まぜごはん

ミーハーなマチルダが気まぐれに
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ラブ&デス ~ 英国紳士アイドルに恋をする

2021-03-31 23:33:00 | 映画 ヨーロッパ

「詩人の恋」(ネットフリックスで配信始まりました。)を観に行ったとき、あるシーンに既視感を感じました。

それは詩人のテッキが年下の青年セユンに「君の面倒はみるから一緒に暮らそう」とダイナーみたいな場所で申し出るシーンです。


その時思い出したのは「ラブ&デス」という映画でした。

1997年 イギリス映画 

監督 :リチャード・クウイートニオスキー



相当昔に1回観たきりなんでウロ覚えですが大体こんな感じの話で…

イギリス人作家のデアス(ジョン・ハート)がたまたま入った映画館でE.M.フォスターの映画を観るつもりが間違ってアメリカのアイドル映画を観てしまう。(「ホット・パンツ・カレッジ2」っていかにもノーテンキな感じ)

「こんな低俗な映画観る必要なし」と映画館を出ようとした時、主演のロニー・ボストック(ジェーソン・プリーストリー)に心を奪われ、その後彼をみるために何度か足を運ぶ。

アイドル雑誌を買ったりビデオを手に入れたり。そしてロニーが住んでいるアメリカ、ロングアイランドまで行ってしまうのです。(推しのためなら海も超えちゃう〜)なんかかわいいです。


ジェーソン・プリーストリーのロニー役は「ビバリーヒルズ高校白書」セルフパロディのみたい。

ロングアイランドでロニーの家を見つけ出しロニーの馴染みのバーで情報収集してなんとかロニーに近づき顔見知りになり…

やがて演技について語り合うくらい親密になる。台本の内容について、とかそんな話もしたんじゃなかったっけかな。

そして演技者としてさらに高みを目指すために面倒をみるから一緒に来ないか 的なことを言ったんじゃなかったか、と思います(うろ覚え)

そして「若者が年配者に庇護を受けるのは別に恥ずかしいことではない。例えばランボーとヴェルレーヌは…」とデアスがいうとロニーは「スタローンのランボー」を思い浮かべたみたいですが

名優ジョン・ハートのどうしようもなくロニーに惹かれていき自分でも信じられない行動力を発揮する英国紳士役が可愛くておかしくてちょっと切なかったです。


また観る機会があったらぜひ観たいです。







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