事実は映画よりも奇なり

乳がんで余命2週の告知もキリスト教の27歳の裏千家師範は延命薬で百八夜を内鍵付きの病室にて戦うも・・・

一月の母 20110106-0131

2011年01月31日 20時07分06秒 | 介護   

二月の母 0201-0214

 

01月31日・月・晴れ

「チリメンジャコを今朝は」とベッドに架かる移動式テーブルに置き、果物も添えたのですが、、、フォークに金属を使ってしまいました。気になる。次からはプラスチックにします。
同時に“利き手ですが震える右手だけでも一人でもっと楽に食べられる”方法を探したい。

差し入れには頭が痛い。
どれか気に入ってくれるだろう、が品になり数になり、量となる。
朝食の足しともなる。
質は落とせない。品数も落とせなくなった。
落とせたのは私の食費、焼酎のランク。。。
何故かうれしい。

風邪をひいていた。



01月30日・日・晴れ

昨夜はサッカー前の待ち時間に伊予柑を剥きました。パソコンにピッ飛んじゃった。家の方が手も綺麗にできるし。。。

完全看護の病院側が私の“覚えようとする介助”を許してくださった御蔭で、ここまでのコツは習得できたと考えます。
来月には再手術があります。術後に一時期の寝たきり状態の中から“完全もどき”介護に近づきたい。
もちろん手術前後の精神的ケアは大丈夫です。

体重43㌔、、、前回と同じ。良かった。。。いや、もっと太ってほしい。



01月29日・土・曇り

本心から食べてくれそうな、それでいて栄養ある物を探して色々持っていくのだが、好き嫌いってか我が儘が酷くなってきた。
そんな中、「いらない」と言っていた物が「少し気になったので」、、、「ひょっとしたら」と思って買い求めたら、、、美味しそうに食べてくれました。
“価格”です。高い物を遠慮している。。。かわゆいやっちゃ。。。

困ってきたのは、みんな一日に二切れ三切れしか食べないので、、、冷蔵庫が残り物に支配されだした件。
私も好きなのもあるんですが、何時食べたがるか分からないので期限切れまで 「とても食べられない」

私は“本当に食べたくないもの”“これはもうヤバイかも”の処理係。
好き嫌いなく丈夫な身体で良かった。

悩みは「夕食とした、おかず」
人の目があるので、、、だけに食べさせられない。。。
私が居ない時間に“当たられては遣り切れない”





01月28日・金・晴れ

ひと粒ひと粒で伊予柑を剥かされちったぁ。
チマチマしたのは性に合わないんで明日は缶詰にするっちや。
睨みつけられるだろうなぁ、、、コワイよお。。。

見舞い客から頂いたブリン。私が病院に来るのを待ち構え、急かしつけての介助で美味しそうに食べてくれたので、「それじゃ」と今日の私で買っていけば、、、「それは嫌い」&値段まで言い当てやがった。
・・・死んだら殺してやるべ゛゛゛゛゛





01月27日・木・晴れ

この日記の初日となる01月06日に投稿した“歩き”の感覚の記事。私が職業病で鋭かった。
近頃は車椅子とベッドとの移動で脳溢血による障害ある左足を支える右足に力を加えられなかったのか、左足を10センチ動かすのさえ、、、ままならない日々が続いておりました。
今日からはベッド上にて私が左手と左足をマッサージしてやる。苦しさも分けあった二人で頑張るよっ。

と病院に行ったら、、、
再手術が決まっての今日の療法士の方の方針でしょうか、リハビリによる左手は色艶も良かった。ありがとう。。。
わたしは、私は、、、何んにも、何処にも出番が無かった。
はっきり言って助かった、楽した。。。

全身を支配するは憎いパーキンソン病です。支配されての大腿骨骨折であり、今である。






01月26日・水・くもり

再手術が予定されることになった。六年前に骨折して三本のボルトが入っている右足大腿骨(平たく言えば付け根が骨折&脱臼)です。
頑張れっ。。。



ブログでもツイッターでも私は名前しか公表しちゃいない。住所なんて秘密です。
当然、この病院なんて特定できないし、病院名に場所から突っ込んだ診療記録どころかスタッフとしての記事も皆無。書かないのが礼節だし、信頼の関係です。常識だ。
特定される上での結果が発生したならば、そこへの過程が理由と共に芋づる式に遡って追及されるであろう。





01月25日・火・くもり

私の介護は息子としてではないみたいだ。
女友達ではないでしょうか。
情けなさやら憐れみなんて全く無いから。かわいい、ただそれだけ。
病院に在るのは違和感も無い当たり前の風景なんだ。生まれ育ちから仕事関係までそんな中だったからでは片付けられない日常生活です。
一年後、十年後はわかりませんが少なくとも現在は、友だ。幼友達?

元気だった四ヶ月前まではあんなに憎たらしかったのに。顔さえ合わせたくなかったのに。
過去を振り返れば“殺してやる”とまで感じた経験、二度三度ではありません。
なんにしても半端者ではないってことだし、バカやった人間はバカのなんたるかを知るってこと。。。





01月24日・月・小雪

病院にて私の年齢を教えたら、「えーーーっ」とか「若く見えますねぇーーーっ」とか「うっそーーーっ」って数年前までは世間の常識だった反応が完全に、無かった。
寂しい。。。

私が“物足りない”って感じる感覚の出所が判りました。
気を使わせるようにさせてしまったんだ。何とかしなければ。 

人間失格。

ごめんね。





01月23日・日・くもり

昨日今日と平凡。何か物足りなくなってきた。
口癖は「こんなになるとは思わなかった」

・・・ごめんね。。。

彼女の病室はどんな一日だったんだろう・・・ってな続き、夢で見てしまいました。。。





01月22日・土・晴れ

01月21日・金・晴れ

車椅子も一人では立つことさえ叶わぬのに、、、貴女はクララですか。
楽しいが「どう甘えれば良いのか全て知られているので」疲れる。
ちょいまでは理解できても、いきなり魔物だ。怪物くんだ。
一昨日の「怒りが今を」以降失われた世界に息子共々追い込まれ、今に在るのです。
新しい世界を創造しようと、まさに暗中模索。
ですが、実りつつある魂の病室です。

ひょっとしたら、そこに在るは男と女、心底から結ばれし真の友達? 気持ちワリイ気もするが、これが本当なのかも知れない。
まだ分かりませんが。



後遺症持つ者同士、楽しくも実ある対話の先に“一人娘も一人っ子共々”将来を模索する。





01月20日・木・くもり

口数の少なくなるウイルスに感染して欲しい。
今日初めて他所の患者さんと見舞う夫との間に心底からとも観える笑い声を聞けた。こんなウイルスならばもっともっと蔓延して欲しい。





01月19日・水・くもり

やけに気合いが入っている今日でした。
リハビリで休みに入ったからと声を掛ければ、手で“あっちいけ”されました。休む間もなく歩行訓練を始める。
良い傾向だが、こんな時には必ず、、、ウラがある。何を狙っているのか、コワイ。
リハビリ終わったら「あんたが居る間に出したい」とナースセンター前で鉄砲の玉を小声で求めだした。看護婦さんたちには聞こえない。
だから代わって「座薬お願いできないでしょうか」と大声で頼んだら「ペタポコペタポコ」10回は頭を叩かれた。恥ずかしかったらしい。
ツッタ足もマッサージさせられた。

ウラが明らかになる。
倒れる以前からパーキンソンで通院していたクリニックに明日診察なんですが、その外出って喜びから興奮していたらしい。
それからはズボンをどれにしようか、靴下はピンクに、靴は持ってこさせたし、カーディガンはと、下着は化粧は髪はと、まあ五月蝿い五月蝿い。
参った。。。



ウラ、といえば・・・・・

(ご挨拶)、、、夢か現か始まりは。

今も夢だと、、、言って欲しいのに。。。
(怒りが今を)明日知らぬ身に、、、





01月18日・火・くもり

ティッシュは使い捨てだとばかり思っていたら、どうやら甘かったらしい。おばあさんたちの病室では使い回しである。
故・向田邦子さんはどうのこうのとか、その一枚で盛り上がっていく。
最も症状が重く年長者でもあるからでしょうか、中心となり他愛ない幼さで何度も笑いさざめくグループです。三ヶ月になりますが、このグループでしか「笑い」を目にした記憶しかありません。
救急車で搬送された当初から「笑って欲しい」との思いでも腐心した甲斐がありました。。。
女たちと見つめ合っては鬱陶しくみんなして泣いてばかりでしたからね。

周囲に見舞い客も増えたようです。
が、無理強いされた夫・家族・人達からは恨まれたみたいで、挨拶は交わしても冷たい顔ですぅ。。。
って、それもこれもみんな楽しんでるんだけどね。



見舞いといえば・・・・・
思い出します。。。
・・・・・操り人形だった私は、知らなかった。
、、、では済まさない済まされないし済ましてしまう私でもないなんて木霊が山々に跳ね返り反響して鳴り止まない叫びに・・・

思い込まされていた。
・・・目が覚める。。。





01月17日・月・寒・晴

お腹に潜り込んで肌着を直していたらいきなり天から唾まじりのよだれをシャワーがごときにぶっかけられた。
坊主頭なんだからまともに冷たいんだからね。頭から風邪ひいたら病院には来られなくなるんだよ。首より下だったらオシッコでも何でもいいから。次からはそうして下さい。

頻尿を貧乳と聞き違えました。今日は踏んだり蹴ったりだ。。。



あの子の夢も和服での大きな胸の隠しかたで見てしまいました。
執刀医は「きれいな胸だった」と感想を漏らしたらしい。余計な手当てであり性犯罪の前触れだった。
「手の施しようがなく、そのまま縫合した。あと一ヶ月早ければ」とも。。





01月16日・日・寒・くもり

体重が43キロへと3キロも落ちていた。
あの病院食に栄養あるんだろうか。あるんだろうが、あるとも思えない貧相なメニューに少なさ、なんだよな。
明日からお弁当持って行こうかな。



近頃よく悪夢に魘されるんだ。
「入院してダイエットもしないから重くて~」なんて言葉でも嘲笑われたっけな。
意識は正常な妹なんですが身体の自由は完全に奪われて着せ替え人形となったのを、ここぞとばかりに弄んだ挙句の一つの感想らしい。
姉がおられたが、夢の中の私たちは鬼畜の性犯罪者たる兄の操り人形と化していた。。。





01月15日・土・寒・小雪

三日前からおばあさんとジイさんが別々の場所、病室で廊下で何やらわめき散らす。
点滴中なのにのおばあさんは女性だとでもして見て見ぬ振り。言いたいことは聞いたし。
が、ジジイは何を叫んでんだぁ。何を怖がってんだろう? 注射か? 痛いのか? いじめられているのか? そんなふうには見えなかったよ。聞き耳を立てたけど駄々こねてるだけじゃん。
かわいくって優しい看護婦さんたちがトイレで風呂で・・・・・してくれるっていうのに何を騒いでんのよ。みっともない。“もったいない”
私が代わってあげたい。
病人じゃなきゃ黙って素通りできない騒ぎだよ。。。



ひょっとしたら女性たちに犯され・・・・・とは微塵も思わなかったが、性犯罪も含めて“ジイさんが悪い性格”だとは視認、確認した。。。

そういえば「もったいなかったな」なんて言葉で嘲笑われたっけな。
妹を犯し続けた兄に。
・・・夢の続きです。思い出した。。。





差し入れされていたクッキーを酒のツマミとして盗ってきた。
・・・・・上品。激ウマ。
持って来られた方の人柄をお顔を、食べ終わるまで噛みしめてしまうんだろうな。。。
クッキーには思い込みで“なんだ”と切り捨てられる悲しさあるみたい。しかし、頂いたのは、三大珍味を生かした味。素晴らしい。
“分かるひとには分かる”善さ、好いですね。
一番無難な差し入れは“水分補給”になる物でした。たとえば、みかん。値段じゃないよ。中から一個は試食してから持っていかれる手間をお薦めします。
メロンは病人によって異なる食べ頃から“冷蔵庫の有無”介助する人の居る居ないから“食べたい時”“後片付け”なんて手間もある。
ただ持っていくだけで安全に完璧に熟したいなら、イチゴ。
栄養面では、バナナ。
・・・柿は止めてね、でした。。。





01月14日・金・くもり

車椅子を押せば、眼下に白樺の林がある。
こんなに絶壁だったのか、こんなに伐採されたのか思い知らされた。
酸性雨か、人の手によるものなのか。

何時までも何処までも押すから、
「どこそこ行けと命令し続けてね」



断崖といえば、、、家族から病院内への「叫び」を無視した鬼畜の性暴力を知り、「その子」どころか「とある母子」までをの「カネ」「仕事」「資産」の強奪計画だったという最初からの凄まじき恐ろしさの真相を知るのは、四十九日を過ぎた数日後でした。

って記録映画らしき夢を観る。。。
なんだっけかなぁ、タイトルは? 主人公は? 登場人物は?





01月13日・木・くもり

おむつと思って握り締めたら尻の皮だった。



何をしたのか何をしなかったのか。





01月12日・水・くもり

見舞い客にはバッグやコートを何処に置けば良いのか迷う方が“ふぬっ? の態度”で稀に居られる。
病室は不潔でも汚くもありません。むしろ貴方ん家よりもバイキンない。

食べて欲しい差し入れのイチゴより安い700円・900円のジーンズ・ジャージだったら、よだれ・おしっこ、なんて気にならないっ。老人臭にウンチなら捨てられるし、何より新品。
予想外の場面では“さっ“タオル代わりにも使える。
大切なのは衣服ごときで、そこで一瞬でも“服”を取る躊躇する素振り見せれば、周囲どころか本人さえも見逃さない心底・本心で見透かされる怖さあります。
誠、こころ、、、ここにこそ在り。。。

加えて嬉しくなれるのは、そこで“白”が着れるってのが有り難い安さ。ここから何十年続くのか分からない世界へと無理せぬ介護です。



たとえば逆に、高額な医療費を「払ってやっているから当たり前だ」と、嫁入り直前も“男を知らない”余命二週の宣告されての延命薬の妹をここぞとばかり毎週末に何度も何度も犯し続けたり、極悪非道の兄に犯され続けた挙句に逝ったりの“その子”あまりにも悲しき“カネ”の世界では無い。。。

あ、譬え話も極端すぎましたね。





01月11日・火・小雨

指をマッサージしてくれてた療法士の女性に何気に「きれいな手をしてありますねぇ」って声を掛けただけなのにぃ“いきなり不機嫌になってしまった”
まったく何時の誰を何故に思い出したのか。悪いのは「アイツ」で「あの子じゃないからね」


21:11 from ついっぷる/twipple 
朝、起きたら布団を裏返しにして布団乾燥機をスイッチポンするなう。もち、乾燥機のシートは敷きっぱなしだう。で、寝る前のスイッチ切れる時間を見計らって裏返しにしてた布団を表にして掛布団かけ、ポン。。。快適、幸せ、天国なう。。。

21:16 from ついっぷる/twipple 
バカやった人間はバカの何たるかを知る



01月10日・月・祝・小雨

今夜は洗濯物が多い。煙草が吸えない。
我慢してたところで気づいた。
洗濯バサミが足りなくなったのでタオル一枚を一個のハサミで済ませてしまったのを。
明朝、しわくちゃで好き放題に固まってるんだろうなぁ。
柔軟剤たっぷりのエアコンいっぱいの換気しっかりで乾かしてたのに、やり直すべきか誤魔化すべきか。臭い消しに茶葉までは入れなかったけどね。明日持っていかないとならないのに。。。う~ん、、、

昨日今日とわざわざ京都から見舞いに駆けつけてくれたのは叔母どころか従兄弟まで。本当にありがとうございました。ご主人の介護で目が離せない中、顔を見せて下さって感謝してます。
ご主人の症状を聞き知るから尚更感に堪えない泣き笑いでした。心から有りがたく感じ入りました。





そういゃ、あまりの眠気に同じベッドで一緒に寝てて看護婦さんたちを“はっ”とさせてしまったのは一週間位前でした。
真なる病室に内鍵は付いてない。勿論衝立なんてのも立ってないし密室でもありません。産まれてから共に一つ屋根に住んだ患者も家族への性犯罪なんて有り得ないっ!

ひとつ不平不満があります。
病棟のお年寄りたちの老人臭が身に染み付いた気がしてならない事。あの子に嫌われたらどうしょう。
ん、、、そんな魂たる真相の子、居たっけ。
居ないじゃん。もうっ!

なんだか嫌な性格になりそう。。。





01月09日・日・曇り

汚物となる「おむつ」を捨てに行こうとしたら、「男がそんなことをしたらいかん」と真剣に怒りだした。
んじゃ今までは何?
日替わり定食みたいな味は出さんで良いから。
甘えてくれれば只それだけで嬉しいんだからね。。。





01月08日・土・晴

見様見真似で作業療法士から盗んだリハビリ似のマッサージを右手から左足に移して少し経った時、いきなり「あっ、そこ」と、はっきり言った。
正しき療法士の手法と違い、私の基礎は“過去の女性”にある。にも関わらず、荒っぽい。当然といえば当然です。だから、ここぞという時には優しくなれる。
それが、どう壺に嵌ったのか、母の求める動き“リハビリ”に合ったらしいんです。明日、療法士の方に場所を教えるそうだ。

もう腕はパンパンに腫れてるのに何故か止められなかった。
習得すれば楽に出来るようになるでしょう。早くそうならなければ・・・
いつまでもマッサージさせられた。
喜ぶべきか悲しむべきか。

今日は「よだれ」なかった。お通じも行儀良かった。

疲れた。今夜の酔いは早そうだ。

明日は何を教えてくれるのでしょうか?





01月07日・金・晴

血圧正常。
病院食の“鮭”とやらを母が食べないから“うん?”思って少し、味わうなう。
ありゃ“海に生きた魚たる鮭”じゃねぇ。“似せて作られた紛い物の鮭なる魚もどき何か”なう。

歯磨きから乳液も終わった母が「寝る」ってぇから車椅子からベッドへと寝かせようとしたら、枕に頭を付ける前に「ウンチ」言い出したぁ。
とことん俺を扱き使う気だ。楽しんでやがる。今までの恨みつらみ、晴らすつもりだ。ここぞとばかりに命令しやがる。

看護婦さんたちも笑ってくれる。

ありがとう。

・・・・・ニャロメ。。。





2011年
01月06日・木・雪


パーキンソンの影響でしょうか「よだれ」が酷くなってきた。そして「ウンチ」しているのにも気付けない時もあり、「おしっこ」も我慢出来なくなってきだした。
リハビリの療法士の方は“歩きもよくなってきています”と言われるが、私には悪くなってきているとしか思えないのは何かに必死に掴まってやっとの状態も、だんだん疲れやすく苦しそうに見えてならない日毎なんです。しがみついた唯一動かせる右手に力を込めた痕が痛々しい。よろけるから細心の注意が必要だし、左手の硬直の度合いも日々に酷くなる。その自由が残される右手でさえ震えが大きくなりだした。
時間の問題なんでしょうか。
風呂上がりに倒れての搬送で入院したのは福◯◯◯病院。10月22日でした。その日も普通通りに生活できていたのに、一変したのです。

一人では剥けなかった幾つもの傷ある一個のミカンがポツンとテーブルに冷たく置かれていた。

現在の私は自宅介護になった場合を考え、リハビリから介助の方法から心構えを勝手に学ばせてもらっている。毎日でもたった4時間前後ですが少しづつ無理せずに慣れていきたい。
病院のスタッフは「助かります」と言ってくださるが、邪魔・迷惑な面もあるでしょう。
すみません。
つくづく思うのは、突然に自宅介護も重い症状となった家族を看る方々の推し量れる苦悩です。
わたしは幸せでした。









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