GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

小室と乃木坂46と浜崎あゆみ

2020-07-26 21:05:33 | MUSIC/TV/MOVIE

うわぁびっくり。っていうかやっぱり。

乃木坂46の新曲Route 246。

秋元康さんの呼びかけで小室哲哉が久々に作曲を手がける、と発表された時に感じていた不安が見事に的中。

ナンジャコレ。

 

 

これはデジャヴかタイムスリップか?

どこかでSAMが踊ってないか?

マークがDJしてないか。

見事に90年代で止まったままだ。

180度回って逆に今これが新しいのか。

いや360度回って原点回帰なのか。

 

小室サウンドといえばその通り。紛れもなくこれは小室ミュージックだ。

しかし乃木坂46のイメージはどこにもない。

従来のファンの持つ乃木坂イメージは見事にぶち壊してくれた。

それが狙いなのか?

これが新たな出発なのか。

よくわからん。

 

カラーエクステつけたり、ヘアティンセルつけたり、まるで韓国K-POPグループのようだ。

なぜわざわざあちらの真似をする。

今の若者はK-POP好きだからってか?

TWICEや虹プロジェクト(NiziU)では物足りないのか。

 

ファンが決めることだからまぁいいか。

 

そしてもう一曲。

またもや小室がしゃしゃり出てきた。

浜崎あゆみの新曲『Dreamed a Dream』

7月31日に発売されるニューシングルは、小室哲哉が作曲したそうだ。

 

で、アカペラバージョン(ピアノ伴奏付き)がネットにアップされた。

なんじゃこりゃ。

これまた90年代で止まっている・・・。

どうした、大丈夫か、これを求められてたのか?

 

浜崎あゆみといえば先日、愛する娘のことを歌ったバラード『オヒアの木』をリリースした。

「A Song for XX」で「一人きりで生まれて 一人きりで生きていく」と歌った浜崎も、母になって愛する我が子にために歌いたいのはわかる。

自身初の日本語タイトル詩をつけたことからも「この曲は今までの曲とは違うんですよ」感が漂う。

 

しかし、だめだ。

まったく声が出ていない。

 

浜崎あゆみといえば、今話題の「M」をはじめ、「SEASONS」「Dearest」「Forgiveness」「Voyage」「RAINBOW」「Who...」と数々の名曲がある。

個人的には「HEAVEN」が一番好きだ。いい曲だ。

これら珠玉のバラードに比べ、このオヒアの木はかなり劣る。

だめだ、全く声が出ていない。

メロディに乗り切れてないというか、歌いきれてないというか、突き抜けていないというか。

 

 

このオヒアの木、どこがいいのかさっぱりわからん。

自己陶酔の極致。

愛する我が子のために歌った曲なんだから、評価など求めてないのだろうか。

舞い降りた天使のために捧げるバラードってか?

 

 

ファンにも黙っていきなり出産した君。

今回もまたファンを置いてきぼりにしたね。

 

安室奈美恵も宇多田ヒカルも、あゆと同世代の歌姫は子供を授かってる。

二人とも生活感や母性は歌やステージには感じさせなかった。出さなかった。

別に同じにしなくていいけどさ。

 

なんだかなぁ。小室は90年代で止まったまま。

あゆは2000年代で止まったまま。

いいのか悪いのか。

まぁどっちでもいいか。