ディア・ペイシェント～絆のカルテ～

NHKらしい、テーマの有るドラマ。

患者に真摯に寄り添おうとする女医千晶（貫地谷しほり）の奮闘記。

優しすぎる故に患者とのトラブルに巻き込まれるが、次第に患者の真意を見抜いて癒していくというハートウオーミングなドラマ。

なのだけど、

ドラマの目的としては、ドラブルあって解決！でスカッとする…なんだろうけど、いかんせん千晶がクレームに対して反論も何も的確にできないところがイライラする。女医さんはもっとしっかりしてますよ。

そういう設定だから、粘着してくる患者の座間（田中哲司）がどんどんエスカレートして来て深夜病院に侵入して暴力働いても問題にしないことになるのだけど、それはおかしいよね。

なよなよした設定にしなくても、しっかりとした意見を言いつつも患者に寄り添う医者というドラマにしてほしかった。

おじさんはカワイイものがお好き。

深夜なのに、今季一番楽しいドラマ

イケてる４３才のおじさんが、実はかわいいキャラクターが大好きっていうお話。

眞島秀和さんのできる男のカッコよさと、「パグ太郎」に夢中になるギャップが上手くて最高。

心の中を語るナレーションも秀逸。

次第に同士が増えていく過程も一緒にドキドキしながら楽しめます。

かわいい古宇部長の佐藤正和さんもツボ。この方知らなかったけどいい味出してますね。

竜の道 二つの顔の復讐者

両親を陥れて自殺に追い込んだ会社社長に、双子の息子が復讐していくという話。

復讐の過程でいろいろな要素でちょっとずつずれていってしまうので、そういうハラハラするシチュエーションが好きな人はいいかも。

しかし、ちょっとテンポ悪いかな。

確かに会社社長の息子や娘や、双子の妹が絡んできて、描いていた復讐のプランが崩れていく様はおもしろい。

が、そちらに重きを置きすぎると焦点がぼやけて、復讐なんてどうでもいいじゃない？と感じてしまう。

特に、妹はしっくり来ない。松本穂香扮する妹は天然なんだかしっかりしてるのかよくわからない設定だし、だいたい教師には見えないし二人の兄が好きになるような魅力は感じられない。

尚、次から次へと思わぬ横やりで毎回堂々巡りの感が、テセウスの船のようにも思えました。

私は早送りで見てる。

私たちはどうかしている ＆ ゆうべはお楽しみでしたね

前者は女性向けの恋愛コミックドラマ化

後者は男性向けの恋愛コミックドラマ化

ですよね。

男女反転してるけど、どちらも主人公が偶然超素敵な異性と出会うお話で、いわばマンガの王道。

まあ、ドラマってそういう感じなんですが、素直にその通りに進むのもおもしろいかも。