は制服を脱ぐと、チャイナドレスに着替えた。腰骨まで届くスリット、壊れそうなほど繊細な黒いレースが獅子丸が持つ小悪魔的な魅力を引き立てる。
「似合うか…」「よく似合っているぞ。」桃は上機嫌でシャンパンをグラスに注ぐと、獅子丸にグラスを手渡した。例年の誕生日パーティでは見せたこともない笑顔だった。「親子で迎える誕生日に乾杯。」「乾杯。」親子はシャンパングラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。
シャンパンの酔いが心地よい官能を招く。「親父、俺酔ったみたいだ…」「なら、ベッドまで運ぼう…」桃は獅子丸を抱きかかえると、ベッドまで運び、シャンパンを一口口に含むと、獅子丸の口腔に口移しで流し込んだ。
「…ん、ウう・・・」舌を絡ませるたびにキスの味とシャンパンのフルーティな味わいが混ざり合い、親子を甘美な官能の世界にいざなう。
「バースデイケーキの代わりにお前を食べたい・・・」「シャンパンのあとは、俺を味わってくれ・・・」桃は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、硬くなった乳首をレース越しに口に含み吸った。「…ア、ァうん…やァ…はう…」「もう硬くなっているぞ…生地を押し上げているではないか…」舌で吸われる快感とレースのくすぐるような感触に、獅子丸の体がビクンとしなる。
桃は獅子丸の乳首を吸いながら、空いた手をスリットの中に入れ、わきの下、わき腹、へその周り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。節くれだった指先が織り成すレースのように繊細な愛撫の快感と、レースの感触に獅子丸の体と心はチョコのように甘く熱く蕩ける。薄紅に色づいた肌を黒いレースがより扇情的に彩る。
「ここも、もうこんなだぞ…」桃はスリットを捲りあげると、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「…ァ、ああウ、はァ・・・・はァっ・・・お、親父・・・」「ここはもう一人前だな・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、獅子丸の体はコスモスの枝のようにしなる。
「・・・ァあ、親父、俺も・・・」獅子丸はフェラチオされながら桃の足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立つ果実を口に含み吸った。親子は口の周りを蜜で汚しながら、お互いに果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「・・・ウ、親父、もう、出・・・でそうだ・・・・」「獅子・・・まる、俺もだ・・・」親子はほぼ同時にお互いの口腔にシャンパンのように甘美な果汁を流し込んだ。「親父の、おいしい・・・」「獅子丸、愛しているぜ・・・」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。パンプキンオレンジの月の光が、上気した親子の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸を仰向けに横たえると、脚を持ち上げた。マシュマロを思わせるお尻とピンクの砂糖菓子を思わせる蕾がさらされる。「アン、恥ずかしい・・・」「相変わらず綺麗な色をしている・・・」桃は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。あふれ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ・・・親父のがほしい・・・」「そろそろ入るぞ・・・」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。「きっ・・・・イ、イィ、ァ、あゥ・・・はァ・・・おや・・・じ、もっと、奥まで・・・」「しし・・・丸、なんて、よく、締まるんだ・・・んゥ、ァ・・・」親子は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。あえぎ声が部屋に響く。桃は獅子丸を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。「・・・ァ、あう、はァ・・・親父、もう、イキそうだ・・・我慢、できない・・・ゥ、ァァァ・・・」「獅子丸・・・俺も、二人で・・・イクか・・・」親子は同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
獅子丸は快感のあまり失神していた。意識が戻ると衣装を脱がされ、全裸のままベッドに横たわっていた。桃も裸のままベッドに横たわり、獅子丸に腕枕をしていた。「俺からの誕生日プレゼント、気に入ってくれたか?」「気に入ったぜ、最高の誕生日になった。豪華なパーティよりも心から愛するものからのお祝いのほうがはるかに価値のあるものだ。今夜はもう遅い。泊まっていくといい。」「また朝帰りか。明日何といわれるだろう。まあ、いっか。」親子はもう一度キスを交わすと、抱き合って眠りについた。
親子の間にパンプキンプティングのように甘い時間が流れた。

コメント:久しぶりに書いた桃の誕生日ネタです。10月なのでハロウイン要素を取り入れてみました。

梨狩り

2005-09-21 18:26:51 | ジョジョの奇妙な冒険
実りの秋、ある晴れた日曜日、承太郎と花京院は郊外の梨園に梨狩りに出かけた。梨棚には豊水、幸水、二十世紀などの梨がたわわに実り、客に狩られるのを待っていた。二人は大きくて瑞々しい梨を選び、受け付けてもらったはさみで下手を切っては籠に入れた。気がつくと、籠は梨で一杯になっていた。「子供の頃はお袋と梨狩りに行ったものだ。食べきれないほどの梨を取って、近所におすそ分けしたものだったな。家に帰って食べ切れなかった分はジャムにでもしてもらおう。」「僕は後でコンポートでも作ろう。」二人は手を繋いで梨狩りを楽しんだ。周りには同じように梨狩りを楽しむ家族連れやカップル、友人同士のグループで賑わっていた。
園内のバーベキューレストランで昼食を取り、取れたばかりの梨を1.2個食べると、二人は食後の運動に園内のコスモス畑を散策した。白や鴇色のコスモスが秋風に心地よく揺れていた。「そうだ、承太郎、せっかく誰もいないから・・・」花京院は承太郎の頬を手に取り唇を重ねた。「…ン、ウぅ…」舌が口腔内をを蹂躙するたびにキスの甘さと梨の甘酸っぱさが混ざり合い、二人を官能の世界にいざなう。「憲明、こんなところじゃ…」「大丈夫だよ、周りには誰もいないし、それにコスモスが僕達を隠してくれる・・・」確かにコスモスは二人の背丈ぐらいある。二人を覆うには十分である。しかし、ここは有名な梨園、観光客も多く見つかる可能性は十分ある。それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に、官能を与えた。
「梨の後は承太郎を食べたい・・・」「デザートに俺を食べてくれ・・・」花京院は承太郎をコスモスの褥に横たわらせると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、シャツを口でめくり上げ、コスモス色の乳首を口に含み吸った。「・・・ぁ、ああん、はァう、ァ、んぅ・・・」「もう硬くなっているよ・・・・感じている承太郎、可愛い・・・」舌で転がし派手つつくたび、承太郎の身体はコスモスの枝のようにしなる。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、わき腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。コスモスの枝のようにしなやかな舌と指が肌の上をみだらに踊るたび、承太郎の身体は梨のように甘い快感に包まれる。身を捩じらせるたびにコスモスの葉が承太郎の肌を刺激し、更なる官能を与える。
「ここだって、もうこんなだよ・・・」花京院は承太郎のズボン、下着を足首まで下ろすと、甘い蜜に濡れた果実を口に含みフェラチオした。「承太郎の、大きい・・・」「・・・ァ、はァうん・・・んっ・・・・のり、明・・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに承太郎の身体は薄の穂のように波打つ。「・・・ァ、ああぅ、はァっ、典・・・あき、もう、で、出るっ・・・・」承太郎は花京院の口腔に甘い果汁を流し込んだ。「承太郎の、大きい・・・」「典明、俺も・・・」承太郎は花京院のズボンのジッパーを口で下ろすと、下着の中から甘く熟れた果実を取り出すと、口に含みフェラチオした。「むぐっ・・・んぐっ、んぅ、典明の、甘い・・・」「承、たろう・・・すごく、良いよ・・・なんて、うまいんだ・・・」花京院はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、承太郎の頭を愛情を込めて撫でた。
「承・・・・たろう、僕も、で、出そう・・・ァ・・・」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「典明の、おいしい・・・」「承太郎、愛しているよ・・・」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。秋の陽射しが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
「僕の上にのってごらん・・・」花京院はコスモスの褥に身を横たえると、承太郎の蕾に果実を導いた。承太郎は蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「ヒイ、ぃ・・・ぅあ、ァあぅ・・・はァっ・・・典・・・あきのが・・・・奥に、当たる・・・」「じょう・・・太郎、凄くいいよ・・・・」二人は風に揺れるコスモスの枝に合わせるように腰を動かし、快感を貪りあった。腰を動かすたびに秋風に舞うコスモスの花が二人の身体をより艶やかに彩る。二人のあえぎ声、虫の声、コスモスが風に揺れる音が混ざり合い、官能的なハーモニーを奏でる。「・・・ぅ、ウ・・・典明・・・もう、イ、イキそうだ・・・ウ、ォォォォ・・・・」「承・・・太郎、僕も、二人で・・・イこう・・・ァ・・・」承太郎の果実から大量の白い果汁が迸り、花京院の顔や胸に飛び散った。同時に花京院も承太郎の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。
「すまない、典明、汚してしまった・・・」「いいよ、承太郎のなら・・・」花京院は顔や胸についた白い果汁を指先で掬い取り、満足そうに舐め取った。「承太郎の、おいしい・・・」「お陰でコスモスを汚さずにすんだぜ・・・」「せっかく綺麗に咲いているのに、汚したら悪いからね、これはご褒美だよ・・・」花京院は承太郎の頬に軽く口付けた。
オルガズムの後、二人はコスモスの褥に身を横たえたまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照った肌に涼しい秋風が心地よい。「コスモス畑を見たとき、ココで愛し合おうと決めたんだ。」「俺は典明とならどこででも愛し合える。次の秋も二人で果物狩りに行こう。」「栗拾いも楽しそうだし、林檎狩りもいいね。来年の秋も二人で過ごそうね。」秋晴れの空とコスモスに見守られながら、二人は来年の今頃も二人で迎えることを約束するキスを交わした。
頭上を赤とんぼが横切った。

コメント:梨狩りの話を書く為、ネットで色々調べましたが、最近では梨以外にも葡萄狩りが出来たり、バーベキューレストランや季節の花の咲くガーデンのあるところもあるんですね。

カンボジア(3)

2005-09-14 19:42:09 | 男塾赤x桃
3日目、暗いうちに起きた二人は朝日を見にアンコールワットに行った。二人がついた頃には朝日を見に早くも観光客が来ていた。二人は朝日が美しく見えるところに陣取り、日の出の瞬間を待った。やがて朝日が雲の切れ目から顔を出し、遺跡を金色の光で照らす。朝日に照らされた遺跡は神代の時代を思わせる神々しさをたたえていた。
ホテルに戻り朝食を食べたあと、バンテアイ・スレイ遺跡を観光した。繊細な彫刻が施された紅色の砂岩で築かれた遺跡は、格調高く素晴らしい。東洋のモナリザ、と呼ばれるアンコール遺跡群で最も美しいとされるデバダーは、遺跡保護のため遠くからしか見られなかったが、それでも美しさ、妖艶さは変わらなかった。
中華料理の昼食をとり、ホテルで休憩をとった後、再び観光に繰り出した。ブリヤ・カーン遺跡、ニャっク・ポアン遺跡を見学したあと、シュリムアップ市内に出て、オールドマーケットを見学した。大して広くない敷地内に食材屋、雑貨屋、土産物屋、銀製品屋、生地屋が所狭しと並び、買い物客や観光客で賑わっていた。値引き交渉しながらの買い物は楽しい。銀製品屋で二人はおそろいのシルバーブレスレットを、桃はブラックペッパーとカンボジアシルクのクッションカバーを、赤石はコーヒーと壁掛け型の小物入れをそれぞれお土産に買った。
そのあと二人はサロンでタイ式マッサージを受けた。熟練したセラピストによるマッサージは足から始まり続いて腕、肩と続き、ヨガのような姿勢をとらされ、最後は頭皮で締めくくり、観光で疲れた体を癒してくれる。終わった後、体が軽くなるのを感じた。
ホテルで夕食をとった後、二人は誰もいないプールで泳いだ。王族の沐浴所を思わせるつくりのプールにはこの時間は誰もおらず、邪魔されることなくゆっくり泳げた。ひとしきり泳いだあと、二人はプールに半身を沈めながらキスを交わした。
舌を絡ませ情感を高めあう。唇を離すと蜜の糸がライトの光を受け、銀色に輝いた。「桃、俺だけのアプサラ、捕まえていないと天に戻ってしまう・・・」[先輩、俺を捕まえていて・・・」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ルビーを思わせる乳首を口に含み吸った。「・・・ァ、ああンゥ、やァ・・・ァ・・・」「もう固くなっているぞ・・・そんなに感じるのか・・・」「感じる、とろけそう・・・・」舌が乳首の上を淫らに踊るたび、桃の体はビクンと波打つ。
赤石は桃の乳首を吸いながら、空いた手をわきの下、わき腹、へその周り、背筋へと這わせ、熟れた果実を握ってしごいた。赤石の愛撫は時に甘く、時にブラックペッパーのように刺激的な快感を与える。快感に身を捩じらせる桃の姿は、舞うアプサラを思わせた。プールは客室から離れているので、宿泊客に見られる事はない。それでも見られるかもしれないというスリルと屋外の開放感が二人を大胆にさせた。
「・・・せん、輩、もう、出そうっす・・・」桃は赤石の手の中で達しそうになったが、赤石は直前で愛撫の手を止めてしまう。「ダメだぞ、自分ばかり気持ちよくなったら・・・」「先輩、おれも・・・」桃は赤石の脚の間に顔を埋め、雄雄しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「・・・ムグっ・・・ング、ンゥ・・・先輩の、大きいっす・・・」「も・・・も、ゥ、うますぎるぞ・・・」赤石は桃の頭を愛情を込めて撫でながら、うっとりとフェラチオの快感に身を任せていた。「・・・ゥ、う、桃・・・もう、で、出そうだ・・・・」赤石は桃の口腔に大量の果汁をほとばしらせた。
[先輩の、美味しいっす・・・]「桃、愛しているぜ・・・」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。プールサイドのライトが二人の肌についた水滴をダイヤのように輝かせる。
赤石は半身を水につかったまま桃をひざにのせるように抱くと、お尻の割れ目に指を入れ、蜜壷をかき回した。指先が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が水に溶ける。[お願いっす、先輩のが欲しい・・・指だけじゃ我慢できない・・・」[そろそろ入るぞ・・・」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「ヒイっ、イ、うう・・・ァ、先輩・・・」[ァ・・・あ、桃・・・すごく、いいぞ・・・」二人は水を波打たせながら腰を動かし、快感を求め合った。貫かれ熱くなった体を水が冷やし、再び貫かれ熱くなる、この繰り返しが狂おしいほどの快感を呼び起こす。突き上げるたびに明日帰国する寂しさを忘れさせてくれる。
[・・・ァ、先輩、もう、イ、イキそうっす・・・」[桃、まだイクな、俺が、先に・・・ァ・・・」赤石は桃の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。同時にキスを交わした。
桃は懸命にイキそうになるのをこらえていた。「まだもっているな。」「まだもっている・・・でも、限界が近い・・・」「ちゃんと我慢できたな、いい子だ・・・」赤石は桃の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。温かな口腔の快感に耐え切れず、桃は大量の果汁を流し込んだ。[桃の、濃いぜ・・・」[おかげで水を汚さずにすんだぜ・・・」[公共の場を汚さないのがマナーだ。コレはご褒美だ。]赤石は桃の頬に軽く口付けた。
オルガズムのあと、二人は水の中で抱き合い余韻を味わっていた。ほてった肌に冷たい水の感触が心地よい。[明日は最後の観光っすね。」「まだ湿っぽくなるのは早いぞ。それにエステの予定もある。」「そうですね。明日も楽しみましょう。」南国のつきに見守られ、二人はキスを交わした。

4日目の午前中、ホテルを出た二人は最後の観光に繰り出した。まずタ・プローム遺跡を観光した。遺跡に樹木の根が蛸の足のように絡みつく姿に大自然の脅威、壮大な生命力を感じた。
再びアンコールワットを見学し、クメール料理の昼食の後、ホテルに戻った二人はスパでマッサージを受けた。熟練したエステシャンの丁寧なマッサージとスクラブの感触が観光の疲れを癒し、アロマの芳香が夢見心地にいざない、帰国の寂しさを忘れさせてくれる。
マッサージのあと、二人はホテルの庭を散策した。庭に椰子の木が聳え立つ。
「気に入ったか、カンボジアは。」「気に入ったっす、待望の遺跡も見られたし、食べ物も美味しかったし、でももうすぐこの古都ともお別れだと思うと寂しいですね。」「また行けばいい、今回はいかれなかったがトレンサップ湖も素晴らしいところだと聞いている。」「まだ見ていない遺跡もありますね。また行きたいです。」椰子の木に見守られ、二人はまた行くことを約束するキスを交わした。
夕方、チェックアウトを済ませ、近くのレストランで夕食を食べたあと、シュリムアップ空港からホーチミンに出て、ホーチミンから日本行きの飛行機に乗った。飛行機が動き出すと、楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが頭をよぎる。[また二人で旅行に行きましょう。」「国内海外問わず、二人で思い出を作っていこう。」薄暗い機内で、二人は毛布の下で手を握って眠った。
二人を乗せた飛行機は東京へと向かっていった。

コメント:夏休みに言ってきたカンボジア旅行レポート男塾編です。ジャングルの中で遺跡を見ながらHさせるのも考えましたが、バチあたりなので結局ホテルでHさせました。カンボジアは素晴らしいところなので一度行ってみることをお勧めします。

カンボジア(2)

2005-09-14 18:46:37 | 男塾赤x桃
二日目、ホテルを出た二人は遺跡めぐりに繰り出した。
まずアンコールトムに行き、南大門、バイヨン寺院、ライ王のテラス、象のテラスなどの遺跡を鑑賞した。当時の建築技術を駆使して作られた寺院や壁1面に彫られた戦闘や当時の人々の生活を書いたリレーフを鑑賞しながら、はるか紀元前に思いをはせた。中でもクメールの微笑といわれる観世音増は見るものの心に安らぎを与えた。
カンボジア風ココナツカレーの昼食をとり、休憩のためホテルに戻った二人はシャワーを浴びた後、バスローブを羽織、サービスの果物を食べた。
[桃、果物を食べたあとは、お前を食べたい・・・」[先輩、昼間から・・・」赤石はマンゴスチンを一粒口に含むと、桃の航空に口移しで差し入れた。「ン・・・ウウ・・・」下を絡ませるたびにキスの甘さとマンゴスチンの甘酸っぱさが混ざり合い、二人を甘い官能の世界にいざなう。キスを交わしながらお互いのバスローブを脱がせあう。「果物も美味しかったが、お前も美味しそうだ・・」[果物のあとは、俺を食べて・・・」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ロータス色の乳首を口に含み吸った。[・・・・・ぁ、ああゥ、はァ・・・」「猛固くなっているぞ・・・感じやすい体だ・・・・」舌で転がし歯でくすぐるたび、桃の体は椰子の葉のようにしなる。
赤石は桃の乳首をしばらく吸ったあと、わきの下、わき腹、へその周り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。無骨な指と厚い舌が肌の上を淫らに踊るたび、桃の体と心は快感にかぼちゃプリンのように甘くとろける。暑い中の遺跡めぐりで疲れているが、二人はただ昼寝するよりも気持ちよくなる行為を選んだ。
「ここだって、もうこんなだぞ・・・」赤石は桃の足を開かせると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。[桃の、中でヒクヒクいっているぞ・・・」「・・・ァ、んゥ、はァ…せ、先輩…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたび、桃の体がビクンと波打つ。
[・・・ァ、あ、先輩・・・俺も・・・」桃はフェラチオしてもらいながら赤石の足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「桃・・・もう、出そうだ・・・う、ォォォォ・・・」[先輩、俺も・・・で、出そうっす・・・ァ・・・」二人はほぼ同時にお互いの口腔にココナツミルクのように甘い果汁を流し込んだ。[先輩の、美味しいっす・・・」[桃、お前のもな・・・」二人は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。窓から差し込む南国の日差しが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
赤石は桃に獣のポーズを取らせた。ランブータンの剥き身のように瑞々しいお尻があらわになる。[アン、恥ずかしいっす・・・」「相変わらず可愛い尻をしている・・・」赤石は桃のお尻に頬刷りし、スベスベした感触を楽しんだあと、割れ目を開き、咲きかけのつぼみに口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。あふれ出る蜜をなめ盗る。[お願いっす、先輩のが欲しいっす・・・」「そろそろ入るぞ・・・」赤石は桃のつぼみに果実をあてがい一気に貫いた。「クっ・・・うう、んァ・・・・はァ・・・せん・・・輩の・・・奥まで・・・届く・・・」「も・・・も、よく締まってすごく、いいぞ・・・」二人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。あえぎ声が部屋に響く。赤石は桃を貫きながら、耳たぶに軽く歯を立て更なる快感を与える。
[・・・ゥ、う、先、ぱい・・・もう、い、イキそうっす・・・ァ・・・」「桃・・・俺も、二人で、イクか・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。赤石は桃に腕枕をして頭を撫でていた。「午後からまた観光だな。」[そうですね。また、楽しみっす・・・」二人はもう一度、余韻を味わうようにキスを交わした。

夕方、再びホテルを出た二人はアンコールワットを観光した。子供の頃、本で読んだ遺跡が目の前にある、それだけでも十分観光した。二人は壁1面に彫られた神々と悪魔の戦いを描いたリレーフや妖艶なデバダー、当時の建築技術を駆使して作られた寺院の鑑賞を楽しんだ。
江戸時代に書かれた日本人の侍が残した落書きを見つけ、急な階段を上り第3回廊からの眺めを楽しみ、アンコールワットをあとにした二人は最も美しい夕日が見れることで知られるプノン・バケン遺跡に行った。直行ルートの急な坂道を登り、遺跡の階段を上ると、遺跡周辺のジャングルからシュリムアップ市内まで見渡せるパノラマが広がっていた。沈みかけの茜色の夕日が遺跡群を照らす姿は神々しさを覚えた。「美しい夕日ですね。」[桃、お前のほうが美しい・・・」夕日に見守られ、二人はキスを交わした。
丘を降りた二人は、レストランでアプサラダンスのショーを鑑賞しながらクメール料理のバイキングの夕食を食べた。煌びやかな衣装に身を包んだ、妖艶、かつ繊細なダンスは本物のアプサラを思わせた。
その夜二人はセックスはせず、抱き合って眠っただけだったが、それでも満足だった。

カンボジア(1)

2005-09-12 22:47:18 | 男塾赤x桃
桃と赤石は遅い夏休みを利用してカンボジアに旅行に行った。二人で行く久しぶりの旅行を、前から楽しみにしていた。
ホーチミンを経由してシュリムアップ市内のホテルについたのは夕方頃。チェックインを済ませ、レストランで夕食を取ったあと、桃は先にお風呂に入った。
やや熱めのお湯に浸かるうちに自然とフライトの疲れが取れる。
「桃、そっちに行ってもいいか。」桃がお湯に使ったままうとうとしていると、赤石の声で目を覚ました。「・・・あ、先輩・・・」バスルームの窓が開き、赤石が身を乗り出していた。「今からそっちに行くぞ。」赤石はバスルームに入ると裸になり桃を後ろから抱きかかえるようにお湯に使った。広いバスタブだが男2人ではいるには狭い。しかし、肌の密着感が2人の官能を掻き立てる。
「桃、愛しているぜ・・・」「先輩、俺も・・・」お湯に浸かったまま二人はキスを交わした。舌を絡ませ、吸いあい情感を高めあう。
「桃、洗ってやるぞ・・・」赤石は桃の身体を愛撫するように丁寧に洗った。洗いながら白泡の花弁にまみれた乳首をつまんで転がす。
「・・・ァ、んうッ・・・はァ・・・あう・・・」「もう硬くなっているぞ・・・」指先でつまみ、軽くつねるたび桃の体がビクンとしなる。
赤石は片手で桃の乳首を転がしながらもう片方の手を脇の下、わき腹、臍の周り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。無骨な指が織り成す愛撫は意外とカンボジアシルクのように繊細で、長時間にわたるフライトで硬くなった桃の身体をやさしくほぐす。温かなお湯と柔らかな泡、愛撫の感触が更なる快感を呼び起こす。
「ここも口で綺麗にしてやるぞ・・・」赤石は桃を立たせると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「もうこんなだぞ・・・」「・・・はァ、ァ・・うう、先輩・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這いまわり、指先が種子を転がすたびに桃の身体は清流に泳ぐ魚のように波打つ。「・・・んゥ、はァ・・・先輩、もう、で、出そうっす・・・」桃は赤石の口腔にココナツミルクのように甘い果汁を流し込んだ。「桃の、濃いぜ・・・」「今度は俺が先輩を洗うぜ・・・」桃は赤石に後ろから抱きつくと、愛撫するように身体を洗った。柔らかな指の感触に赤石はうっとりと身を任せる。
「ここも、口で綺麗にするっす・・・」桃は赤石を立たせると、雄雄しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「先輩の、大きいっす・・・」「う・・・ゥ、も、桃・・・うますぎるぞ・・・ァ・・・」赤石はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、桃の頭を愛情を込めてなでた。「・・・ゥ、ああゥ・・・もう、で、出そうだ・・・」赤石は桃の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「先輩の、美味しいっす・・・」「桃、愛してるぜ・・・」2人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。バスルームのライトが快感とお湯のぬくもりで上気した2人の肌を淫らに彩る。
赤石はお湯に浸かったまま桃を膝に乗せるように抱くと、お知りの割れ目を開き、蕾の中に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜がお湯に溶ける。「お願いだ、先輩のが欲しいっす・・・指だけじゃ我慢できない・・・」「そろそろ入るぞ・・・」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「・・・クウゥ、ゥ・・・ァあゥ・・・はァ、せん・・・輩ッ・・・熱い・・・・」「桃・・・よくしまって、すごく・・・いいぞ・・・」2人はお湯を波打たせながら腰を動かし快感を求め合った。喘ぎ声がバスルームに木霊する。赤石は桃を貫きながら耳朶に軽く葉を立て更なる会館を与える。「先輩・・・もう、イ、イキそうっす・・・ゥ、ァァァァ・・・」
「桃・・・俺もだ、二人で、イクか・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はお湯に使ったまま抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。「明日は一日遺跡めぐりだな。」「明日が楽しみっす。」2人はもう一度、余韻を味わうようにキスを交わした。

初めてのお客様へ

2005-09-12 22:12:36 | 初めて読む方へ
わけあってブログと言う形で小説を公開することにしました。
よって下に上げる方は閲覧を禁じています。
1・18歳未満の方
2・心臓に疾患のある方
3・やおいや、の字も知らない方、またはやおいの存在自体を認めない方。
4・男性の方
また、こんなのジョジョじゃない、こんなの男塾じゃない、という苦情は一切受け付けません。

来訪者

2005-09-09 22:37:38 | ジョジョの奇妙な冒険
「承太郎、花京院じゃないか。」
ある日の放課後、承太郎と花京院がデートをしていると、何者かに呼び止められた。2人を呼び止めたものは立たせたプラチナブロンドの髪、空色の瞳、人懐こい笑顔、JPポルナレフ、かつて承太郎らとともにエジプトへの危険なたびをしてきた仲間である。
「ポルナレフ邪内科、久しぶりだな。」「元気そうだな、そういえば花京院は市のふちからよみがえったと聞いたが本当だったか。」「おかげさまで。あらかじめ連絡くれれば迎えに着たのに。」「お前たちを驚かそうと思ってな。」エジプトで別れてからメールや手紙のやり取りをしてきたが、実際に合うのは数年ぶりである。
久しぶりの再会を喜び合ったあと、立ち話もなんだからと近くのカフェに行った。コーヒーを飲み、ケーキを食べながら当時の思い出話やそれぞれの近況で盛り上がる。
ポルナレフは今はパリで私立探偵をしており、今回は仕事がらみのようで来日したという。「いつ日本に着たんだ。」「一週間ぐらい前だ。明日の飛行機で日本に帰る予定だ。」「そうか、なら家で夕食を食べていかないか。お袋もきっと喜ぶだろう。」「なら、お言葉に甘えて。」ポルナレフは旧友の好意に甘えることにした。
ホリイは突然の客人を手料理で快くもてなした。ご馳走を食べ、ワインを飲みながら思い出話や近況で盛り上がる。気が付くと、終電はすでに出ていた。ポルナレフは承太郎の家に泊まることに舌。泊まっているホテルには明日新たにチェックアウトすればいいだろう。
「承太郎、ポルナレフはもう寝たか。」「もう寝たぜ。」「そうだね、それならば僕たちも楽しもう。」承太郎の部屋にしかれた布団の上で2人はキスを交わした。舌を絡ませ情感を高めあう。唇を放すと蜜の糸が月の光を受けて銀色に輝く。キスを交わしながらお互いのパジャマを脱がせる。「承足ろう、愛している。もう離さない・・・」「俺も、典明がいなかったら生きていけない・・・」花京院は承太郎の耳朶、首筋に下と指を這わせると百日紅の花を思わせる乳首を口に含み吸った。
「・・・ァ、ああゥ、はァ・・・はゥっ・・・」「もう硬くなっているよ、淫らで可愛い僕の承太郎・・・」舌で転がし歯でくすぐるたびに承太郎の身体がビクンと波打つ。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸ったあと、わきの下、わき腹、臍の周り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。ランドルシャの柔らかな舌と指が肌の上を淫らに踊るたびに承太郎の身体は萩の枝のようにしなる。愛撫一つ一つに快感をあらわす承太郎がたまらなく愛しい。
「ここも、もうこんなだよ・・・」花京院は承太郎の足を開かせると熟れて蜜でてらてらと輝く果実を口に含みフェラチオした。「承太郎の、大きい・・・」「・・・ァん、はァ・・・んゥ・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回るたびに、承太郎は快感に身を捩じらせる。「典明、俺も・・・」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を生め、甘く熟れた果実を口に含んだ。二人は口の周りを蜜で汚しながら、お互いに果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「う・・・ゥ、典明、もう、で、出そうだ・・・」「承・・・たろう、僕も・・・で・・・そう、ァ・・・」2人はほぼ同時にお互いの口腔に大量の果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい・・・」「典明の、濃くて美味しい・・・」2人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。
真珠のような満月が、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎に獣のポーズをとらせた。月見団子を思わせるお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい・・・」「承太郎のお尻、美味しそう・・・食べちゃいたい・・・」花京院は承太郎のお知りに頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだあと、割れ目を開き、咲きかけの蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。あふれ出る蜜を舐めとる。「お願いだ、典明のが欲しい・・・」「そろそろ入れてあげるよ・・・」花京院は承太郎の蕾に果実を当てが一気に貫いた。「ヒイッ・・・イッ、ィ・・・・ゥ、ァう、のり、明・・・暑い・・・」「承・・・たろう、すごく、いいよ・・・・ァ、ああう・・・」2人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。喘ぎ声が部屋に響く。花京院は承太郎を貫きながら耳朶に軽く葉を立て、更なる快感を与える。
「・・・あァ、典、あき・・・もう、イキそうだ・・・・ゥ、ォォォ・・・」「じょう・・・太郎、僕も、ィ、イキそう・・・・ァ・・・」2人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、2人は布団の上で抱き合い、余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭をなでていた。「承太郎、愛しているよ・・・」「典明、俺も、愛している・・・」2人はもう一度キスを交わすと、抱き合って眠りについた。

「もう、俺の出る幕はないな。」ポルナレフは一言つぶやくと承太郎の部屋の前をあとにした。ポルナレフが来日した目的、それは花京院だった。ポルナレフは近日中に結婚を控えていた。婚約者を愛していないわけではない。むしろ心から愛し、大切に思っている。しかし、それとこれとは別である。そのため、独身最後の思いで作り、と仕事を口実に来日した。運良く承太郎の家に泊めてもらい、花京院と2人きりになれるチャンスを待ち構えた。しかし、なかなかチャンスは巡ってこない。そのため、寝室に忍び込むという強硬手段に及んだが、承太郎との愛のひとときを目の当たりにする羽目になった。しかし、幸せそうな二人を見ているうちに自分のやっていることが非常に野暮に思えた。男らしく身を引こう、それが2人のためだ。

翌日、2人はポルナレフを成田まで送っていった。「それじゃ、元気でな。」「お前たちこそ元気でな。幸せになれよ。」「また、メール出すね。」別れ際、2人は硬い握手を交わした。ポルナレフを乗せた飛行機はパリへと向かっていった。

1ヵ月後、二人の下にポルナレフの結婚写真が届いた。新郎新婦とも幸せそうに微笑んでいた。

愛・地球博

2005-09-06 23:10:20 | ジョジョの奇妙な冒険
承太郎と花京院は週末を利用して愛・地球博に行った。子供の頃家族で行ってきた筑波博以来の万博を、前から楽しみにしていた。
放課後に東京を出たので会場についたのは午後4時ごろ。人気のある企業パビリオンはすでに長蛇の列ができていた。二人は比較的空いている中央アジアパビリオンを巡った。イエメン館、サウジアラビア館で地元のバザールを見学した後、ネパール館、モンゴル館で地元の生活習慣や民族衣装を見学し、スリランカ館でミルクティを飲んで一休みした。アメリカ館、カナダ館を見学し、ワールドレストランで夕食を取ったあと、鯉の池内とイベントを見学した。2人は光が繰り広げる幻想的なショーを楽しんだ。
一通りの見学を済ませ、名古屋市内のホテルに戻った二人は、お風呂に入ったあと、ベッドの上でサービスのミネラルウオーターを飲んだ。花京院は承太郎を後ろから抱きしめる。
「半日でずいぶん巡ったね。」「明日もいろいろと巡ろう。」花京院はミネラルウオーターを一口口に含むと、承太郎の口腔に口移しで流し込んだ。
「ン・・・ゥゥ・・・」舌が絡まるたびにキスのぬくもりと水の冷たさが混ざり合い、2人を甘美な官能の世界にいざなう。キスを交わしながらお互いのバスローブを脱がせあう。「愛している、承太郎・・・」「俺も、典明なしでは生きていけない・・・」
花京院は承太郎の耳朶、首筋に下と指を這わせると、撫子を思わせる乳首を口に含み吸った。「・・・ァ、ああゥ、は亜・・・」「もう硬くなって・・・可愛い・・・」舌で転がし歯でつつくたび、承太郎の身体がビクンと波打つ。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸ったあと、わきの下、わき腹、臍の周り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。練り絹のように柔らかな舌と指が肌の上を這いまわるたび、一日の観光で疲れた身体を癒し、とろけさせる。
「ここも、もうこんなだよ・・・」花京院は承太郎の足を開かせると、甘く売れた果実を口に含みフェラチオした。「承太郎の、大きい・・・」「・・・ァ、んゥ・・・はァ・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這いまわり、指先が種子を転がすたびに承太郎の身体は萩の枝のようにしなる。「・・・ァ、んゥ・・・のり、明・・・もう、出、出そうだ・・・」承太郎は花京院の口腔に大量の果汁を放った。「承太郎の、美味しい・・・」「典明、俺も・・・」承太郎は花京院の足の間に顔を埋めると、甘く売れた果実を口に含みフェラチオした。「典明の、甘い・・」「ァ・・・承、たろう、う、うますぎる・・・」花京院はうっとりとフェラチオの快感に見を任せながら、承太郎の頭を愛情をこめてなでた。「・・・・ゥあ、じょう、太郎・・・もう、出、出そう・・・」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい・・・」「承太郎、いい子だ・・・」2人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。ベッド脇のルームランプが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たわらせると足を持ち上げた。昼顔を思わせる蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい・・・」「綺麗だよ、承太郎のここ・・・」花京院は承太郎の蕾に口付けると、あふれ出る蜜を舐めとった。花弁の1枚まで舌を這わせる「お願いだ、典明のが欲しい・・・」「そろそろ入れてあげるよ・・・」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ、う、ァァ・・・はァ・・・典明・・・」「・・・ゥ、ァァん、承・・・太郎・・・すごく、いいよ・・・」2人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。喘ぎ声が部屋に響く。花京院は承太郎を貫きながら、顔中にキスの雨を降らせた。
「ゥ、ウゥ・・・典明、もう、イ、イキそうだ・・・ウ、ォォォ・・・」「承足ろう、僕も・・・イ、イクッ・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、2人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭をなでていた。「明日はヨーロッパ圏内を巡ろうね。」「明日が楽しみだ。」二人はもう一度キスを交わすと、抱き合って眠りについた。

「おはよう、承太郎。」「おはよう、典明。」翌日、差し込む朝日で目を覚ました2人は目覚めのキスを交わした。
ホテルを出た二人は早速会場に向かった。ついた二人はゴンドラで南下し、ヨーロッパのパビリオンを巡った。イタリア館で踊るサティロス像を見学し、トルコ館でモザイク細工の粋を見学し、売店でおそろいの目玉のブレスレットを買った。ギリシャ館、クロアチア館を見学し、モロッコ館でバザールの雰囲気を味わい、ヨルダン館でボトルサンドアートの実演を見学し、ブルガリア館で薔薇入りフローズンヨーグルトを食べた後、承太郎はホリイにローズヒップオイルを、花京院は母親にローズウオーターをお土産に買った。
コーサカス館で東欧料理の昼食を食べたあと、IMTSで北上し、ゴンドラで瀬戸会場に行った。長久手会場と比べると広くはないが人気のある市民パビリオンには長蛇の列ができていた。パビリオンを外観から眺めるだけでも楽しい。
一通り見学したあと、2人はベンチで一休みした。「二人で行った初めての万博、楽しめたか?」「楽しかったよ。2日でずいぶん見て回れたね。また日本で万博をやるとしたら、その頃には僕たちも歳をとっているね。」「その頃にまたいけばいい。」二人は将来日本で行われる万博にもいっしょに行くことを約束するキスを交わした。
2時ごろ会場を後にした二人は名古屋駅から帰りの新幹線に載った。列車が動き出すと、楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが頭をよぎる。「また2人で旅行にいこうね。」「国内、海外と問わず旅行して、二人で思い出を作っていこう。」
列車の中で2人は今回の万博の思い出を語り合った。
二人を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。