4の雑記集

当ブログは自分がその日の日記やゲームのメモを記していくだけの、実に非生産的なブログであります。

ゴッドイーター プレイ感想

2010-09-15 19:07:57 | 雑記
もう発売から大分経ったのに今更ながら買ってクリアしたので感想でもつらつらと。
バーストを機に購入される方が何かの間違いでご覧にならないように白文字で書いておきます。

----↓ここより白文字、反転してお読みください↓----

○ストーリーについて
全体的に見て色々と物足りなかったり説明不足なところがあるものの、それなりに綺麗におさめた感じ。
ゲームシステム的によく比べられるモンハンとは違い、ゴッドイーターはストーリーにかなり重点がおかれています。
ただ、よくあるRPGと異なり主人公(プレイヤーキャラ)は「物語の主役」ではなく、どちらかというと主役をサポートする名脇役という感じの存在なので、ところどころで疎外感を感じる場面があり、そういうのが気に入らない方には少々楽しめなさそうな感じであります。

また、台詞や演出が少々幼稚っぽい。。。というか児童向き漫画のような安っぽい表現が目について、その辺がちょっとなんとかならないかと思えました。


○主だった登場キャラクターについて

-主人公
ドラクエシリーズやペルソナシリーズでお馴染みの一切喋らない主人公。
もちろんこの手の主人公通り、余計な設定はありません。
本作においてこの主人公が主だった物語の起点となるのは序盤のみであり、その後は物語の主役であるソーマ様のサポート及び見届け役に徹することになります。

喋らない&関わりが薄い、といった物語上の立場のため「空気主人公」と呼ばれるご意見もありますが、そもそもこの主人公が序盤にアリサ様と感応現象を起こしていなければ、リンドウ様の死が謀殺だと疑われる事もなく、アリサ様も死んでしまい、物語後半アリサ様に助けれるはずのサクヤ様も死亡する。。。という感じの流れになってしまうという事を考えると、やはり物語上必要不可欠の存在であったと見られます。

ついでにこの主人公は後半からは常に主役のソーマ様の側についており、いうなれば「目立たないが堅実に仕事をこなして主役を立てる名脇役」という存在でしょうね。

ちなみにこの主人公、忘れられがちでしょうが最終的に設定上では「第一部隊のリーダー」、「リンドウを越える逸材」、「英雄の一人」という事なので、少なくとも実力的には登場キャラクターの中でもトップレベルとなります。


-ソーマ
この物語の「主役」。主人公はいわばこの方を助けるために存在していると言っても過言ではありません。
意外とデレ分が多いツンデレ男性で、頼りになると同時にどこか可愛らしい感じを受ける愛すべきキャラであります。
発売前のアニメーションプロモーションムービーを見ても解るとおり、このソーマ様は少々特別なゴッドイーターであり、物語の途中でその理由が明かされることになります。

とにかく見た目や言動に反してまっすぐで優しい方であり、さらにかなりの実力者で完璧人間に近い御方。最終的にはツンツン要素も丸くなってまさに非の打ち所がなくなるという、主役にぴったりの方となります。


-シオ
人型アラガミの少女。
主役のソーマ様に対するヒロインであり、中盤よりソーマ様と共に話の中心人物となります。
中の人も相まってかなりの癒し系キャラでありますが、残念ながら彼女に待ち受ける運命はあまりにも残酷でありました。。。
バーストの物語で救いがあれば嬉しいのでありますが、果たしてどうなることやら。。。


-リンドウ
第一部隊リーダーであり頼りになる兄貴分な方。
しかし、序盤のとあるイベントで消息不明になり、この出来事を機に物語が動き始めることになります。
主人公と共に過ごす期間は非常に短いでありますが、それまでの間だけでもかなり人間的にできた方というのが解り、非常に親しみやすいキャラをしております。

結果的に物語の終わりまでリンドウ様の死体がでなかっただけに、キャラクター内でもプレイヤー側でも「実は生きているのでは。。。」という希望的見方がありましたが。。。


-アリサ
主人公と同じ新型神機の使い手。
過去のトラウマを利用されて、気づかぬうちにリンドウ様謀殺の片棒を担がされてしまうという不運の少女。
しかもその後は用済みとばかりに殺されそうになるものの、主人公のおかげで助かることになります。

彼女は序盤と終盤近くのイベント以外はあまり見せ場がないのが悲しいところ。
同じ新型神機使いの主人公と同様に「縁の下の力持ち」が合っているのでしょうかね。。。


-リッカ
戦闘要員でなく技術班の方である女性。
物語上では脇役で声もない方でありますが、ちょこちょこ良い事を言う良キャラであります。
とにかく非常に良い子で、好感が持てる素晴らしいお嬢様。バーストでは是非扱いを良くして欲しいところであります。


○ゲームシステムについて
戦闘はスピード感があるモンハンといった感じでありますかね。
実際にプレイしてみれば大分違うのでありますが、言葉で説明するとそんな感じでしか説明できないのが難しいところであります。
ただ、かなり気になったのがミッションの傾向。中盤以降は2匹以上の大型アラガミを同時に相手することが殆どであり、その強引なバランス取りの仕方にはかなりイライラさせられました。モンハンのようにマップがエリア別に分かれていればこういうのも有りだとは思いますが、このゲームにおいてはNOであります。

ついでに戦闘に限らず、ここ最近各シリーズで利便性が上げられているモンハンと違い、こちらは全体的に大分不便な点が見られるのがかなりのマイナス要素でありました。
ついでにお金が稼ぎにくく終盤ぐらいにならないとやりくりするのに相当な苦労をしました。そもそも合成でお金がかかるのがケチすぎるであります。


○総評
戦闘を楽しむとしても、ストーリーを楽しむとしても、まあまあ及第点といった出来。
せっかく良い部分がたくさんあるというのに、制作側がそれを殺してしまっている感が強いであります。
もし次回作があるなら、もう少しユーザー側の利便性を考えて作って欲しいところであります。


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