先日、「バスに轢かれそうになった!」という、とても激しい苦情が入ったらしい。私が聞いたのは【バスが某駅ロータリーから一般道沿いのバス停への出るために“信号のない横断歩道”を横切った時、その横断歩道を渡ろうとした男性に“バスの後部”が当たりそうになった】ということだった。バスの“後部”ということは、自分の歩みを止められたことに腹を立てただけではないかとも言われていたのだが…
昨夜、私は「そんなことで!? まぁ、いいや。とりあえず、一度チャレンジしてみよう。歩行者等の流れが完全に途切れるのを待って、それらの動きを止めることなくバス停へ出て行くように…」と思っていた。そして、バスの発車時刻が近づいた午後9時40分過ぎ… 通常は“発車時刻の2~3分前に乗り場へ着ける”ことになっているけれど、その時の私は少し早く4~5分前にゆっくりと待機場所から動き出した。
例の横断歩道を前にして、私は一時停止した。2人の歩行者が渡っていたからである。が、すぐに2人は渡り終え、私はバスを動… と思ったら、逆方向から1人の歩行者が… それを待っているうちに、今度は自転車が… 次は数名の若者が… スケボー野郎まで登場して… またまた歩行者があっちからこっちから… 私は「えっと… 今は… 夜の9時40分過ぎだよねぇ? こんなに人が来るんだっけ!?」と驚いた。
その原因は… 横断歩道を正面にしたバスから見て、右斜め後方にある某駅の改札口である。横断歩道の左方向から来て、某駅の改札口へ向かう人… 某駅の改札口から出てきて、横断歩道の左方向にある交差点を目指す人… それがまたパラパラパラパラと… まとまって来てくれないのである。
結局、“完全に途切れるまで待つ”つもりだった私は3分30秒間まったく動けず、発車時刻の30秒前になってしまい… 左方向から横断歩道へ向かってくる2人の歩行者の存在に気付いていたけれど、ゆっくりと前進して道路へ出た。その時、左のミラーには“私のバスに足止めされた2人”が映っていたのだが… 私は「先日の苦情もこんな感じだったんじゃないの?」と思った。
午後11時半頃、営業所へ戻ってから「今日、バスに轢かれそうになったという苦情は入りませんでしたか?」と聞いてみたが、どうやらなかったようで… 当たり前か。しかし、この某駅にはちょくちょく行くので、今後どうすれば良いのか考えなければならない。冒頭の苦情のせいで“横断歩道で歩行者の進行を妨げるな”みたいな指示が出ているから、昨夜の私のような状況でも苦情がくれば「だから言ってるだろう!」と怒られるだろうし… それを恐れて発車時刻を過ぎても出て行けなければ「何をもたもたやっとるんだ!」と言われるだろうし… 究極の選択みたいだな。ハハハ…
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