うわぁびっくり。っていうかやっぱり。
乃木坂46の新曲Route 246。
秋元康さんの呼びかけで小室哲哉が久々に作曲を手がける、と発表された時に感じていた不安が見事に的中。
ナンジャコレ。
これはデジャヴかタイムスリップか?
どこかでSAMが踊ってないか?
マークがDJしてないか。
見事に90年代で止まったままだ。
180度回って逆に今これが新しいのか。
いや360度回って原点回帰なのか。
小室サウンドといえばその通り。紛れもなくこれは小室ミュージックだ。
しかし乃木坂46のイメージはどこにもない。
従来のファンの持つ乃木坂イメージは見事にぶち壊してくれた。
それが狙いなのか?
これが新たな出発なのか。
よくわからん。
カラーエクステつけたり、ヘアティンセルつけたり、まるで韓国K-POPグループのようだ。
なぜわざわざあちらの真似をする。
今の若者はK-POP好きだからってか?
TWICEや虹プロジェクト(NiziU)では物足りないのか。
ファンが決めることだからまぁいいか。
そしてもう一曲。
またもや小室がしゃしゃり出てきた。
浜崎あゆみの新曲『Dreamed a Dream』
7月31日に発売されるニューシングルは、小室哲哉が作曲したそうだ。
で、アカペラバージョン(ピアノ伴奏付き)がネットにアップされた。
なんじゃこりゃ。
これまた90年代で止まっている・・・。
どうした、大丈夫か、これを求められてたのか?
浜崎あゆみといえば先日、愛する娘のことを歌ったバラード『オヒアの木』をリリースした。
「A Song for XX」で「一人きりで生まれて 一人きりで生きていく」と歌った浜崎も、母になって愛する我が子にために歌いたいのはわかる。
自身初の日本語タイトル詩をつけたことからも「この曲は今までの曲とは違うんですよ」感が漂う。
しかし、だめだ。
まったく声が出ていない。
浜崎あゆみといえば、今話題の「M」をはじめ、「SEASONS」「Dearest」「Forgiveness」「Voyage」「RAINBOW」「Who...」と数々の名曲がある。
個人的には「HEAVEN」が一番好きだ。いい曲だ。
これら珠玉のバラードに比べ、このオヒアの木はかなり劣る。
だめだ、全く声が出ていない。
メロディに乗り切れてないというか、歌いきれてないというか、突き抜けていないというか。
このオヒアの木、どこがいいのかさっぱりわからん。
自己陶酔の極致。
愛する我が子のために歌った曲なんだから、評価など求めてないのだろうか。
舞い降りた天使のために捧げるバラードってか?
ファンにも黙っていきなり出産した君。
今回もまたファンを置いてきぼりにしたね。
安室奈美恵も宇多田ヒカルも、あゆと同世代の歌姫は子供を授かってる。
二人とも生活感や母性は歌やステージには感じさせなかった。出さなかった。
別に同じにしなくていいけどさ。
なんだかなぁ。小室は90年代で止まったまま。
あゆは2000年代で止まったまま。
いいのか悪いのか。
まぁどっちでもいいか。