弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

方向音痴、さてどうする?

2022年05月15日 | 高齢者日記

いつのころからか方向音痴に気付いた。
行は良い。
行ければ帰りもいいはず。
ところが、そうではない。
初めてのところは、準備をするから問題なく行けるらしいと悟った。
なぜ、帰りは駄目か。
右左をしっかりと記憶しいるのもかかわらずである。
ふと、気づいた。行で右なら、帰りは左になるはず。迷うのは当然である。
ただ、幸いなことに、通りすがりの人に道を尋ねることには抵抗感がなかったので
何とかなった。

私にとっては、前(上)、下(後ろ)、右、左が基準だった。
まずいとわかった。

とうやら東西南北が基準らしい。
自分自身が磁石になったと考えればいい。

それ以来、方向音痴を克服しつつある。

ということで、逆方向で初めて住宅地の中を歩くことにした。
緩やかなカーブの真っすぐな道との認識だった。
お屋敷まちのはずなのに・・
右側の長い無骨なコンクリート壁が続いている。おかしい。

迷ったことに気付いた。

家に帰ってパソコンで地図を調べた。
最初のT字路で左に曲がったらしい。真っ直ぐ道なのにどうしたのだろうか?
何となく、四ツ辻のいくつかある道と認識していた。
だからT字路で、真っすぐ、すなわち、真ん中を選択したらしい。
道路幅が同じなので、間違ったのであろうと思う。

理由が分かった。
近いうちに挑戦する。
今度は絶対間違わない(自信がある)。

こんな風に、つまらない?ことに挑戦できるのも、時間にゆとりがあるからだ。
高齢者の特権である。

方向音痴、気にしない。
地図をしっかりと頭に入れ、東西南北の方向感覚を研ぎ澄ますことだ。
方法もわかっている。
頭の体操のいい機会である。

常に前向きに、それさえ忘れなければ、気にすることは何もない。
強がり?
それもいい。