ゴールデンエース普及の歩み

【月刊 養豚界】昭和61年2月号~平成22年12月号掲載記事

「養豚経営の安定には、繁殖成績と育成が重要」

2018-05-31 07:08:28 | 日記
今年は地球環境の変化が季節よりやや早めに動いているのか、花の時期も農産物の成育も早めのような年です。エルニ-ニョ現象が発生したとの報道もあり、今年の夏は寒気が南下しやすく、気温の低さがあらわれる気配です。気温の差が大きく左右する時は、温度に敏感な豚はストレスのため、肺炎を発症したり、また繁殖が難しく、特に8月の種付けの結果がよくないようです。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、豚の健康調整に効果を見せてくれます。養豚経営の安定は繁殖成績と育成にかかっています。 一腹年間24頭以上、肉豚出荷で示すことを指標として、飼養管理を積み重ねることです。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、この事業を手伝ってくれます。この見逃さない活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スの連載も今月で100回となり、18年以上継続しています。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スが、いかに普及されているかの実績です。豚が私達によびかけています。「私の乳を見てくれ、乳の数だけ分娩し育てる印だよ。」分娩回転率などと人間が勝手に決めないで、能力を引き出してほしいものです。配合飼料も高タンパク質は、消化分解され、アミノ酸となって体内に取り入れられて、それぞれの部門に働くのですが、それ以上のタンパク質はアミノ酸になりきれなず、アンモニア態窒素となって、体内で負の働きをするので唾液不足が生じ、体がアジド-シスとなり、抗病性が弱くなって、繁殖成績にも影響するのではと推測できます。これは臨床経験を通した私の意見であります。 近年またいわれている悪臭公害も関連しています。 養豚経営農家の近くへ行くと、悪臭がひどい農場もありますが、そのような農場は経営状態も悪く、豚の疾病も多発し、ひどいことをあらわしていると言えるでしょう。疫学的な環境整備は、やはりミミズがいないことです。 石灰を坪当たり5kg散布します。年2回とし、春・秋の彼岸を目安にします。消毒効果は約6ヶ月間です。消毒液はホルマリン系のグルタグリ-ンです。豚の生理的な能力を高める活性酵素食品ゴ-ルデンエ-ス。ワクチン接種のプログラムで免疫抗体をもたせます。現在の好豚価の時こそ、将来の経営安定のため、確実にやることです。 養豚経営のコツは、事故率を少なくすることが第一です。 養豚経営は、拓きながら進めていく事業と認識して、ますます精進されますよう連載100回の言葉とします。

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