それさえもやはりヲタクな日々・・・

まったり生温いヲタク生活を続ける今日この頃を、ゆるゆると書き連ねる

『妖奇士』説八をみました~

2006-12-04 14:53:56 | アニメ
近頃はまっているGYAOアニメ『天保異聞 妖奇士』の第8話を観ました。

GYAOでは地上波から約1週間遅れ(正確には9日遅れ)で配信されているみたいです。

ありがたいのう。
うちのように地上波がやってこない(?)家にはとてもありがたいです。
どの番組もCS放送かネット配信かしてくれればいいのにと思うけど、今の仕組みじゃ無理なんだろうなあ???

で、『妖奇士』説八「狐芝居」

このアニメは出だしは39歳の主人公竜導往壓くんの過去からの異界との因縁話、次に同じく不思議な力を持ったアステカの血を引くアトルと彼女が自分の力で生み出した妖夷ケツアルコアトルとのお話、3つ目が今回からの芝居一座に生まれ男として育てられた宰三くんの物語。

このままいくと次は「山の民」というアビくん、女装の神官江戸元閥くん、最後が小笠原・・・・えっとなんだっけ・・・・とにかく蛮社改所頭取くんと一巡しそうです。
一巡した後が話の本番?

まあ、それは置いといて、今回はお狐様の妖夷、豊川稲荷さん(?)がおでましになりました。

往壓くんが異界の力を使って(モノの本質を探り当て漢字で現しちゃう力。文字の持つ意味から武器になったりしてとっても便利。漢神(あやがみ)というらしい)作り出した雲七の妖夷を除くと、はじめて人の言葉を話し、人と同じようなタイプの知能をもった妖夷の登場です。

芝居小屋の跡取り(のようだ)に生まれながら、女であったために男装で過ごし、それでも13歳で舞台に上がれなくなった宰三くんの屈折した想いを利用して心理攻撃をかけてきます。

宰三の「宰」の字は宰相の宰だけど、もともと罪人の意味があり、その名をつけたのが父親だと知って生まれながらに己は咎人であると思い込んでる健気な宰三くん。

でも、そんな漢字はいっぱいあるんですよ、宰三くん。

美人の美は羊が大きいことなんですよ。
美しいのもとの意味って、大きく肥え太った羊クンが立派ですばらしいことなんです。

美子さんって「でっかい羊のように肥え太って立派な子供」だと思って、子供につける親はいません。
文字は原義ではなく常用されて意味で考えるべきではないんでしょうかねえ??
まあ、きっと落ちは、往壓が漢神を使うと宰の字の別の意味が出てきて「おおそうだったのか、白川先生」となるのかなあ、とか想像していますが。
それとも父ちゃん、何も考えていなかったとか・・・・。
希望をこめて、こっちの落ちに1票!


このアニメは漢字の原義や解説を白川静さん著の「字通」(字統だっけ?)からとっているようです。
宰三くんの時代に白川先生がいたらきっとそんなに悩まなくて良かったのにね。
いやもしかするとこの時代に白川先生がいたら、いい字だと思ってつけたのに、実は!!な事件がいっぱい発生するかもしれませんね。

今回は豊川稲荷にだまされた宰三くんが、神に捧げられた舞を舞ってそこらへんで眠っていた(?)妖夷を目覚めさせてしまう所まで。

宰三を追ってきたアビと元閥は狐に化かされて足止めを食い、往壓は前回ケツアルコアトルと合体して馬の姿になった雲七の力を借りて乗り込んできます。
雲七くんも妖夷なので人間向けトラップは用をなさないとか。
便利だなあ、雲七くん。


私の趣味としては、何を考えているかわからない山神様のような怪獣系妖夷が好みなのですが、お話がおもしろければ何でもいいので、こじんまりとはまとまらずスーパー伝奇アクションアニメ(命名あららぎ・・・「いろはに・・・」よりアクションが増えた・・・・orz)として、もっと破天荒にド派手にやってくれないものかなと思っております。

単に怪獣がいればいいというのもありますが。

さて、宰三くんはどうなってしまうんでしょうか。
来週の第9話では解決しないようですしね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする