事実は映画よりも奇なり

乳がんで余命2週の告知もキリスト教の27歳の裏千家師範は延命薬で百八夜を内鍵付きの病室にて戦うも・・・

五月の母 17-31

2011年05月31日 20時31分48秒 | 介護   

0531

30日は美容師さんが病院に来てくれる日でした。

わずか10分遅れてるだけで、
「死にたいと。。。死なせて。。。」
もう大変。顔も真っ赤に泣き出して、、、
「こんなこと(リハビリ)しても治らん。。。」
、、、大泣き、、、

私は手鏡を持って、ウロウロ、、、
耳はどうの、、、後ろはどうの、、、
ボソボソ、、、ぼそぼそ、、、

「かわいくなった」
みんなに言われて、、、ご機嫌。。。
もう笑った。

「こんどは歯医者に行かな。予約する。先生に聞いてきなさい」

「退院してからにしてください」
言われても、
スコールの通り過ぎた顔色は鮮やかに受け流してくれた。

 

 

ただいま。
今朝ほっけ焼いたんですが失敗なう。
だって酒呑めないから。
ってんで夜もほっけ。

 

病院側には意見を申し述べました。
看護師さんも偉い方を選ぶ嫌らしさではなく、苦手としている長長さんに。
つまり、妻な正しさの方に。
内容も推測は省いた結論だけ。

「おむつの実態を引き取る家族には説明されないのですか?」

説明します、との答え。
奥さんは知らないのでは、と私は付け加えた。
これ以上は他人様の領域。出しゃばらない。

おわり。。。

 

数回でも連載は疲れる。
来月からは(リハビリ中に空いたベッドでの)白昼夢と母子漫才にしましょう。

あれっ、これも白昼夢?

 

 

0530

建物が古くったって肝心要はやる気あるスタッフの表情と充実度、そして上司、経営陣。トイレに風呂場。ゴミ捨て場など外周り、陰になる部分。
月に一度は子供たちを連れて会いに行きたいな。
そんな施設、どこかにないのかな。
探してた。
私には何のことやら解らないが変な夢でした。。。

 

ただいま。

「自宅介護では2時間置きのおむつの交換からお尻を拭いての永遠とも思える毎日になりますがお互いに頑張りましょう」
病院の廊下で若奥様と擦れ違う折に何気に話しかけたかったが流石にできなかった。

 

本日の母子漫才。。。
お年寄りのレクレーションとやらでワイワイガヤガヤ老若(療法士)男女が集まってたから、
「アンタ行かんとね」
「バカなこたぁせん。アンタ行かんね」

 

その後、

病床の母(若奥様には姑)に息子曰く、
「おかあさま、薬はまだ飲んでらっしゃるの?」

?????????・・・・・・
今頃聞くことかあ!!!!!!・・・・
空いた口が塞がらないっ、、、
もう少しで怒鳴りつけてやりそうになった。

我慢できそうにない。
あした、病院側に相談する。
“おむつの実態を若奥様に教えるべき” と。

 

 

0529

色とりどりの饅頭が六個、差し入れあり。
ひとつひとつ手に取っては嬉しそうに裏表引っくり返しては眺めている。
やっと一個食べる。
次、、、

「これ半分に切って頂戴。明日食べる」
んで、、、少し先を指して、、、
「あれ捨てて頂戴」

えっ。。。
俺が買ってきたやつじゃん。。。
それもアンタが買ってこいって言った破れ饅頭じゃん。。。

 

 

0528

ソーシャル関係の方に一言。
要介護者を引き取る家族の人格・本心・無知を知りもしないで無闇に褒め上げるものではありません。
尋ねられてもいないのに自分から振るなんて以ての外。
ただでさえ 「家に帰りたい」 「介護してほしい」 心理状態にある患者を殊更に自宅介護へと誘導してはならない。
ボタンの掛け違い、、、怖いよ。。。

 

 

0527

カネに頼る患者、恰好・形ばかりに囚われる家族。
双方で自他に都合を押し付け誤魔化してある。
察してくださいと言わんばかりに、
二進も三進もいかない日まで、
踏み込めないのはお互いに相手が世間が恐いのでしょうか。

家に引き取ってから、おむつの実態を子供が知るどころか夫婦が知る。
汚れたパジャマにシーツはみんな燃えるゴミですか?
これだけではありませんよ。

おばあさんはモノ・カネ、愛想を振りまいて・周囲に媚びて、哀れ・悲しすぎる。

 

 

0526

自宅に帰る患者さんには至れり尽くせりの回復期リハビリテーション病棟です。
看護師さんに療法士さんたち、介護にソーシャルワーカーの方たちスタッフは本当に優しい。
その自宅には、試しの外出も一緒にと計画されます。
部屋から動線のトイレに風呂への段差に障害物の有無に練習もみられる。
手すりが有ったほうが良いのなら介護保険等による補助の制度の説明も。
ここから、退院に向けての最適なリハビリを日程に組み込まれるのです。
・・・・・
行ってきます。。。

 

昼前から19時すぎまでのこの時間帯は昨秋に母が脳梗塞で倒れてからは毎日病院での介助に掛かりっきりでtwitterもブログもパソコンには触れられません。

 

ただいま。
今朝はtwitterのラインが表示されなかったのでそのまま、未だホームには行ってない。規制されたのかな。
いい機会だと考えてtwitter抜きの夜を過ごしながらブログを整理しましょう。
今朝の投稿の続きに入ります。


・・・・・
だが下の世話に関しては一切、決して言葉にはされない。
なぜ? 家族間の問題だからでしょうか。
何故はもう一つ、聞かれないからだ。聞かないからだ。
ここを読み誤り、易しさに他意に自宅介護へと上っ面な浅はかさ、、、
明夜に、家族崩壊に共倒れに招かれる。。。

こうあって欲しい、、、たる願望で限りある病室を流す強がりやら笑い声が虚しい。
患者からも家族からも丸でタブー視されているかのように、話題に上らない面会時間。
恐いのでしょうか。間近に迫る退院を避けては通れないのに。

病院では2時間置きくらいに、おむつの交換と汚れた身体を拭かれる。
ここで始めて汚していた事実を知る患者。
おむつの実態です。

何人もの思春期の子供たちを抱えた若奥さんが出来るお姑さんの介助だとは思えない。
何十年続くのか解らず、寝た切りになる可能性だって捨てきれないのに。。。

それなりに相応しい施設を探し、入られる決断を、、、

 

 

0525

逃げ切れず、とうとう破れ饅頭を買いに走らされました。
思えばよくぞここまで生き永らえたものだったのです。
買えればなんてことない饅頭。
もう親の敵みたいに姿形を脳裏に焼き付けました。
なのに、
一個しか食べず、「おいしくない」
他に求めたのも一個しか。。。
要するにひつまぶしに息子を苦しめて喜んでいるサディストが本性だったのか。

 

ただいま。
焼き飯用として炊くご飯に始めて酒を入れてみました。
ぜんぜん違う。
少しはチャーハンに近づいたかな、とも感じる美味しい出来上がり。
・・・・・今までよりは、、、

20:00 from ついっぷる/twipple 
以前は母でも、倒れてからの病床では女友達として接しています。何十年も見知る母なら折々に嫌な思い出を引き摺る。着替える途中で「おしっこ」と言われ慌てておむつ用のパット(リハパン用とかある、中に充てる大きな吸い取り紙)を手にして押し当てるとバット越しに生温かさが伝わるも友だから出来る

22:02 from ついっぷる/twipple 
50過ぎのおじさんが車椅子にある。いつも食堂でトイレで廊下で看護師さんに迷惑ばかり当たり散らしてばかり。20過ぎのかなりイケメンの息子さんを時々見かける。その時だけおとなしい?今までに発見した恥ずかしくみっともない方達は全て、♂。今日もお一人の認知症のおばあさんと仲良くなれた

22:57 from ついっぷる/twipple 
週に二三度の粗相があります。たまたま今日でした。病院で手洗いしてから家での洗濯機です。最も大切にしているのは後始末で母を傷つけない心配りであり、自身に付いた臭いから感覚を私事に介助に看病疲れへと持ち込まないこと。リハパンだから出来る。おむつでは数時間置きに交換から身体を拭かないと

23:07 from ついっぷる/twipple 
待合室の大きなテレビにも飽きて、、、
「おんなじ・・・」 一言はの文句。
おかき、売店で買い求め、
「あんまり美味しくなか!」 言いつつ、、、
バリボリ、、、喰らってくれた。

23:09 from ついっぷる/twipple 
現世で私を打ち負かせるのは母と一人娘だけ。。。

 

 

0524

介助・介護で最も重大視される要点の一つに「便意の有る無し」が取り上げられます。
無ければ、おむつにしてあげないとどうしようもありません。
母は過去の投稿に何度も見られるように「待ったなし」なんですが、有ります。
だからリハパン。おむつではない。
術後の一時期、数週間だけは止む無く、おむつでした。動かせないので。
それでも直ぐに、「熟れすぎた無花果」 「おさるさん」 になってしまった、お尻なんです。
治りつつありますが、まだ完治というわけではありません。治らなければ、次に来るのが、恐い床ずれ。
だから常におむつが必要な要介護者では大変なんです。
後始末も大変です。
心のケア、臭い、捨て方、おしりの拭き方。そして環境。
これからも粗相はあるでしょう。
そのときこそ、ここぞで求められるのが母子の繋がりであり、細やかな気配りで応えてあげられると考えております。

おむつとリハパンとでは天地の差がある介護です。
こんなはずではなかったでは遅すぎる自宅介護の明日です。

 

20:52 from ついっぷる/twipple 
リハビリパンツが両腰骨あたりでふんどしみたいに裂けて外せるなんて今日まで知らなかった。
脱がせてた今までの辛酸を労苦をどうしてくれる。
縫い目の荒っぽさが気にはなってたんだ。
誰も教えてくれなかった。

 

 

0523

退院後はバリアフリーも小さな子多き大家族での家を新築される潤沢な資金から年金をお持ちならば、、、選択肢の一つとして、ふさわしい施設も考えられたら。。。

 

 

ただいま。
リハビリパンツとは便意の感覚はある母にとって、
「座ったり立ったりの力を入れた時に、チョロッと漏れる事もあったりするオシッコに備えて」
私には、
「上尻の部位を握り締めたら身体を支えられるワコールでは無理なパンツ」

 

21:19 from ついっぷる/twipple 
おばあさんたちの会話から。
「右足骨折。左足も、骨折。真ん中の足も、、、」 
すると別のおばあさん、
「股関節の、、、」 
わたしにはなんのことやらさっぱり。おばあさんも女性ですよね、、、真ん中の足って、、、何?

 

 

0522

病室で敬語を遣い合う親子ってなんなんでしょう。
さりげなく合間に何気に辛辣に、チクチク一刺し一刺しの息子。
丁寧な言葉ゆえの隠された本意に背筋が凍る。

おむつしていることも、
どうやってトイレしているのかも、
知らなかった息子。
いや知らぬ振りか。

退院は来月か再来月の始めなのに。
これが自宅介護、リフォームどうのと話していた数週間前の親子。
どうするつもりだ? どうされるんでしょう?

 

11:01 from ついっぷる/twipple 
帰られた後の病室は一斉に、おむつ交換ラッシュ。
「はい、どうしますか。トイレですか? 交換しますか?」 
「おねがいします。すみません」 
「気にしないでくださいね」 
「ありがとうございます」
こんな会話の遣り取りも実情も知る由もない家族。
お一人になられて触れる優しさ。
寂しさ、、、


そろそろ私たち母子も本筋に戻らねば、、、
【 朝顔 】 にて。。。

ただいま。
本日の心は馬耳東風でした。

20:50 from ついっぷる/twipple 
トイレ談義。 
「しっかり立ってよ」 
「立たんね」 
「立つのはアンタやろ」 
と言ったものの、母は自分の足の不甲斐なさに腹立て自身に命じたのです。瞬時に判断できないで、、、ゴメンね、かあちゃん。。。

 

 

0521

此処、半世紀前には山でした。前の道路はトンネル、地下は石炭採掘の坑道だったのです。
持て余す時間の束は思い出を引き出すのでした。
温かい微笑みだから助かる自分史に散策してくれる病床です。
今日は刺身を持っていくつもりです。良いのがあれば、、、
昨夜も帰りに2割引のを買ったんですが、これは私自身の腹に入れます。
やっぱり、新鮮なのを。。。

 

 

0520

本日の母子漫才。
病室から見える景色に、
「藁葺き屋根が見えるはず」
「ないよ。100年前の話やろ」
「何時か出てくる」

 

 

0519

塩分に対して神経も味覚も鈍いくせに過敏になってきました。
頭でっかち、過去の記憶、見た感じ、で。。。
深読みすべき態度だと、、、子は観る。。。

09:55 from ついっぷる/twipple 
RT @enfermer_a: 福岡で理学療法学科や作業療法学科がある大学ってとても限られている…;3大学しかない。そのうち1大学は新設;

 

 

昨夜、かおりも例の桃井さん似のおばあちゃんがベッドから落ちたらしい。
毎日毎日あれだけ看護師さんから療法士さんから注意されてたのに、、、
わたしも見舞いに訪れた家族に 「注意してください」 換言してたのに、、、

私も自分に許される範囲で動く。今後も後悔しないように。
黙って見て見ぬ振りした訳ではない。
何をしたのか何をしなかったのか。何にでも言えることではないでしょうか。

そこからは本人の自覚。
幸い、怪我はなかったみたいです。
しかし、、、いずれ命取りになるでしょう、、、

見えてしまった。
これを運命とよぶのでしょうか。
おばあさんの心の中まで家族は入らない。病院は入れない。

手のレントゲンは撮りに行かれたらしい。
落ちる予想位置にクッションを置いていた想定内。
今後もうまくいくとは限らない。

おばあさんは苦しんでいる。
直前までテニスをされていたらしい、、、
道端で倒れての、、、現実に。

さみしさ、、、淋しさ、、、寂しさ、、、
家族は、、、深層を読めていない。
いや、、、読もうとはされてない。。。

読めばの、、、
怖さか、、、
完全看護に押し付ける。。。

 

21:46 from ついっぷる/twipple 
松坂、、、復帰一ヶ月 アンド おたふく風邪? か

 

 

0518

ただいま。
このところは病室内でのリハビリが終わるなり、、、ニヤニヤ笑い出す。
つまり、
柏餅に桜餅、買いに走らされました。

店への道順を描いてるのか、
すでに心は餅に有り早や絵に描いた餅で食べ始めたのか、そんな餅の絵を見せて、
「グルグル回って探してきなさい」

泣く子と親には勝てませぬ。
お言葉通り、
八百屋で太股剥き出しで野菜を物色してるのは女性らしき脇をキョロキョロ、、、
交番前で立ち番のおまわりくんから不審者まがいに見つめられる昼下がりの影だったのです。

〆は、
「今日んとはあまりおいしくなかった。ダイエーで良かったね。コンビニはいかん」
体調が良くなると、これだ。

、、、はぁぁぁぁぁっ、、、

 

22:11 from ついっぷる/twipple 
食っちゃ寝 食っちゃ寝の病床なのに何故体重が増えるどころか減るんでしょう。それともこんなに喰らってたっけの快便では内蔵まで切り出してるのでしょうか。。。

 


0517

胸部検査にて肺炎が発覚したのは 五月十二日 朝でした。
昨日十六日 月曜日の朝 再検査にて 「よくなってきています」 との判断。
安心なんて出来ない。

 

ただいま。
20:37 from ついっぷる/twipple 
淡々と自分にしか出来ないことだらけの今日でした。どちらを向いても。。。お弁当を作ってあげられるのは~ そこでヒットを打てるのは~ あの花を育てられるのは~ 手抜きのエッチでも出来るのは~ 明日も頑張ろうっとぉ、、、

 

 

 

ふと、「母」って漢字の使われ方が気になる。原動力。必要は発明の母。母なる大地。母子。聖母。慈母。父母。母性。母国。母型。重なり合う。何だろう。真なる病室。魂たる真相。日毎夜毎で目にして欲しい、みせてあげたい。日毎の・・・母、夜毎の・・・道 朝顔 (日々更新) - 事実は映画よりも奇なり 

 

五月の母 01-16 - 事実は映画よりも奇なり

四月の母 13-30 - 事実は映画よりも奇なり

四月の母 01-12 - 事実は映画よりも奇なり

三月の母 12-31 - 事実は映画よりも奇なり

三月の母 01-10 - 事実は映画よりも奇なり

二月の母 17-28 - 事実は映画よりも奇なり

二月の母 0215-0216 - 事実は映画よりも奇なり

二月の母 0201-0214 - 事実は映画よりも奇なり

一月の母 0106-0131 - 事実は映画よりも奇なり

1124-1231 の母 - 事実は映画よりも奇なり

母(原点) 【気】 - 事実は映画よりも奇なり
元来のパーキンソン病に、この2005年の足を取られての「右外傷性大腿骨頭壊死」・・・  左半身不随の脳梗塞後遺症をも患い現在のリハビリです。

 



五月の母 01-16

2011年05月16日 00時01分06秒 | 介護   

0516

体重、先週よりマイナス200グラム。いかんなぁ~
って、、、こんなグラム単位の話は良く聞きますが、風呂と食事で簡単に2000グラムは増減する身はどう判断したらいいんでしょうか。

 

 

0515

テーブル上に「眠前薬」 眠る前に飲む薬が置いてあります。
ぷるぷる震える右手一本しか使えない身体。起き上がれないし寝返りもうてないし腰を90度以上深くにも曲げられないから何かを取りたくても大変だし、、、
何もかもが一人で何処まで出来るのか出来る可能性があるのか探求から練習の毎日毎日なんです。
薬の袋を片手でもハサミを使って切り、服用できるように看護師さんがいろいろ考えてくださいます。

ただいま。

19:54 from ついっぷる/twipple 
母と子の空中殺法。トイレの巻。。。
(手がびしょぬれの図) 
「お尻を(便座に)つけるまで待たんね」 
「待たれん」

23:52 from ついっぷる/twipple 
わたしが母をどう思っているのかではないっ。大切なのは、母が如何に考えてここまで育ててくれたのか、、、です。応えるのが子供なんじゃないでしょうか。

 

0514

桃井かおりさんを見舞いで遠方より来る久々の出会いなのに丁重なる挨拶からざっくばらんな会話も小粋に終始され、ササッ、、、引き取られる老夫婦あり。
病院に見舞う極意でした。

少しして、、、
看護師 「はい、なんでしょうか?」
かおりさん 「(ナースコール) 触ってもいません」

かおりさんには大概落ちが有る。
いや、みんなが不安定。

 

 

 

0513

清閑なおばあちゃんと桃井かおりと病にて眼を悪くされたお姉さんと、食っちゃ寝のばあさんにおっつあん。

おばあちゃんの「子供は四人」との身の上話は昨日も聞いたはず、、、
「へえ~っ」 またまた感嘆された。「若い人って良いですねぇ、、、うっふぅん、、、」 
「いま何時ですかぁ」
大口空けて寝ている、、、と思うが油断できないばあさん。
車椅子で遊んでるおっつあん。

とある病室の昨日でした。

 

 

0512

ふと、「母」って漢字の使われ方が気になる。原動力。必要は発明の母。母なる大地。母子。聖母。慈母。父母。母性。母国。母型。重なり合う。何だろう。真なる病室。魂たる真相。日毎夜毎で目にして欲しい、みせてあげたい。日毎の・・・母、夜毎の・・・道 朝顔 (日々更新) - 事実は映画よりも奇なり   via ついっぷる/twipple

 

ただいま。
20:09 from web 
母子漫才。。。
奈良漬けが繋がっていたくらいで箸を止めるなよ。傷つくだろがぁ。手で切ってあげると、、、
「汚い」 
「食べんとね」 
「もう要らん」

 

 

0511

退院後に何処に住まわれるのか優しき身の振り方で最も覚えてるのが、
「お母さんのお好きなようになさってください」 の類。
耳安い会話に終始される御家族です。
肝心なのは、この家族が帰られた後。
おばあさんには安堵感よりも・・・・・

おばあさんは知っている。
トイレ介助できるかな、頼める家族かな、、、と。
される方も、してくれる方も・・・・・

魂が、、、まだ見えない。

 

ただいま。

母の病院では夜勤でさえもナースコール一発で飛んで来てくださり、おしっこさえもトイレ介助してくれます。
ありがたいことです。
が、、、これって普通ではありません。
おしっこどころかウンチさえも「おむつ」を無理強いさせ、朝まで放置って病院、、、多いらしい。
現に、、、他の病院で味わわされちまった。
尊厳は踏みにじっていいのでしょうか。

 

0510

脳梗塞等の後遺症からリハビリを終えて自宅に戻られる患者を介護されるご家族に。
後遺症の程度の差は人それぞれでしょうし、病院側も退院前に受け入れる自宅の環境等が介助に適するのか、手すりやら段差から助言に検分もされる。
それに基づいてリハビリも何処に重点を置くかの予定が組まれます。入院期間に制限があるからです。
その日がくれば否応なく退院しなければならないんです。
母にしても再手術後に転院したリハビリ主体の現在の病院では退院しなければならない日時は決まってた。
問題視されるのは退院後の行き先。
居宅介護を支援されたり色々なサービスも充実している社会に見えます。
しかし24時間で専門職の方達に常駐を頼める裕福な家庭は少ないでしょう。
昼間は支援を受けられても仕事で不在でも、夜は疲れてたって “介助、片付け、介助、片付け・・・・・合間で自分の事、それも繋ぎ合わせなければ段落にならない時間割が毎日” の生活です。
大切なのは、受け入れる家族に気持ちと同じく “介助の心得の有無がお有りなのか” 
その時になって、「こんなハズじゃなかったのに」
良かれと思った行為の重さ・・・

杖に車椅子の扱い方に特性、風呂やら食事は手の空いたときで許してくれてもトイレの介助の仕方、床ずれ防止、寝かせ方、、、、、、、、患者の精神面、、、、、
受け入れる側にも患者の入院中に、介助のイロハから御自分の気持ちの作り方、片付けのたびに初心に切り換えるを学習されたら如何でしょうか。。。
きれいごとではないし継続できる力には素材に努力が必要です。
何らかの事故などにて再入院、、、多いみたいです。それも重症化しての。。。

 

ただいま。

母子漫才より、、、
「今朝、血を吸われた(採血)」
「あらま楽しそうだこと」

 

08:34 from ついっぷる/twipple  静岡徳洲会病院 看護部
RT @shizutokukango: 「看護支援相談室便り」を更新しました!→http://bit.ly/eZ2urP

 

 

0509

片膝立てておいて、両足が同じように足枕に乗らないのを、、、
「長さが違う」 だとさ。。。

おはようございますっ。好い天気、博多ですっ。。。

 

ただいま。
桃井かおり似おばあさんのお顔、、、とうとう見てしまいました。
・・・・・
「おいしいィー」

 

 

「おやすみ」 少なくても二回は病床の母に言い直して帰路につく日々が続きます。多いときには五回、行きつ戻りつ、後ろ髪を引かれる夜が訪れます(実際には髯坊主なんですが)。。。あの娘が大学病院に搬送されたのもGW明けでした。ここから108夜を闘ったのです。二つもの夜、否応なく重ねて via ついっぷる/twipple

2011.05.09 20:11

 

20:24 from ついっぷる/twipple  
病院スタッフは博多弁丸出しです。こんなに強烈だっけと驚きました。参った。。。が、生命を預かるマネキンではない現場の重さが、、、そこにはありました。看護師さんは母の次に、恐い。

22:37 from ついっぷる/twipple 
母の大腿骨の再手術は3月31日。昨日その傷跡を見たんですが20センチほどの縫い目はうっすらとしてるだけなんです。フランケンシュタインみたいに盛り上がってもいなかった。すごい技量。これじゃ思い出がぁ完全に消滅しちゃう。

 

 

0508

再手術した「右外傷性大腿骨頭壊死」では腰を90度以上とか深くには曲げられない。右足の膝自体も同じで内股と合わせて生涯で気を配らなければならない。
脱臼の恐れがあるから。
またまた再手術なんてなったら、、、それこそ。。。
物を取ろうとした時。左向きに寝た時。起き上がる時。数え上げられるものではない。
日常生活そのものに細心の注意を払わなければならない余生です。
心身ともの苦しみ痛みとは無縁で、、、大往生してほしい。

 

ただいま。
22:56 from ついっぷる/twipple 
骨と皮だけの手の甲に私の爪が当たって、
「痛かぁ」
猫みたいに ペロペロ 舐める。。。

体重 42K 元に戻りつつある。良かった。あと1K、頑張ろう。

 

21:47 from web 
母の日のプレゼントを子供たちからもらった桃井かおり似に声はのおばあさん。
「うわぁぁぁつ」 
「うれしいなぁ~」 
「うれしいな」 
「ありがとぉお~」 

、、、が、今日は、誰も訪れる家族なきおばあさんが、、、かわいそうで、、、気掛かりで、、、

 

 

0507

「帰りたい」 
・「帰るよ」 
・・「帰らな」 
・・・「帰ろう」
帰るコール連発。
「タクシー呼ばんね」
顔を真っ赤もクシャクシャな泣き声で、、、
廊下でリハ室で病室で、、、
まるで私が泣かせたみたいに。。。
看護師さんが声を掛けてくれると(帰れるようになるには、と)全く違うことを言い出す。
杖がどうのこうのと。四本足の、、、どれが良いのかと。
(帰るためには歩けないといけないから、と)
白い目で見られた私が泣きたかった、数分前の日の母です。
端折るなっ!

おはようございます。

 

ただいま。

19:49 from ついっぷる/twipple 
例の桃井かおり張りお婆さん、街中で倒れているところを 「湖月堂」 の方に助けられたそうです。
私からも、、、「ありがとうございました」

20:11 from ついっぷる/twipple 
母子像漫才から。 
「トイレ行くね」 
「行っとって良いよ」 
「するのはアンタよ」

20:15 from ついっぷる/twipple 
母子像漫才、トイレの巻。 
「何しに来たとかいな」 
「おしっこやろ」 
終わったあと黙って立とうとしたのを見て 
「拭いとらんやないね」 
「あんたが悪いと」 
・・・・・?

21:38 from web 
お年寄りを見舞う家族・他にお願い。。。微笑ましき家族愛でも通過儀礼でも貴方方の想像以上に、患者の体力の消耗は激しいみたいです。貴方方が帰られた後、ぐったりされたり寝こむ患者さん多い。お年寄りの顔色の変化・表情・姿勢・相手の立場などにもっと注意を払っていただければ幸いです。


0506

病室に着くと、、、寝ていた、、、はず。
が、、、パッ、、、目を見開くと、、、
笑いながら何かパクパク言い出す。
こんな時はロクな用件ではありません。
身の回りを片付けて徐に聞いてやると、、、
案の定。
「ダイエーに行って羊羹を買ってきなさい」
聞こえない振りして 「やぶれまんじゅうね」
お使いは何回溜め息に抱擁されたことでしょう。
が、破れ饅頭がどんなものやら買いに走らされることを考えれば楽でした。
羊羹くらい知っている。

食べ終えたら、
・・・・・
それも自分で揉み出すんです。あからさまに、、、
仕方なく、「なんね、足を揉んで欲しいとね」 投げかけるしかありません。
と、頷く。。。
で、「自主トレは夕方から」 と続くのでした。。。
、、、昨日はホントにホントーに疲れました。

 

ただいま。

そこのバァちゃんの叫び。
何時もとは違う薬がテーブルに用意してあったのを見て、
「これなんね、なんの薬ね、、、あたしは飲まんよ」

20:01 from ついっぷる/twipple 
今日の桃井かおりばりのおばあちゃん。お嫁さんの見舞いでたっぷりの優しさに満たされ、帰られたあと、亡き御主人の遺影(多分)に、
「パ~パ~ しあわせだよ~ 」

 

 

0505

どこで買ったのか、小さなマットを敷いた。
「滑るから危ない。使えんよ」
何度も言った。
勝手に捨てても機嫌が悪くなるのは、、、せいぜい数日だったのに。

元来のパーキンソン病に、その2005年の足を取られての「右外傷性大腿骨頭壊死」・・・母(原点) 【気】  - 事実は映画よりも奇なり となるのです。

その時 「ドスン」 鈍くて大きな音がしたので数秒で駆けつけた私です。
マットの件は、、、互いに、言わない。言えない。
母と私、それぞれに秘する胸の中。。。

左半身不随の脳梗塞後遺症をも患い現在のリハビリです。

内蔵は何処も悪くありません。食事も普通で良いんです。

 

 

0504

「貧乏して育てとうけん親の気持ちがよー解るんよ」
その子供さんたちがこのおばあさんを呼子までイカを食べに連れだされた。
おいしかったそうだ。
お孫さんからは初月給でメガネケースをプレゼントされたらしい。

聞こえてきた会話に顔をクシャクシャにして泣き出した昨日の母です。
その泣き顔からテーブル上の何々を 「食べる」 いきなり笑い出して命令を下すのです。
ちょっと戸惑います。

 

ただいま。
病棟の声は桃井かおり、、、いいなぁ。
朗読劇。
聞き惚れます。
お顔は見ないように心がけてるが果たして何時まで・・・

20:38 from ついっぷる/twipple 
目を悪くされた入院患者さんから ずっと 「おにいちゃん」 と呼ばれている。。。うれちぃ。。。私より若い女性です。みんな病院に行こう、、、
20:59 from ついっぷる/twipple 
「荷物運びを誰も手伝ってくれない、おばあさん」 車で数十分のところにはご主人から子供たちが何人も居られる田舎のお百姓さんなのに。そのご主人のところに、、、帰られるのに。。。車椅子で何回も何回も往復して運ばれたらしい・・・(私は居なかった)

 

0503

このところ私との二人だけで自主トレに励んでくれます。病棟内の廊下に取り付けられた手すりやら食堂の椅子で。
計画された病院側のリハビリは一日に二回あります。一回は40分間なんですが物足りないらしい。
自分から積極的に私を急かすのです。
「身体を支えんでいい」 とか椅子選びから車椅子の位置まで細かに指示を飛ばします。
この1時間20分で一日が“終わる”のが歯がゆいのだ。


0502

ただいま。
母の環境、完璧。
昨日までにも増して明るくなった。
笑顔から鼻血の固まった家庭ごみが陽光に零れ落ちる。
よかった、よかった。ありがとうございました。
なのに、、、病院側の御苦労から配慮から何から何までを、、、
数時間後、、、

19:54 from web 
なのに、数時間後、、、困りん子。三重苦に病床の母に苦悩の色が滲む。長女に、、、全てを預けたのに、、、してくれない。と、、、車椅子で頬杖。まるで私が苦しめたかに世間様には映る、、、困った。

 

0501

踵の床ずれは治りました。

病床では環境に大きく影響されるお年寄りです。
患者は勿論のこと家族の気持ちの持ちように快気も祝いなりで明日が掛かっている。
何処かに陰は必ず、、、有る、、、芽生える。
それを、、、切っ掛け、動機、理由を読み取れるやいなや。

すぐさま動く。
今まで何処を如何に歩んだのかと、
今こそ、、、今日の為に生かされたんだ、、、と。。。

 

ただいま。

ある女性の、愚痴かな? いや、希望、、、失わない心、大切。。。
「おトイレがこんなに辛いものだとは思いもしなかった。元気な頃にはなんともなかったのに」
「さっき行ったでしょ、と、(介助を頼むスタッフに) 言われるのが一番辛い」
「行きたいものは行きたいのにね」

(何ヶ月も以前から顔見知りだった、私より若い女性との始めての会話から)

・・・星になってあげたい。。。

 

 

19:41 from ついっぷる/twipple 
とある病室における見ず知らずの母子像から。
「あんた卵巣はもう要らんけん切除してもらおうか」
「なんでね」
「いや向こうの病棟の看護師さんたち若くて可愛い子ばかりやけん」 
「ばかちん。恥ずかしかぁ。もう明日から来んでよか」

20:14 from ついっぷる/twipple 
おばあさんは国の宝、って言われますが、、、本日またまた素敵なおばぁちゃん発見なう。なうなう、なのにおじいさんでは影も形も、、、ありまへん。。。わても性転換しようかしらむ。。。
20:24 from ついっぷる/twipple 
私の一人娘が幼かりし頃、風邪で鼻を詰まらせたので自分の口で吸い取りました。同じです。母は子供に戻っていくのです。ウンチさえ鼻水さえ可愛く、、、なっちゃうんです。。。吸い取るのは、、、勘弁。
20:31 from ついっぷる/twipple 
幼な子が鼻づまりで苦しんでるんですよ、テイッシュには出しますが吸い取ってあげられないってのは、、、わたしは、おかしい、、、と思う。それでいて、、、69、はできるの、、、?
20:40 from ついっぷる/twipple 
病床の母の本日の「おやつ」は、松露饅頭・バナナ・白菜漬け・キュウリの漬物・チョコレート・もずく酢・ごぼう畑・梅干。。。豪華食い合わせ。

 

 

 

四月の母 13-30 - 事実は映画よりも奇なり

四月の母 01-12 - 事実は映画よりも奇なり

三月の母 12-31 - 事実は映画よりも奇なり

三月の母 01-10 - 事実は映画よりも奇なり

二月の母 17-28 - 事実は映画よりも奇なり

二月の母 0215-0216 - 事実は映画よりも奇なり

二月の母 0201-0214 - 事実は映画よりも奇なり

一月の母 0106-0131 - 事実は映画よりも奇なり

1124-1231 の母 - 事実は映画よりも奇なり

母(原点) 【気】  - 事実は映画よりも奇なり