ゴールデンエース普及の歩み

【月刊 養豚界】昭和61年2月号~平成22年12月号掲載記事

「豚の免疫力を高めて、経営の安定を図る」

2019-11-15 09:50:32 | 日記
夏本番を迎え、養豚経営が環境的に目立つ季節となりました。 悪臭の問題、水質汚泥の問題と2つのことです。臭い物にフタではだめです。汚水排水を大量の水で薄めても本質的には変わりません。これを克服するには、基本的に豚の体内でそれを生理的に処理させる飼養管理が第一と考えます。排泄のもとになる飼料は高タンパク質、高カロリ-のものです。体内で消化分解されず、アンモニア態窒素で出てくるので、臭いも強くなると考えられます。中味が濃いからです。汚水としての豚舎の洗浄排水もBOD、COD、そのほかSSや細菌数も多く、いずれも国の基準を大幅に超え、悪臭の強さで周囲から注目されるのです。環境保全、循環式とか言われていますが、体外に出てから、あの手この手とやってもうまくゆくものではありません。「もとから断ち切れ」の方法しかありません。経営的に見てもそれだけに費用をかけるほど、余分な予算はないといっても過言ではない現況です。 経営対策が安定してこその予算です。何といっても、繁殖豚一腹年間24頭以上、肉豚として出荷させることを指標とすること、特に子豚育成の安定と、疾病の害にかからないこと、免疫力を高めることです。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは唯一、培養してつくられたものです。それだけに腸内細菌叢に定着してふんの色が変わり、ほとんど臭いがなくなり、このような変化が認められると、豚の生理的働きに変化が起き、発情再帰がはっきりと認められ、種付けができます。免疫賦活作用が活発になり、肺炎様疾患にならないなど、ほかの免疫に対する抗病力が上がり、疫学的にも悪質なオ-エスキ-病などの発生が周囲にあっても発病しないなど、ヘルペス様疾患にも抗病性の強さは示されています。 ハエがいなくなるのも効果の一つです。 また汚水においてもBOD、CODなど基準値の1/3以下、細菌数も排水に1ml中3.000~4.000とあったものが、3~4とゼロとってもよい数字です。透明度については家畜保健衛生所でも驚くほどです。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは20年以上利用されていますが、ほとんどの養豚農業経営者の皆さんは固定しており、不動です。経営技術の伝家の宝刀的存在と認められます。 利用者は人畜共通で使っています。薬品ではありませんが、人間にも同じ効果で、免疫賦活作用により風邪をひかない、疲労感が少ない、便秘の改善、生理病がなくなる、アトピ-様の小児疾患が治ったなどの報告がきています。人間用は、錠剤でベルフィ-ユの名称で、インタ-ネットにも登録してあります。 大豆だけで培養したものが特徴です。