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我が家には二頭の犬がいるが、来月からは、蚊が媒介するフェラリア対策で、動物病院で六カ月分の飲み薬を出してもらう。体重により錠剤の大きさが違い、ゴールデンのロッキーは40キロ近くあるから8000円ほど、プードルのクララは5キロほどだからもっと安いが、合計で一万円は超す。この薬はダニや体内の他の回虫にも効くらしいので、愛犬家としては手の抜けない役目であろう。
さて、これから秋口にかけて出回る蚊について、以下のような記事が、読売のネット記事にあったのでここに載せておきます。
【蚊が暗闇でも壁や床などの障害物を避けて飛ぶことができる仕組みをコンピューター計算で推定することに成功したと、日本と英国の国際研究チームが米科学誌サイエンスで発表した。羽ばたいた際に起きる気流が障害物で乱れる状況を、高感度の触角で検知しているという。
研究チームの中田敏是・千葉大助教(機械工学)によると、蚊は暗闇でも障害物を避けて飛んだり、水面より数センチ上の場所から水中に卵を産み落としたりできる。しかし、そのメカニズムは分かっていなかった。
中田さんらは毎秒1万枚撮影できる高速カメラを使い、蚊の飛行中の様子を撮影。画像を基に、蚊が壁や床の近くで羽ばたいた際の気流の変化を、コンピューターで計算した。
その結果、障害物による気流の変化を触角のぶれでつかみ、壁などを認識している可能性が高いことが分かったという。わずか0・005度の触角のぶれを検知できる蚊は、体長の10倍近い3~4センチ先の壁や床でも避けられることも計算で分かった。】
蚊のセンサーって凄いんだな。しかし、蚊取り線香の煙に対しては、弱いんだな!