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大切にしたい、生活の中の小さなしあわせな瞬間をいつまでも忘れないように・・・

美しいモノを見に行く  豊田市民芸館

2011-08-14 | 食関連
ずっと行きたいと思ってた、<豊田市民芸館>に行ってきました。

ここは、東京の日本民藝館から大広間と柳宗悦の書斎を譲り受け、

個人のコレクションが収蔵されていたものが、現在は豊田市の管理によって

運営されているそうです。

館内は<衣>、<食>、<住>の3つのテーマに分けられて展示がされ、

衣の展示では着物、織物などが、食の展示は陶磁器、漆器などが、住のテーマでは、

囲炉裏や箪笥、機織り機などが展示されていました。

私の一番興味の深かったものは陶器の展示で、沖縄の焼き物は心魅かれました。

次に箪笥の展示も李朝時代の箪笥もすばらしく、また、年月を経た水屋箪笥の木目の美しさと艶に

うっとりとしてしまうほどでした。


美しいものを常に意識して観ることで、自分の中の美に対する直観力を養うことは、

大切なことだと、最近特に感じています。それらの積み重ねが、自分の中でセンスを

形作っていくのだと、確信できるようになりました。

              

駅に向かう帰り道は、矢作川のほとりの緑豊かな散策路を歩きます。

途中、栗の木を見つけました。

        

イガの緑が美しく、こんなに暑い暑いと思っていても、自然界では季節が進んでいる事を

改めて感じた1日でした。



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