神戸新聞10月7日付「兵庫人」のコーナーは、第7部「知の森へ」がテーマである。
記事で、目を奪ったのは「一枚の手ぬぐい」である。
物理学者湯川秀樹氏(故人/1907-1981)は、1949年、まさに私の誕生年に、日本人で初めてノーベル賞を受賞した。 . . . 本文を読む
たまたま、10月20日土曜日に午後2時から京都造形芸術大学で、「源氏1000年の対談が芥川賞作家の高樹のぶ子氏と歌人水原紫苑氏により実施される」とのこと。
源氏物語千年紀委員会が企画する一連の取り組みの一環なのだろうと思う。
源氏千年紀については、この間一貫して気にかかっている部分であり、この機会をとらえて、自分なりに「源氏千年」の意義を再構成する . . . 本文を読む
前回VOL.30で、共同海損事件処理の過程で、NVOCC業界が遭遇する問題、あるいは、抱える課題が浮き彫りになったのではないかと考える。
このNVOCCが遭遇する問題、あるいは、課題は、「スピードを要求される国際物流に少なからず悪影響を及ぼす」ことも理解できるであろう。
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私の所属する業界組織、NVOCC(NON VESSEL OPERATING COMMON CARRIER=ハードウェアーとしての船舶を所有もしくはオペレートしない国際海運利用運送事業者) 業界が、今般のWAN HAI 307号とALPHA ACTION号の衝突に伴う共同海損事件の処理の過程で抱える課題について、今回、このVOL.30以降で整理を試みる事とする。
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前回、VOL28までで、共同海損発生に伴う特異な事例、「事件発生の過程で海没してしまうような事例」、また、「権利放棄貨物の取り扱いに関する事例」を取り上げてきた。
その他に、共同海損精算手続きを簡素化するための「特別な取り扱い」もありうるため、このVOL.29において、その事例を取り上げることとする。 . . . 本文を読む
前回VOL.27で、共同海損処理の過程で発生した特異事例のひとつを取り上げた。つまり、コンテナおよびそのコンテナに積み込まれた貨物が海没してしまった場合、共同海損処理の中でどのように扱われるのか、共同海損分担額が発生するのかしないのか等について言及した。
このVOL.28においても、その他の特異な事例を取り上げ、それについて説明を加えて . . . 本文を読む
前回VOL.26までのところで、海上冒険公開の途中で発生する可能性のある、共同海損という事件処理の仕組みについて、そのアウトラインが、おぼろげながらも理解されたものと考える。
今回のWAN HAI 307号とALPHA ACTION号の衝突の結果、WAN HAI 307号の船主あるいは船会社が共同海損を宣言することになった。 . . . 本文を読む