安亭ツーリング

お国が決めた７連続勤務のおかげで、今日から３連休。
最終日が「晴明節」という祝日なのだ。
土日働いた分、月火と合わせて３連休になるという具合。
喉元すぎるとなんとやらで、あれだけゲッソリした
連続勤務も忘れて、今日からゆっくり出来ると思うと
気分も良い。しかもここ暫くは晴天続きだ。

まず初日の今日は、仲間と一緒に安亭という場所まで
ツーリングに出かけた。市内から大体３０キロと聞いて
いたので、前回のツーリング程度だと思っていたが、
参加者は今月のレースに出ようという面々だったので、
かなり置いて行かれてしまった。
先々で待たして恐縮続き。

しかも行きは段差でリム打ちパンク。パンク修理キットで
何とか回復。帰りは何かを踏みつけたらしく、今度は
タイヤも裂けてしまった。ここでもチューブを交換。
騙し騙し行きつけの自転車屋（バイクホーム）に到着し、
ようやくタイヤとチューブを全交換。
しめて４４０元のところ４００元にオマケして貰った。
２本同じ色の在庫があるのがサイドがピンクのタイヤ。
さすがにこの色では、自転車をオーナーに戻すときに
悪いかなと思ったけれど、メンバーが「春らしい色だ」
とか言ってくれたので、それもそうかと思った。
確かに今見てみても、中々イケてる感じがする。

しかし疲れた。(o´Д`)=з
足はつりそうになるし、パンクは２度も起きるし。
でも、タイヤ交換の経験も出来たし、パンク修理のおかげで
体力も回復出来たし。まぁ、あまり無理すんなって
事でしょうな。
パンク２回って不運に巡り会ったのだから、明日は宝くじを
買ったら当たるかな。楽しみだ。

中国の喫煙率

中国に来て気がつくのは、やたらと喫煙率が高いこと。
成人男子だと半分以上、ひょっとすると2/3以上が喫煙者かもしれない。

しかも困るのは、喫煙と決められた場所でも平気で嗜む輩が多い。
さすがに電車の中ってのは見たことが無いが、エレベーターの中とか
狭い歩道で歩きタバコとか。本当に勘弁して欲しい。

喫煙率の低さが文化の高さって話もあるけど、なんとかして欲しいですな。

上海初のツーリング報告

久々に天気が良くなった前の土曜日、上海チャリンコ倶楽部の方々と一緒に
ツーリングへ行った。何が良いって天気が良いのが一番だ。

天山路からちょっと南に曲がった場所にあるのが、いつもの集合場所らしい。
てっきり天山路沿いにあるのかと思っていたので、途中でメンバーと合流
出来たのがラッキーだった。集まったのは女性１名を含む１３人。
当初の目的地から少し近めの「南翔」に変更。しかしそれでは距離が足らないと
声が上がったので、もう少し先のＦ１上海グランプリ会場まで行くことに。
途中で練習組が離脱したので、最終的には９名で移動する事となった。

２０キロ近く走ったが、前回の余山コースに比べて路面状態が悪い。
陥没していたり、なにより道路補修が適当なので、ガタガタの道のりだった。
それでも漸く上海小籠包のルーツである南翔に到着。
上海中央の豫園にも南翔饅頭店があるが、ここが本場なのだ。
ここは古（ケモノヘンに奇）園という庭園で、ここで上海の小籠包が生まれた
らしい。入場券１２元を出して入っても良かったが、今日は見送る。



５分ほど休憩してから、今度はＦ１会場に向かって出発。
４月の中頃にはここでＦ１が疾走する。２日間の通しチケットで４千元近い。
ただ、メインスタンドでなく芝生席なら、コースの周囲をガードしている人に
２００元程握らせての裏口入学が可能らしい。さすが中国。www


上海グランプリのコースは、丁度「上」の字になっている。

このコースの天辺はシケインになっていて、車の速度が落ちるので良い場所
らしい。メンバーのひとりは、このエリアのチケットをゲットしたそうだ。
羨ましい。

レースも開催していないのになぜか人出が多かったのは、このあたりに
お墓が沢山あるかららしい。４月４日の清明節はお墓参りの日なので、
バスや電車が混まないうちに、お墓参りしようとする人が多かったのだろう。
メインゲートに移動して、開いているゲートから一気に侵入を試みたが、
しっかりガードマンに注意されて断念。入ってみたかったーーー。ww

補給食のチョコを食べるのを忘れていたので、Ｆ１会場を後にするころには
腹の虫が泣き出した。急いで南翔の街へ戻る事にする。
帰りは道の具合も距離感も分かるので、ほどなく到着。
小籠包発祥の店でたべたかったが、丁度昼で客が一杯。

仕方なく別の店に歩いて移動。流石に小龍包の里だけあって、こんなもの居た。

入ったのは園から徒歩３分の店。園内の店に入りきれなかった客で溢れて
いたが、何とか２階のテーブルを確保。

肉入り小龍包が２０個で２５元。蟹ミソ入り小籠包が１０個で２５元。
なぜか店員が蟹ミソ入りの方は美味しくないというので、全て肉入りの方で
注文した。５人のテーブルにセイロで４つづつ。湯気が上がる小籠包の団体は
それだけで食欲の中枢を刺激する。黒酢を入れた小皿とレンゲを使って
美味しいスープをこぼさないように注意しながら口に運ぶ。
美味い！！　少し皮が厚めだが、といっても口当たりは悪くない。
アツアツのスープをすすりながら口に放り込む。
最初は黒酢だけで食べていたが、少し酢がキツイ気がした。
次に自家製の辛い醤を入れてみたら、酢のキツさが軽くなって美味し。


一緒にオーダーしたのは酸辣湯。酸っぱさも辛さもイマイチだったが、
テーブルの酢と辛醤を入れたら美味しくなった。

ほかのメンバーはビールと一緒に流し込んでいたが、俺は痛風が心配なので
コーラをお供にして、あっという間に食べきってしまった。
腹いっぱいで３３元の割り勘。日本なら酒を飲まないと割り勘負けするが、
上海では逆にビールの方が安かったりするので、負けた事はない。w

帰りは道の悪さに気をつけながら走る。途中で会長が流れ解散を宣言。
俺は帰り道の同じ会長と二人で戻ってきた。
無事に帰宅。エレベーターで部屋にあがり、クエン酸と水を補給。
帰ってから水だけで２Ｌは飲んだかな。整理運動をして、翌日以降の
筋肉痛を防止。
走行距離は約７５キロといったところ。一気に観光名所を２箇所も
見られたのと、本場の小籠包が食べられて良かったーー。
久々の気持ちいい土曜日だった。