バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

見ているようで見ていない私

2013年10月28日 22時32分29秒 | バス運転士

あるバス停に接近して行くと、1人の男性が道路に身を乗り出して待っていて、その後ろに2人のお婆さんが立っていた。私は「そんなに身を乗り出していたら、ミラーが当たるかもしれない」と思って、いつもより歩道から離してバスを止めた。

降車ランプが点灯していたので、私は前&中扉を同時に開けた。そして“中扉周辺が映る車内ミラー”をチラッと見て、お婆さんがゆっくりと降りているのを確認した。

すぐに前扉に視線を戻すと、2人のお婆さんが「お願いします」と言いながらフリーパスを見せた。2人が着席するのを確認して、前扉を閉めて発… と思ったら、大きなバス停の陰から“身を乗り出して待っていた男性”が現れたのである。

てっきり乗ったと思い込んでいた私はビックリ! 再び前扉を開けて「乗られますか?」と言った。すると男性が「このバスは○○停に行きますか?」と言ったので、私は「はい、行きますよ」と答えた。さらに「△△停には行きますか?」と言ったので、私は「はい、行きますよ」と答えた。

このような“ちょっとしたミスさぁ~!”を重ねる度に「自分がここまで単細胞だったとは!」と情けなくなる… と同時に「こればっかりは仕方ないじゃん!」と開き直ったりして… 自分の中では、常に「オマエはアホかぁ~!」と「そうでもないんじゃないのぉ~?」を繰り返している。多分、これは死ぬまで続くだろうなぁ…


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