朝8時過ぎ、始発の某駅から3つ目のバス停を「○○停、通過します」と言いながら通過して、4つ目のバス停で一人の乗車があって、5つ目のバス停へ向かっている途中… 二人の若い女性が運転席横までやってきて「あのぉ… ○○停は…」と言った。私は「えっ!?」と驚いた。彼女たちは「過ぎちゃいましたか?」と言ったので、私は「えぇ、二つ前に…」と答えた。彼女たちは「歩いてどれくらいかかりますか?」と言ったので、私は「15分… 20分くらいかかるかもしれませんね」と答えた(地図で見たところ約1.2km)。続けて、右斜め前方のバス停を指差して「もしもバスに乗られるならば、あそこでお待ちください」と言った。が、私のバスが信号待ちしている間に、逆方向のバスが来てしまった… 今のように何かとウルサイ時代でなければ、その場で降りてもらって逆方向のバスに乗せられたかもね。
それから数時間後の午後1時過ぎ、朝と同じ某駅から車庫停(営業所前)までの路線を走ったのだが… 終点の車庫停に着いた時、二人の若い女性が運転席横までやってきて「あのぉ… 忘れ物を取りに来たんですけど、営業所はどちらに…」と言った。私は「あぁ、その信号を右へ入ったらすぐにありますよ」と答えたのだが… 今のように何かとウルサイ時代でなければ、「このバスはどうせ車庫へ入るから…」と言って、そのまま乗せてあげたかもね。
もちろん、それが若い女性であろうとなかろうと関係ありませんよ。老若男女不問「もしも、そうしてあげられたら…」と思っただけです。今は昔… そんな時代もあったかもね。
今朝、超満員の学生を乗せて某駅から某所(某学校)へ、2~3分遅れで走っていた。某学校での折り返し時間が3分しかなかったので、少しでも早く行きたいと思ってバス停を発車… すぐに、前方の横断歩道の左脇にウインドブレーカー姿の男性が立っているのを発見した。私は一瞬迷ったけれど、横断歩道手前でバスを止めた。が、その男性は横断歩道を渡ろうとせず、私が「どうしたのかな?」と思っていると、後からやってきた高校生たちが渡っていくだけだった。私は「何なんだ? 紛らわしいなぁ~」と思って再び発車…
数分後、私が某所から戻ってくると、その男性はまだ横断歩道脇に立っていた。私のバスは信号待ちのプチ渋滞に遭い、横断歩道の手前20~30mのところで止まってしまった。すると、反対車線を走ってきた一台の車が、先程の私と同じように横断歩道手前で止まった。しかし、その男性は「行って、行って!」と手で合図をしていた。まったく… その男性のせいで止まっているのは、私のバスとその車だけではないだろう。自分が邪魔だということに気付かないのだろうか… 他の歩行者のために車を止めたかったら、横断歩道から少し離れて立っていて、必要な時だけ近くに来ればいいだろう…
その男性、ひょっとして近くにある高校の先生なのか? ならば、小学生の保護者のように“横断中”と書かれた旗でも持っていてもらいたいものだ。ホント、紛らわしい… 朝の忙しい時間に…
担当コースの順番によっては、オートマチック車が2~3日続くこともある。そして、次の日がマニュアル車だったりすると、アイドリングストップ機能でアタフタすることが…
オートマチック車で右折待ち等する場合に、エンジンを止めないように始動ペダルを踏みっ放しにして… という動作は、マニュアル車になってもクラッチを踏みっ放しだから問題ない。が、私の全身がオートマチック車対応になっているので、ギアのチェンジを忘れてしまう。そして「さぁ右折だ」と思った時に、バスの「ゴゴゴゴゴゴ…」という辛そうな声を聞いて、慌ててギアを下げるのであった…
あるバス停で時間調整するために、私は「○○停、止まります」と言いながら減速… そして、バスは「プスン! ピィ~~~~~ッ!」とバス停に止まった。「ピィ~ッ」というのはエラー音… そう、私がクラッチを踏み忘れて“マジ・エンスト”してしまったのである。私は平静を装って「発車時刻までしばらくお待ち下さい」と言いながら駐車ブレーキをかけて、「ピィ~ッ」と鳴り響いているエラー音を消したのであった… 気付かれてる? 気付かれてない? シィ~ッ…
半弊社のように“運賃前払い制”の場合、途中で運転士が席を外すわけにはいかないので、発車時刻の2~3分前にバスを乗り場へ着けることになっている。
今日の午後、そのように某駅の乗り場へ着けたところ、20名ほどの乗客の列の後ろに一人の美しい外国人女性がやって来て、最後尾の乗客に何か話し掛けていた。乗客が一列になって続々とバスに乗り込み、いよいよ彼女が乗ろうかとなった時、彼女の口から「某大手スーパー」という単語が聞こえると、彼女の2~3人前にいたおばさんが「バスは通り過ぎちゃうから、歩いた方が早いよ!」と教えてくれたのだが… 残念ながら、私には通訳できなかった。当然、彼女に日本語が理解できるはずもなく… 今度は私の顔を見ながら「ポストオフィス」と言ったのだが、それも某駅と一つ目のバス停の中間くらいで… どのように説明して良いか分からなかった。気が付けば発車時刻を1分ほど過ぎていて… 私は「ゴメン! 何を言っていいか分からない…」と手で合図して扉を閉めた。彼女も「いいです、仕方がない…」というような表情を見せ、分かってくれたようだった…
完全弊社のように“運賃後払い制”で、発車時刻のずっと前からバス乗り場に着けていれば… ゆっくりとメモ用紙に書いて説明できるのになぁ… と思ったのでありました。ちゃんちゃん!
毎度のことながら、通勤ラッシュが終わると同時に“シルバー軍団”が乗ってくる。が、何処にも悪い奴はいるようで… 続々と乗ってくるシルバー軍団に紛れて、フリーパス等も見せずに乗ってくるババアが…
実は、先週あたりも同じバス停で同じようなことがあったけれど、「フリーパスを提示された瞬間を、私が見ていなかっただけかもしれない」と思って、何も言わなかったけれど…
今回は、私がしっかりと全員をチェックしていたので、すぐに「すいません」と呼び止めた。すると、そのババアは「あっ」とも「ごめん」とも言わずに、予め手に持っていた200円を運賃箱へ… このようなババアは、シルバーではなくてグレーだな…