されど鹿児島

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ベッコウトンボ

2006年04月30日 | その他
 ベッコウトンボは、体や羽の色がその名のとおりベッコウ色であることが特徴である。しかしベッコウ色であるのは、ヤゴから羽化してトンボとなった未熟な時期だけで、成熟すると黒色になる。藺牟田池のベッコウトンボは4月中旬から6月下旬ごろに見られるが、もっとも多く見られるは4月下旬から5月上旬である。
 かつては本州以南の広い地域の水辺に多く生息していたベッコウトンボだが、近年は、池や沼の開発、生活排水などの流入により、その数は激減している。そのため、環境省のレッドデータブックでベッコウトンボは絶滅危惧1類に指定されている。
 平成6年にベッコウトンボは国内希少野生動植物種に指定され、捕獲が禁止されている。
 また、このベッコウトンボが安定的に生息している藺牟田池(薩摩川内市)とその周辺は、平成8年、全国で初めてベッコウトンボの生息地保護区に指定され保護されている。〔薩摩川内市HPから引用〕(撮影18.4.30)














    おまけ  トラフ(違う種類)のヤゴから羽化直後の画像(ピントが甘かった)



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