犬たちとの散歩の帰り、田園の中の大きなスーパー、その名も「ビッグ」内の書店で週刊誌立ち読みをする。新潮の五木寛之さんのエッセイを斜め読みする。
また絵本コーナーも良くのぞく。今回は小中学生に人気の「ざんねんないきもの辞典」を立ち読みした。最近は立ち読みできないように、ビニールカバーした本が多い。試し読みも用意しているので、読めるのを手にしたのが、いきもの辞典。
読んで笑っている内に、ついつい立ち読みしたのを購入してしまった。ページの上がカラー絵、下に簡略説明。実に楽しい本である。
しかし考えて見ると「ざんねんないきもの」のナンバーワンは人間のような気がするが、この辞典には載っていない。それとこの本の監修者生物学者今泉忠明さんはぼくと同じ1944年生まれであり、サルから人間に進化したとする古い進化論が頭にたたみこまれた76歳のじいさんなので、その進化論には賛成しかねるが、登場するいきものたちの話は実におもしろい。