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事実は映画よりも奇なり

乳がんで余命2週の告知もキリスト教の27歳の裏千家師範は延命薬で百八夜を内鍵付きの病室にて戦うも・・・

五夜  純愛

2012年06月19日 20時35分52秒 | 十二夜 「純愛」 

この子は洗礼も受けたフランシスコ修道会。
純愛と教義に生き、犠牲の愛に逝った。
その裏千家において当時は史上最年少で師範にまで到達した彼女は、
一人ひとりの荘厳な死には不断の平常心から放射される連続した尊厳ある瞬間の時に家族から医療機関の健全な息吹が必要なんです。
と、咲いて落ちた二つの命な花椿は生きるのです。。。

 

 

 

昨夜は 【四夜】 から

 

「悲しき生い立ち」・・・まだ乳飲み子の異母妹を自分の嫁ぎ先に連れてきて、その院長の収入も大変な額を妹に注ぎ込む姉はおかしかった。みんなおかしかった。わたしまでおかしくなってった。明け暮れを夫婦愛だと思い違いされておられる姉が使い盛る紙幣の分量と、煽られる彼女で考えると種々雑多な妄想に引っ掻き回されてしまうんです。。。昨日投稿した20人以上の看護婦さんや職員さんについてですが、警察官は結婚相手に困っているからとの事で集団見合いせられていた。少なくとも10年以上は続いている。ここに彼女までもが加わっていくのも分からなかった。

 

 


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彼女(1) 「謙遜と服従」・・・驚いたのは姉の態度だった。「彼が好きだから気になったのよ。彼の前でそんなに叱らなくても良いのに。----------。妹が可哀相。・・・。」 事実を何も知らないで反論も確認もされずに夫の言い分だけを姉は鵜呑みにされた。これ、なに? 〝違うでしょ〟かなりイラついたし。腹が立った。院長には勿論だが、姉までがこうでは彼女が余りにも可哀相、

 

 

彼女(2)  「とうとう養子縁組で申し込まれた」・・・わたしが〝妹との結婚を断る〟〝妻とは離婚しない〟なんて決心するとは夢にも思って居られなかったみたいです。もし、このあたりででも私の知るところとなっていたならば、私の離婚という事態への発展は絶対に招かなかったし、彼女にしても両の乳房は無かったかもしれないが長生きしてくれた。少なくとも、あんな未必の故意な殺され方、および着せ替え人形となる大学病院の内鍵つき病室における性暴力はなかった。

 

 

彼女(7)  「見做し重婚」・・・「暗黙の了解」なんて慣習で綺麗な言葉に隠された院長の立場を私だけが知らなかった。彼女の「出生の秘密」については姉自身が思わず漏らされたので私の知るところになっている。。。あの家から早く彼女を連れ出してあげたい。解決策は重婚まがいの漫画みたいな方法しか思いつかなかった。姉が差し出された慰謝料やマンションなんか院長の資産からの出費は断ると決め、必要な資金は自分で用意し始めた。といっても、あの立場に史上最年少で到達した彼女を貰い、かつ妻を東京に置くわけだから金額にしても小さくは無い。。。院長の家とは出入り業者だった私の仕事に区切りを付け、彼女を相手とする男になる決心も固めた。仕事とは切り離さないと院長とは対等の口が利けない。

 

 

家族(3) 「鳶に油揚げ」・・・「(三顧の礼で迎えられて)妻に気があるのか。歳だし、子供も3人産んでいるから、もう汚い。昔はきれいだったぞ。まさかとは思うがーーーーー」 〝ハア〟ポカァァァァァン、していたと思います。魂消た。。。「娘に気があるのか。娘はやれない。医者に嫁がせる」 繰り返しますが、私、妻帯者なんですよ・・・。この家、おかしいよ。

 

 

家族(4)  「二十五年間も毎夜で欠かさなかった」・・・私は、とてものことに姉の顔をまともに見られなくなってしまった。それどころか伏せてしまうのです。院長が毎晩で欠かさない理由は、姉の昼間に起こった出来事から考えを“あの最中”に聞き取る。言わせる“隠しようのない本音・本心”が“開く”と信じてある、洗脳の夜勤でした。所有される同じビルで一日中一緒に働いてあるのに、なのに、マンションや慰謝料に養子縁組の肝心要の決意は前以て聞き取れなかった・・・・・言われなかった。それで、院長は焦ったんだ。

 

 

家族(5)  「電気は点けますか消しますか」・・・〝大人のおもちゃ〟を買ってきてくれ、と頼まれたのに断ったばかりの私でした。あとの事が気がかりです。「(明るくなってから)」 埋め合わせのつもりだったのでしょう。助言してしまった。 「やってみよう」 ここに至る私の言葉が院長に都合良き脚本に書き直されたらしく、姉が私を避けるようになられるのは秋も深まる頃、彼女が倒れる半年ほど前でした。オモチャを使いたいという欲望が内分泌の逆鱗に触れ、余りにも激しい初めましての面立ちに院長はびっくり仰天されたらしい。私を悪者にされた院長だと想像するに何の障害もありません。最低のオトコたちには逆立つ気配にて対峙されるようになられた姉です。当たり前です。。。穿った肉体文学のナレーター、院長。あられもない夜景が焼きついた私。

 

 

純愛(6) 「天使に道なき道」・・・何十億になる資産なのか知らないが、それを確実にモノにする為と、所有者となる姉を夫婦として当然の性で洗脳し続ける為の、新婚旅行から25年以上も毎晩で欠かさなかった〝夜〟 この〝営み〟やら〝大人のオモチャ〟で院長に助言した事によって今度は私が陥れられ、11月頃からの姉は私にぴったりとそれまでみたいに張り付かれなくなっていた。年が明けてからは浮かぬ顔でも私を問い落とそうとはされなくなっていく。死の宣告まで、ここから半年、六ヶ月近くもある。私と彼女との出会いからは、〝邪気〟から一年と十ヶ月後の宣告だった。

 

 

咲いて(8) 「愛と清貧の戒律」・・・梅暦にて捲られる辛夷が散り掛かる花便りみたいに折れ目の茶色が、顔から易々と見て取れた夜があったんです。変わりなく穏やかに私の前に座ったんですが、ふたひらが、唇の色艶が尋常ではなかった。。。院長の顔は読めない。絶対ここに何かが有ったんだ。。。これが、彼女との永久の別れになろうとは、、、後ろ姿が目に焼きついています。

 

 

 

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「彼女が毎朝シーツを洗濯した」・・・今まで通りに仕事で出入りするのか彼女の男として出入りしたいのか

 

「第六感は正しかった」・・・何かしら邪気ある屋敷に感じた

 

明夜は 【六夜 ★病室】

「大学病院」 から・・・直感を何故わたしは何やかやと何んで騒ぎ立てなかったのか

 

 

 

 

 


六夜  病室

2012年06月17日 21時11分07秒 | 十二夜 「純愛」 

表題(概要)は 「百八夜(14) 記憶喪失の扉 ☆」 から

★ 事実は映画よりも奇なり 『序章』(13、16~18) 乳がんで余命二週の宣告(1~4、12) もキリスト教の二十七歳の裏千家師範は延命薬で百八夜(9、14、15) を内鍵付きの病室にて闘うも闇(5~7、11) は闇を孕んで吸収を繰り返し巨大化する。ただ一人を除き青天の霹靂、わたし(8、10) には訳わからないなり、、、過ぎ去る。。。


昨夜は 【五夜】 から


初めに
Google    「余命二週の宣告は乳がんでした」・・・福岡女学院から国際基督教大学に学んだ彼女の温厚さは活気から色めき立つ ~

 


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宣告(1)  「大学病院」・・・その夜の彼女、二十七歳。唇の色の余りの変わりようを院長に合図したが、一刀両断に切り捨てられてしまいました。それも無表情に。有無を言わせない力が言葉にこもっていた。つまり〝変だ〟と確信していた。直感を何故わたしは何やかやと何んで騒ぎ立てなかったのか、悔やんでも悔やんでも悔やみきれない。。。「明日は朝から手術で、終わっても麻酔が効いて寝ている。結果は昼間に連絡が入るようになっているから、夜、自宅に来れば良い。教えてやる」。。。「〝病室には内鍵を取り付けたし、面会謝絶の札が掲げてあって行っても会えない〟ーーーーー

 

宣告(2)   「余命二週の乳がん」・・・彼女にとって、私を落としてくれるはずの妙薬な姉は、気骨が折れる延々とした私への大気圧に加えて院長との板ばさみにもあって疲れておられたのでしょう、油断しておられたのでしょう、見過ごしてしまいがちになる月日だったのでしょう。。。わたしさえ動いていれば、、、「乳がん。あと2週間の命。執刀医の判断だった。(執刀医が言われるには)手遅れ。メスを入れただけで手の施しようが無く、そのまま縫合した。 〝ーーーきれいな胸だったーーー〟 ・・・・・・・・・・きれい!?。。。 余計な手当てだ。。。ここからだ、おかしくなって行くのは、、、

 

宣告(3)  「内鍵付き病室」・・・病室には内鍵も面会謝絶の札も掛かっていて行っても会えないから行くな。。。我が家には殺伐とした空気が蔓延する。入院の月日に合わせるかのように崩壊していくのです。

 

宣告(4)  「告知」・・・この、太陽をも闇が支配する、一日が永遠にも匹敵する時空を超越した世界へと追い詰められる心は〝異次元で見舞いを止められていた〟私です。闇は闇を招いて吸収を繰り返し巨大化するばかり。。。会いたくても看たくても行くことすら禁じられている。

 

闇(5)    「陰謀」・・・余命二週なんて未曾有の瞬間が連続して押し寄せてくる日々の戦いに七転八倒する中。。。嘘だ。誤診だ。夢だ。考える長針は怖じけ立ち、短剣の余命が狂おす。尊き一滴一滴は同じであり、雲に覆われてゆく。。。まだ中旬にもならない十日でした、「一人で家にジッとしていても気が重いから自宅に来て、話し相手になってくれ」 この電話には、もう断れなかった。

 

闇(6)   「費用」・・・〝余命2週〟が延命薬で長くなる。保険が適用されない個室の料金。膨らむ治療費。日毎夜毎に増加するドイツの高価な延命薬の個数。モルヒネに多量化。総費用。。。「若いから進行は早いが心臓や他は丈夫。最期までカネを使う。これで最期だから出してやる。。。余命いくばくもない妹に対する悪態を吐くばかりだ。訪問していくのを約束した身を後悔しても後の祭り。彼女の自宅は魔窟と化していく。実況される鉛の宇宙観に自分を行方不明にしてしまう。

 

闇(7)   「性犯罪」・・・「ーーーーー、植物状態。未婚で(その社会的立場)なら尚更ーーーーー。意識はあるだけに無残」 「入院してダイエットもしないから重くてーーーーー。犯し続けた。死ぬんだったら終わり。楽しませてもらう。カネを出してやるから当たり前だ。。。助けを求めた声、病院職員は医師から看護婦から掃除のおばさんから隣りの病棟の入院患者さんにまで、届いた。が、誰も助けに行かなかった。何故か、末期がんゆえの〝助けて〟〝叫び〟と受け止めたからです。無視した。耳を押さえた。終末期として〝うわさ〟にはした。

 

わたし(8) 「百八夜」・・・意識はあるのに植物状態となって自分の身体なのに自分では動かすこともできない、着せ替え人形の、私でさえ未だ抱いてはいなかったのに、入院中に28の誕生日を迎えたばかりなのに、もう旅立つ彼女。。。その病床にある純白の身体を弄んだ義兄。「助け」を求めた叫びを、末期がんゆえの「叫び」として黙殺した大学病院。こんな恐ろしさ、事実とは考えられない。狂い死にしそうでした。


百八夜(9) 「二十七歳」・・・入院した当初はまるで新婚旅行みたいにはしゃいでいたらしい。。。「(わたしが)会いにきてくれる」〝見舞いにきてくれる。ゆっくり会える〟と。生まれて初めての入院です。病気なんて患ったことないから新鮮だったんでしょう。。。〝今日は息も絶え絶えなのかも〟怖気づき惑う底知れない軋み鳴る限界の状況は〝あした、今日を命日だったと聞き遂げなければならないんだ〟なる戦慄で、今を飲み込んでいく。。。見舞いに行けない身の置き所に苦しむ。

 

わたし(10)「花椿」・・・無意識の意識で自分の首を斬る。噂の源ともなれない妻に母で誰にも相談できなくしてしまう。家庭を守る打開策も打ち出せない私たち家族四人は、てんでんばらばらに行動しだす。。。この、彼女が搬送された深夜、姉は私に通報しようとされたらしい。院長が止めた。。。見舞いにも来ない私。練り上げる夜明けへと咲き勝る夢の心の素養がある生身の妹に、姉の激情は、「(私から)」 と言われて〝バラの花束〟を妹に見せられた。が、嘘だと、すぐに見破られた。〝見舞いに来てくれるように頼もう〟とも考えられた。しかし〝強制しても妹には分かってしまう。そんな見舞いなんて妹がかわいそう〟ここでは普通に落ち着いて思い切られた。

 

闇(11)  「椿灰」・・・ともあれ究極の心遣いを姉は考案されるが、これも余りにも私を侮るというか、私を知らないというより、〝お金の使い方をご存じない〟育ちの成すところと、きつい書き方になってしまいますが、ブログの特徴を考えたら書かざるを得ない。それは、内々での結婚の儀。意図は私の見舞いの実現と、妹へのはなむけ。逝く。たかがカネのために。かわいそう、では片付けられない。。。我が家では家庭争議にもならなかった。忌み嫌われ、私は骸(むくろ)、生きる屍(しかばね)。普通の会話も消え失せる。

 

宣告(12) 「花嫁」・・・「許せん」 血潮は猛々しく煮えたぎる。。。「今になって・・・・・何を言うのか・・・・・ふたつとない春花秋月、そうこう肝要な音域は天界に生まれ立ちそうになって聞き始める。。。「(こうして居る)」という映像化だけの入院中が消え入りそうになる真っ只中、「(彼女が私に)会いたがっていた」なる言葉を聞いた。。。何を言ってんのか、さっぱり分からなかった。。。逝った後で今になって何を言い出すのか。

 

 

序章(13) 「復習かつ大学病院での性犯罪かつ予習  ★」・・・これらは公然の秘密。衆知の話だったらしいが肝心の私だけが知らなかった。まったく関係ない妻の友人も、私の母親の友人もみんなが知っていた。知らなかったのは、私と家族だけ。のちに「(私が)知らなかったはずがない」とまで攻撃の材料にされていく。知っていれば『彼女は生きていてくれた』ってんだ。。。姉は姉で『妹との結婚の申し込み。慰謝料の支払い。新婚での分譲マンション。養子縁組の申し入れ』などなど次々に手を打って来られる。嫁ぎ先の財産を勝手気ままに散財される姉の金銭感覚だけは嫌いであり、院長に同情してしまいました。。。義兄の本心から私への嘘に気付きながらも姉の幸福を願い、本性をあらわした性暴力と合わせて最期まで姉に言わなかった、犠牲の愛。。。純愛と教義。。。 同床異夢、連携を保ち、犯罪を重ね、手足になって働き、風評もカネまみれで流布させた結果、戦争の続きとした抗争勃発、全てを揉み消そうと、犯罪者に仕立て上げようとするも失敗、、、現実。余りの不可解さに記憶を取り戻せた私、

 

百八夜(14) 「記憶喪失への扉 ☆」・・・ドアを誰かがノックする。 「彼? 「今度は? 「今度こそ彼! 待ち侘びて待ち侘びて何故の待ちぼうけに草臥れていく・・・ 「(私の)声がしたような・・・」とも言っていたという。。。ごめんね。。。気休めでも、成せば成る男になれたでしょうか。自惚れない。。。姉と見詰め合い、私が訪ねてくるのを待ち焦がれていた。。。「出張してある」 「忙しいみたい」 「男には仕事が第一だから分かってあげないといけません」 焦れ泣きをなだめ、取り繕って言われる。。。うなづく、あどけなさ。 「会いたい 「逢いたい 「どうして会いにきてくれないの 「そんなに嫌われてしまったの 「産まれてこなければよかった・・・空梅雨に明け暮らし、夏の雲むくめく。

 

百八夜(15) 「姉妹愛の病室     ☆」 ・・・夢のように当てにならない をとこ それでも もたれ掛かる二十五時間の毎日 言い尽くしていく 「逢いたい 逢いたい 逢いたい ・・・・ ・・・・ ・・・・  死命を 何時を何時 どんな場面で悟ったのでしょう

 

序章(16) 「入院から四十九日までの概要 1/3    ★」・・・院長が垂れ流す姉妹への不平不満から嫌な金銭感覚を打ち破るべく、二つの都市に妻と彼女を置く実質的な重婚を自分持ちの資金で考え付いていた。しかし院長から、「無理をしなくても良い。(姉妹には)俺から言っておいてやる」。。。 時は流れ、5月の連休も明けた。。。約束していた夜に訪問した私は院長から、前夜に彼女が倒れたこと、大学病院に入院した事を聞き、見舞いに行くべく、応接台を蹴って立ち上がったのですが、 

 

序章(17) 「入院から四十九日までの概要 2/3    ★」・・・記事のタイトル【地獄の門が開く】 【記憶喪失への扉】 から 【姉妹愛の病室】を私が聞いたとき、この彼女の思い、答える姉の胸中に言葉を初めて聞いたとき、今になって何を言い出す院長なのか、なぜ自分が病室に登場するのか、まるで理解できない。。。彼女の最期に言葉は無かったという。天の一点を観ていた、という。見ていたとするならば何を観ていたのかは、はっきりしている。記憶を失っても当然でしょう。

 

序章(18) 「入院から四十九日までの概要 3/3」・・・通夜の席に、女性たちの真の涙、真実の叫び、彼女を包み込んでくれたらしい。・・・ありがとう。 「お母さんに甘えなさい」 合掌される姉。悲しみを引きずり、若い女性たちばかりだった客は帰路に着く。。。彼女との成り行きを吐露できない感情の私は、いつ、どこで、誰に、どんな話から彼女が飛び出してくるのか、どう聞かれてしまうのかさえも分からなくなった仕事が、地元が怖くなり、どこもかしこも、お客様へはおろか、業者にさえ訪問どころか電話さえ掛けられなくなりました。

 



  灯を拗ねて浮世は夢よ幻よ悔し涙も仇討ちできぬ



  闇裂くは死出の田長と音に聞き嘆きの霧も正しく落ちる

 




明夜は 【七夜 ★真相】

「天国の門が閉じ」 から・・・人妻の心身にヌルリと滑り込んだ物の怪に見入ってしまいました ~

 



  阿蘇山は五岳を指して地図に逝き草千里示す墓碑銘刻む


七夜  真相

2012年06月16日 19時51分28秒 | 十二夜 「純愛」 

表題(概要)は「復習かつ大学病院での性犯罪かつ予習 ★」 から

★ 二十七歳も純真無垢(5)な裸身を凌辱(1)できたばかりか私達の結婚資金から将来に及ぶ資産をも奪い取る保養所建設なんて陰謀(2~4、6、7)が成功した院長は調子付き、饒舌(8~10)も真相で喋りすぎる。為に今度は人脈に連携させての私を抹殺(11、12)しなければならなくなった。【総括(13、14)】

 


昨夜は 【六夜 病室】 から



まず院長の犯罪の原点となった投稿から、


「今日は訪問しないでください ☆」
・・・金銭面では終始一貫して姉婿である院長の収入から浪費されておられる姉妹だと、彼女が鬼籍に入ってからも四十九日を過ぎるまで疑うことなく、信じ込まされていた私。言えばおろかなり、、、「妾の子の引き取りを反対したが姉は言うことを聞かなかった。それから育ててやって、ここに住まわせてやっている。今までに〝習い事〟では幾ら掛かっているか金額を聞いたら驚くぞ。。。医院では苦労して集めた若くて綺麗な看護婦ばかりを他より高い給料を払って使っている。急に辞めても困らないように人数も余分に確保している。化粧もしない妹は、、、


悲しい詩 「姉妹愛の病室」・・・夢のように当てにならない をとこ  それでも もたれ掛かる二十五時間の毎日 言い尽くしていく 「会いたい 会いたい ・・・・・ ・・・・・ 死命を 何時を何時 どんな場面で悟ったのでしょう  空しく紅の涙に沈む

 



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(2) 「復習かつ大学病院での性犯罪かつ予習 ★」・・・彼女の結婚資金から将来に及ぶ財産を奪い取る策が成就して、よほどうれしかったんでしょう。喪が明けた院長は調子付き、饒舌になって私に真相を喋りすぎた。滑らかに全てを言い終えてから、後悔し始めていた。これは院長の癖らしい。〝何時もだ〟とかブツブツと独り言していた。よって今度は私を〝どうにかしなければ〟身の破滅だったのです。真相は、彼女の姉、つまり院長たる義兄の奥様との性生活も映像化する。その床の姉の声に姿態、終わった後の姉の行動、翌朝のシーツまで再生する。姉妹で私の夢に忍び込む。夜這いされる。凄まじい恐ろしさと、最初っから院長の側に寝返っていた私の代理人により、私は仕事から姉妹に触れる記憶を失った。


(3) 「天国の門が閉じ」・・・彼女は天国に召されていました。「管理してくれるのだったら安心で、税金対策にもなるし、若い看護婦だけでも使える保養所が有っても良い」と院長に依頼されて探していたのです。姉を誘われた院長との三人で【彼女の墓地な丘】を実地検分に向かったのは、小春日和に照り映える、後の【比翼塚】に止まる二台でした。「妹に見せたかった。連れてきてあげたかった」 「(縁談で)◯◯家が断られるとは思わなかった」


(4) 「地獄の門が開く」・・・夜伽。号泣。終夜。洗顔。羽衣。二枚舌。闇値。叫び泣き。猟具。風刺。羽二重。羽衣。羊頭狗肉。傀儡師。胡散臭くっても、それ以上の判断力は無い。以下も無かった。病室が絵図面で手渡される。 「(性暴力は)カネを払ってやるから当たり前だ。だから出て行かなかった」

 

(5) 「記憶喪失への扉 ☆」・・・ドアを誰かがノックする。「彼? 「今度は? 「今度こそ彼! 待ち侘びて待ち侘びて何故の待ちぼうけに草臥れていく・・・ 「(私の)声がしたような・・・」とも言っていたという。 ごめんね。 気休めでも、成せば成る男になれたでしょうか。 自惚れない。 姉と見詰め合い、私が訪ねてくるのを待ち焦がれていた。 「出張してある」 「忙しいみたい」 「男には仕事が第一だから分かってあげないといけません」 焦れ泣きをなだめ、取り繕って言われる うなづく、あどけなさ。 「会いたい 「逢いたい 「どうして会いにきてくれないの 「そんなに嫌われてしまったの 「産まれてこなければよかった 

(6) 「九十九年間働かずとも有り余るカネの悲劇 1/6」・・・。姉からは、「妹に見せたかった。連れて来てあげたかった」なんて素晴らしい言の葉をいただきました。「連れて来たよ。遊ぼう」 天使に語りかける青春キャンパスでの新婚生活だ。。。翌月に知る羽目となる、≪あなたは妹があんなに好きになった人なのよ≫ 言の葉は彼女の魂とも睦み合って今なお墓碑銘として【御山】の比翼塚にある。


(7) 「                           2/6」・・・院長は踏ん反り返りながら、私に挑み顔する。恨みがましい姉と怯える院長の何ともいえない空気。私は(彼女かそうなら)なぜ見舞いも止められたんですか? 病室に行っても良かったんですか。まさか映画みたいにナレーションされた性描写は彼女のことじゃないでしょうね、と思い巡らせている。そこまではっきりした初めての雰囲気でした。


(8) 「                         ★ 3/6」・・・捲し立てる。「(院長自身が私から購入されていた絵画)になんか興味ない。あんなものーーーーー、」 院長は吐き捨てた。啖呵を切るも、あれよあれよと、「あれは(姉に妹の嫁入り道具みたいに)頼まれて(姉妹の代役で)買っていたんだ。カネは(妹への財産分与の分から前倒しで)出しますからと頼まれて仕方なくお前と会ってやっていただけだ。貴様なんかーーーーーだ」 姉は、私から商品を買っておかないと〝家に来なくなる〟と考えられて(こう姉に助言したのは後見人。私が勤めていた最初から後見人の院長は顧客でもあった)私を自宅に招き入れるためだけに〝必要だから〟と姉妹が買っていた。この日々から妹の結婚話をまとめる腹積もりの姉だったらしい。この信じられない思惑と姉妹だから院長の反感を買い、私ともども虚仮にしてやりたくなっていったんでしょうか。姉とは違って、妹の方には社会的な柵もない。ある意味、冠婚葬祭も含めて世間に束縛されている院長には自由が羨ましい立場の、家を出られる妹。それも相当の財産を持って。院長が、憂さを晴らせたのかおとなしくなる。。。が、なんといっても遅すぎる。 今度は〝喋りすぎた〟とか独り言で反省しつつ、ブツブツと〝何時もだ〟とか何やら口籠もったあと、びくつきながら、私を覗き込む院長でした。


(9) 「                           4/6」・・・現金化の策を急がされたと〝その弟〟は教えてくれる。。。「何を言ってるんだ。会えるはずはないだろう。行くのは当たり前だっ」 弟は不思議そうに私を量りかねている。やたらに悲しくなった私は、当事者には当たらずに第三者といえる弟には〝聞ける〟と食らいつき、“お手伝いさんみたいに使われている。カネを出してやっている。家に住まわせてやって”  この瞬間、弟は飛び上がった


(10) 「                        ★ 5/6」・・・見舞いを許せば、病室における姉や姪との一日二十四時間での看病となり、普通ではいられない中で、突然に、くるりん、白日の下にさらされたでしょう、不文律の事実、養子。彼女が何度も飲み込んでいた〝家の秘密〟は〝(婿養子)〟だったんだ。。。公然というからには知らなかった私が最も罪深い。目から鱗とは良く言ったもんだ。電光一線され、今の今までもやもやしまくってた一切合財、“くたばりぞこないの我が身を知らしめる” 彼女は、その性暴力の病室でも、姉に〝その夫〟を言わなかった・・・凄い。凄すぎる。


(11) 「                        ★ 6/6」・・・またしても姉との夜を持ち出す院長であり、「一度握った力はどんなことをしても絶対に手放さん!! 以前に自慢していた警察の私物化(投稿済み)をも院長は語る。が、関係ないとの私の表情が、思いが妹に在ると見るや、「(その社会的立場としての妹を)辱しめてやりたかった。(〇〇も抜け落ち)つるつるで赤ちゃんみたいだったぞ。(見えるようになった〇〇は)ピンク色で(・・・・・)きれいだったぞ。助けを求めていたが知ったことかっ」見せびらかしたつもりなのか、卑しく笑う院長の対象は姉であり、延命薬の妹に果たせた積年とか言う身勝手極まりない恨み、おぞましかった。。。「(彼女の体を)もったいなかったな。哀れな〇〇〇(彼女の社会的立場)」 へらへら笑っている。「死んだら(死ぬんだったら)終わり。今まで苦しまされた分、楽しませてもらった」などど言いながら、カネとセックスの絵図面を思い出して頭の中に描いている。


(12) 「カネで買えないもの  」・・・私が言葉にしなければならなかった背後関係を棚に上げるどころか葬り去った表看板で怒鳴り挙げた院長に、「赤ん坊の頃から面倒を見てやっている、凄いカネが掛かった、住まわせてやっているとか散々言いたい放題でしたが、あそこは彼女の家じゃありませんか」 「ああ、そうだ。とんでもない事を言う奴だ。土下座して謝れ!」 院長と睨み合っていく、 「(奥様は)蔵の中を見せてもくれん。仕事なんかせんでもカネはあるが養子に入る条件として代々の(院長の職業)は続ける約束事があるからだ。医者は趣味だ」 「何か言いたいことがあるのか(私の親族にも)「責任を取らせてやる」。。。かわいそうでかわいそうでたまらなかった。


(13) 「カネより大切なもの ★」・・・四十九日を過ぎる十月でした。わいせつ行為と看病の落差を思い知らされました。そして、院長は〝婿養子〟だと聞かされた。別宅という悲しい生い立ちの星を持つ彼女こそ正統な血筋でした。この姉妹が私から商品を購入していたのは私を自宅に招く口実であり、この年月において私に妹との結婚を承諾させる心積もりの姉だったのです。院長の〝妹を忘れないために保養所の建設〟話は妹の嫁入り道具めいた商品を現金化して搾取する謀略だったんです。。。私が仕事を家庭を第一として姉に事実を話せても、その日も〝夜〟は在る。床で仕込まれた、夫による夫の為の作り話で妹は二度も殺されたとなれば院長どころか巻き込まれて苦しむ方々が大物すぎる。四面楚歌の苦しみ、七転八倒の毎日だった。。。なにより、姉は生きていけなくなる。。。カネで買えないものを教えてやる熱い者を感じている

 

 

 

  沢の音と抜けるがごとき抜かりもの巧みを逃す両刃の剣



  湧き出でて代よ映す虹すっぽりと浴衣に汗と見紛う時節

 



明夜は 【八夜 ★抹殺】

「クララって御存知ですか?!」 から・・・阿蘇に咲く〝くらら〟にフランシスコ修道会のクララを重ねていく ~



  「-----ソウジスンダーーーーー   ----カナカナーーーー」   さやか叫ぶ忠実(まめ)啄木鳥育ち鶯老いる


三夜 

2012年02月28日 02時42分00秒 | 十二夜 「純愛」 

☆ 彼女に「生」を別宅に享ける出生の秘密(1)あるとは姉に聞いたが、その本宅の姉まで暗黙の了解事項抱えた悲しい生い立ち (3)は知らず、嫁入りされる姉の連れ子だと思っていた。この相乗作用が全国を震撼(4)させ福岡(5)を現在の凶悪犯罪発生から検挙率最低にした源(6)


昨夜は 【二夜】 から


リンク先ブログ記事

出生の秘密(1)   「出生の秘密」・・・「別宅で良い」と答える妹に、「夜には妻子の元に帰さなければいけないのよ」戒めても、「それでも構いません」 わたしたちに伝えられる姉が高ぶる感情のあまりに思わず口を滑らせるは 「自分が別宅の子だから」 

 
出生の秘密(2)   「ふたりぽっち」・・・「ふたりだけで話をしたら・・・・・」 妹を諭しておられた姉は、恥ずかしそうな声音に弱弱しい慎ましさも、もじもじした形振りも不自然な意外と思う顔つきに、「ふたりだけで話をしなさいっ」 呆れて、さっさと立ち去ろうとされるところを開けっ放しな「えっ」にて、「おねえさんっ」

悲しい生い立ち(3) 「今日は訪問しないでください  ★」・・・ 謎と化す言葉ばかりが日々に風力を増す。細い糸になればなるほど可愛くもなる彼女から立ち去りがたくなる。誰も何も教えてくれない。聞けない。何を誰に問えば良いのかは勿論ですが、どう学べば良いのか、そこから解らないんだから。

全国を震撼(4)   「埋み火        ★」・・・師範殺しの院長の謀略に係り、「最新記事の中から【混浴露天風呂に良い人、悪い人・真の姿 5/5】の恨み」を受け継いだK刑事どころか、東京の組織から阿蘇の連中から自治会内での内通者となるM氏から誰から誰までの地球上に棲息する欲望という人間の言動が連携を保って私に向かってくるようになる。

福岡(5)       「福岡県人として肩身が狭い」 ・・・昨日、8月7日の夕刊に、また暴力団事務所での殺人事件が掲載される。福岡ってところは何でこう暴力団関連の事件から話題が多いんだ。

源(6)   「岩田屋久留米店と西鉄久留米駅との相互依存」・・・駅の開業は1924年だった。ここから99年間の賃貸契約が師範の家と締結された。師範の父親が周辺の土地を売却して、駅建物から名店街、ホームに至る全てを建設されて、家主となられたのである。


源(7)   「弁護士に始まった時効停止の現在」・・・彼女をも、「(彼女が手中にしていた社会的立場の習い事)ばかりで男を見る目が無かった」と馬鹿にした。私には、「(院長に対して)それだけの事をしたんだろう」と下した。私には、何をしたのかも、何があったのかも分からなくなっていた。この県で、姉に院長の家に逆らったら、「干される」


源(8)   「悲しい生い立ち」(福岡県警の根底に在ったもの)・・・おかしいと言えば昨日投稿した20人以上の看護婦さんや職員さんについてですが、〝警察官は結婚相手に困っているから〟との事で集団見合いさせられていた。少なくとも10年以上は続いている。ここに彼女までもが加わっていくのも分からなかった。



明夜は 【四夜】 「鈍感な私」 から




四夜 

2012年02月27日 02時48分00秒 | 十二夜 「純愛」 

表題(概要)は 「三人の天女と一つ屋根の ☆」 から

☆ 連れ子ではなき不文律(1) それは公然の秘密。肝心の私だけが知らなかった。彼女は亡き母への想いから自分もと禁じられた誓約(5)たる別宅に我が身を置こうとした。たまたま(7)そこに居たのが妻子持ちの私だったに過ぎない。ここに起因した恐ろしき道程(8)


昨夜は 【三夜】 から


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不文律(1)      「鈍感な私」・・・彼女に名を聞いた。「〇〇です」 です。にて行き違う踏み込めない連れなさに即座に、「下の名前」と尋ねたら、「〇〇子です」間合いなんて計らず、即座に心から掻き続けてくれる。なぜ彼女が〇〇家の姓を名乗ったのか、この時点では無理がありますが、後々に悩み苦しむときに何故思い出さなかったのか、悔やまれてならない。嫁入りされた姉の連れ子なら院長夫婦とは姓が異なるはずだった


不文律(2)      「いつも一緒に居たい?!」・・・はち切れんばかりの初々しさが我慢できずに弾け散った。恥じらいを目深にかぶる弾き語りの端正な風姿で黒髪しか見せない襟首から感極まる赤裸々な性フェロモンが、この脳神経やら全身に有する一から十の毛穴を襲い、目の前になみなみとある子供の心に煽てられた悦楽の大気圧は、にやける精神の毛細血管までも捩り、夫妻を無視して彼女と糸電話する。


不文律(3)      「ご近所の夜を切り裂く声、二回」・・・この、左側を占めるは当人以外ナニモノも繰り込めない男性専用にゆたりした朝顔で小用を済ませた私が、お向かいさんの脱衣所からバスタオルで洗い髪を巻き上げしなの彼女と、洗面所に対称で設計された二枚の戸をコンマ1秒の狂いなく開けてしまって鉢合わせ、蜃気楼ばりな初夜の鮮烈さを流れ星の瞬きそっくりに端折って体験させてしまう


不文律(4)      「三人の天女と一つ屋根の    ☆」・・・こんな一つ屋根の下、姉妹に姪の誰も居なくなり、私と院長の二人だけになった会話では途端に姉妹の話を打ち消したり正反対の本音を吐露されるようになっていく、 「私は妻帯者であり院長を相手取る出入り業者だとはっきりしていた。・・・姉か彼女でも入り組むと、私はそっちのけで、私の妻と一人娘とを彼女の下敷きとした話がどんどん進む。



禁じられた誓約(5) 「嫌われてしまった」・・・そうこうしている状態が覚めやらぬ夜、「妹のマンションを買っていますので、そこに住んでください」 前もって嫁入りの支度がしてあり、私と妹と出会う取り組みの温度を見計らうように姉は求めてこられる。 「(私たち夫婦の)仲人をされた方や(私の母に妻にまで)会いに行っても構いませんから」 とまで姉が折り込まれた途端、


禁じられた誓約(6) 「カネは不幸を退ける道具物」・・・覚束ない私はといえば紛れも無く脳みそは干からび始め、蝋人形めかされた私は何様かの雛壇でぷかぷかに生かされてしまう。私のほうから先んじて行動に起こさなければならなかった、たる苦汁をなめる。が、何を、どうすれば、そもそも彼女は〇〇家の何、なぜ姉婿が離婚の慰謝料まで出すの、それも略奪婚



たまたま(7)     「習い事」・・・裏千家も師範にまで上り詰めさせてくれた院長と財力には感謝に負い目があった。 喉まで出掛かった言葉があります。〝ねぇ、なぜ貴女はお姉さんの嫁ぎ先であるここで赤ん坊の頃からお世話になっているの。生家はどちらなんですか。何故お金を院長が出されるのかなぁ〟  とてもじゃない、聞けるはず無かった。



恐ろしき道程(8)  「今日は訪問しないでください(物語の根幹)☆」・・・金銭面では終始一貫して姉婿である院長の収入から浪費されておられる姉妹だと、彼女が鬼籍に入ってからも初七日過ぎるまで疑うことなく、信じ込まされていた私。「妾の子の引き取りを反対したが姉は言うことを聞かなかった。それから育ててやって、ここに住まわせてやっている。これは俺が働いたカネだ(←ウソだった)。妾の子のくせに

 



明夜は 【五夜 ☆純愛】

 


「悲しい生い立ち」 から・・・私たち夫婦も新婚の時から実母との同居でしたから嘆かれる不満が理解できない訳ではなかった。院長の言い方は強烈でしたが。謎は、危険信号と判明している新婚旅行での妊娠を急いだ理由だった。まだ乳飲み子の異母妹を自分の嫁ぎ先に連れて来て、その院長の収入も大変な額を妹に注ぎ込む姉はおかしかった。みんなおかしかった。わたしまでおかしくなってった。明け暮れを夫婦愛だと思い違いされておられる姉が使い盛る紙幣の分量と、煽られる彼女で考えると種々雑多な妄想に引っ掻き回されてしまうんです。


「謙遜と服従」・・・事実を何も知らないで夫の言い分だけを鵜呑みにされる。何も反論どころか確認もされない。胸の中に夫だけを、ストン、落とされた。どこに引っ掛かることなく。黙認。暗黙の了解みたいだった。ただ、悲しまれる様子が甚だしいってこと、だけ。妹に〝奥へ〟と、目配せされる。それだけ。これ、なに?〝違うでしょ〟かなりイラついたし。腹が立った。院長には勿論だが、姉までがこうでは彼女が余りにも可哀相、


一夜 

2012年02月18日 02時40分00秒 | 十二夜 「純愛」 

☆ はじめまして    私は誰それの足音ではない。くしゃみに鼻息に飛び散るタバコの灰。単細胞の頭を言い訳で掻く迷い箸が滑稽で、この男を観察しつつ、頭ん中を覗いていた紫煙。男女を雲の上から観た通りに語り、垂れる雫の正体が私であり貴方です。



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第一話 「余命二週も、まだ二十七歳でした」・・・これらは公然の秘密。衆知の話だったらしい。肝心の私だけが知らなかった。最期まで姉に言わなかった、犠牲の愛。純愛と教義。遺品には癌に関する新刊がありました。本人にしか分からない異変であり、誰にも言わなかった。あんなに仲が良かった姉にさえ。

「復習かつ大学病院での性犯罪かつ予習 ★」・・・同床異夢。どんなに物凄い権力の寄せ集めでも根底にどす黒く横たわるのは、カネ。カネである以上、叩き潰せる。一番大切だったのは【自分を信じきる心】 これがなければ潰れていました。


第二話 「カネで買えないものはない?」・・・劇場の杮落としではない。澱みなく、左右に力強く繰り広げる景色は際立っていた。すっとんきように跳ね上がってしまった私である。極まっている麗しい花色の顔立ちに、気持ちは椅子から転げ落ちた。


第三話 「ウグイスのほっぺ」・・・何よりも不器用者に波長を合わせてくれる作法とは異なる色合いが、やたら嬉しかった。これを見つめる朱の娘は、春知らせ鳥(ウグイス)の頬っぺの膨らみでした。「活発な写真の彩りは一枚岩となって、この老いる絵日記に綴じられていくんでしょう。セピア色に変色するも味わい深き心葉のアルバムです。


第四話 「もうたいへんだった朝帰り」・・・きびきびした挙動も四方八方に手招きまでして集結させ、しめしめとほくそ笑みながら弄り回すも軽やかに、しかしながら派手に十人十色で跳ね回り匂い群れたち映える小雀みたいな看護婦の事務員の店員さんたちの、仕事そっちのけ、性急にほったらかして一丸となった大胆さには唯、ポカァーンと小首を傾げるのみであり、箱詰めに隅っこに追い詰められてったサクランボです。


第五話 「チェックアウトの時間帯」・・・発見した時間はホテルのチェックアウトの時間帯ともピッタリ重なり、秘話へと一致させた。「外泊。朝帰り」で決まったそれからというもの、今日ごとに、「いつ来られるんですか」と私の訪問で冷やかされっぱなしだったらしい。「瑞々しさゆえに打ち解けると蒸し暑い大気へと飛び込んでしまったわけだ。


Google 「ポルシェ 914」・・・「また待たされるんだろうなぁ」と覚悟した私だったんです。が、早かった。角を曲がったところから車を玄関前に回して、エンジンを切った途端、もう出てきた。すぐに鍵をかけ、小走りに駆け寄っての事件だったのです。テキパキしたところが、一番好きでした。


第六話 「さくらんぼの悲しい詩」・・・だけれども彼女自身は羞恥心に束縛されて堪らないようにはしていたが、迷惑とは見えず、顔に紅葉を散らして嬉しそうな明るい表情からは畏まった趣が消え失せるばかりか、ごく普通のかわいい女の子で光り渡っていた

 



明夜は 【二夜】
第七話「出生の秘密」 から

 

 


二夜

2012年02月17日 02時35分00秒 | 十二夜 「純愛」 

☆ つまりラインから下界を俯瞰した実話(1) 登場人物は、私こと画商の相浦(3)照吉。裏千家師範(4)たる彼女は妹となり、姉となるは〇〇医院の院長の奥様である。つまり彼女にとって義兄となる院長(5)だった。


昨夜は 【一夜】 から


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(1) 概念【事実は映画よりも奇なり】・・・わいせつ行為なのに末期がんゆえの〝声〟だと受け止めた過ち。密室の案件は虐待とも合わせて〝威厳と尊厳ある死〟の崇高な命題から、延命薬には本人の心を第一に尊重して欲しく、情熱から問題として提起させてくださいませ。


(2) 概念 【事実は映画よりも奇なり】 その二・・・結果、この姉妹は私の夢の中にも夜這いする苦悩を生む。凄まじき恐ろしさと、初手から義兄の側に寝返っていた私の代理人弁護士により、私は仕事から姉妹に触れる記憶を失った。義兄は私を抹殺しなければ身の破滅だったのです。功名心と人脈目当ての弁護士は犯罪を重ね、警察は一方的に嗅ぎ回り、地域社会を総動員しての風評もカネまみれで流布させる義兄は東京の暴力団まで使用する有様であり、1986年秋から勃発した日本最大となる戦争(功として暴力団対策法を制定させた)の続きとした抗争を、1990年春に東京都政最大で発生させた。


(3) 「産婦人科を開業の亡父でしたから」・・・なんてったって女性の包容力ほど素晴らしい栄養素はないと思っている。そこを利用する男が多いのも現実みたいで悲しい事実だが。わたしは幼い頃から赤ちゃんの泣き声に包まれて育ちました。お母さんのおっぱいが欲しいのか、お母さんの鼓動や温もりが欲しいのか、どこか痛いのか、おむつなのか。泣いている感じでわかる時もあります。


(4) 「裏千家について」・・・仕事が順調であればあるほど、何処かに飢える。埋め合わせてくれる何かを探す。解放感だと誤魔化して、遊びに走るのです。走れば走るほどに渇くのに、それでも走らねばならない。中洲に女、車、モノ、カネを求めるほど飢えは激しくなってった。喘いでいた。


(5) 「99年間働かずとも有り余るカネの悲劇 5/6」・・・飛び上がった。「奥様が知られたら許されないっ!「奥様は優しい方だが厳しい方だ。亡くなった妹さんでそんな事が分かったら大変だっ!!私が院長から聞かされ続けたままで学び取ろうとした途端、まるで雷に打たれるかのように前のめりに椅子から飛び上がった弟は吐き散らしながら独走してくれた、



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Google 「すっぴんが楽しめた」・・・裏千家も師範たる名誉に甘んじるところなど微塵もなかった。フランシスコ修道会の服に、彼女自身の心構えだったのか、この子は夏真っ盛りって太陽の下でも長袖に、くるぶしまであるロングのワンピースでした。師範が初めてさした口紅は、姉の手による死に装束の場でした。この姉も、今は居ない。夏の雲の上、ふたりして毎日毎日、茶ばかりやってんでしよ。


Google 「茶を楽しむ」・・・別に空ありてしとしと綺う雨。感情と意志にポロポロ脆く、単調でも果敢に尋ねる冒険心ある色んな雲雨の色々を、風の子の根問いで嗜もうとはしなかった。宵いずこ紅白芽吹く梅襲。のめった私ごときが、のたうつキーボードで埋め立ててしまう沙汰には、道の内幕の方々も呆れ返られるかも、とは無恥でも下せるつもりですが、茶を持ち合わさない案山子にしてみれば、夢の直路。豊かに振舞う面立ちだった。陽だまりな会話が生唾へと寄木細工する。

 

 



明夜は 【三夜】 「出生の秘密」 から