このところ、アメリカの連邦最高裁で重要な判決が相次いでいます。
一つは26日の同性婚を合憲と認める判決です。ここをどうぞ。
同性婚を認めない各州の法律は違憲であるというものです。
婚姻に関する権利は、憲法に明文の規定はありませんが、基本的な権利として
当然、憲法が保障していると考えられています。
その婚姻とは異性間のものだけでなく、同性間のものも含むと判断されたわけです。
したがって、各州は憲法14条に基づき同性間の婚姻を平等に認める義務があると
いうわけです。
また、25日にはやはり連邦最高裁は、通称オバマケア(医療費負担適正化法)
の貧困者に対する政府の補助金支給を合法と判断しました。
一つ目については、日本人には、分かりにくいように思います。
二つ目については、国民皆保険制度を認めないアメリカの考え方がおかしいと
思うので、この判決は当然と、われわれ日本人には思われます。
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現在、アメリカの山岳地帯を旅行中ですが、どこにいっても同じ風景が
延々と続くだけとのイメージでしたが、実際は、変化に富んでいます。
ネバダ砂漠、グランドキャニオン、モニュメントバレー、メサ・ベルデ、
サンタフェと毎日5~600kmをバスで移動していますが、名所以外の
車窓の風景も決して見飽きることがありません。
アメリカは世界一の超大国ですが、そういう大きなエネルギーの源は、
荒涼として、神秘的で、驚異的な大自然にあるのではと感じました。
(スピリチュアル・スッポト)