近くの自衛隊松本駐屯地の桜は散り始め風に舞ってました、どうやら21日の自衛隊まつりまでには総て散ってしまいそうです。
桜の散る頃、毎年想い出す句に「散る桜残る桜も散る桜」です、これは良寛の辞世の句と言われてました。満開の桜の中にもやがては散りゆく定めをみる。人間とて死を迎える運命を秘めてる趣旨だそうです、好きな句ですが寂しい気がします。
重ね合わせまして
戦争末期、爆弾を抱え敵艦に体当たりする特攻隊にも悲しい意味で使われてました、旧い事ですが、中学で一番仲の良かったS君は学業一年残して、海軍甲種飛行予科練として三重航空隊に征きました、文通はありましたが、軍事に関する事は一切厳禁、ただ七つボタンの凛々しい姿の写真は送ってくれました、以来それっきりでした。総てが分かったのは終戦後なのです、短期訓練を終え戦闘機乗りとして九州の大刀洗航空隊から各地転戦、沖縄に出撃遂に還らぬ人となりました、それも沖縄戦の終わるニか月前との事です、今は彼の老いたる顔つきなど 想像はつかない、昔の若い顔其の儘です。ー毎年同じ想い出日記ー
桜の散る頃、毎年想い出す句に「散る桜残る桜も散る桜」です、これは良寛の辞世の句と言われてました。満開の桜の中にもやがては散りゆく定めをみる。人間とて死を迎える運命を秘めてる趣旨だそうです、好きな句ですが寂しい気がします。
重ね合わせまして
戦争末期、爆弾を抱え敵艦に体当たりする特攻隊にも悲しい意味で使われてました、旧い事ですが、中学で一番仲の良かったS君は学業一年残して、海軍甲種飛行予科練として三重航空隊に征きました、文通はありましたが、軍事に関する事は一切厳禁、ただ七つボタンの凛々しい姿の写真は送ってくれました、以来それっきりでした。総てが分かったのは終戦後なのです、短期訓練を終え戦闘機乗りとして九州の大刀洗航空隊から各地転戦、沖縄に出撃遂に還らぬ人となりました、それも沖縄戦の終わるニか月前との事です、今は彼の老いたる顔つきなど 想像はつかない、昔の若い顔其の儘です。ー毎年同じ想い出日記ー