アップルは、Macintosh用のOS「Mac OS X Leopard(マックオーエステン・レパード)」を10月26日午後6時より発売する。シングルユーザーライセンスで14,800円。家族5人で有効なファミリーパックが22,800円。
Leopardは、Mac OS Xの6番目のメジャーリリース。バージョンは10.5。インターフェイスやデザインの変更のほか、300以上の新機能を搭載するという。
主な新機能は下記の通り。
・ファイル管理を行なう「Finder」の共有機能の強化やCover Flowの搭載。
・ドキュメントやダウンロードしたファイルひとまとめにし、アクセスを容易にする「Stacks」機能(Dockへの追加機能)
・アプリケーションを目的別にグループ化し、それらをデスクトップのように切り替える機能「Spaces」
・バックアップ機能「Time Machine」では、ファイルの最新情報を自動的にコピーするため、過去にさかのぼってファイルを復元することもできる。
このほか、強化されたペアレンタルコントロール機能やBoot Campの完成版も搭載する。
対応マシンは、Intel製CPUかPowerPC G5/G4(867MHz以上)を搭載したMacintosh。512MB以上のメモリが必要。
Mac OS X Leopardは当初、6月のWWDC 2007でのリリースを予定していたが、iPhoneのソフト開発や品質評価を行なう人的リソースが足りないことを理由として、10月に延期していた。
Mac OS X Serverバージョン10.5 Leopard
Mac OS X Leopardのサーバー版「Mac OS X Server バージョン10.5 Leopard」も、クライアント向けと同時発売する。価格は10クライアント版が57,800円、無制限クライアント版が114,800円。