子供の頃起こった話です。
夕方庭で
「ニャーニャー」
と猫の鳴き声がするので姉が見に行きました。
戻ってきた姉は呆然としており
「どうしたの?何があったの?」
とみんな言いました。
「猫が・・・空き缶かぶって・・・2匹・・・」
と要領を得ないのでみんなで見に行くとそこには子猫が2匹。
2匹ともサバ缶かなにかの空き缶を頭にかぶった状態でフラフラしてました。
どうも、落ちていた空き缶に残ったサバ(かなんか)の食べ残しをペロペロしているうちに頭がすっぽりとはまって抜けなくなった・・・何も見えない・・・困った・・・どうしよう・・・で、ニャーニャーいいながら歩いているうちに我が家の庭にたどり着いた・・・・×2匹
・・・とまあ、そういうことのようでした。
父が猫の頭を押さえて無理矢理空き缶を外してやりました。
痛かったみたくてぎゃーぎゃー鳴いてましたけど、まあ空き缶かぶったまま成長するよりはいいだろう、ってことで我慢してもらいました。
自由になった子猫たちはどこかへ走っていきました。
そんなことがあってから私は魚の缶詰の空き缶を捨てるときには
「子猫がはまる・・・子猫がはまる・・・」
という恐怖観念にかられて、憑かれたように洗いまくってからでないとコワくて捨てられません。
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