◎各開催内容要約
■2001年9月2日-11月11日(第1回展)
「メガ・ウェイブ-新たな総合に向けて」
:第1回横浜トリエンナーレは、パシフィコ横浜展示ホールのほか、当時廃屋となっていた赤レンガ倉庫を展覧会会場として使うなど、横浜らしさを追求。またアジアの芸術家の紹介や分野横断的な作品を提示し、横浜らしい国際展のあり方について探求した。ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの外壁に全長35mの巨大バッタが出現する展示は、市民に驚きを持って迎えられ35万人の来場者を記録。現代美術が広く一般の目にも触れる機会となった。
■2005年9月28日-12月18日(第2回展)
「アートサーカス-日常からの跳躍」
:主会場となった山下ふ頭の倉庫のほか、山下公園や中華街などにも作品を設置。特定の場に関係するサイトスペシフィックなかかわりを持つ作品のほか、会期中制作が続くワーク・イン・ブログレスや参加型パフォーマンスなど多彩なイベントが繰り広げられ、ライブ感あふれる会場構成と会期中変化し続ける展覧会を実現。「トリエンナーレ・ステーション」の運営を始め、「トリエンナーレ学校」の開講や「トリエンナーレ・スタジオ」の開設など、市民サポーターの参加と交流の機会を拡げ、トリエンナーレ運営に新たな方向性を示した。
■2008年9月13日-11月30日(第3回展)
「タイムクレバス」
:新港ふ頭に新設された会場のほかに、歴史的名勝「三嗘園」も会場となり、臨海地域とは異なる横浜の表情も見せる試みとなった。「時間」の概念を中心に構想され、多様なパフォーマンスのプログラムが組まれた。会期中を通して、プロジェクトやライブのイベントが行われ、会場内のみならず、街頭もパフォーマンスの舞台となり、「展示」にはおさまらない作品や芸術家の活動が提示された。
■2011年8月6日-11月6日(第4回展)
「世界はどこまで知ることができるか?」
:運営の主軸が国際交流基金より横浜市に移り、横浜美術館が初めて主会場のひとつとなる。夏休み期間中に開幕日をずらし、より幅広い観客層に向けて横浜トリエンナーレへの回路が開かれた、科学やり聖では解き明かせない領域に目を向け、開かれた世界との関わり方を示唆する作品を展示。美術館の収集作品も取り入れ、これまでとは異なる趣向で作品を展示した。東日本大震災の影響を受けながら、予定どおり開幕。NPOとも特別連携を組み市内の芸術活動と同時に紹介した。
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