横濱kabitanの、あれこれ話

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なんだか妙な、今年のドラ映画「のび太と奇跡の島」

2012年03月08日 04時31分36秒 | ドラえもん

:原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません:

 昨日、いつものワーナーマイカルみなとみらいで見ようとしましたら「ヒューゴの不思議な発明」がなかったので、桜木町側のコレットマーレ映画館で見ました(「ヒューゴ」は次の記事に入れます)。

 作品のテーマが【未来への思い】と感じました。島とそこを住むモノ全てを守護するゴールデンヘラクレスと心を通わすのび太のカブトムシ(カブ太)に島人達、女性生物博士ケリーの助手ロボット・ゴンスケに間違って連れ込んだ少年・のび助(のび太のお父さん)が中心に話が展開されていますが、一番妙ちくりんだったのは敵役シャーマン・・・ポケモン映画「ルギア爆誕」の悪徳コレクター・ジラルタンと「幻影の覇者ゾロアーク」の悪徳メディア王に並ぶ、良く判らない人。まぁ、【ゴールデンヘラクレスを競売で高く売りさばく】のが目的が前面に押し出している点ではポケモン映画の2人よりは遥か判り易いですが・・・子供映画らしがねぬキャラ設定・・・。
 ケリーの田中敦子さんが参加決定時に【「攻殻機動隊」の少佐役で有名な】と説明したせいか、未来の競売人シャーマンの山寺さんまで【「エヴァンゲリオン」の加持リュウジ役】とドラえもんとは全く正反対な超ハードSFアニメが2つ並ぶ珍現象まで起こっています。
 ですが、所々に出てくる【自分のお母さん・お父さん(子供)を思うだけで胸が暖かくなる】という家族愛の描写がとても心にしみます。悪役との戦いは、かなりへんてこりんでケリーとシャーマンのゲスト声優紹介でのハードSFアニメ2作品につられて、割とハードな演出-シャーマンとのラストバトルは、目を覆いたくなる悲惨さも漂わせる壮絶なものがあります。

 一番気になったのは、冒頭初めドラえもんとは思えないどこか攻殻機動隊映画「ゴースト・シェル」「イノセンス」的女性コーラスが入った重厚な音楽が摩訶不思議な時間空間とそこを往くシャーマンのクジラ型タイムマシンと、異常に嵌っていて不気味さえ感じます。
 



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