◆アルカードの空気

初日から思っていた事…


それは、初日だから？
とも思ったけど、違う。
回を重ねても
変わらないあの独特な
会場の空気…。


食い入るように舞台に視線を向け、
とは、このこと。
他のものは目に入らない、
聞こえない、
そんなアルカドニアで
日ごと会場は埋め尽くされ、
それと平行して、
私の座席も後方へ!!…


だから、余計分かること。


舞台やライブの中には、
連れてこられた人、がいて、
稀に、退屈している様子が
分かりやすくあらわれていたりします。
お喋りしたり、何やら画面操作したりして…。


この舞台は、見事にそれがない！

固定されたように
舞台を凝視している様子が
後方の席からよくわかり、
へたに他と違う動きがないから
自分も舞台に集中できたように
今、振り返ると思いますわ～。


これって、アルカードショーの
満足度の高さよね！
と思うわけです。




見終えた後、会場から出る途中の
他の人の会話がよく耳に入るのですが
昼夜ともに共通していた事…


『やっぱり生で観るのがいい！』
と言う事でした。



映像化されないのが
とても残念ではありますが、
なればなったで、
カメラが映していないメンバーの
素敵なショットが気になって
ストレスになるかも！



あ～、
何度も言いますが、
よくぞこのアルカードメンバーを
揃えてくれました！

近頃経験のない
キレキレのパフォーマンスぶり、
セリフがないのに、
おもいおもいにキャラがでている
アルカード各々のメンバー、
再び、蘇って、ざわつかせて欲しい！
と思う。


ちょっと気が早いか？！



残り、明日千秋楽一公演！


無性にさびしい…

◆不思議な魔力

どんなに後ろの席でもいいから、
同じ空間、同じ時間上で、
一緒に記憶を残したい！


限りある存在…を相手にしたら、
必ず訪れる『最後の時』を想い、
そのどうしようもない衝動にかられ、
予定外のチケット追加をし、
会場に足を運んでしまいました…。



時間、お金、体力を遣っても、
決して後悔させないアルカード！
愛たくて、また来ちゃった！…

でも、
双眼鏡必須の後方、端っこ席。
展開は、わかっているから、
ブラドの登場シーンは、
ばっちしブラドにロックオン！

あの危うげでいて、無垢な声で
囁くかと思えば、
世界を、人間を、愚かさ、弱さを
知り尽くした存在、
まだまだ謎をたくさん忍ばせて
最後は、見事、相手を虜にしてしまう…
そんなキャラクターを
このうだるような暑い熱い夏、
松下優也が見事に確立してくれた…。


ファンとして、
何だか誇り高い気分にさせてくれて、
ただかっこいい！だけのライト感覚を
吹き飛ばした充足感いっぱいで
毎度会場をあとにさせてくれる作品。




今日、会場最寄り駅では、
フェスティバル…、
会場付近も大音量で音楽や
アナウンスの声がして、
この簡易会場の弱点を
もろ、ついてきた！


開演中、外の音楽の重低音、
アナウンスの黄色い声が
気になって、
気が散った！




残念！


今夜は？

明日は？


会場の場所が場所だけに心配…。