さかいほういちのオオサンショウウオ生活

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ヒコヒコワキワキ物語

2006年01月12日 13時32分06秒 | Weblog
ワチシ(私)は、朝からヒコヒコワキワキしたくてしょうがなかった。
どうしてもヒコヒコワキワキが治らないので、いきつけの皮膚科の女医のところへ行った。

ワチシ「どうしても、ヒコヒコワキワキが治まらないのでし、治してくらはい」
女医「ヒコヒコワキワキのシリツ(手術)は、厚生省の許可がいります」
ワチシ「そこをなんとかお願いします、シリツしてくらはい」
女医「ヒコヒコワキワキ・シリツは、保険がききませんよ」
ワチシ「どーしてもヒコヒコワキワキしたいのれす」
女医「仕方ないですね・・」
と言うと、いきなり白衣を脱ぎ、ヒコヒコワキワキし始めた。
ワチシ「な、なんて素晴しいヒコヒコワキワキなんらぁ・・・」
そう叫ぶと、ワチシも一緒にヒコヒコワキワキした。
ヒコヒコワキワキしていると、心の奥底からシアワセな気分になる。

裸のワチシと女医は、ヒコヒコワキワキしながら、砂丘の中を一心不乱にヒコヒコワキワキしながら歩いていく。
砂丘の単線の線路の上を、汽車がヒコヒコワキワキ叫びながら走っていった。
しばらくヒコヒコワキワキしていると、虹色の芋虫がズロースを履きながらヒコヒコワキワキしている。
妙に腹立たしくなったワチシは、その芋虫をプチッと潰した。
グチョッと虹色の体液がワチシの足や顔に飛び散り、ヒコヒコワキワキ感が異常に盛り上がっていった。

ふと気がつくと、ワチシと女医の周りには、何百人という人々がヒコヒコワキワキしている。
「今日の夕焼けは、ヒコヒコワキワキだね」
「そう、とってもヒコヒコワキワキさっ!」
町中の人が、ヒコヒコワキワキしてシアワセになり、ワチシもシアワセになった。