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なぎのあとさき

日記です。

夏だー!!

2022年06月26日 | 日々のこと


天国年齢7歳になったモンチ


もしかしたら生まれかわりかもしれないお嬢



このイスの上でこんなポーズをとってたのはモンチだけ

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6月の3週目、雨も多くて湿度も出て虫も多くなって、緑もワサワサになって梅雨らしくなったなあ、と思ってたら金曜にはすこーん!と晴れて真夏の天気になった
天気予報も晴ればかりで、梅雨明けた?

この週は月末の4つの納品に向けて毎日入稿
ギリギリまで修正がくるしミスがないかチェックするのに神経を使うので、疲れてるのに気がはっていて仕事中は疲れをあまり感じない
神経を使うってよくいうけど、神経にもいろいろあるのに適当な言い回し、、
ふだんは細かい数値など猫関係以外では全く気にしないけど、入稿時は細かく確認することがたくさんあるので、ふだん使わない脳の部分を使う

仕事のあとは料理も多少の気分転換にはなるけどやっぱりプールとサウナは欠かせなかった
サウナというより水風呂
夏になって着替えが簡単でラク

ほぼネット入稿だけど金曜日は神楽坂の印刷所まで出向いた
イラレ画像のリンクミスが見つかって家に戻って差し替えデータを送ることになっちゃったけど、ひとまず印刷代も支払って納品日の確認も終わったので、Mさんと軽く打ち上げ


外堀沿いにあるオープンカフェで植栽や調度品も無駄なくお洒落でサンマルタン運河を思い出す素敵カフェ
さすが都心、お客さんもみんなお洒落


パリでたくさん見たピンクのキョウチクトウが咲いてた

ビールで乾杯して、さくらえびのピザも四角い麺のパスタも美味しかった
外堀の緑色の水面も、まわりの元気いっぱいの緑も、夏の日差しで輝いており風がかなり強くていろんなものが飛ばされそうだったけど、暑い日の風のこの気持ちよさったら、夏だー!うえーい!
テーブルに雀が止まってピザをツンツンしてた
食後にはジェラードも食べ、いつまででもいられるようないいお店だったけど、帰って再入稿

それも済んで、長かった繁忙期もついに終わった
2週間くらいはボーッと過ごそうということにした
もう仕事のことは忘れ、本読むー、夏を満喫するー

河原で夕日を見て、夜はズンバとプール
ズンバやると曲が耳に残って2、3日は歌ったり踊ったりしている

マスクは緩和されたはずだけど東京の日本人はほぼみんなマスクしてる
夜で周りに人がいなくても、河原でもしてる、みんなえらい
私は梔子が咲いてるので率先してマスクを外してる、かぎ損ねたくなくて

急に暑くなったので満開だった紫陽花の皆さんがぐったり
庭は朝イチで毎日水やり
バラの2番花、エキナセアが咲きはじめた

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以下長い夢の覚書(しょーもない)
葉山の帰りの電車、私はほとんど裸であることはそこまで気にしていない、スーツケースを開けて服を探すけど、ろくな服が入っていない
そのまま大手町の会社に直行しないといけない
オタクのHさんが結婚するときいてびっくり
仕事の後でお祝いしようとKさんに誘われる、Kさんとイタリアンカフェで待ち合わせる
ろくな服がないけど、適当に着て、会社に戻る
スーツケースは壊れていて中のものがいろいろなくなっていて、アクセサリー類を取り出そうとしてるうちに待ち合わせ時間をすぎる
ケータイもない
待ち合わせ場所がどこかわからなくて道に迷う
途中でおっさんに会ってつきまとわれる
会社の前に別の友達が何人かいる
薬剤師のOちゃんに、KさんかY子かIくんの電話帳番号知らない?ときく
Iくんの番号がわかったので、公衆電話からかける
Iくんに、私を捕獲して、と頼む
私を捕獲すると賞金がもらえることになっている
どのへんにいるの?探しにいくよ、賞金関係なく、とIくん
その前に、Kさんに事情を話すから、電話変わって、、
といって待ってる間に夢だと気づいた

フロイトの夢分析の本をちょこちょこ読んでるとこだけどフロイトに分析してもらったらひどい結果が出そうな夢だった

6.20

2022年06月21日 | 日々のこと



もーすぐげしってやつにゃんだぜ

この季節の空の明るさは、虹の橋の先にある天の国が大地に接近しているように思えてならない、曇っていても眩しい

モンチもビーも殿もすぐそばに来ているうように感じる
今年は21日の火曜日が夏至で、その前日、20日はモンチの命日、モンチの天国年齢は7歳になる、モンチが天にゃんになった時から夏至はますます特別な季節になった

夏本番のはじまりが嬉しくてウキウキするのと同じくらいの強度で、胸がきゅーっとなる切なさがある
モンチは殿やビーのように老いきってはいなかったから、私もやりきったとは言えないから、悲しみが今でも残っている

悲しみって書いたけどそんなヒトコトで言える感情でもなくて、胸がきゅーっとなる何かであり、それはそれでこの世界にモンチがいたことを痛切に感じさせてくれるので、とても大切な何かなのである
ただウキウキしてただけの夏至よりずっと、愛しくて眩しくて神々しくて胸に迫る季節なのである
だから私は夏至が近づくと隙あらば空を見る。仕事が忙しくても、夕暮れが近づくと何かにかりたてられるように外に出て、空の開けた場所に行く


その日の空

Tはこの日から出社になったので一人、バケットに魚フライとキャベツとトマトをはさんで河原に持っていき、食べながら空の色が変わっていくのを見ていた、正直なところ空とじっくり向き合いたいときは一人がベストである

地上に近づいても小さいモンチを広い空から見つけ出すのはむずいと思ってたけど、左のほうの雲はモフモフでどう見ても下から見た猫の腹だった

大切なものを失ったときには、同じくらい大切なものをいただいている、育んだ愛は、二度と消えることはないと、猫が教えてくれた

命日にはお花をたんと生けていたけど、今はマオちゃんが花や緑をちゃいちゃいして遊んだり食べたりするので、今年は少しだけ、庭のクレマチスやキャットミントと混ぜて飾った

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その日、地上ではモンちゃんついに庭から脱走!長々と庭で昼寝してたモンちゃん、私が校正紙を持って外で仕事しよーと庭に出たら、おもむろに起きて物干し台に広げて干してたワンピースの上にジャンプして、そこから物干し台の端まで歩き、お隣の庭に飛び降りた

モンちゃん!と呼ぶ私を何度かふりかえりつつ、悠然と歩き去る、見えなくなって、少ししたら私の方に戻ってくる、フェンスの扉を開けて、入って入って!というと、くるっと踵を返して悠然と歩き去る、見えなくなったと思ったら戻ってくる、を繰り返すモンちゃん

校正が終わっていったん部屋に戻ってしばらく仕事してまた庭に出て、モンちゃん!と呼ぶと現れて、こっちに戻ってきた、悠然と

扉を開けたらうちの庭に戻った

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2週間ほど海に行ってなかったので週末は怪しい天気だったけど実家へ

土曜日、ついてすぐ雨が降りだした、傘をさしてT浜からK崎を一周


潮めっちゃ澄んでた

緑の匂いが濃くて、紫陽花が満開で、雨の散歩も気持ちよい

夜、冷蔵庫の調子がおかしくて大騒ぎだったけどボタン調整したら次の日には治った

蚊が2匹もいてなかなか寝付けなかった上、朝は鳥の声に起こされた

私の寝てた部屋の雨戸の戸袋にムクドリが巣を作っていて、朝親鳥が食べ物を運んでくるとヒナたちが絶叫する

前回帰ったときに巣を見つけ、ママに言うと、片付ける!家がくずれる!とか言うので、小鳥の巣で家はくずれない!巣だつまで待ってあげて!と言い合いして、結局そのままにしてあった、良かった

起きてしばらくしてから戸袋をのぞいたら、巣は見えたけどヒナの姿は見えないし物音もしない、巣立ったのだろうか

この日は父の日だったので、前々から気になってた評判のお店でご飯をご馳走することに



目の前が海で、ここもよく澄んでた

ママがせっかちなので予約の時間よりかなり早めについて、私はばしゃばしゃし、ママはその辺を掘っていた

レストランは、この辺りにはないコジャレた雰囲気でコジャレた料理ではあるのだが、パッとしない味だった

この辺りの100倍はお店がある東京に住んでて東京の味に慣れてしまったせいもある、東京で流行ってるお店の努力はやっぱりすごい

てか、ぶっちゃけ前日のママご飯のほうがずっと美味しかった、あのロケーションでママご飯が出て来たらもっと感激してた


前日のママご飯、アジフライ紫蘇風味、チキンの夏野菜のせ、かぶらとキウイと生ハムのサラダなど、元ネタは伝説の家政婦シマさんのYouTubeだそうだけどまじ味がいい、キュウリとミョウガと紫蘇の浅漬けみたいのまで美味しかった、〆は家でとれたえんどうの豆ご飯

レストランはパッとしない味ではあったけど、ママは人の作ったご飯を食べることがめったにないので喜んでいた

萩のおとうさんにはうなぎを送った

その後、大潮干潮だったので潮干狩り、今年一番採れた、シュノーケリングもした、ベラとタナゴがたくさん

パパはほんとに体力なくなって、特に何もしてないのにすぐバテて寝転んでいた、目もわるくなっていて焦点が合わないことがあるらしい、それも老化現象らしい、見た目はガッチリして大きいのだが

K崎でも泳いだ、ここもベラとキュウセン、タナゴがたくさんいた、みんなかわいい

まだ潮は冷たいのでラッシュ着ないと長く水に入ってられない

帰って庭で新しく買ったコンロでBBQ、3人なのでありあわせだけどお肉もエビも野菜も、採ってきたアサリも大きい粒を焼いて、豆ご飯のおにぎりも醤油をぬりぬりして焼いてめっちゃうま

食べて片付けてもまだ日が残ってたので、坂を登ったとこにある公園へ


公園は誰もいなくて緑の気が強くて整いまくった


夏至ちかし

2022年06月18日 | 日々のこと


またまた可愛く咲いたジョン クレア


にゃかよしのふたり


お昼寝もいっしょ


レンジの上がお気に入り

土曜日はTと上野へ、出る前にさんざん何着てくか迷ってたのにカーディガンを家に忘れ、上野の駅ビルでちょうどいいのを見つけて買った
お店で服を買うのは久しぶり
雨は降ってなかったけど、曇りで肌寒かった

文化会館入口でMさんと合流
仕事関係の人々が集結する公演なので具体的には書けないけど、初めて見る演目で素晴らしかった
見所が多すぎてオペラグラス使ってるひまもないくらい
振り付けは面白くて音楽は打楽器がかっこよくて、衣装も鮮やかでおしゃれ
、初演は50年前と思えない刺激的な舞台
ストーリーは権力者も群衆も愚かで主役が次々殺められる超バッドエンドな怖くて哀しい話だけと、カジモドとエスメラルダの美しさが際立つ
二人の踊りでのエスメラルダの柔らかな表情は美しく、終わりは本当に魂が抜けたみたい
フロロの終始キレのある華やかな踊りも見ていて気持ち良かった、彼の繊細さは、カジモドのダイナミックな演技と好対称

久しぶりにパンプスを履いたらやっぱり足が痛くなった
幕間に見かけた藤沢の先生は、私よりひと回り年上だけどもっと高いヒールをかっこよく履きこなしていた

去年は出かけることも少なくなって、もう服はいらないなーと思ってたけど毎月何かしら公演や打合せがあって、また服やバッグが欲しくなってしまった、買い始めると止まらなくて夏ワンピ3つ

日曜はのんびり河原に行って本読んで戻って夕日の時間にケンタ持ってまた河原へ
雨上がりの雲が、白、青、ねずみ色の3層になってモクモクと形を変えていた、雲間の空は澄んだ青
日が沈むと肌寒かった

デッドライン読了、南の島の豪華ホテルでの過ごし方が、なんそれ!という描写でこの著者と自分は享楽の傾向が全く違うのに、ものすごく面白かった
読み終わるのがもったいなかった
もうどんどん小説書いてほしい

公演の後、プログラムのミスが見つかってトラブルになり火曜日まで朝から晩までラインや電話で大騒ぎ、ただでさえ仕事が渋滞中なのに
月末納品の紙物4つのほかにもWebものも3つ来てレギュラー案件も次々更新がきて本を読むひまもなかった
読もうとしても仕事が気になって読書がはかどらない
毎日少しでも本を読まないとアホになる
でも今週はついつい仕事しちゃう病で、ついイラレを開けてしまうけど、仕事だけしてたらアホになる
来月になれば落ち着くはずなので、休みとボーナス出そう!とMさんと話してモチベーションを上げた
夏休み前にプレ夏休みを!

水曜の外食デー、気になってたタイ屋台料理屋に行ってみた
春雨サラダもパッタイも唐揚げもガパオライスも全部本場の味で辛くて美味しかった、お酒もうまし!リピ決定

金曜は昼過ぎから夏日になり、外に出たくてうずうずするので仕事の後ささっと夕食をタッパーにつめてTと河原へ
夏至まであと4日くらい、日没は19時


空と水面みてたらすうーっと脳の疲れがとれる
にしてもコンクリート土手がこんなに調子いいなんて、コンクリートというものを見直した
外で食べるご飯は美味しいし、この日のビールは久しぶりに夏のビールの味がして、もっと飲みたかったけど後でズンバがあるので一口だけ

19時15分に空の赤みがひいてくるとコウモリが急に現れて川の上を飛んでいた
魚が跳ねていた

暑いのか寒いのか

2022年06月12日 | 日々のこと


一番花のとき調子の出なかったヴァネッサ ベルが今になって咲いている


茎が華奢で見ためはあまり強くなさそうだけど、切ればすぐに芽を出して細い幹にERの強さをしっかり秘めている
こんなに優しい黄色ってほかにある?という感動的な色
ヴァネッサ ベルはヴァージニア ウルフのお姉さんで画家だった
どんな絵を描いてたのか実物を見てみたい


ジョン クレアもマイペースな方で5月に出たシュートからさっそく花を咲かせた
茎も葉っぱも一見弱々しいのに、毎年必ず咲く
一番花のころは庭がピンクだらけになって目立たないので、ずれて咲いてくれると可愛さが目立つ



できたての猫草、大人気!
部屋に持っていくとニャーン!とさけび鳴くマオ嬢


バズ ライトイヤーの横にいる子の模様をちょっと変えたらマオちゃんに似てると思ったけど、キャラは似てないんだろうな
マオちゃんはおじさんの横は落ち着かない



梅雨入りしたけど晴れ間も多くて、日中は暑いけど夜はまだホトカつけたりはっきりしない気候
日に日に湿度が上がって夏らしくなってはいる
庭は切り戻しの季節、キャットミントやモダルナ、チェリーセージなど少しずつ切っている

モンちゃん、私の枕元で寝ているが、8時頃にそっと起き出し、先に起きてるTのもとへ行ってワーワーいって朝ごはんをもらう
食べた後は戻ってきて何事もなかったかのように同じ位置で寝直し、私が起きるとモンちゃんも今起きたという顔で、ワー!(朝ごはん!)という

今週も月曜から仕事があってそこそこ忙しかったけど、水曜は仕事の後でトップガン マーヴェリックという名のザ トム・クルーズを観た
のっけからハーイウェーイトゥーザデンジャゾーン♪がかかり、往年のファンは気分が上がるのだが、思ってた以上にトムすぎて、次世代の若者たちが何しに出て来たかよくわからないというか、前作をひきずりたおしていてそれはそれでアリだった
バカでマッチョでスピーディーで薄っぺらくてベタでこそアメリカでありトムたんである
カメラはトムに寄りすぎというか、還暦越えたんだからもうちょっとヒキでいいのにというか、私は映画はヒキ画多めのほうが好きだな、と思った、たぶん人の顔より風景が好きだから

木曜はGさんと自由が丘でランチ、その後は緑道のベンチの木漏れ日が気持ち良かった
自由が丘は駅前ののどかな感じが可愛い街なのにここも開発が決まってるらしい、また似たような高層の建物が建って似たようなテナントが入るのかと思うとがっかり
Gさんは猫のYouTubeが200人を越えて嬉しそう、1000人越えれば広告収入が入るそう
金曜はM子ちゃんが仕事で近所に来たのでアメリカ料理の店でランチ、14歳になったわんこのNが元気そうで良かった
その後うちに寄った
このところ知らない人にはシャーするモンちゃんだったけど、M子ちゃんにはしなかった
マオちゃんは姿をくらましていた

ビーを抱っこしてる夢を見た
細い毛でふわふわの毛並み、片腕で抱っこしてもうまくしがみついてくるのはまさしくビーだった
夢の中ではビーのいるのは当たり前だった
抱っこから降りたビーは壁の隙間に入ってしまい、シッポだけ出ている
そのシッポがビーよりだいぶ細いので変だな、と思ったけど、抱っこの感触でビーであることは間違いなかった
起きてからも1日、ビーの感触が残っていた

毛並みも猫によって全然ちがう
殿は太くて固め(猫にしては)で、モンちゃんは背中はつるっとしてお腹はモフモフ、モンチとマオちゃんは長さも水分量も似ていてつやつや
ビーは一番毛が細くてふわふわしてる

本は、皆のあら◯しり読了
若者と只者ではないおじさんとの関係性の変化、歴史のある城下町の風景。面白くて2日で読んでしまった
おじさんはいいこというのでもっとかみしめて読みたかったけど河原の読書が気持ちよくてどんどん進んでしまった

アメリカ紀行も読了
C葉さんの本はこのところ何かしら読んでいてこの本も面白かった
賢い人の紀行文をもっとよみたくなった

梅雨入り

2022年06月07日 | 日々のこと

たいよう、まぶしーぜ



殿やビーもモンちゃんみたいに庭から出なかったら、もっと外に出してあげられたのに、あの2ぴきはどうやってでもフェンスを越えた
殿は2メートル以上のフェンスの上にのぼったし
ビーはジャンプが億劫になってからもわざわざフェンスの下の抜け道を見つけて隣の庭に行った
賢くて応用がきいて、なんでもできた2ぴき
モンちゃんは直球で応用しないタイプなので、私が困ることはしない

お腹が減ると空のお皿をピカピカになるまで舐めている
ビーや殿はどこに置いてもカリカリ袋やおかか袋を見つけ出して破いてばらまいて食べてたものだが、ただ空のお皿を、舐めてピカピカにするモンちゃんの直球ぶり
何度も空のお皿の前に行ってはお皿を舐め、お皿を見つめるモンちゃんを見てたら、何か出さないわけにいかなくなる
変化球だろうが直球だろうが猫の欲求は叶うことになっている
計量してどれだけ食べてるかは把握した上でね

マオちゃんは食べるより遊ぶほうが好きで食べ物をねだることはない
でもお腹がすくと、口のまわりをペロッっとする


日陰に植えたのであんまり咲かないけど、咲いたらとてもきれいな小花の紫陽花


モダルナもなかなか可愛い


新しい棚チェック

週末は天気もよくて、のんびりと河原で本を読んだり鉄板焼したり餃子作ったり
多摩川はツバメが飛びかい、ほっそりした魚が跳ねてる
水はよく澄んでる
ずっと読みたかったN代さんC葉さんの新作2冊を持ってわくわくの読書
C葉さんは寝起きが一番すっきりして仕事ができる、その後はだんだんノイズやら何やら渦巻く言葉やらがたまってはかどらないってあったけど、河原に行くといつもすっきり本を読める
仕事の後の読書ははかどらない

公園は紫陽花が咲き進み、梔子には蕾ができた
そういえば先日の帰郷で庭の柿にたくさん花が咲いていた
柿の花を見たのは初めて
なんとも渋い、柿らしい花

今月、仕事は忙しいけど、紙物のデザインは苦にならないどころか、始めると止まらなくなる
昔から仕事は総じてめんどくさかったけど、自分で会社をやるようになってやっと楽しいと思えるようになってきた
雇われるのは楽な部分も多かったけど、自分でやるほうがずっといい

近所で、死を扱ったマンガのシーンを見せつつ死について考えようという展覧会をやってるので行ってみた
予約がいっぱいで、平日でも盛況だった
展示自体は、まーまーまーという感じだったけど、若い人がこんなに死に興味を持ってるのかとちょっと意外だった
生まれ変わったらまた自分になりたいか?という質問に、イエスかノーかでボトルに小さい石を入れるコーナーがあってノーのほうが断然多かったのもちょっと意外
私はそんなのどっちとも言えない
大島さんやおかきょんのマンガのコマもあったけど、たったの4コマでもぐっときたのは水木さん


会場は、かなり空気が重たかった、長くいたら気持ちわるくなりそうな空気
皆が死への思いを短冊みたいな紙に書くコーナーがあって、たくさんの人々思いがたまって重たい空気になってたのだろうか
思いと重いって同じことだったりして
私も若い頃は、死はただ怖いもの、忌むべきものだったかもしれない

私は殿を送ったときから死について本気で考え始めて、死のイメージはどんどん変わっていった
今や光や風や水みたいに、明るく拡散するようなイメージになってきている
重さはなくて軽やか
このイメージに満足してないで、これからも考えていく

6月6日、梅雨入り

6月

2022年06月05日 | 日々のこと

あつくにゃってきたー

暑さの限界まで日向ぼっこしてるモンちゃん
毎日くしでとかして大量の毛がとれて、冬に比べるとだいぶ短毛になった
短くても密度がすごいので涼しそうではない
モンちゃんは6才だけど、なんだかもっと長いこと一緒にいる気がする
殿やビーの若い頃に似てきたので、殿やビーの若い頃からモンちゃんもいた気がするし、殿やビーはモンちゃんと一緒にいる気がするし、モンちゃんのたっぷりボディには6年よりずっと大きい時間が集まってる


たっぷりボディではないけど同じことはマオちゃんとモンチにもいえる
マオちゃんにはモンチが入ってるしマオちゃんもいる

マオちゃん、抱っこして庭に出たらドキドキがどんどん大きくなって体全体でドキドキしてしまった
これはストレスかも、と思って出すのはお休み

マオちゃんは銀スプのピンク袋がお気に入り

二人とも大好きなブタクサが今年も生えてきた
モンちゃんはとくに、ヨダレだらだらで草をかじる


夕暮れ、ばら色の世界


モダルナは、はじめに咲いたのはこの色じゃなくて淡い色のほう
先週の金曜だったかな?壮絶な雨が降って、花は散るし倒れるし
バイカウツギもベティちゃんも一気に散った

そんな中、遅れ気味だった鐘が鳴り、今回はひどかった
お腹がいたくていたくて、いたいしかなかった
何かやりたいとか食べたいとかなにもなく、ただいたいだけのわたし
薬で一時はらくになるけど、薬が切れてくるとイタイイタイが復活、丸2日続いた
予定していた実家に行くのは1日伸ばしたけど、日曜も夜近くまで痛いまま

それでも梅雨入り前の30℃とあっては、這ってでも海に行きたい


海を目の前にしても、お腹がいたくてなかなか入れない
凪で澄んでて、暑いけど風が爽やか、少し風波もあった
ここは去年初めて潜ったところでまだ地形もよくわからない
体調が万全でないとちょっと怖い

K崎に移動中、橋の上から大きなクロダイを見つけた
Tが先に見つけて、よく見たら群でいた
泣きそうなほど嬉しかった
本当は水中で会って一緒に泳ぎたいけど、姿を見せてくれただけでも本当に嬉しい
ずっと会いたかった


K崎までの道はスイカズラとテイカカズラが入り乱れて咲いていた

K崎は勝手知ったる海なので入れた
まだ潮が冷たくて、ラッシュガードを持っていくべきだった
泳いで浮かんだ
私の下を、大きめのイワシの群が通った
日曜で人が多くて、ほかには魚影はなし
貧血気味なので無理はせず

ママはタバコを止め、パパはお酒が前ほど進まなくなっていた
腸の手術をして間もないので、そういうものかもしれない
少しの変化はあるけど、二人とも元気
夜ご飯は肉肉魚ほかいろいろ
Tは日帰り、私は一泊

月曜にはいたみがけろっと止み、午前中に山のビワを見に行ったけどまだ青くて、神社に降りて仕事の電話をかたづけてから潮干狩り



一食分くらい頂いてから、その辺をシュノーケリングしてみた
小さい魚、タナゴとかメバルとかフグがいっぱいいた
海藻が多くて泳ぎにくい
砂地に出ると、大きなヒラメがいた
見てたら一瞬で砂に潜った

今週は仕事が山ほどあったので月曜休みはちょっと無理があったかも
鐘は腹痛が終わったら次は頭痛がくるし、どうも情緒不安定だった
木曜も休みなのにS沼で打合せ、前会社に残ってたリースどうしよう問題がやっと落着
しゃちょーの息子さんは、私たちとしゃちょーの間に変な金銭問題を残すよりは、私たちとしゃちょーの関係性を大事にするため、自分らのほうでなんとかすると決めてくれた
もともとしゃちょーが勝手に決めたリースだし、前の会社に残ったお金で払うべきものであった

金曜あたりはヘロヘロに疲れてたけど、2週間ぶりにズンバに出たらやっぱり楽しかった

「彼女たちの場合は」読了
誰が読んでも楽しそうな小説なので、ママにすすめて実家に置いてきた
先日置いてきたサックス先生の本は、パパがちゃんと読んでいた

好きな小説家や哲学者が頻繁にツイートする人たちなので、見たいけどチェックが追い付かない

クレマのきせつ、アネット

2022年05月27日 | 日々のこと

バラが残り少なくなってクレマチスとバイカウツギが満開に
ベティコーニングは形も色も可愛いし香りもめっちゃいいし、たまらなく大好きなクレマチス


このお花を見ると思い出す
パックマンのモンスターを

植えて10年以上、よく咲いてくださるベティさん
万が一にそなえ、毎年挿し芽をしてるけどひとつも成功しない


アナベルさんもどんどん蕾が出て咲いている

オルラヤとペンステモンの白、キャットミントの淡い紫とアナベルの濃い紫、そこにアブリコちゃんのアプリコット色という3色の組合せがすごく心地よい
この3色は、一生飽きない色だと思う


この方は、なぜか植えた記憶がないけどたぶん、マダムジュリアコレボン
茎も葉っぱも華奢な上に虫食いもあったけど、咲いたお花はしっかり元気

バラたちにはお礼肥とオルトラン
ヨウトウムシは小さいうちにテデトールしてその後ほとんど見かけなくなった

今週のモンちゃんは、


外で行き倒れ
暑かったね


あつくても、おれはいくぜ


こっちはすずしんだ
おれはしってる

キャットハウスの上にあるマオちゃん用のお皿のカリカリは、モンちゃんが食べると叱られる
モンちゃんはそれをわかっていながら、マオちゃんが残したカリカリを常に狙っている
Tと私の目を盗んで、キャットハウスの上に静かにそっと飛び乗る
自分のお皿のカリカリは、バシャバシャカリカリ音をたてて食べるモンちゃんだが、マオちゃんのカリカリを食べるときは一粒ずつついばむように口に入れて音をたてない
食べた後、キャットハウスから飛び降りるときはどうしてもドスンと音が出て、Tと私にバレる
カリカリが腹に収まりさえすれば、バレても大したことはない

今週のマオちゃんは


相変わらずレレイ感はナシ


とび跳ねて遊んでるところは静止画には撮れない
流川みたいに空中でいろんな動きをしている


そして、けして人に気をゆるさないお顔

近所を歩いてても緑がきれいで空気がいい匂いでたまらん季節
このあたりの街路樹で、ツツジに変わって増えてるシルバーピペットとゆう木のぽわぽわのお花が、すごくいい匂い
スイカズラ、テイカカズラとこのお花がいっせいに咲いて空気の匂いはこの世のものとも思えない
この季節は地上が最も天国に近づく気がする
いつ天にゃんたちが顔を出してもふしぎじゃないくらい
おまけに栗の木も咲いた
夏至まで1ヶ月きった

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河原で読んでる本は、彼女たちの場合はとCさんのアメリカ紀行の2本だてで、両方ともアメリカが舞台といっても響きあうところは特にないけど、れーな、いつか、Cさんの3人の視点でアメリカの旅や滞在を楽しんでいる
れーなは本好きなわりにはまっすぐないい子ですべてに共感できる
南部から西部の田舎を、二人の少女が行き当たりばったりの旅をする
出会う人々も風景もとてもいい

川では魚がぴょんぴょん跳ねている
中型の細長い魚

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YouTubeクッキングブーム笑
玉子めちゃうま


ラー油おろしと自家製ゴマだれの冷しゃぶ
ほかにも甘辛ゴボウ、山芋ステーキとかも作った
調味料の割合でこうも美味しくなるとは~
山芋はすりおろしてチクワやカニかまと混ぜて焼くのにもはまっている
ご飯が充実しすぎて毎晩お腹がくるしい

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来月決済なので買えるものを今のうちに買うことに
HDDとかインクとか棚とか
ニトリに行ったついでにまた砧公園にも寄った、新緑がまだまだきれい
マックフィズのスイカは、ウルトラマンのコップで見た目は可愛いけどスイカの味は全然しなかった

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月曜はアネット@ユーロスペース
サービス精神にあふれた全編ミュージカルのエンターテイメント、といっても画の美しさ、音楽もさすがで、とんでもなく奇妙で楽しくてカラックスすごい!
出演者たちが並んで歌いながら歩いてくる冒頭から、2時間半ずっと楽しかった
コメディアン(アダム ドライバー)と、ソプラノ歌手のカップル
バイクにけつで疾走し、山道を歌いながら歩き、緑に縁取られたプールにボードウォークまである素敵なお家で暮らす幸せな二人
劇中劇の舞台も楽しい
コメディの舞台は笑いのセンスはともかくアダムドライバーの肉体と声、観客も巻き込んだ光の演出で、ショーとしては見ごたえ十分
アネットの誕生シーンで分娩する医者たちも歌う

生まれたてアネットはかなり不気味、だってパペットだから
その後、ますます大舞台に行く妻と、スランプに陥ってすべり倒してやけくそバナナを食うヘンリー
旅行先の嵐の夜の船上で悲劇が怒る
嵐の夜の船上、いい荒海だった
雲間からのぞく月
歌うアネット
ヘンリーはまだ赤ちゃんのアネットの歌で金儲けを企み、妻と昔関係のあった指揮者を連れてワールドツアーへ
そして、また悲劇
ギリシャ悲劇みたいなストーリー
プールは水が枯れて緑は荒れる
そしてアネットはアメリカのド派手なステージで歌うかわりに初めて言葉を発し、ヘンリーの罪が暴かれる
終わりの父と娘のシーンも素晴らしい
オープニングで、「息を止めて見ろ!」とナレーションがあるが、出演者たちがぞろぞろ帰途につくエンドロールまで、ほんとに息つくひまがないくらい

初夏、シンウルトラマンとか

2022年05月21日 | 日々のこと
アブリ子ちゃん
虫食いもなくすさまじく可愛い

5月の3週目
前半寒かったけど水曜から日中は初夏らしい陽射しになって夏至が近いのを感じる
満月も、大きくて橙色でくぎづけ

今週のモンちゃんは

オルラヤの影でお昼寝
晴れの日は、2時間くらい庭でお昼寝


食欲はいつでもモリモリ
庭から戻るととまっすぐお皿の前に行って姿勢を正し、私を見上げる

夜は夜で何度もお皿の前で姿勢をただす
さっきあげたでしょ、とほっとくと、アワーッ!オワーッ!とさけぶ

今週のマオちゃんは


ぶれない可愛さ
1歳半をこえたが、まだ子猫のテンションでよく遊ぶ
日々鍛えられてジャンプ力が増し、網戸の上のほうにジャンプして貼り付いたりする

こんなお顔をいつも見てられるなんてなんとありがたき幸せだろう
こんなにぶれない美形猫はなかなかいないと思うがモンチもそうだった

おにいが庭に出てる間、マオちゃんは落ち着かなげにうろうろして、時々私やTにニャーッとすごむように鳴くけど、かといって甘えることはない
抱っこしようとするとぴゅーっと逃げる
抱っこできても、すぐ飛び降りようとする

けど、抱っこして庭に出たらしばらく大人しくだっこされて空気の匂いをかいだり、あちこちを見回したりしていた、その間マオちゃんの心臓のドキドキが腕に伝わる

今週のお庭は


ジャルダンドフランス


ジョンクレア


ゲラニウム


ボルデュールアブリコ

1番花がほぼ終わって遅咲きのバラが満開
オルラヤやキャットミントも咲いて色とりどり
ただヨウトウムシが今年も多くて恐ろしい

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水曜は、近くの韓国料理の店で冷麺だけ美味しかった
石焼ビビンバは味にパンチなさすぎ
その後、近くのシネコンでシンウルトラマン

楽しかったー!ウルトラマン知識ゼロの私が見ても
冒頭は字幕早すぎて画をほとんど見れなかった

ウルトラマンを見て長澤まさみが「きれい」と言ってたが、イルカみたいにきれいだった
怪獣は怪獣で、頭ちっちゃくて体がアタッチメントみたいで、どーしてもモンちゃんとかぶって可愛かった
電気をもりもり食べて、電気を止められると大暴れ
土中で暴れる怪獣もカーペットの中に入った猫みたい

西島くん率いる精鋭チーム、皆賢くて気持ちがいい
ザラブ星人は登場がいつも薄気味わるく、メフィラス星人は人間の姿(山本こうじ)してるけど人間に見えない変な違和感、正体の造形もいかしてた

そしてウルトラマン、たった一人の人間の行いに感動し、人間を信じて人類を救ってくれる、光の国から僕らのために生きてくれた素晴らしいお方
好きだ

ゾフィとの対話も、二人のイケボ(高橋いっせいと山寺こういち)で静かな掛け合いが心地よかった
そして米津の歌という流れ
あと、竹野内豊が笠智衆のよう
映画館で観て良かった~

Tはもとのエピソードをほとんど覚えてて羨ましい
私も歌は歌えるから見てたのかもしれないのに全然記憶にない

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本は、別れる理由2巻を再開
ボブが家に泊まった日の陽子の記憶から、現在の妻、京子の息子が家出して元夫 久ちゃんとの電話に聞き耳をたて久ちゃんの再婚相手の若い体に思いをはせる

「彼女たちの場合は」
本読みなのに子供らしいれーなと、大人びてるのにコミュニケーションが苦手ないつかのアメリカ紀行
まだはじめのほう、港町の滞在、とても楽しい
魚のスープが夢に出て来た

木曜は横浜方面で打合せがあってMさんに会い、打合せの後お茶したかったけど店がはま寿司しかなくて、道行くおばちゃんに喫茶店ないですか?と聞くと「はま寿司にコーヒーもケーキもあるわよ!」と笑って教えてくれてはま寿司へ。
前回別のチェーンで回転寿司は二度と行かん!と思ったけど、はま寿司は静かで清潔な感じ、味もいいし居心地良かった
注文はタッチパネルで人との接触がないので、おばちゃんの言うとおりお茶だけでもいいお寿司屋
が、私も食べるけどMさんもよく食べるので、けっきょく食べたいお寿司を食べた後、ポテトもおかわり
今週からまた忙しくなった
来月納品が4つ以上
でも1、2時間河原に出て水面や緑を眺めたり庭の花の世話したり猫たちを見たり撫でたりして優雅

金曜は大好きな小説家ふたりの初対談
Yさんは子供みたいによくしゃべってCMさんは終始キャハハと笑っていた
本気でやらずに賞とったから病気になったとか、病気になったらなったで面白いとか、覚悟とか、夢の強度とか、あまり思い出せないけど二人の言うこと全部面白かった
二人とも相手の言うことをまず肯定していた

レイニーブルー、シャンタル アケルマン

2022年05月16日 | 日々のこと

切り花にしたレイニーブルーとマオちゃん
レイニーブルーは想像してた以上に青みのあるバラで、蕾から咲き終わりまで色が徐々に淡く変化していく


マオちゃんはタニウツギの葉っぱはかじったけどバラやオルラヤはかじらない
もうほぼ咲ききった状態のクリスマスローズも、切って花瓶にさしておくとさらにご活躍


ふわふわ優しい雰囲気でとても可愛いレイニーブルー
たくさん咲くのでどんどん切って切り花に


いたるところに飾る
オルラヤもこぼれ種をほったらかしてたくさん咲いたのでどんどん切り花に


窓の外
宿根草ともなじむ色


つい先週くらいまではきれいなばかりだった庭の緑が、5月2週目になって葉っぱが食い散らかされている
今年もヨウトウムシとの攻防が始まるのか
早めに今年2度目のオルトランをまいてまめにスプレーしたけど効いてる気がしない
バラよりもハーブ類、特にモナルダの白、ラミウム、ルドベキア、アニソドンデアが虫食いだらけ


グルス アンアーヘンも一番花はたくさん咲いた


色の出方が季節や天候によっても変わる


コンテドシャンパーニュも、いつもどおりたくさん咲いた



こちらの橙色のバラも去年より花がぐっと増えた
名前がわからないけど、つるピースかな
冬はカイガラムシがいっぱいついてたけど歯ブラシで落として元気になった



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ジャンヌディエルマンは見てる間眠くなったけど、見終わった後で印象的なシーンがたくさんある
アケルマンの別の作品も見たくなり、ヒュートラへGO

・オルメイヤーの阿房宮
冒頭は南国のカフェで、彼氏が撃たれても歌い続けるニナを真正面からとらえる
川で泳ぐ子供たち、川に入って隠れる母子、暗いジャングルからの明るい川、船の出たり入ったり、終わりのほうの凪の海とじゃぶじゃぶ水に入って船に乗り込む船出、死んだ船長を乗せてぷかぷか浮くベッドなどなど、8割がた水のシーンなので水面好き船好きの私は終始楽しかった
マレーの人はもちろんだけど白人男まで躊躇なく水にじゃぶじゃぶ入る
途中、ニナが学校をやめて街を歩きまわる横移動、その後でタバコを吸うシーンも素晴らしい
お話は、コンラッドの世界観わりとそのままで、豊かな自然と黒い肌の人々の美しい世界に、割り込んできて金儲けしようとする白人が、土地に馴染めずひたすらイライラしてヘタレっぷりをさらして病んでいく
終わりは行き場のない白人男が、昔を回想すしてぐだぐた独り言を言う長回し、顔にかかる影が牢獄のよう

・囚われの女
こちらはなんと「失われた時を求めて」が原作
シモンがアリアーヌの後をつけまわし、パリの階段やいりくんだ路地で人が現れたり消えたりするのが面白い
シモンは束縛するし身勝手で独りよがりのクソ男だけど原作の語り手はもっとクソだ
なのにあの小説を読んでいる間の幸福感は特別なものがある
この映画を見てるとあの時の幸福感が喚起される
アルベルチーヌならぬアリアーヌも、フランソワーズも原作のイメージとは違うけど、映画の二人も良かった
アリアーヌの軽さが、見てて気持ち良かった
アンドレも可愛かった
終わりのほう、夜の波音が不穏で、そこからラストの船が寄ってくる長回しは素晴らしかった
シモンが服を脱いで夜の海に飛び込むのは意外
原作の語り手ならそんなことしないだろう


横浜バラ散歩

2022年05月12日 | 日々のこと

スイカズラの匂いがどこからかして、空気が甘い

河原までの通りも、何の花かわからない甘い香りがしている
立夏が過ぎて日差しがいちだんと強くなった
仕事前の読書も、日向だと開いた本が眩しくて読みにくくなってきた

GW最終日、曇りだったけど横浜へ


バラは咲き始めのきれいな時でつぼみもたくさん


シャーロット嬢かな
イングリッシュガーデン、人が多くてマスクとりづらいけど、空気の香りもすばらしい


この日の行きに、例の件でいやな気分だったのだが、花を見てたらどんどん気分がよくなった、花の力はすごい


宿根草はまだまだこれから



モンチそっくりのバラ


ビー、わっとくる感じ


殿はやっぱりアイスバーグしかない


この子はほかの誰にも似てない色で、透明感のある淡いグリーン~アプリコットのグラデーション、蛍光色みたいに光っていた
花の形も多すぎない花びらも、私の好みの集大成みたいなバラだー、と思ったらザラーク アンセンティグだった
初心者向けではない
ここにも端のほうに大きい一株があるだけ


香りはこの方だったと思うけど、ヨーグルトみたいな甘い香り

途中、一服にちょうどいいベンチがあったのでTに話を聞いてもらった
ダメージからだいぶ回復して、あとちょっとというところ
調子出ないとき、ここに来るのはいいかも、生のお花のくれるパワーったらすごい
家の猫たちに似たバラを探して歩くのが楽しい
殿をバラにたとえるのは無理があるけど、やっぱりアイスバーグだけは上品で無駄のない美しさ、大きくしっかり整った株だちが殿を思わせる

ところどころで小型犬が撮影会してた
モンちゃんに似てるのはもりもりのグラハムトーマス、マオちゃんまでは探しきれなかったけど、サルビアのカラドンナはマオちゃんのぴんとたったシッポみたい

久しぶりに中華街の海老ワンタンの店、K飯店へ
なんとなくの記憶で歩いてお店が見つけられた
チャーハンと間違えてチャーシュー丼を頼んでしまった
ここはワンタンを一人一杯でおなかいっぱいになるのでご飯ものは一皿で十分、美味しくて安い

中華街では知らない間にイチゴ飴が流行ってるみたいだった
食べ歩いてる人も多くてコロナの気配なし

そういえば甥っ子が、お昼のお弁当は机をくっつけることなく黙食するのが当たり前で、高校に入学した去年からそうなので、机をくっつけてワイワイ食べるなんてことが信じられないそう
お弁当食べながらおしゃべりできないなんて
それが楽しくて学校行ってたようなもんだった気がする
その頃はメールもラインもなくて、今の子とは楽しみってものが別物になってるんだろうな

ご飯のあとは山下公園にも行った
暗くなると寒かった
スダジイ満開の空気

バラの公園でのんびりすぎて大桟橋までは行けなかった、横浜また行きたい

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月曜もほぼのんびり、ヨガやプールに行ったり
途中少し仕事したけど11連休もしてたので、仕事モードの切り替えがめんどくさかったけど、仕事したらしたでまたダメージから回復できた感じ
没頭できる仕事があるのはいいことだ

庭仕事して、猫たちと遊んで、河原歩いて、本読んで、仕事して、美味しいもの作って食べて、プール行って、サウナ入って、帰ってお茶スイーツといういつもの日常
連休中とそう変わらない

ジムのスタジオで、いつも隣か前後にいてなんとなく気になってた人(女性)とついに話をした
昔のジムも一緒で私に見覚えがあったそう

スイーツは、イチゴの季節もそろそろ終わりで今は成城石井のプレミアム生チーズケーキとリンゴと紅茶のゼリーを半分ずつ取り分けて食べるのがブーム
家事ヤロウ絶賛のわらび餅と交互に

お茶は緑茶をよく飲むようになった
Tの淹れる緑茶が、自分で淹れるよりずっとウマイので、ほめまくってたら毎日淹れてくれるようになった
一煎目のお茶を飲むときは毎日しみじみと幸せ

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前から気になってた定食屋に初めて行った
家では揚げ物をしないので、揚げたてってだけでうまい

デュエル、考えてみる

2022年05月07日 | 日々のこと

シャーロット嬢
のびのび自由に生きるおてんば娘


エリザベス
高く高く伸びてみんなを見守るほほえみの女王


フレンチレース
どっしり構えて大輪の花を咲かせる


シャンパーニュ公爵
ふわふわゆるゆるの遊び人


今年もGW後半になってほとんどのバラの一番花が咲いた


株のためにも、細い枝の花はどんどん切り花にすることに

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・デュエル
冒頭へホテルの子がバランスボールみたいな玉に乗ってる
補助してたピエロ(ジャン・バビレ)が後方倒立回転をきめる
バビレの動きとカメラの動き、鏡の演出が終始面白い、バビレはバレエダンサーらしいが身体つきと姿勢でわかる

そこに月の娘(ジュリエット ベルト)が現れ、ある人を探してほしいと言ってお金をわたす
チュールの淡いブルーの玉がきれい
太陽の娘はビュル・オジェ
二人は地上での生を得るために石を探している
もう一人、ダンスホールの金髪の美人がいる
5人が駆け引きしたり忽然と現れたり闇へ消えたりしながら、関係性がわかってはくるんだけどよくわからない
そして中盤で、鏡が割れて宣戦のシーンになる
このシーンはめちゃめちゃかっこよかった
この後一人ずつ脱落していって、終わりのシーンは砧公園みたいな公園で、ホテルの子が勝利する

かっこいいんだけど、監督のどや感が鼻についてリヴェットはもういいかなって思った
5人の動きと演出、ファッションを見てるだけでも楽しいけど、中身はない
セリーヌとジュリーはぐっとくるシーンたくさんあるんだけどなー

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連休中、気候もよく楽しい時は忘れてるけど、ふとした時に悪夢の1日がフラッシュバックしてズウウウンと不快感におそわれる
4日たっても引きずってる
これはこのまま忘れればいいってものではない
彼女の発した断片的な言葉が脳内に散らかってループして不快を感じる
このループを止めるには考えをまとめるしかない

電車に乗ってて無限ループにはまり過呼吸になりそうになって思い出した
彼女が一時期同居してた妹もたまに過呼吸になっていた、その妹に、お姉ちゃんには魔物がついてると言われた、と去年か一昨年聞いた
私にとりついた不快感は魔物の仕業だった、強烈な波動で精神を攻撃する
前に一人だけそういう人がいた、その人もふだんは気のいい面白い知的な人だ
魔物はコロナのストレスを食いものにして肥え太っていた、魔人ブウみたいなイメージ
魔物は彼女の無意識にいて抑圧されていた
が、私のうっかり出た一言(私もしょっちゅう30分とか1時間とか待たされてるよ)で拘束具にヒビが入って魔物は暴れ出して攻撃を始めた

魔物の攻撃を受けたのは妹だけでなく他にも心あたりがある、これまでのいろいろなことがつながった
まわりにいた人たちの傾向、仕業にもつながる

家族とはわかりあう必要がない、私の母は私の好きな音楽だってひとつも知らない、わかりあっていなくても愛情は変わらない
ということを体感していないと、人にわかってほしいを求めるのかもしれない

これまで私といて魔物が出なかったのはなぜだろう
たぶん、享楽を共にする相手だったから
享楽の中にいれば、魔物は痩せ干そっておとなしい
が、その私が、件の一言を口にした
母子のように感覚と享楽を共にしていた私が

ふりかえれば第7波のはじめくらいに私はコロナの話なんかしたくもないと拒絶したうえにヘラヘラしていた
魔物が暴れだすには十分な伏線だった

と、ここまでまとめてみると、私に責任がありそうだけど、私には全く悪気はなかった
これまで言わなかった事実をぽろっと言っただけ、会話の流れで

私はその後も悪びれず気にしてなかったが、彼女はその言葉について何度も何度もしつこく責めてきた
謝っても何を言っても納得せずに
魔物を解放したのが私だからか

でも私には、そんなことが起きるなんてわかりようもなかった
コロナに関しても、私がごく一般的な認識しか持ってないのは仕方ない

そして今
私は魔物の攻撃をくらって精神的ダメージが4日たっても消えない
私は自分の精神を守るためにしばらく会うわけにはいかない

できれば、自分がおかしかったと自覚だけしてほしい、それがないと怖くて会えない

魔物は無意識下にいるので、自覚する望みは薄い
できるとしても、それは当分先の話

ということで、私は長年の親友を失い、長年の享楽の要であった毎週の海通いができなくなり、大好きな兄さんたちに会えなくなったことを受け入れるしかない
私もコロナの二次災害をもろに受けてしまった、ちくしょーコロナめ!

・疾風怒濤の‥のあとがきより
特異的な幸福とは、他者が何を言おうと関係のないもの
誰がなんと言おうと、自分の生き方をそのまま肯定するような態度
たとえ自分が理想的でなくても、万人の理解を得られなくても、自分は自分の望む生き方をしているからこれでいいという、堂々とした態度である

潮干狩り、BBQ

2022年05月07日 | 日々のこと

いろんな宿根草が次々開花
シックな色合いのお花たちとカラーリーフは見ていて飽きない
ビオラもまだきれいに咲いてる



よく眠れなくてモンちゃんとの接地面に意識を全集中させ、8時起きで実家へ
大潮で干潮のタイミングだったので素手で潮干狩り
Tと二人でお味噌汁分くらいとれたところでケイサツの人が、アサリとったら100万円、ナマコとったら3000万円!というのでとった分はポケットにしまってさーっと引き上げた
連休中で人が多かったので見回りしてたみたい
無心で砂を掘ってたら前日からのモヤモヤが消えていった
謎の生物がいろいろいた


ベタ凪、潮澄み、太陽もあって干潮遠浅の砂地で、いけるかなーと腰まで入ったけどラッシュ1枚ではむりだった
稚魚の群がいた
海のまわりの新緑がまぶしい

庭で、弟家族たちと一緒にBBQ
先日植え付けた花はほぼ根付いていた
ずっと人見知ってた姪っ子が突然慣れて、二人でジュースを買いに行った
5年生のクラスはうるさくて授業のじゃま、4年生のクラスもうるさかったと話していた
甥っ子(高2)は部活より学業だとか彼女ができてもディズニーは絶対行かないとかテツのことはまだ誰にも知られていないとか話してた
10月には修学旅行で沖縄いくとか
もうすぐ体育祭だけどフォークダンスはないとか
(忘れてまた聞きそうだからメモ)

今回はホタテがたくさんと、カキの開ける時はジージがいいとこ見せていた、甥っ子もがんばってた
肉も余るほどあっておにぎりや焼きそばまでみんなよく食べ、天気よくてビールも美味しくてみんなよく飲んだ
パパもみんなのハイボールを作って楽しげだった
私も前の晩は食欲もなかったのがBBQは美味しくてたくさん食べた


山歩きができなかったので帰りは途中まで歩いてたら夕焼けがきれいで、Eちゃんから「今日からなつ!」とLINEが来て気づいた、この日は立夏、夏色の夕焼けだった
中学校のグラウンドの隅にオルラヤがいっぱい咲いてた

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河原も緑がきれいで日差しもまだほどほど、本を読める
Yさんの「君たちはしかし‥」の梨の‥もめっちゃ面白くて体に響いてきたし読みながら考えることもいろいろあった
あの悪夢のような時間はまだ色濃くフラッシュバックするのだが、いいんだよー、君はそれで、と励まされる感じ

昔は、わかろうとすることが愛と思ったときもあったけど、今はわからないことはわからないままに、存在をそのままの形で受容することが愛だと思っている
それもこれから変わっていくのかもしれないけど
すべてが生成変化の途上にあって、出来事は偶然の現象で、大した意味はない

多摩川でぴょーん!と大きく跳ねる魚がいる
海ならだいたいボラだけど川の魚はわからない

ズンバがめっちゃ楽しくて45分があっとゆーま
音楽も踊るのも、先生や前例の上手い人の踊りを見るのも楽しい

ジャンヌ ディエルマン

2022年05月07日 | 日々のこと


みんななんだかんだでZOZO箱が一番飽きない


レンゲローズ咲いた

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GW中盤、2日は仕事だったけど早めに片付いて、ヨガとプールとサウナ
3日はマック買ってTと歩いて砧公園へ新緑を浴びに行った
晴れた日にマックを山ほど買って公園を歩くのはなんて楽しい
どんなピクメニューより結局マックかもしれない
涼しくて、日向を追いかけてゴザを移動しながら食べた
スタバのチョコバナナフラぺもめちゃうま
公園の奥のほうは人が少なくて静か

OKでBBQ用の肉を買ってTに持って帰ってもらい、一人でアケルマンのジャンヌ ディエルマン ブリュッセル1080‥@ヒュートラ

シングルマザーの主婦が、ジャガイモ茹でたり、風呂洗ったり、服をたたんだり、息子の靴を磨いたり、ベビーシッターしたり、ストーブつけたり電気消したり、売春したりのルーティンを長々と見せられる
室内の撮り方や奥行きのない構図、カツカツとヒールを鳴らし廊下を歩く後ろ姿がどこか小津を思わせたり、グリーンっぽいキッチンに置かれた赤いロゴの牛乳瓶とかアクアブルーの壁の寝室とか、絵画的な色づかいも楽しい
ジャガイモを床に落としてルーティンが綻びをみせる
カフェオレの味が変
牛乳は腐ってない、コーヒーが腐ってる
なかなか帰らない客の男

かわりばえのない日常で気持ちが病んでたら主婦なんてやってられない
家で売春してる時点でどこにでもいるふつうの主婦ではないのだけど
ルーティンの中から生まれる画は美しくて、そこからアクセスできる何かが描かれていたらもっと良かった
行きつく先が綻びからの悲劇というのはありきたりで驚きもない

198分、見てる間退屈して珍しく寝たし、また見たいとも思わないけど、なんだろう、後からじわじわ面白かったと思えてくる

映画の後、まだマックでお腹減ってもないのにラーメンを食べたくなり、さっと一杯食べて胃もたれしながら道の脇でタバコ吸ってたら人に声をかけられて、タバコの注意かと思ったらイケメンの若い男で、お茶しようという
そのイケメン度が、亀梨くんレベルのイケメンなのでまじまじと見た
お茶はお断りしたけど一服したあと駅まで歩いた
若いだけの女性より年上のいい女を口説きたいんだ、と言ってて何かの勧誘かなとも思った

ジャンヌじゃないけど、何かを抱えもってると爆発する日がくるのかもしれない
一月ぶりに会ったCは私への不満が爆発していた
感覚だけを共有する関係では不満だとか、言い方がいやだとか、イエスノーはっきりしないのがいやだとか、わかんないが多いとか、自分の仕事への理解が足りないとか、気分でものをいうなとかいろいろあった
もうだめじゃん、というと、歩み寄るために話し合いをしたいというけど、私が何をいっても否定か非難される
私は前回の、たった1日のことは置いといてふつうに楽しもうと思ってたけど、全然そうじゃなく、長いこと我慢を重ねていて「1ヶ月ずっとそのこと考えて」その日も緊張と防衛で身を固めてきたといってた
コロナ以来、ずっと疲れてると何度かいってた
コロナのせいでこうなったとも
私にできることは一緒に海に行って、仕事疲れから解放されととのう時間を共有することくらいと思ってたけど、それも誤読で海は私とじゃなくても行くという
結局さんざんな1日で全く楽しくはなく息苦しいだけでいやな感じが別れた後も続いて、私のほうがもう会う気が失せてしまった
Cは完璧に近いいい女だと思っていたけど、そんな人はいないのだった、それは私の誤読

私はそれまで考えてなかったけど、私も少し前まで我慢してたことはあった
Cが心理の道に行ってから、芸術や小説、哲学の話はできなくなった
何かっちゃ分析しラベリングしてくるのが本当に嫌で大切な人の話もできなくなった
断定的な物言いも嫌い(これは誰に限らず)で、断定されるとハナから信じなかった
こうなると、私にとって大切な話は一切してなかったということ
(彼女も同じであろう)
それでも、海に潜ったり夜のお寺で全身の感覚がつながれることはすごいことで言葉なんていらなくて、それだけで十分だと思っていた
ほかの話はほかの人とすればいいと思ってそうしてきた

が、こんな1日はもう二度とごめん
Cの言ってたこと、話し方、使う語彙、バイブス、言葉尻をとらえてあげあしとってくるのもいやで、心底うんざりして早く忘れたい
友達と会うのに、緊張と防衛?!
これからの方針を固めろ?!
あんな最悪な日を繰り返したくないのでここに書いておいた
たぶん私はすぐ忘れる

仕事のストレスでC自身が病んでしまったように見えた
同じことを何度もいうのも変だった
病だとしてもCの周りにはプロが揃ってるから私の出る幕ではない
冷たいかもしれないけど、1日で精神的にまいってしまった

メトロポリタンミュージアム

2022年05月06日 | 日々のこと

1番バラのコーネリアは4月の終わりに咲いた
ほかのバラはスタンバイちう



リクニス フロスククリ
寄せ植えにしてカラーリーフとの相性がいい



黒花フウロもたくさん咲いてきた
地植えにして株は去年の数倍の大きさ



オルラヤも咲き出した

GWに入って庭はつぼみだらけ
全部咲いたら大変なことになりそう


暑いのも大好きなモンちゃん
晴れの日はうれしいねー


緑がもっさもさで足の踏み場がなくなってきた

窓のサンのとこにムカデがいてびっくり
ムカデは素早く逃げた
次の日、植木鉢をどかしたら下にいた!
大きめで恐ろしい風貌
この時もぎゃっ!と思ってるうちに消えた
ムカデって足が速い
モンちゃんが踏まないだろうか
ムカデの毒は痛いけど大したことはないみたい

気のいいトカゲを今年は見ない
さすがに猫たちにおもちゃにされて愛想がつきたのかな

黄アゲハがよく飛んでくる
モンちゃんは追いかけて、カカカカッと歯を鳴らしていた

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プール用の水着のお尻の部分に大きめの穴があいていた
いつからあいてたのか全くわからない
いやーはずかった!
たぶんもう5年くらい、週に2、3回着ては洗うヘビロテで傷むはず
ほかのどんな服より着る率が高かったということ
この際なので2つ買って交互に着ることにした

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GW前半は雨が多くて寒かった
晴れたけど風の冷たい日、河原でEちゃんとお茶
Eちゃんはこのところますます両親につくすことを生きがいにして、この日もツツジ祭りに行った両親のため夕食を作っておきたいから早く帰ると言っていた
身なりも全く気にしないし行きたい場所もないしほしいものは何もないそうで、家と職場とたまにゲーセンいくだけといって笑っていた
久しぶりの河原で緑がきれいなことに感動していた

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メトロポリタン美術館展@新国立美術館
ルネッサンスから後期印象派まで、巨匠たちの一枚がそろい踏み
キリスト教絵画はフラ アンジェリコの絵を久しぶりに見た、色づかいが好き
絶対王政の頃の絵はどれも良くてカラヴァッジョの少年たちの表情とか、チラシになってるジョルジュ ド ラ トゥールの占い師の絵の人々の目線やドレスの配色、レンブラントの黄色いスカートの女性の絵も良かった
そしてフェルメールはやっぱりすごかった
あまりに洗練されていて周りの他の絵がどんくさく見えてしまう

それにターナーの港の絵は大気まで感じられて最高

そして印象派
ドガは緑色のドレスと肌の色の対象が鮮やかなダンサーたち
ゴッホの果樹園は実家近くの果樹の森を思い出す
モネは濃いトーンの睡蓮
セザンヌは俯瞰の街並み

ヨーロッパ絵画の変遷を一望できて半分以上日本初公開だけあってほとんどが初見で傑作揃いの楽しい展覧会だった

新国立美術館の脇にある喫煙所に雨の中歩く途中でふわーっとスダジイの花の匂いがした

ニューヨークに行った時に、MOMAには行った気がするけどメトロポリタン美術館は行けなかった
昔みんなのうたで大貫妙子が歌うメトロポリタン ミュージアムという歌があって、すごくかわいくて印象的で今もサビを歌える
いつ頃の曲なのかググったらた中学生くらいの時で、その頃の私はメトロポリタン美術館のことを知ってたのだろうか

若葉の頃

2022年04月29日 | 日々のこと

にんげんにも、そろそろなれたら?


むり!


同じ場所で同じポーズをしていたモンチによく似てる
色はちがえども


植物が大好きなマオちゃん
私が庭から花を摘んで帰るとすっ飛んできてシンクにぴょんして花を物色

花瓶に生けた花もカジカジするので、外で買った花は薬剤が気になるので飾れない

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隔週でヨコスカへ
若葉色の山を歩きたくて

前の晩は、ステーキみたいなハンバーグと北海道直送のホッケ(皮も美味)、新玉ねぎのサラダ、春キャベツの蒸しサラダなど

日曜は25℃越えの夏日
フキ摘み、神社の後で蓮池


カメが日向ぼっこ
親ガメの前に、小さな子ガメ

2週間で野の花も変化していた
ノビル摘みポイントでは、いまにも椎の花が匂いそう


アジサイにもつぼみが出て、気の早い子が咲いてた


そして海へ
満潮なのにママはお味噌汁一回分のアサリをゲット
私もジーパンびしょ濡れで砂を掘ったけど3つくらい


潮澄み凪、暑くても汗ひとつかかない爽やかな陽気で、迷ったけど泳がなかった

パパママを帰し、一人でT浜へ
Cと一緒だったら海に入ってた
Cと海に行きたいと、あれからようやく心から思った
この日はCの誕生日で、おめでとうLINEに、海に行こうよと書いた
夜には、行こうと返信があった
いいときに誕生日で良かった
夏みたいなビューティホーdayだった

家に戻るとママがテイクアウトの晩ごはんを用意してくれていて、それを持って家に帰って、ヨガに間に合った

・ボルヘス 怪奇譚集
カフカとオカンポは既視感があり一味ちがう
短くてどれも面白くて旅にぴったり

サックス先生の幻覚の本は終章の途中で実家に置いてきた
パパが読みたいと言うので
終わりのほうの臨死体験時の幻覚ではこの世のものとも思えない美しい恍惚の世界が見えるらしい
猫たちも幻覚を見るのかな
ほとんどの幻覚は人間の過剰な脳の賜物、シニフィアンなのだろうか

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・北の橋メモ
ぐるーっとパンするパリの町、バイクに乗った娘が現れる
革ジャン、ジーパンの娘(パスカル オジェ)はいきりきった様子でパリをバイクでブンブン
ライオンの彫刻にがんをとばす
パリにはライオンの彫刻がたくさんあった
どれもかっこよくて見惚れた
バイク屋で、知らないオッチャンを威嚇
ライオンを見ながら運転して、道路をわたる女(ビュル オジェ)とぶつかりそうになり、転倒
「消えちまいな!」と言うけどそのあと偶然会って、
アン ドゥ トロワ、あなたの名前は?
女は黒い服に赤い手袋、名前はマリー
娘はバチスト
この二人は実の母子だけど、映画ではガールミーツガール
映画で見るパリの女性は幾つになってもガールで通用する
バチストは、マリーにあたしが守ってあげる!といってつきまとう
マリーは刑務所から出てきたばかりで、恋人のジュリアンに会う
ジュリアンはいかにも胡散臭くて、現れては何かの用事で消える
マリーとバチストは公園で野宿
バチストがジュリアンのバッグをすり替える
中にはパリの地図と魔方陣?
マリーは地図に魔方陣を書き込み、パリ16区のすごろくがスタート
墓場で死体を見つける
迷路では、マリーの追っ手に会う
後半は、廃墟になった巨大建築物を取り壊す工事の風景ばかりで、楽しいパリの風景はどこへやら
軍艦島が、清の映画みたいな殺伐とした景色
そこでバチストは、ポスターの目をナイフでこそいだり、知らない男にクモの巣まみれにされたり
マリーは何度かジュリアンに会う
公園でちょっとした賭けに参加して有り金をすり、マリーにタクシー代をねだるクズっぷり
いつの間にか小綺麗なスーツに着替えているジュリアン
墓場の死体は彼のしわざで、もはや胡散臭いどころではなく犯罪者

最後に訪れた場所で、バチストは大きな龍の滑り台に素手で喧嘩を売る
マリーはジュリアンに電話したくて公衆電話に行くが、人がいてなかなか空かない
バチストは龍を倒したテイで公衆電話のところに来て、占領してた男を撃つ
あっけなく一線越えるのでびっくり
もともとわけはわからない映画ではあるけど
ジュリアンに電話がつながり、マリーは会うが、「君を愛してた」で、撃たれる
ラストシーンでは、二人を追っていた、冒頭ではバチストに威嚇されてた、ハゲてなければ相当なイケメンの男がバチストに空手の極意を伝授
わけはわからないけど、見渡すかぎりの廃墟を背景に、二人が空手のポーズをきめるシーンは楽しかった