合意は時間の問題といったり、まだまだといわれたり、決着がつくのか
どうかさっぱりわかりません。ここをどうぞ。
これは政治問題なのでどういう解決もあり得ます。
最後はギリシャンのEU離脱をどうするかにかかっていると思います。
ただ今の段階ではギリシャに危機感がないように見えますので、
債権者側は妥協できないというのが普通でしょう。
年金についてだけは妥協できないというような案を出しているということですが、
どういう発想なんでしょうか、常識を疑いたくなります。
日本もそうですが、多くの国で、年金支給年齢の引き上げや支給額の減額などは
やむを得ないとしてされています。
また、チプラスはギリシャ一国を救えないようなEUならEUなんて必要ないのでは
ないかというような挑発的な発言もあったように見受けました。
まともな改革案を提示するようにとの債権者側の意向はもっともなことです。
ただ言えることは、期限切れと何度も言われながら、ずるずると来ています。
ということは、最悪の結果になっても、ごく一時的なショックはあっても、
EUやマーケットは、結局は「おりこみ済み」として動いていくのではと
予想します。
時間切れで国家経済が破綻したほうが、ショック療法として、ギリシャ国民には
いいかもしれませんね。
チプラス首相にしても公約違反と非難されながら、合意をするよりは、どのような
結果になっても「みなさんのお望み通りにしました」と居直った方がいいという
ことなのでしょう。
国民が学ばなければならないというわけです。
EUを離脱するかどうかは、それこそずるずるとなるわけです。
国家の行動も個人レベルでの行動もそんなに異なるものではなさそうです。
とはいうものの、やはり良識的な解決をみたいものです。