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四川大地震:「日本の経験に学べ」中国紙が呼びかけ

2008-05-19 08:08:12 | 政治・社会・経済
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 中国情報局というWEB SITEの5月17日付記事を取り上げる。
 記事タイトルは、「四川大地震:『日本の経験に学べ』中国紙が呼びかけ」である。
 記事タイトルにリンクを張っておくので、興味のある方はチェックしてみるとよい。

 今日の新聞報道によると、死者は3万人近くに達していると報じられている。同時に、ダム391カ所で災害の恐れがあると報じられている。
 しかし、被災地の復興の問題はこれから。。。
 その意味で、「地震国日本の経験を取り入れ、災害復興に役立てる」との方向付けは、前向きに受け止めるべきであると感じる。。。

 中越地震を体験した新潟県(?)が中越地震の際の種々の取り組み記録を中国語訳し、現地で役立ててもらうため、中国語への翻訳を開始したと、テレビで報道されていたと思う。
 日中間の関係は、歴史等も含め良好な関係とは言い難く、このような地道な努力の積み重ねが将来に向けて有効に働くことを期待したいところである。。。
 記事を引用しておく。

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 記事引用
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 (四川省北川県で救助に当たっている兵士)

 16日付の光明網は四川大地震を受けて「地震多発国の日本が積み重ねた経験を学ぼう」と呼びかける論説を掲載した。同網は主に知識人向けの報道を行う光明日報が運営している。

 同論説は「日本の防災・救援システムは完璧だ」と絶賛。具体的な事例として特命で防災担当大臣を置いていることや中央から地方まで行き渡る情報ネットワークがあることを挙げた。更に各家庭が懐中電灯や食料などを緊急用に備蓄しており、国民全体で災害に対する意識が高いことを指摘した。

 その上で日本の専門家が「地震に際しては自分で自分を守ることも大切だが、助け合いも欠かせない」と語っていることを紹介し、日本人は災害時に団結し協力しあうと伝えた。写真は四川省北川県で救助に当たっている兵士。不眠不休で活動し、疲れ果てているという。(編集担当:麻田雄二)
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 Written by Tatsuro Satoh on 19th May, 2008

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1 コメント

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■中国四川省大地震―核施設、ダムは大丈夫か? (yutakarlson)
2008-05-19 11:59:57
■中国四川省大地震―核施設、ダムは大丈夫か?
yutakarlson
yamada.yutaka@gmail.com
こんにちは。中国の大地震、これからもいろいろな問題点が出てきそうです。これからも余震や、ダムの決壊など第二次災害の大きなものも発生しそうですから、十分気をつけていくべきだと思います。その中でも、最も心配なのが核施設です。5月18日時点で中国政府も震源地の近くに核施設があることは認めました。今のところ、放射能漏れなどはないそうですが、これからどうなることやら。私のブログでは、問題になっている核施設(地上施設、地下には巨大な空洞があってそこが施設の中核か?)そのものの航空写真も掲載しました。是非ご覧になってください。