Seiji Ninomiya (二宮正治)

Let me tell "JAPAN NOW"

二宮正治の随筆 9月21日

2010-09-21 02:27:36 | 日記
 昨日少年達と色々と話をした。書ききれなかった事がある。
「私の大学の同級生で中日の監督落合博満氏が高齢者とりわけ70歳以上の女性に受けがよく、この落合効果たるやお金に変えられないくらいすごい」
 この事はご存知だと思う。
「本当にこんな貴重な人はいない」
 私が住んでいる広島は、
「若者の街」
 である。
「巨大なうばすて山」
 が存在するのである。
そして、若い世代とうばすて山の住人が何の交流もないのならそれでいい。
だが、
「高齢者の女性が若い世代の男性にちょっかいを出し、それが原因してのトラブルが後を絶たない」
 情けない限りである。
昨日の敬老の日に、十代の人達の世話をする者が集まって、
「広島にも落合監督のような人がいないかなあ」
 と話し合った。
「落合おらんかねえ」
 と街を探してあるこうか」
 とも言った。
これを聞いていた少年達が、
「おじさんたち、かっこよすぎるんだよ。子供達やお母様方には映画俳優も真っ青のような顔をして、高齢者の女性には『ババー早く死ね』こんな顔をして見ている。落合さんを見てみてみなさいよ。高齢者の女性に対しては、微笑んで対応している。実にいい顔をしている」
 少年達は物事の本質を見ている。
「同級生だと言うんなら、見習いなさいよ」
 と言われてしまった。
だが、
「見習えるものなら、必死で習う」
 でもこればっかりは死ぬほど努力してもどうにもならない。
「現代の日本には、落合監督のような人がせめて数人いてくれたら」
 と思う。
日本が救える。