さかいほういちのオオサンショウウオ生活

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POカリビアン2 クラーケン各種

2006年07月28日 23時22分22秒 | Weblog

パイレーツ・オブ・カリビアンでは蛸のようなクラーケンを描いているが、昔の人々はいろんなクラーケンを想像していたようである。

猪のようなクラーケン、来年の年賀状に使おう(笑)

オッサンのようなクラーケン、海坊主とも呼ばれているらしい

ロブスタータイプのクラーケン、このタイプは結構多く信じられていたようだ

蛸タイプだが、不定形でわけがわからんタイプである

シーサーペントとは別物という説もあるが、こんなものもクラーケンと呼ばれているらしい

猪タイプ、横にも目があるよ・・・


Pカリビアン2 宿敵は死なず

2006年07月28日 11時42分33秒 | Weblog
冒険活劇においては、宿敵と呼ばれる悪役はヒーローと同じく絶対に死なないものだ。
特に味のある悪役はファンも多く、時にはヒーロー以上に人気があったりする。
スパロウには及ばないが、ジェフリー・ラッシュ演じるバルボッサもなかなか味のある悪役だった。
残忍だが変に紳士的なところもあって憎めない悪役だ。
ジェフリー・ラッシュが演じているせいか、どことなく知的な雰囲気も漂わせてしまっているので、100%粗暴な海賊ではないようなイメージすら湧いてくる。
そのような悪役なので”2”があれば必ず出てくる役どころだと思っていたが、やはり死んでいなかった、しかも結構ヒーローっぽい扱いの登場である。
冒険活劇では常套手段であるが、一度死んだと思わせといて何度も現れる、その素敵な決まりのパターンである。
前回スパロウの撃った弾丸で死んだバルボッサではあるが、心臓を少しずれた場所に命中していたので助かった・・・
いやいや、本当はバルボッサは死んでしまったのであるが、瓜二つの兄弟がいたのだった・・・・
あるいは、偶然に未来から来たマッドサイエンティストがクローン技術で復活させた・・・・
とか、ナンダカンダ都合のよい理由をつけて、素敵な悪役は何度でも復活するのである。

スパロウの演技の原型はローリング・ストーンズのキース・リチャーズらしいが、そういえばそんな感じもしないではない。
顔もキース・リチャーズのメイク顔に似ていなくもない、とすればエリザベスの元は”松岡きっこ”か?(馬鹿笑)

”2”は、世界制服を企む東インド会社VS海賊の様相の話になってきている。
デイビィジョーンズも訳有りの屈折した怪物のようだ。
ノリントン提督もターナー&エリザベスも、もうほとんど海賊と化しているし、”3”では東インド会社を敵に回して、海賊たちが大活躍の大団円のハーピーエンドになるのだろうか。
乞うご期待!か・・・・・・

痛快冒険活劇・パイレーツ・オブ・カリビアン2

2006年07月25日 22時59分59秒 | Weblog
USA・YAHOO MoviesでBマイナスがついているので、どうなのかなと思ったが、パイレーツ・オブ・カリビアン2を見た。
パイレーツ・オブ・トレビア~ン!な楽しい映画であった。
約2時間30分飽きさせないストーリー展開で面白かったが、話がなかなか収束しないので、ひょっとして続くのかと思ったら、やっぱり3に”続く”だったっ!(泣笑)
カフカもビックリな不条理なご都合主義満載の冒険活劇は大好きだが、この映画も冒険活劇の王道をいくような海賊映画であった。
映画のネタバレを嫌う人が多いが、こういう冒険活劇はネタバレしたほうが倍楽しめると思う。
小難しい難解な薀蓄や主張があるわけではない単純なストーリーが展開されるだけなので、ネタバレこそ映画を楽しむ材料であるのだ。
面白い映画はネタバレしてもその面白さを損なうことはない。
ネタバレして面白くない映画は、もともと面白くない出来の悪い映画なんだと気づかないといけない。
その映画は二度見るほど価値はないということだから。
(異論のある人は下記を見ないこと)

物語はデイビィ・ジョーンズという海の怪人物の心臓が入った宝箱を見つける話なのだが、ジョニーディップのスパロウのオトボケ演技が最高に良い。
無責任でC調な海賊の性格が躊躇無く前面に現れて、実在の人物かと思えてきてしまうほどジョニーディップはスパロウに成りきっていた。
最初の方に宿敵バルボッサの飼っていた”猿のジャック”が出てきたので、ひょっとしてバルボッサも生きてるんじゃないかと思ったら、やっぱり生きてました。
どんな時に出てくるかはお楽しみだが、かっこよく出てきます。
しかも「死なない猿」とかいってるので、ひょっとしてバルボッサも不死身のままなのか?
結構いい味のあるキャラだったバルボッサ、死んだままにするには惜しいキャラであるからにして・・・
ウィル・ターナーの親父のブーツストラップ・ビルも呪われて死んでないのに、なんで出てこないと思ってたら、デイビィ・ジョーンズに捕まってたんですな!
エリザベスは男装のまま大活躍で、前回の松岡きっこ似のメイクは無し。
荒唐無稽のアクションや笑えるギャグが大盛りのまま話はどんどん進んでいき、前回ナイスガイぶりを見せてくれたが今では職権を剥奪されアウトローと化したノリントン提督が、デイビィ・ジョーンズの心臓を奪ったまま逃走。
スパロウが海獣ケラーケンに食われてしまうところあたりで、”続く”になってしまうのだが、話が完結すると思って見てると消化不良のまま見終わってしまうので、最初から3に続く物語だと思ってみたほうが楽しめる。
西洋人にとっては悪魔の魚デビルフィッシュの蛸も、日本人にとっては美味い食材。
デイビィ・ジョーンズもクラーケンも、なんだか酢蛸にすると美味そうに見えてしょうがない。

あっ、それからエンド・スタッフロールは最後まで見ましょう。
一番最後に、笑えるコネタのギャグ映像があります。

ところでデイビィ・ジョーンズって海賊の元祖?
それとも海の妖怪?
由緒は、3を見ると分かるのか?
欧米の人なら常識的に知ってることなのか?
そーいえば、”モンキーズ”にデイビィ・ジョーンズって名前のメンバーがいたと思うんだけど・・・!
Hey! Hey! We are The Pirates!