ゴールデンエース普及の歩み

【月刊 養豚界】昭和61年2月号~平成22年12月号掲載記事

「確実な免疫賦活作用が、繁殖、育成成績を向上させる」

2014-05-16 08:10:58 | 日記
 わが国の畜産は、規模拡大が進み、大規模飼養者の占める割合が益々高くなっている。平成3年2月1日現在の畜産統計では、前年に比べて飼養頭数は、肉用牛はやや増加、乳用牛、採卵鶏は横ばい、豚は減少したものの、この10数年続いている豚飼養戸数の減少にはブレ-キがかからず、前年に比べて17.1%減の3万6000戸となった。飼養頭数も4.1減り、1133万5000頭で1戸当たり314.9頭となった。この結果、1000頭以上層が頭数で48%を占め、2000頭以上層は同じくわずかに2%が32%を飼養している。なお、子取り用雌豚の戸数は3万1500戸で前年を6%下回り、全体の頭数の減少率を上回った。 昭和42年には養豚農家戸数は、全国で36万戸、豚の人工乳が普及した年と記憶しています。その後、疾病は次々と形を変えたり、新しい疾病が発生したり、養豚農業経営を圧迫しています。豚の主なる疾病はワクチンが発達し、それなりの効果が認められています。やはり、ワクチン接種後の免疫抗体が、充分に上がることが鍵となりましす。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、まさにその作用をはっきり示してくれます。免疫賦活作用が活発であることは、豚の生理的代謝機能が充分で抗病性が広範囲にあり、さらに繁殖成績と子豚の育成が満点に近く、人間一人を雇うより良いと報告されています。 今後、オ-エスキ-病のワクチンが一般に利用されることになりましたが、やはり他のワクチン接種と同様に、その効果がきちんと出るように飼養管理にも気をつけることです。以前、ブロイラ-の農家に行った時、幼雛用の配合飼料に、多量のビタミン剤などを添加しているので、「折角の完全配合割合がくずれて、悪い結果になる」と言ったところ、「ワクチン接種してその効果が確実になるように添加している」との答えがありました。折角の飼料もこのような使い方では大変なことになります。養豚農家でも、大麦やフスマなどを配合飼料に混ぜて、満足している人もいます。豚をエンジンと考え、飼料を燃料、オイルとし、指示された以外のものを使用したらどうなるでしょうか。この点機械は正直ですが、豚のような動物は故障も見せず生きています。結果が判るまで時間がかかるため、このことを理解してもらうのに色々工夫をしました。ワクチン万能でもきちんと実施したいものです。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、豚にストレスを与えず飼料の消化吸収作用を促進します。糞の悪臭が消えるのがその証明とも言えます。そして環境ですが、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スと内部を充実させ、豚舎外を石灰乳を塗るか、3%の苛性ソ-ダ液の散水とアルカリを主体にした基礎消毒をし、その次にグルタグリ-ン(ヤシマ産業(株))の希釈液を使用することです。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スのアニュアルの第一が、環境消毒です。ミミズのいない環境は必須条件です。

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