狐に化かされた感じ

なんでも「君は概説をまとめて説明するのは上手いよ。
指導会に出てもいないのによくやってます。
但し、第２章と第３章は自分の主張すべき事を入れるんだぞ、
分かるか卒業論文は論文であってレポートじゃないのだよ。」

次に来るときまで史料を上手に構成して
「この史料から～が言えるから、～を論じられる」そんな感じにすること
あとはもう１ランク上を考えた論文構成ですね

思ったほどボロクソにやられませんでした
夢でも見てる感じに事がポンポン進む
あの教授にしちゃあ珍しい事もあるものですが
講義中に笑いながらキレていたので、僕に来る分がゼミの発表者に行ったのかと

ゼミで教授殿は発表者が文書を読めないことに一言
「もうちょっと漢字の勉強するように」

寛政重修諸家譜で人名を調べてきたのに対し
「じゃあ君はこの史料で何を言いたい、
何某という人物がこの文書に意味も無く載ってるのかね。
そこを言えないと調べたことにはならないよ、卒論なら落第だ」

右筆とは何かと聞いて「聞いたことが無い」と答える者あり
「君は３年、いや２年からやり直す？卒業したい？
それならもう少し勉強して下さい」

相変わらず毒を吐いていますな・・・
僕は漢字が読めないとか、調べるのに失敗した、
知識が無かったから質問に答えられなかった、
それなら勉強すりゃいいと思います

その一方で無断でゼミの発表が当たってるのにサボッたり、
就職活動を理由にゼミを休むのに憤りを覚えた
発表者が来ないから発表順序は狂い、文書の読みが順番通りに進まないのは
聞く側の立場を軽視してるんだよなと

そして何よりも「先生の机下で学ばせてください」と
ゼミの門を叩いて入ったのに、教授殿に無礼を働いている
言うなれば「素行が悪い」

学生はゼミの講義の質を上げるために、
今よりも勉強して良い発表が出来るよう研鑽を積まねばならんと
今日の講義で感じたのでした
学生は学習生の略語だよなぁ、なんて偉そうに言ってみる