ごまよ2

2012年10月開始の松下優也くん見守りブログです
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◆ジョジョmy初日を観劇して

2024-02-18 21:01:05 | 松下優也
2024年2月17日(土) 18時公演

3公演の中止のめにあい、
本来の初日から11日遅れて迎えた
my初日。

『ジョジョの奇妙な冒険~ファントムブラッド』

原作ありき、原作人気に乗っかって
ゼロベースからでない下地ありきの
エンタメづくりをしていると感じている
東宝演劇の傾向にあって、
今回もそのど真ん中の帝劇初演作品・・・
と言う印象で初日を待つ日々でした。

そんな中でも、優也くん初帝劇にして
初主演と言う晴れの舞台を
嬉しく誇らしくも思うファンとしては、
8公演のチケットを手配して
初日を待っていました。

それが・・・、
初日二日前の初日延期発表、
そのお粗末な発表は、
流石にはずかしくなったのか
オフィシャルから消され、
初日再延長の発表と謝罪を含めた
その後の文章に上書きされていましたが、
いろんな意味で相当腹が立ち
正直、作品に対する期待度も薄れました。

とは言え、
優也くんは、頑張っているはず・・・
その想いだけで、
去年3月の「SPY☓FAMILY」以来の
帝国劇場へ足を運びました。

開場17時に対し15分前くらいにつきましたが、
正面玄関からの列がおり返されていて
また正面玄関あたりに並びました。
とにかくパンフレットを買う事、
本日のキャストボード写真を撮る事、
これを効率よく済ませるため、です。

昼公演が遅れたとのことで、
まだ中に観客がいましたが、
まもなく一旦締め切られ、
17時少し前に開場しました。
真っ先に2階の売店目指して階段を昇りました。
待つ事なくパンフレットを買い、
グッズに並ぶ階段の列を観ながら
また1階に戻り、4~5人待ってすぐに
キャストボードの写真撮影完了。

帝劇名物でもあるトイレ休憩の混み予想から、
席の位置から、地下のトイレにしようと決め、
時間がたっぷりあったので、
あえて地下のトイレに下見、
その後、パンフレットをみても時間があまり、
2階、1階とトイレ周りをしました。
(どれだけヒマなんだ!?・・・)

席は、縦横ともにほぼ真ん中あたりで、
座席は前後で交互になるので、
さえぎることもなく、傾斜もほどよい
全体を見渡せる初日に相応しい席でした。

周囲は、「SPY☓FAMILY」と同様、
流石に原作、アニメともに人気だと
観劇層も男女ともに幅広い最近の傾向にあり。

定刻18時に始まり、
登場したストーリーテラーがラップで・・・、
あぁ・・・・・・、ラップあってる?・・・。
ミュージカル「銀河鉄道999」の初演でも
鉄郎がラップやってたなぁ~、明治座で・・・
なんてことを思い出したりしました。

予習は、アニメの2話あたりまで観て、
その後頑張っても4話あたりまでしか
観られず臨んだので、
正味3時間でどこまでやるんだろう?

とにかく一幕は、
とんでもなく早いペースで
目が離せない勢いで進んで終了。

幕も下りないし、暗転しただけでしたが、
会場から溜め息のような声が出ていました。

予習していたからついていけたけど、
二幕は心配・・・。

その予想は少しだけあたり、
なんですか、力を得るために
修行してるんですか?・・・
動きがワケわからないシーンもあり、
で少々意識が遠のきがちに・・・。

でも、一幕とは違った
舞台釘付けの裏技、いえ、
秘策ともとれる、初日延長の原因か?
くらいな大がかりなセットの登場。

え・・・、
ここは、東北ねぶた祭か!?
だったり、LEDに炎や宙づりと、
別に新しいものではないにしても、
舞台の空間をすべて使っての
展開となっていました。

一幕は、今は無き青山劇場を思い出す
回るステーくらいでしたが、
二幕を観ると、このセット、と言うか
設備だな、と思えるもの、
しまっておけるスペースが
帝劇にはあったのか?と思うくらい
いくつも大がかりなものがあり
そんな所に感心していました。

もちろん、
肝心の優也くんの演技、歌、
役どころとして、主演としての
存在感は・・・と言うところにも
しっかり関心を注いで観ていました。

まずは、お歌。
楽曲数も多く、シーン毎にソロ曲も
用意されていましたが、
楽曲自体ミュージカルっぽくない
ものが大半で、耳にのこりづらい、
どこかしらにキャッチーなものもなく、
流されてしまうものが大半でした。

まあ、今回のキャストからして、
観客層からしても、
また、作品の展開からしても
朗々としたミュージカルの王道曲より
このくらいがいいのかな、と。
また、今回オーケストラピッドが
観客で埋まっていて、
舞台左右端の、中二階あたりの位置に
演奏がバンド形式と言うことでしたので、
まあ、そういうのもありなのかな、と。

ですが、今回の楽曲、
優也くん演じるジョジョの曲が
どうも全体的に音程高くないか?
動きがハードで、演技も
感情表現たっぷりなところに加えて
ファルセットになってしまうほどの
高音部のある曲を
優也くん持ち前の繊細な声質で
丁寧に歌いこなしていました。

ちなみに今回の音楽担当の人、
調べてみたら、
ごまよドン引きした「キングアーサー」の
音楽をやっていた人なんですね。
伊礼くんの超絶高音絶叫曲
思い出し、苦笑い・・・。

少し前までは、
ミュージカル界のベテラン勢の中だと
音程大丈夫か心配しながら
観劇していたものですが、
今回は、音程はしっかりとれていて、
ただ、役どころとして元気な少年から
演じているので、優也くんの声質で
大丈夫かな?あってる?
もっと歌に筋肉必要?なんて思ってしまう
シーンもありました。

ダブルキャストの有澤くんは
どんな声質で歌ってるんだろう?
とちょっと気になってしまったほど。

そして、演技ですが、
「ジャック・ザ・リッパー」での
あの優也アンダーソンぶりが
大好物なごまよとしては、
役柄的に真逆なジョジョですし、
そもそも、マモくん演じるディオのほうが
ダークな世界感も出せてよいのでは?
でした。

でも、松下優也のある意味純粋さ、
美しさから自然とかもし出される
正義感、紳士とあるべき姿勢、
真っ直ぐさに繋がるものが
表現されているところから、
嗚呼、優也くんは
ジョナサン・ジョースターで
よかった、って思いました。

二幕で、ケガでベッドに
横たわっているシーンの
その寝顔の美しいライに
心打たれたごまよでした。

そう、あのぺったりとした
ヘアスタイルが、今この日本にいて
似合う人は、そういないよな、は、
ファンの欲目でしょうか・・・。

見た目の美しさだけでなく、
”顔つき”もそう、
洗練されたものを身につけて
表現しきれているな、と感じました。

少年期のやんちゃぶりは
ちょっと演じてる感ありましたが、
だんだんと成長し、
でも、固くなでいて
不器用さもあり、
心身共に逞しくなっていく様を
しっかり演じていた優也くんでした。

もっと、
いろいろ観て、
感じ取ったところはありましたが、
引き続き今後の観劇の感想で
書き出していきたいと思います。


まずは、
走りだした優也くん、
そしてキャスト、スタッフの皆さん、
一公演も欠けることなく、
大千秋楽公演まで
無事走り抜けていってくれることを
祈っています。

そして、最後に・・・
次の株主総会会で、
しっかり株主に責められて下さい、
東宝演劇本部長。

いじょ。



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