某テレビ局の“矛盾の対決を楽しむ番組”でヤラセがあったと騒がれているが… そのような“実際に起こった出来事の順番を、編集で変えてドラマチックにする”なんてことは当たり前だと思っていた。良い悪いは別として…
例えば“幻の魚を釣る”みたいな企画があって、実際には初日にアッサリ釣れちゃったけど、編集で「今日を最後に、日本へ帰らなければならない」とかナレーションを入れて、いかにも最終日に釣れたようにするとか… 本当はいくらでも釣れるのに、いかにも釣り上げるのが難しいような振りをするとか…
先日、同じテレビ局の“芸能人が五人一組で対決するクイズ番組”でも、某予備校の有名先生が「あまり調子に乗った発言をすると、問題をすり替えられちゃうからなぁ…」みたいなことを言い、それに対してレギュラー出演者の一人が「先生、テレビのそういうところばっかり覚えてしまって…」みたいなことを言っていた。
私は、そのやり取りを聞いて「やっぱり、そうだったのかぁ~」と、長年のモヤモヤをスッキリさせることができた。この番組に限らず、一方のチームが大きくリードしそうな展開になると、両チームの得点が僅差になるように、急に問題が難しくなったと感じることがあるし… 回答者が「××番の問題をお願いします」と言って、いかにも自分で問題を選んだような演出がされている番組もあるけれど… まったくもって怪しいモノである。
クイズ番組以外でも、出演者の服装や装飾品が途中で変わったり戻ったり… パネルの一部が剥がされたはずなのに、一瞬で元に戻っていたり… そんな場面にちょくちょく遭遇する。まぁ、それは発言の順番を変えた方が面白いとか、視聴者に分かりやすいとか… 何らかの理由があるのかもしれないが…
さて、バスの運転士が“バス停の順番を編集”したら… そりゃ大問題である。A停→B停→C停と行かなければならないところで、道を間違えて勝手にA停→X停→Y停→Z停→C停と走ってしまうとか… 夜遅くにA停→B停→営業所へ帰ってしまうとか… 大昔の完全弊社では、それが「大問題だ!」という雰囲気ではなかった。しかし、今は大問題… というか、それが当然の感覚である。もしも、当時の雰囲気のまま仕事を続けていたら… 私も染まっていたかもしれないなぁ~
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