精霊さんが今年も来日して、
雨のぱらつく夕方、カフェで待ち合わせ。
ロック好きのおじさんたち、
注文もしないで上がって来てた。
登場から夢ごこち。
SS席の後ろで、前回より遠かったけど、
ボブさんのいる空間に
近さとか遠さとか些細なことだ。
オペラグラス貸してもらって顔も見えたし。
モダンタイムス、シャドウズ、テンペスト中心で、
ブルーにこんがらがっては涙出た。
アンコールの風に吹かれては、
前回とはまた違ってた。
Yさんによると、その日は演奏が良くて、
同じ曲でも毎日ちがうのが、
ボブさんも楽しんでるんだといってた。
声も演奏も神がかりだった。
前回やらなかった表題曲の「テンペスト」も、
出だしから声が裏返ってた。
73らしいけど毎日歌ってても声でるし元気だし、
ピアノ弾いてハモニカ吹いてた。
やっぱり人間越えてて、精霊さんだった。
ぼわーんとした夢ごこちはライブの後も続いて、
ロックなおじさんたちおススメの
近所の居酒屋で飲んだ後、
駅まで歩いてる途中でYさんが、
「アハハ~」と急に笑って、
「ボブのライブの日は楽しいなあ」
車座になって楽しそうなロックなおじさんたちは、
私にとって癒し系なんだけど(ウィルベリーズとか)
その日の飲みも楽しくて、
謎の生き物の話をしたら、
Hさん「それタヌキだよ!」と何度もいうし、
Yさん「タヌキに疥癬が流行ってる」
で、タヌキだったのか、と謎がとけた。
スズメが減ってる、って話も。
Iさんは、大事なLPが盗まれた話とか。
あと、ミュージシャンの大きい小さいの話してて、
プリンスはシークレットブーツはいても小さい、
とか話してた、3日か4日後にプリンスが他界した。
Yさんは二―ル・ヤングと撮った写真を見せてくれて、
すごいいい笑顔だった。