ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「アイズ ワイド シャット」

2022年12月20日 | ニコール・キッドマン
1999年公開の映画の紹介です

監督は、この映画の試写会5日後に急死したというスタンリー・キューブリック。
アルトゥル・シュニッツラーの『夢小説』が原作の、官能18R指定のサスペンス映画です。
主演・出演は、トム・クルーズ、ニコール・キッドマン、シドニー・ポラック、トッド・フィールド、
あ、出てたんだ!と気付いた、アラン・カミング、リーリー・ソビエスキー。



ニューヨーク。
結婚9年目になる開業医のビルと妻・アリスは、呼ばれているクリスマス・パーティーに行く支度をしていました。
見栄えをどうかと聞くアリスに、ビルは見もしないで適当な返事を返します。
開催者のビクターはビルの患者で、更に演奏のピアニストはかつての友人・ニックと知ってビルは声を掛けます。
置き去りにされたアリスは、男性に声をかけられダンスをします。
アリスはビルが女性2人と意気投合する姿を見ながら、誘いかける男性と踊り続けます。
その後ビクターに呼ばれたビルが部屋に行くと、薬のやりすぎでひどい状態の女性がいて介抱します。
帰宅したビルとアリスはそれぞれの行動で口論になり、古典的な考えのビルにアリスはある告白をします。
直後往診の連絡が入り外に出たビルですが、他の男性と情事するアリスの姿が頭から離れませんでした。
そして、ニックが目隠しで演奏参加するという怪しい仮装パーティの屋敷をビルは訪ねるのです・・・

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知る人ぞ知る、トム・クルーズとニコール・キッドマンはこの頃私生活上でも夫婦でした。
公開の2年後に離婚しているようです。
因みにトムが5歳年上です。

タイトルは同じ『Eyes Wide Shut』。
直訳では「目を大きく閉じろ」ですが、
英語の常套句 "(with) eyes wide open"(目を大きく開いて)をもじった言葉遊びのようです。
結婚にまつわる警句とか。

ビクター役は、監督としても有名なシドニー・ポラック。
俳優としては、「トッツィー」(1982兼監督)、「永遠に美しく…」(1992)、「シビル・アクション」(2000)「ランダム・ハーツ」(1999兼監督)、「フィクサー」(2008)など、
監督としては、「雨のニューオリンズ」(1969)、「愛と哀しみの果て」(1986)、「ザ・ファーム 法律事務所」(1993)、「ザ・インタープリター」(2005)などなど。





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2 コメント

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Unknown (dalichoko)
2022-12-20 07:02:16
キューブリックの遺作ですね。
「バリー・リンドン」とパラレルの関係にある映画だと思いました。嫉妬がどんどん大きくなる人間のサガ。
(=^・^=)
返信する
おはようございます (dalichokoさんへ)
2022-12-21 05:59:50
内容的に、実は観ていない映画でした 
キューブリックの遺作というのも、
レビュー作りの時初めて知ったんです
「バリー・リンドン」は観ていませんが、
そういうストーリーですか・・・
嫉妬の映画はなんか辛くなりますね
返信する

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