GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

小室哲哉が復活?

2020-07-16 21:56:39 | MUSIC/TV/MOVIE

図々しい。面の皮がかなり熱いのだろう。

小室哲哉。

乃木坂46の新曲『Route 246』の作曲で音楽界に復帰するらしい。

まぁ、好きにしたらいいってスルーしようと思ったのだが、

チョト待て!小室哲哉はなんで引退したんだっけって思い出し腹がたってきた。

 

確か不倫がばれて騒動になって、その追及を避けるために電撃引退って逃げたんじゃなかったか。もう表舞台には出ないって。記憶が曖昧で詳細不明だが、確かそんな感じだったはず。

確か2018年の初めの頃だったから、そんなに前の話じゃないはずだが?もう復帰?

ちょっとナメとりゃせんか?

 

人気の乃木坂46。センターは齋藤飛鳥。しかも作詞は秋元康。

売れる要素満タンの状態で、ぬけぬけと復帰。印税狙いか?まだ借金まみれなのか。松浦さんが肩代わりしてくれたのに返せてないからなのか。

誰も何も言わんのが不思議。

曲が良ければそれでいいじゃないかって?

そりゃもちろんその通り。小室の人格と音楽は別モンだからな。

 

俺は芸能人が不祥事起こすとドラマがお蔵入りになったり、ミュージシャンが不祥事起こすとCDが回収されたりするのが嫌いだ。毎回「アホちゃうの?」と書く。それならビートルズもストーンズも、勝新太郎もショーケンも全部お蔵入りにしてみろと。

 

だから不倫ごときでギャーギャー喚く奴、騒ぐ奴が大嫌い。不倫こそ当人や身内、関係者(制作/スポンサー)、ファンの問題であって、他の大多数はアカの他人で無関係なのだからな。それを面白がって叩きまくる今の風潮は大嫌いだ。

東出昌大だろうが原田龍二だろうが鈴木杏樹だろうが渡部健だろうが、俺には全く関係ない。(とはいえ仲間由紀恵ファンの俺にとって田中哲司の不倫はさすがにちょっとムカついたけどね)

木下優樹菜の電撃引退は実は・・・とか、本当どうでもいい。だって引退したんでしょ、ほっといてあげてよ。一般人なんだから。

 

って、一般人になったからと、もうマスコミもメディアも追わなくなる(追えなくなる)。

これがスキャンダル逃れの引退。

小室哲哉は確かこのパターンの引退だったはずだ。

 

もう禊は済んだのか?

不倫については関係ない人に謝罪とかせんでええけど、引退の撤回・現役復帰はまた別の話やろ。

なんか、こそっとしてて、どさくさ紛れっぽくて嫌。

 

確かに芸能界や音楽界において、引退っていうのは曖昧だ。

数年経ったらまた知らない間に出てきたりする人もいる。解散したバンドも知らん間にまた再結成したりする。まぁ、最盛期ほどは売れないんだが。

野球選手やアスリートの場合は、体力の限界やモチベーションの維持が困難になったなどが原因で引退する。現役の選手を引退し、指導者や解説者などになる。

したがってアスリートの場合はまた現役に復帰するのは至難の技だ。伊達公子くらいしかぱっと思い出せん。

あとはベトナム戦争の徴兵を拒否して、王者剥奪されて事実上引退同然にされたモハメド・アリの復活、キンシャサの奇跡くらいか。そういやマイク・タイソンも復帰するとか言ってな。

新庄剛志もつい最近復帰するとか言ってたけど、コロナ禍でうやむやになっちゃった。

 

アスリートに比べりゃ、芸能人やミュージシャンの引退撤回や復帰はまだ容易だ。

売れなくなったから「あの人引退したの?」って思われてる人も多いからね。

 

一度引退宣言した人がまた復帰するって、ちょっとみっともないってのもある。

 

人気絶頂期に「普通の女の子になりたい」と引退したキャンディーズ。メンバーが芸能界復帰する時はかなり騒がれた。普通の女の子になりたかったんじゃないのかってね。

でも彼女らは再結成したわけではない。ソロ活動でもキャンディーズ時代の歌を封印した。伊藤蘭がキャンディーズ時代の曲を歌ったのは解散から41年後だ。

 

同じく人気絶頂期にマイクをステージにそっと置いて去っていった山口百恵は、三浦友和の妻として支え表舞台へは出てこなかった。最近でこそキルト関係でちょこっとだけ取り上げられたが、芸能界復帰したわけではない。

 

平成の歌姫・安室奈美恵。引退宣言してから1年間壮絶なライブを続けて(噂では1000億売り上げたそうだ)、花火のように散って去っていった安室奈美恵は多分復帰しないだろう。出てこないだろうな、いくら持ち上げられても要望されてもね。

 

小室哲哉が彼女に書いた楽曲は数多くあるけれど、『CAN YOU CELEBRATE?』には驚かされた。

歌詞も変だし(つながりがない)、メロディはいきなり変わるし、変調するし。まるで数曲のストックを無理やりリミックスしてつなげたみたい。QUEENの『BOHEMIAN RAPSODY』みたいだ。しかし、紛れもなくいい曲である。名曲である。

 

小室哲哉の曲でもう一曲。

渡辺美里の『My Revolution』。これまたいい曲なんだが、こんな難しい曲もない。この歌をカラオケで歌ったらわかる。どれだけ音階上げ下げさせるねんってくらいしんどい。コード(音程)が取れない。

佐野元春のバックコーラスオーディションに来た彼女のソロデビューから、小室哲哉はずっと関わってる。

 

そんないい曲をかける小室哲哉を、そりゃ音楽業界がほっとかないのもわかる。

わかるよ。でもなぁ・・・。

ちょっと早すぎないか?

ちょっと適当すぎないか?

ちょっといいかげんすぎないか?

 

渡辺麻友が2年後に復帰したら、ファンはどう思うんだろう。「待ってました!」となるのかな。小室哲哉の復帰も「待ってました」って人が多いのかな。

 

とかなんとか言いながら、氷室京介が復活するらしいってニュースが入ってきてる。

これは嬉しい。

9月に発売される、B'zの松本孝弘のソロアルバム『Bluesman』。この中の『Actually』って曲でヒムロが作詞とボーカルで参加してるとのこと。

 

 

氷室の引退は耳が原因で、これまでのようなコンサートとかアルバム制作は無理!ってことで、ライブや通常の音楽活動からの引退で、曲作りやプロデュースなんかは続けて行くって言ってからね。(ヒムロ信者だからかなり贔屓目)

 

ヒムロとコムロとアムロ。

一度引退してからの復活はちょっと複雑だ。