4の雑記集

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FGO プレイ感想(3)「第二特異点 永続狂気帝国セプテム」

2021-01-04 05:08:11 | Fate系
サービス初期実装最後の章。
当時は3~4日ほどでここまでクリアして、クリア後に「え!ここからいつ来るか分からない次の章まで待ちぼうけ!?」と非常に困惑したものであります。(スマホゲーがどういうものか知らなかったので、ストーリーが中途半端なところまでしか実装されていないと考えもしなかったため)
一章のワイバーン地獄に比べると多少難易度が落ちた感じであったので結構トントン拍子で進ませられましたが、初登場の敵ボス魔神柱に初めて全滅させられてしまいました。
駆け足で進めてきたのでまだまだ殆どの手持ち鯖がまともに育成がされておらず、オルレアンの段階で優先的に育てていたジャンヌさんを中心に何とかクリアしたものでありました。


〇第二特異点 感想
ネロ・クラウディウスが皇帝として支配するローマ帝国が突如現れた侵略者「ローマ連合国家」と戦争を繰り広げており、主人公達は皇帝ネロと共にローマ連合国家と戦っていくというお話。
全体的に雑なところが目に付き盛り上がる場面も少なく、オルレアンと比べると少々物足りないストーリーでした。
エクストラシリーズで既にシリーズユーザーには知られている赤セイバーこと赤王ネロ・クラウディウスが話の中心なのですが、特に目新しい設定や劇的な展開があるわけでもなく…(一応ネロさん関係で何らかのフラグっぽい不穏な出来事もありましたが、それはこの章の中で明かされることもなかったので今後に期待でしょうか)

登場サーヴァントは今回も多いものの、最終章までに実装全サーヴァントを登場させるのが目的になっているのか前章から引き続きサーヴァントの使い捨てが非常に目に余ります。
こちらとしては登場人物たちのコミュニケーションや活躍が見たいのに極一部の登場人物以外は相変わらず数合わせ程度の扱い。
また、可能なら既に多く物語で語られた既存作品のサーヴァントよりFGO新登場のサーヴァントを活躍させて欲しいと思っているものの、序章からずっと中心人物が既存作品登場済みのサーヴァントというのがまた個人的に噛み合わないのも辛いところ。
今後のストーリーもどうなるか……少々不安感が強くなっております。


〇登場キャラクター感想
▼味方サイド
-ネロ・クラウディウス

エクストラシリーズのメインサーヴァントの一人であるグロテクス皇帝。
今回はサーヴァントではなく生きていた人間の頃のネロ・クラウディウス。
エクストラの時とは立場が異なるので言葉使いと接し方に違いはあれど、ほぼお馴染みのネロそのもの。
特にこれといって気になる点や新たな要素もなし。
作中で時折起きていた意識散漫&魔力感知現象が何を意味するかも今は不明。


-ブーディカ

誇りのためにローマ相手に戦った復讐の女王。
本来最悪の相性であるはずのローマの皇帝ネロに力を貸している。
時代的にいかにも物語にガッツリ関わるのかと思いきや、別にそんなこともなし。
マシュに力を貸しているサーヴァントに反応を示した以外はこれといった活躍もなく、逆に敵側に捕らえられてしまうという役どころ。
囚われの身からは割りとすぐに救われるものの、その辺の描写がバッサリ切られているので一瞬ストーリー読み飛ばしたのかと不安になったり。
その後も大きな見せ場もなく、終盤は別行動をとっていたためか別れの挨拶もなく終わるのが何とも勿体ない。


-荊軻

始皇帝暗殺の刺客。呂布将軍と共にネロの客将となっている。
生前では暗殺に失敗して命を落としているものの、このローマでは既に二人のローマ皇帝を暗殺しているやり手アサシン。
キャラとしての掘り下げは殆どなく、淡々とローマ帝国勝利のために貢献していく舞台装置といった感じ。
終盤まで生き残っているものの、ブーディカと同様に別行動を取っていたために最後は別れの挨拶もないまま終了。
次に登場時はしっかりと内面描写とかやって欲しいところ。


-スパルタクス
弱者の英雄。叛逆の象徴ともいえる奴隷剣闘士。
特徴的な言い回しと圧倒的筋肉ボディが印象に残るバーサーカー。
大きな活躍描写も味方とのコミュニケーションもないまま雑に退場させられた不憫枠。


-呂布
エクストラでの強敵、三国志に登場する戦士。
会話ができないバーサーカーなせいもあり、ただ一度も碌に会話がない。
活躍といえるものもなく、スパルタクスと同時に雑に退場。
なんのために出したのか。


▼敵サイド
-ロムルス

ローマ建国の王。一応今回の敵側大ボス枠と見てよいのか。
なんと言いますか…何らかの感想や感情を抱く前にさっさと退場されてしまったのでコメントに困る方。
前章の黒ジャンヌ同様主人公達とはほぼ絡みはなくネロのために用意された敵という印象。


-カリギュラ
ローマ帝国三代目皇帝。
言葉は発せられるものの意思疎通は不可能なバーサーカー。
元からネロを溺愛していたのか狂化で危ない方向に捻じ曲がっている模様。
これといった役目はなくボスA程度の扱いで退場という不憫枠。


-カエサル

「ブルータス、お前もか?」の方。
喋れるので会話があった分はカリギュラさんよりマシだろうか程度の扱い。
この程度で退場させていいのかと問いたいほどの短い出番で終了。


-レオニダス

スパルタ王でありテルモピュライの戦いで有名な大英雄。
この方も上記カリギュラ&カエサルと同様に殆ど出番という出番がなく退場。
数合わせにしても酷すぎる。


-ダレイオス三世

ペルシアの王。喋れない系のバーサーカー
上記三名より更に酷い扱い。前章のランスロット卿を超える勢いで退場。
喋れないバーサーカーは消耗品レベルかと思わず口に出したくなるほどの雑さ。


-アレキサンダー&孔明(エルメロイ二世)

Zero視聴ユーザー向けの特別出演?
アレキサンダーのネロに対する態度が個人的にどうにも印象が良くない。
色々意味深なことを仰ってましたが、特にその後の話に関わるようなものでもなく。
ユーザーサービスのつもりで出演させたのなら扱いはもうちょっと丁寧にして欲しいと思うところ。


-アルテラ

フン族の大王アッティラ。本章のラスボス。レフ・ライノールの手で召喚されてすぐに暴走。
最後のボスでありながらキャラの掘り下げが色々足りないのがあまりにも惜しい。
破壊の大王を名乗り対城クラスの宝具を使うなど戦闘能力は一歩抜きん出たサーヴァントの模様。
ネロ曰く「在り方に大いなる矛盾と痛みを抱えている」との事だが、その辺は詳しくは明かされずに退場。
今後他のストーリーで語られるのか。


-レフ・ライノール・『フラウロス』

序章からちょっと久しぶりに登場。すっかり怖い顔が板についている。
聖杯を使い次々とサーヴァントを召喚して主人公達を妨害していくが、最後は自身が召喚したアルテラに真っ二つにされて退場。
魔神柱という何とも不気味な戦闘形態に変身する事ができ、明らかに普通の人間とも魔術師ともいえない怪しさに溢れていました。

「君たちは既に終わっている」「我らが王の寵愛」「七十二柱の魔神」といった気になるワードをジャンジャン発言されるので考察しがいのある方。
七十二柱の魔神というのをそのまま受け取るなら古代イスラエルの王であるソロモンが使役した悪魔たちの事でしょうし(レフが名乗ったフラウロスという名がモロにそうですし)
であれば我らが王というのはそのまま「ソロモン」の事を指していると考えられますが……まあ答え合わせはストーリーの続きに期待であります。


▼その他メンバー
-主人公
オルレアンから思っておりましたが、没個性にするためなのか選択肢のセリフがあまりにも無感情な感じがしてちょっと怖い。
序章の頃はそこまででもなかったと思うのですが、その次のオルレアンではロボットかな?と思うぐらいの無機質な言動で不気味さすら感じてしまうところ。
もしかして製作側の方でもどういう風に扱うべきか指針が定まっていないとかなのですかねえ。
個人的にもうちょっと人間味を感じさせて欲しいところ。


-マシュ
主人公とは別の意味で何か人間味の薄さを感じます。
冷たいとか薄情という訳ではないのですが、事態のど真ん中にいるはずなのに一歩外側から観ている目線といいますか…言動がたまに冷ややかというか容赦ないというか…とにかく心の何かが欠落しているような印象。
明らかに出生に問題を抱えているという事はここまででそれとなく示されておりますので、その辺とやはり関連があるのでしょうかねえ。


-レオナルド・ダ・ヴィンチ

序章終わる間際からちょこちょこ登場されていた女体化芸術家。
ストーリーにあまり関わらず基本的に後方支援だけにやる事を留めているのか微妙な存在感な方。
かなり前からカルデアにいたものの、序章の出来事があるまで「技術顧問のレオナルド」として自らの正体を隠していたとの事。
現状は主にプレイヤーに対するメタ的な説明をするのが役割と見ていいのやら。


-ステンノ

SNのライダーであるメドゥーサさんの姉。
ヒント役のお姉さん。それ以上でもそれ以下でもなく。


-タマモキャット

エクストラCCCにチラッと登場されたタマモナインの一人…らしい。
冗談みたいな恰好と出番。さすがにおふざけが過ぎました。


-エリザベート・バートリー
この出番必要ありました?


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