五分の魂

だらだら思ったこと。

練習。

2013年06月26日 00時59分48秒 | 日記
帰りの電車の中で。

彼女が席に座っていて、その彼氏が前に立っておりました。

なぜそのカップルに目が止まったかというと、彼女が、彼氏の穴あきジーンズに手を入れていたから。

吸い寄せられるように見ちゃったんだよね。
ぎゅいーんと。


順番でいうと、

①視界の端に何かが見えて吸い寄せられるように目が行く。
②その理由を探ってみると、女の子が男の子のジーンズの穴の開いたところに手を突っ込み、膝を撫でている。
③ああ、カップルなのねと思う。
④無関心を決め込む。
⑤だがしかし、気になって仕方がない。
　
思考は、以上のとおりです。
では、実際の目の動きはどうか。

①ボンヤリしてして何も見てない。
②黒目だけが自動的に動く。
ほ顔がそっちに向く。
④見てないふりをして顔を元に戻す。
⑤黒目だけがそちらを向いてしまうのを頑張って正面にする。
⑥視線は真っすぐを保ちつつ、全神経、全視神経は、そちらに向かっている。

「ぎゅいーん見」と名付けよう。

もう、それからあとは、ぎゅいーん見の練習ばかりしてしまう。

皆さんも、二度見を練習したことありますよね。

二度見するときは、何か、しっかりした目的がある時。しかし、その目的よりも気を取られることが起きた時。
例えば、山手線に乗ろうとしている時に、ホームでゆで卵をオデコで割って剥こうとしている人がいた時。

ぎゅいーん見は、何も目的がなくボンヤリしている時に、とても気を取られることが起きた時。

ボンヤリ前を向いては、黒目だけ先に動かし、続いてつられるように首も動かす。

黒目の動かし方と、首を動かすタイミングが重要だ。
まぶたの力の入れ具合とか。

これを力を抜いてやれば、ぎゅいーん見になりますが、力を入れてドラマチックにやれば、「犯人は・・・あなたです!」にも応用できる。
その辺のさじ加減の問題。

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