Pastor Johnが安曇野と伊那高原の風に吹かれて

ゆっくり 流れる時間を大切にした日々を記したい。
アルプスの少女ハイジと同じ標高八百五十メートルの高原から…。

ロッキー さようなら

2022年01月16日 | Weblog

犬を亡くすことはつらい。ぼくは昨年の秋に13歳で、ロッキーを失った。そんな時、図書館でこの絵本を手にした。「パイロットマイルズ」である。

2019年に亡くなったジョン・バーニンガムの未完の構想をもとに、妻のヘレン・オクセンバリーと旧友のビル・サラマンが描きあげた愛犬マイルズの物語。
『ドライバ―マイルズ』で自由気ままに車で走り回った犬のマイルズは、今回、飛行機を手に入れ、ふたたび自由に空をとびまわるようになった。そしてある日……

「いつかはやってくる大切な家族との別れ」。この絵本は、ジョン・バーニンガムが亡くなったために,その意思を継いで妻が、夫と友人だったビルの力を借りて、完成させたたという。
犬だって家族なのだ。空高く舞い上がる、マイルズの飛行機。やがて見えなくなる。そして、「マイルズさようなら」と言って家に帰る少年。やー、ぼくは胸がジーンとした。

雪の日の犬との散歩

2022年01月14日 | Weblog

安曇野地方、14日の朝、10センチを超える雪でした。朝起きて、野鳥の水飲み場の水が凍っているので、新鮮な水に替えてやった。早速野鳩が二羽来て、水を飲んでいる。そのしずくが、昇って来た、太陽光を浴びて輝く。
犀川沿いの道へ、クララと散歩に出た。道はアサファルトのため、もう雪は解けていた。しかし道の端は雪があり、そこをクララが歩くため、終いには、雪がつき足の部分だけ、白い雪がつき、黒の犬のため、白の長靴をはいたようで、おかしい。
このクララは、ロッキーが昨年の秋に13歳で死んでから、急にこんどは自分が頑張らなくてはと、思ったのだろう、ググンと前を走るようになった。雨の日も、雪の日も、妻が散歩に出ない日も。
これで、ロッキーが死んだ寂しさはあるが、犬との散歩は、今度はクララが、バトンタッチして、ぼくとの散歩は続く。犬の世界には驚かされる。