ゴールデンエース普及の歩み

【月刊 養豚界】昭和61年2月号~平成22年12月号掲載記事

「豚に対するストレスの防波堤の役目を果たす」

2014-05-18 04:32:47 | 日記
養豚農業経営の年末とも年始とも位置付けできる8月を迎えました。人為的、技術的に年間平均した繁殖計画を実施している今日でも、やかり8月、9月種付け、受胎が、来春の販売、流通から見ても経営の励みになるものがあるようです。特に活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スを普及していますと、その点が強く感じられます。養豚農家が色々と情報を取り入れ、良かれと思ったものが何れも失敗し、その為、経営が行き詰まり万策つき相談してきます。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スを添加して、発情再帰が活発となり、ホルモン注射をしないとの返事が一番です。それと併行して、免疫賦活作用が高まり、ワクチン接種の効果が一段とはっきりと判ります。ワクチネ-ションのプログラムを厳守し、疫学的に疾病に立ち向かう姿勢が欠けては、これらの養豚農業経営は成功しません。 養豚農業経営の不振は、薬品乱用の積み重ねと、疾病の質をそれによって頑固にした報いと知ることです。経営者たる者は、スペシャリストになり、経営沈没となった例は、数限りありません。総論のない各論は、間違いの基と確信しています。話を元に戻しますが、万策尽きてこれで駄目なら養豚を止めるしかないと言った養豚農業経営農家が、10ヵ月または1年が過ぎると、直立不動の礼をしてくれます。農村地帯は狭い地域ですから、あの家は農協からいくら借金があるとか、飼料代がいくらあるから、長くはないだろうなどと噂が飛び、周囲は息を殺して見ています。それが四半期毎に立ち直り、多くの借金がゼロとなり、新しい設備を自己資金で建て、盤石の経営基礎を作っていきます。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スが他にない養豚農業経営安定の鍵を握っていると表現する次第です。先日と言っても、6月20日に気象庁はエルニ-ニョ現象の兆しがあると発表しました。これは太平洋東部のペル-沖から太平洋中部赤道域にかけて、二~七年おきに海面水温が平年に比べ1~2℃、時には、2~5℃も高くなり、これが1年から1年半程度継続する現象です。最近では、1986年冬にかけて発生しました。 この現象は、日本の天候にも影響し、太平洋高気圧の勢力が弱まり、寒気が南下しやすく、天候不順になりやすい現象を言うのですが、昨年も同じような情報があっても、暑い夏となりました。今年は8月の暑さが短いとのことですが、地球環境の変化が測り知れないこの頃の悪条件のなかでも、豚の生理機能が正常になるよう飼養管理に専念し、繁殖雌豚はもとより、種雄豚も乗か意欲欠乏、それに伴う精子の活力不足など、初歩的な失敗を繰り返さないよう気を付けて下さい。 豚は、ストレスに敏感な動物です。日中と朝夕の温度差が10℃ある時は、特に繁殖作用に悪影響を与えます。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは豚へのいかなるストレスに対し防波堤の役目を果たし、養豚農業経営の安定を示してくれます。



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